コロナウイルスと景気の関係

日本の観光地から中国人が消えて閑散としている。
京都の町にも静かな世界が戻ってきている。

秋葉原も爆買い中国人旅行者の姿が消え、売り上げにも大きな影響が出るという。
観光客の減少による収入の低下は日本だけの問題ではない。
マカオでは景気の落ち込みに対応するため、法人税の引き下げや所得税の控除額を増やすなど、更には自動車や住宅の購入に際しての税金を減免するなどの対策を打ち出した。
カジノを閉鎖すると人件費などの赤字が毎日1.6億円以上になるそうだ。
他のアジア諸国でも景気対策を行うようで、いずれも補助金を出したり税金を下げたりする。

これが日本だとどうなるだろうか？
税収が落ち込んでいるので消費税を急遽15%に上げます、所得税と住民税も上げますなんて言いそうだ。
そもそもウイルス検査を保険適用にしていないので、通常の医療機関で検査がしにくい(患者の要求を受け入れにくい)。

総理は対策本部にいたのは数分で、その後は宴会で3時間楽しんだのだとか。
中国からも、日本の対応は甘いのではないか、危機感を持って欲しいと言われるほど。
感染者で死亡するのは中高年が多いと言う事で、ここで一気に高齢化社会にとどめを刺すのだと厚労省は思っているのかも。
中高年が死んでしまえば年金支出も大幅に減らせる。

内需に期待の出来ない日本で、外国人観光客は貴重な収入源だ。
その中でも中国からの観光客は沢山のカネを落としてくれる。
観光地だけではなくツアー会社や観光バス会社、白タクのダメージも大きい。
この白タク、電子マネーを使うなどネット上で料金を決済させる方式を採っており(その場での)現金授受がないので取り締まりが出来ないそうだ。

製造業でも消費の落ち込みや中国生産の中止など、全体の7割近くの企業で売り上げ減を予想する。
ただしこの先の予想が難しいとして、業績予想の具体的数字は盛り込めないとする企業もある。

結構乱暴というか、なりふり構わず的な中国の血清作戦が凄いなと思った。
コロナウイルス感染者で回復した人の血漿を元に、血液製剤を作り重傷者に投与して効果があったという話。
日本でやろうとしたらいったい何ヶ月、いや何年かかるのかと思う。
ただこれが治療の決め手となれば、新型コロナウイルスの恐怖感は減少する。
HIVだとか肝炎その他の危険性排除は大変だと思うけど。
次にAmazonから消えるのは遠心分離機だったりして。


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