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横浜の水素ガススタンド


  • Posted by: F&F
  • 2020年2月18日 13:14

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このガススタンドが出来たのはだいぶ前だ。
水素の時代が来るのかなと思ったものだが、未だにやってこない。

水素は貯めておけないというか、液体で保存しようと思うと冷却し続ける必要がある。
このガススタンドに車が入っているのを1度だけ見たことがあるのだが、果たしてFCEVだったのかどうか。
トヨタのMIRAIは一般販売されていて、年間数百台を言っているというのだから凄い。
ホンダのFCEVであるクラリティは年間100台ほどを売るそうだ。

MIRAIは2代目になる。
全長5m/ホイールベース3mという巨大なセダンになってしまったのは、水素タンクの問題だろうか。
それこそワンボックスカーやSUVをFCEVにした方が良かったのではないのか。
まあワンボックスだと輸出が出来ない(アジア圏以外では売れないらしい)が、SUVならマーケットがありそうな気がする。
それとも巨大(日本では巨大だが米国あたりに持っていけば"細長い"と言われそう)なセダンの方が売れるのかな。

水素の価格は1,000円/kgだそうだが今は変わったかも知れない。
1,000円/kgで計算するとトヨタのFCEVは6.6円/kmとなり、EVよりも高コストだ。

水素ガスステーションの建設費は数億円だそうだ。
なお1,000円/kgの価格には消費税以外は含まれていない。
今後走行距離課税などが行われれば、電気代よりも高く付くFCEVに未来はなさそうだ。

水素は水から作れるから無尽蔵だと言われるが、作るためには大きなエネルギが必要になる。
考え方によっては電力を水素という形で蓄え(蓄えにくいんだけど)、それをFCで電力に変換して使う事になる。
バッテリーに蓄えるのと、水素という形で蓄えるのとどちらが効率が良いのかの話だ。

水素を燃料として内燃機関を動かしても同じなのだが、FCで燃やすとNOxが出にくいが内燃機関で燃やすとNOxやらHCやらが出て来てしまう。

都市部などであればおおむね100km圏内に水素ガスステーションがあるそうだが、地方ではそうは行かない。
航続距離の半分を使って水素を入れに行くみたいな、嘘のようなことが起きるのだとか。

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Comments:1

レオナルドクマ博士 Author Profile Page 2020年2月18日 22:34

水素に炭素付けてメタンにでもすれば既存インフラが使えるんですけど。
経産省が税金をドブに捨てるインフラ事業をやりたいんでしょうね。

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