買い込む→デマを流す→儲ける

買い占めと転売、買い占めは個々人の行動なので仕方が無いとしても、転売屋が儲ける図式はどのようなものなのか。
転売屋が暗躍する事自体、日本の経済の弱さを感じる。

普通に働いて普通の生活が出来ていれば、買い占めや転売で儲けようとする人は少ないはずだ。
そんな中でトイレットペーパーが不足するとデマを流した人が特定された。
既にアカウントは消して雲隠れしているらしい。
こうしたデマの元が特定されるだけで、トイレットペーパー不足は収まるのかも知れない。
供給量に限界があるので通常どおりの市場在庫になるまでには時間はかかるが、今度は(みんなが買いだめ済みなので)売れなくなる。

最悪の対応である日本と、最良の対応である台湾が比較される。
その台湾ではデマを流した女性が逮捕されている。

日本でデマを流したのはいわゆるバカッターの一人なのだが、災害に乗じてと言うところが悪質である。
では何が良質なのかと言われれば困るが、例えば新型コロナウイルスは27℃で滅菌できるなんて話は可愛いものだ。
そもそも体温が27℃以上あるわけだから、27℃で死滅するウイルスは体内で活動できない。
まあ、それも知らずに拡散しまくる人が多かったというのが滑稽ではあるのだけれど。
子供と一緒に、室温30度の部屋で汗をかきながら耐えていますみたいなTweetもあった。
この27℃デマは中国発祥だとか。
それを考えの浅い人が広めてしまったという。
ワイドショーの言う病院不足説だとか、医師の言う致死的なども怪しい。

iPhoneを電子レンジで充電するなんてのもあった。
フルーツや野菜に電極を挿してiPhoneを充電するなんてのもあった。
対象の多くがiPhoneなのが面白い。

メルカリ(メルカリボックス)で転売批判をすると、コメントを消されたり非公開にされる。
消されてもなお投稿するとIDが削除される。
メルカリ側が言うには「営業妨害」「不適切な投稿」だそうだ。
投稿から、早い時には1分以内に削除されるという。
一方で高額転売は削除されない。
何故削除されないのかとの問いに、順次チェックをしているから時間がかかると答えたそうだ。
メルカリ側としては転売だろうが何だろうが金が動けば儲かる、それだけなのだ。

休校で牛乳や豚肉の相場が下がったそうだ。
牛乳は生産量の調整が難しいので出荷価格を下げて売るしか無いのだとか。
バターやチーズにするのはダメなのかな。
休校の影響も受けるそうだが、記録的暖冬で出来すぎた野菜(北海道だとジャガイモ)が消費しきれないという。
一部農家では野菜は無料で良いですと言っているが、送って貰うと送料だけで市販価格を超えてしまう。

500kmの距離を運ぶ場合に10tトラックをチャーターすると9万円くらいだそうだ。
一方で10kgの荷物×1000個を送ろうとすると150万円くらいになる。
勿論宅配便の場合はドアtoドアではあるけれど。


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