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セメダインスーパーX


  • Posted by: F&F
  • 2020年4月27日 11:06

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最初にセメダインスーパーXを使ったのは10年以上前になる。
本のようなものを作る時に使った。

本は紙を背の部分で接着するわけだが、弾性のあるセメダインスーパーXは耐久性があり好都合だった。
現在は種類も増え、用途に合わせて選べるようになっている。
一般的なセメダインスーパーXクリアは、接着性や耐久性、接着強度など接着剤としての基本性能を重視した高透明タイプだ。
セメダインスーパーXゴールドクリアは、セメダインスーパーXクリアより硬化時間を早める代わりに接着強度が劣る。
セメダインスーパーXハイパーワイドは、セメダインスーパーXクリアより耐水性や耐熱性、接着強度は劣るが接着出来るものの種類が多い。
セメダインスーパーXは白濁した感じだったかな。
他にセメダインスーパーX2もある。

セメダインスーパーXは無溶剤タイプなので接着後の"痩せ"が少ない。
充填剤として使った時もシリコンに近い感じなので使いやすい。
硬く固めるのであればエポキシ系接着剤が良いが、硬化後の弾性が必要な場合はシリコンやセメダインスーパーXが適している。

接着出来ないものの代表格はポリプロピレンだ。
これはシリコンでもセメダインスーパーXでも接着強度は上がらない。

ポリカーボネートも着けにくいが、アクリル用の接着剤(溶剤)アクリサンデーで溶けるものは溶着出来る。
アクリル用接着剤はジクロロメタンか類似物質だと思う。

余談だが、ICの回路解析(リバースエンジニアリング)にはパッケージを破壊する必要がある。
しかし削ったりするとウエハーまで破壊してしまう恐れがあり、ジメチルホルムアミドなどに浸けてエポキシ樹脂を脆くしたりした。
ジメチルホルムアミドに数十時間含浸し、うまく行けば接合部からパキッと割れる。

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