鹿除けの網を外した

電気柵が切られることもなくなったので、先日鹿除けのネットを外した。
たかがネットなのだが、外すとスッキリ広々する。

もっと後でも良かったのだが、草が生い茂るとネットに絡まって面倒なことになる。
草が枯れている今ですら、枯れた草がネットに絡まって中々取れなかった。
10本植えた山桜、鹿除けは幹に断熱材をかぶせる方法を採った。
しかし鹿に食われ、1本だけが芽を吹いた。
その1本も昨年は鹿に食われてしまい、殆ど葉のない状態になっていた。
ダメかなと思いながらも鹿除けネットで囲い、先ほどみたら小さな芽のようなものが。
もしかしたら葉が出てくるかも知れない。

あとは電気柵が切られないことを祈るばかりである。
柵の内側に鹿が侵入すれば、あっという間に木々を食い尽くしてしまう。

網を外したので斜面の一部を造成？した。
これまでは切り倒した木の幹などを積み上げて土留めにし、土を盛って平らな部分を作っていた。
しかし木は腐るものであり、徐々に土と同化していく。
太い幹は未だ変化を見せないが、細い枝などは脆くなっている。
そこで、この部分に石を積んで石垣的ものを作ろうと考えた。
丸太を積むのは(重いけど)まだ良いとして、石を積み上げるのは大変である。
丸太に比較すれば1個の大きさが小さいというか、大きな石は運ぶことすら出来ない。
丸太の場合は重いのだが、1本で長い距離の土留めが出来る。
石は一つ一つ積み上げていかなければならないし、四角い石ではないので隙間が出来る。
隙間が出来にくいように、平たい石を重ねる方法では石がいくらあっても足りない。
なので、平たい石はそれを立てて使うように配置する。
と、不安定になって崩れる。

セメントで固めながら石を乗せていくのだが、接触部が少ないので接着強度が上がらない。
更には石垣部分は高さがあり、斜めに組んで行くような綺麗な斜面にもなっていない。
石を積み上げておけば、やがてそこに土が溜まって石がシッカリしてくるとは思う。
だが組み立て途中の今は不安定なのだ。