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狙われる個人情報と騙しのテクニック


  • Posted by: F&F
  • 2020年5月 6日 13:04

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様々な契約において、本人確認書類として運転免許証を欲しがる企業が多い。
MVNO事業者でも電話番号を発行する契約の場合には、運転免許証などでの本人確認が必要だ。

データ契約だけであれば運転免許までは必要のない事業者が多いが、楽天はデータオンリー契約でも運転免許証を欲しがる。

楽天証券はマイナンバーカードの写真を欲しがる。
マイナンバーだけではダメで、マイナンバーカードを写した写真が必要だ。
ちなみに、通常見せないことになっている部分にカバーを掛けると認証が通らない。
(現時点でも同じか否かは不明)
マイナンバーカードはむやみに他人に見せてはいけないと言うが、楽天証券は見せろという。
何故マイナンバーではダメでカードの写真が必要かの問いに対して楽天は「決まりだから」と答える。
マイナンバーカード登録には専用のアプリをダウンロードする必要があり、説明の中で『プッシュ通知確認が面が表示された場合は「許可」をタップしてください。』と通知を受けさせようとしている。
なお何の通知が何のために必要なのかは一切書かれていない。
マイナンバーカードの写真を撮る時はQRコードを良く写せと書かれている。
(数字が読めなくてもQRコードがあれば番号がデコード出来る)

ちなみにドコモも提供元不明アプリのインストールを許可しろと言っていた。
今はどうか分からないが、いわゆる旧iモード網の各アプリ会社からのアプリをダウンロードさせるためだ。
ではiPhoneはどうするのかというと、隠しモード的にAppStore以外からアプリがダウンロード出来る仕組みがある。
(常用するなどしたらAppleからお叱りを受けるはずだけど)

楽天のフリーマーケットであるラクマに登録すると、本人確認書類として運転免許証のコピーを要求される。
面倒だから、だったら退会するかと思うと、退会するためには本人確認が必要だと言われるそうだ。
継続するにも退会するにも免許証のコピーを寄こせというのだから酷い。

ソフトバンクは以前は解約阻止のために、契約者が死亡すると実質的に解約は出来なかった。
死亡証明書を持ってショップに行っても「解約には本人が来るか、委任状が必要」だと言われた。

楽天は数字の羅列は個人情報に非ずというスタンスだ。
電話番号や運転免許番号、マイナンバーも楽天に言わせれば個人情報では無いとなる。
なのに何故運転免許証が必要なのか。
運転免許番号は信用調査期間に登録されているそうで、それを元にクレジットカードなどの営業を行うのか?
クレジットカード作成時に運転免許証を提出しがちだが、運転免許番号と共に様々な信用情報が登録され、更新される。
運転免許番号からは免許取得年や免許を取得した都道府県などの情報も分かる。

従来はバラバラな情報をまとめて個人に結びつけるには多くの手間がかかった。
しかし今は巨大なデータを計算機が勝手に紐付けてくれる。
クレジットカード会社は契約者がどこでいつ何を買ったかを知っている。
なので私は、楽天カードは楽天ショップ以外では使わない。

運転免許番号の変更は、免許の紛失と再交付で行える。
ただし免許番号最下位にある紛失回数記録が1つインクリメントされる。
更新日付を過ぎてからの更新では、新規取得扱いになるので免許番号はそっくり新しくなる。

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