- 2020年2月23日 13:11
グランエースはハイエースベースの乗用車である。
威圧感を強調した巨大グリルはアルファードやベルファイアに似せている。
しかしベースはあくまでもハイエースでありFRレイアウトとなっている。
そのため全長5.3mもありながら最小回転半径は5.6mを実現している。
アルファードは全長5m未満で最小回転半径は5.8mとなっている。
元々は海外向けのものをベースに日本仕様にしたものだ。
全幅も広いのでやはりハイエースベースの必要があったのだと思うし、海外ではハイエースの知名度が高い。
これは運転する車ではなく2列目シートに乗るための車だ。
東南アジアなどで送迎用などとして使われるのではないだろうか。
車重は2.7tを超え、乗用車用のタイヤでは耐荷重が不足するそうだ。
バス・トラック用のタイヤを使うと言うが60%のアスペクトレシオなので見た目は普通だ。
売れなくなったアルファードをレクサスブランドにする話、エンブレムを付け替えた田舎のヤンキー仕様だなどと言われてもいる。
フロントデザインなど笑うしかない感じというか、まさにと納得だったりする。
中国向けの豪華仕様であればグリルやエンブレムは金色が基本だ。
中華圏では金色に強い執着と高級感を見いだす。
田舎のヤンキーだって金色エンブレムに換えているではないか。
果たしてブランド価値の高いハイエースが売れるのか、それともレクサスエンブレムを付けたアルファードが売れるのか。
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