婚活者の苦悩だそうで

少し前に、少し話題になった話があった。
38歳の女性が結婚相談所で42歳の男性を紹介された。

女性は自称「若く見られる」「歌手のYUKIに似ている」「賞与を含まない年収は420万円」「預貯金は700万円」「贅沢は言わない、年収は年齢相応で見た目もある程度は我慢する」だそうだ。
(写真は歌手のYUKIさん)
しかし女性は紹介された男性を気に入らなかった。
年収や職種は良いとして、見た目がおじさんで「この人とは一緒に歩けない」と思ったそうだ。
これを結婚相談所の人に言うと「客観的に見て釣り合いが取れているんです。私たちはプロですから」と言われたという。
この一言で女性は頭に血が上ることになる。
何で！みんなから若いと言われる私が、なんであんなオッサンと一緒なのよ！

この女性は30代になると婚活を始めたそうだが、うまくいかなかった。
質問コーナーに書き込まれたこの女性文章に対して多くの回答が寄せられた。
質問コーナーの回答とは、回答と言うよりその回答者の主張であったりするのでトンチンカンで「結婚しなければ良い」みたいなものもあった。
もっとも女性にしても何を聞きたいのかはよく分からず、オッサンと合っていると言われた事への不満を書いただけのようだ。

見た目が若かろうが何だろうが実年齢は実年齢であり、出産などを考えれば難しいお年頃になってくる。
男女平等の世の中とは言っても動物としての特性が変えられるわけではない。
見た目も実年齢も30歳の人、30歳くらいに見えるけれど実年齢は40歳の人では印象が異なる。
特に結婚相談所であればスペックシートが先になるのだから、それに38歳と書かれていれば38歳なのだ。
まあ見た目が若ければ褒め言葉半分で、お若いですねと言うだろう。

結婚相談所に来る男性もこの女性同様の考えだとしたらどうだろうか。
俺は若く見えるから10歳は年下でないと嫌だと考えているとしたら、中々相手は見つからない。
実際に若く見えると思っているのは本人だけかも知れないではないか。
特に声、笑った時の声というか笑い方に年齢が出るんだなぁ。