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Panasonicの空気清浄器


  • Posted by: F&F
  • 2020年3月 3日 12:05

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サンヨーのウイルスウォッシャーの記事で、Panasonicのジアイーノが次亜塩素酸水を使ったものではないかとコメントを頂いた。
以前にも確か調べたような気がして確認するとNaClタブレットを使った塩水を電気分解するとあった。

通常この方法では次亜塩素酸水は作れず、次亜塩素酸ナトリウムになる。
それでジアイーノは次亜塩素酸ナトリウムだと思っていた。
水道水の浄化にも使われているとあって、水道水の場合は残留塩素濃度の規定があるので最終的には次亜塩素酸ナトリウムの添加が必要になるからだ。

だが気になって再度調べてみた。
開発に関わる記事か何かがあり、そこには次亜塩素酸であると書かれていた。
ただし製法に関しては(工業所有権などの問題があるのかも知れないが)詳しくは書かれていなかった。
安価な次亜塩素酸水精製機同様の方法では無いかと思うのだが、これでは塩素が発生する(説明では水中に溶けるとある)のでpH調整型の次亜塩素酸ナトリウム水みたいに感じられる。

殺菌能力は旧サンヨーのウイルスウォッシャー同様で、低濃度(公称10ppm)の次亜塩素酸水を作っている。
ナノイー搭載空気清浄器との能力比較で、殺菌速度が3倍にしかなっていない。
ナノイーは低濃度オゾン殺菌と言える。

ジアイーノはかなり高額な製品であり、消耗品もそれなりの価格だ。
価格が安ければ一般家庭での使用も勧められるのだが、価格が高いしランニングコストもかかる。
現状では次亜塩素酸水+超音波加湿器の方がコスト的にメリットがある。
現状で次亜塩素酸水の入手は難しいが、時間が経てば普通になると思う。
500ppm濃度の次亜塩素酸水20リットルが5千円以下なので、ジアイーノを買う値段で10ppm相当の次亜塩素酸水を40トンも買う事が出来る。

浮遊ウイルスは温度と湿度が高い方が死滅しやすい。
これから先は湿度が上がってくるので乾燥対策は徐々に不要になるが、家族内感染防止などには次亜塩素酸水+加湿器が有効だ。
加湿器に入れる次亜塩素酸の濃度は100ppm程度が良いと思う。

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