パチンコ屋とパチンコファン

休業要請を無視するパチンコ屋が問題になっている。
店を開けているパチンコ屋に並ぶ人も凄いなと思う。

他県のパチンコ屋にまで遠征してパチンコをやりたいのだから、その熱意というか中毒というか、凄いものを感じる。
そうした中毒者からパチンコを取り上げてしまったら、他の犯罪が起きるのではないかと心配になる。
パチンコに熱中するあまり、車内に残した子供が熱中症になったりという事件が起きる。
それほどまでに夢中になるものなのか。

私は勿論パチンコはやった事があるが、面白いとも面白くないとも感じなかった。
玉が増えれば嬉しいという事は勿論あるが、今日勝てたから又明日も勝てるだろうと思ったことはない。

パチンコ屋でクラスタが発生したことはないとパチンコファンが言う。
満員電車と同じようなものなのか。

大阪市の松井市長は「今後、ギャンブル依存症対策を進める為にも、これまで既得権となってきたパチンコ業界のグレー規制を見直すべきです」とした。
公営以外の唯一のギャンブルだが、同時に警察の大切な天下り先でもある。
麻雀屋は取り締まられるがパチンコ店は大丈夫。
組合からの献金額が政治家を動かしているのか？
それとも日本以外の国にとって重要な資金源だからなのか。

沖縄への観光客が6万人だそうだ。
それでも昨年の1/10以下ではあるが、沖縄県知事は旅行を見直して(沖縄に来ないで)欲しいと言う。
ツアーのキャンセルが出来るのかなど、旅行者側にしても複雑な事情がありそうだ。
沖縄のホテル側も休業して良いのか営業すべきなのか、県の判断が遅く判断出来ないとする。

電気の街からヲタクの街になった秋葉原、外出自粛の要請もあって閑散としている。
他人の意見になど耳を貸さないかと思われていたヲタクだが、元々がインドア派とあって外出せずとも時間を潰すことが出来る。
秋葉原の街にヲタクが、そして中国人買い物客が戻ってくるのはいつになるのだろう。
森元総理はオリンピックの再延期はないと断言していた(あの方も麻生元総理同様、言う事がころっころ変わっちゃうけど)ので、それを信じるなら中止か。
勿論1年後に収束しているのが理想ではあるのだが、景気悪化もありスポンサー離れが問題化しているそうで、感染云々とは別の面での難しさが出て来た。

検査数を抑えたい厚労省とは逆に、自治体がPCR検査数の拡大を考え始めている。
発熱などの初期症状のある人が早急にPCR検査を受けられれば、容体の急変による危機を救える可能性があるという。
これに対して厚労省は、症状の無い人にまでPCR検査を広げると医療崩壊が起きるという。
前提が全然違うことを一緒に語るというのが何とも。

橋下徹氏がPCR検査を受けたそうだが、熱も余り無く多少咳が出るくらいだったという。
だがこれでPCR検査が受けられたのは裏から手を回したのでは無いかなどと言われる。
それほどまでにPCR検査は特殊で狭き門なのか。

諸外国からは、日本が暗黙裡に集団免疫戦略を採用していると推測されているのだとか。
PCR検査を抑制することで、無症状感染者数を拡大する訳だ。
実際さいたま市保健所長は「検査対象者を絞っていた」と発言し、東北大学教授は(PCR検査数が少ないのは)「それが我々のポリシーだ」と言っている。


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