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e-TAXのマイナンバーカード方式(6)


  • Posted by: F&F
  • 2020年1月21日 13:11

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値引きや返品に関して、これは支出を増やすのではなく売り上げを減じなければならない。
ようするに、売り上げにマイナスの数字を入れることだ。

売った時と返品された時で相殺して無かったことにするのは正しくない。
いったんは上がった売り上げで代金を貰い、それを今度は返すという仕分けが必要だ。

やよいの青色申告では返品などの処理が一発で出来るのだが、どう考えても誤った処理になる。
例えば1,000円の物を売ったあとで、それが返品されて1,000円を返したとする。
最初に売った時の1,000円は普通に売り上げとして計上し、1,000円の返金処理をやよいの青色申告に任せると1,000円を振り替えただけの処理として記載される。
つまり売り上げが減ったわけでも支出が増えたわけでもなく、ただお金が動いただけという処理だ。

Aの口座からBの口座に資金を移動すると振り替えになるが、それと同じである。
したがって売り上げが減じられることがない。
会計ソフトにバグがあるとは考えにくいので、返品や値引きに関してこの処理を使ってはいけないと言うことなのだろう。

個人事業に於いて全ての口座の全ての記載を忠実に入力するとなると、非常に多くの事業主借と事業主貸が発生する。
事業用銀行口座を明確に分けておくしかない。
そして事業用口座と他の自分の口座間で資金移動をしなければ良い。
口座への入出金は全て現金を介して行う。
そうすれば帳簿と口座を綺麗に合わせることが出来る。

事業用口座を分離せずに事業以外の取引を記載しなくても良いが、そうすると銀行の口座残高と帳簿の数字を直接比べることが出来なくなるので間違いに気づきにくくなる。
さらに口座の残高がマイナスになったりと不都合も起きる。
これはもう仕方が無いのでマイナスにならないように現金から振り替えるとか、実際の口座への資金移動とは異なる数字合わせをするしかない。
企業会計の場合はこのようなことは絶対に起きないのだが、個人事業の場合はそもそも事業と個人が一緒なのだから面倒だ。

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