PCR検査キット

楽天はPCR検査キットを発売した。
検査キットは14,900円で、100セットより販売するという。

利用者は検査キットの綿棒を使って自分で鼻の奥の粘膜や分泌物を採取する。
それを容器に密封し、専用の回収ボックスに入れる。

ここで問題になるのが自分で粘膜などを採取出来るかという問題だ。
インフルエンザの検査より更に鼻の奥深くに突っ込む必要があり、自分では難しいと言われる。
しかし絶対に不可能と言うことではなく、適切な指導があれば可能なようだ。
自分で行う場合に鼻の奥までは何とかなるが、その更に奥は痛みと恐怖心で難しいのだそうだ。
また検査会社への送付方法も厳格さが求められるが、楽天では「回収ボックスに入れれば良い」としている。
回収ボックスは保健所などに設置すると言うが、各保健所の了解は取れているのだろうか。

PCR検査キットの販売はソフトバンクの孫さんが最初に言い始めたが、多くの反対があり中断となった。
自分では正しいサンプリングが出来ないこと、それを送付することが素人には難しいことなどだ。

楽天としては売ってしまえば後は知らないよと言う事だろう。
保健所なり何なりと適当にやってね、みたいな。
ニュースでは「専門家は、(このキットは)感染しているかどうか確かめる用途で使われるものではない」として注意を促している。
PCR検査キットなのに、感染しているかどうかを確かめる目的で使えない訳か。

10万円給付はマイナンバーカードとNFCリーダー(スマトートフォンで代用可能)があればオンライン申請が可能だとか。
それ以外は世帯主がまとめて郵送申請なのかな、ゴタゴタで正確な情報がどれだかよく分からないけど。
確かに乳幼児は口座を持っていないだろうし、振り込みの手間と手数料も節約出来る。
麻生のオッサンの主張はことごとく否定され、するとコロッと意見を変えて国民に早く届けられるようにと心にも無い事を言う。

厚労省自慢の雇用調整助成金も、その申請を複雑化することで支給を阻止しているように見える。
助成金を申請したいとする事業者が10万件以上、申請件数数百件であるのに対して支給実績は3件だと言うから狭き門である。

Twitterでは記事をリツイートしたのだが、国民健康保険税の減免措置がある。
国民健康保険税は住民税より高額(99万円が上限)なので、該当する方は申請をした方が良い。

客商売の方は先の見えない不安の中にいらっしゃると思う。
法人化されていて社会保険を払っていれば雇用調整助成金の申請も可能(申請が認められる確率は、現時点で1%以下)だが、それ以外の事業者や個人事業は苦しい。
おそらく月末頃までには小規模事業者や個人事業者への助成金支給の方法が決まると思うが、国は中々公表しないというか分かりにくくしている。
2019年度の確定申告書の写しは必要になると思うので、今はこれを用意して待つ事になる。
法人事業者200万円、個人事業者100万円は最大であり、誰もが貰える訳ではない。
経済対策の117兆円にしても優良誤認であり、中身は30兆円くらいしかない。


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