過去の雑記置き場

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契約解除の難しさ(5/19)
◆ 母親が死んだ時にソフトバンクの契約の解除が難しかった話は以前に書いた。契約解除は出来ないから相続した方が良いと強く勧められたのである。これがソフトバンクが極悪だからだと思っていたのだが、他にも似たような事例があると教えて頂いた。

◆ 今はオンラインで契約し、クレジットカードで支払いを行う契約が多い。問い合わせの窓口も存在しなかったり、役に立たないAIチャットが画面の隅に張り付いているだけみたいなサイトもある。この場合は契約者死亡による契約解除が面倒だ。

◆ IDやパスワードがあり、多要素認証がパスできればサイトから契約の解除が出来るのだが、そもそも死亡した人が何を契約していたかを把握できていない場合がある。携帯電話などはわかりやすい契約なので、これを解除してしまうとサイトにログインが出来なかったり、二要素認証がパスできなくなる。

◆ サイト側に問い合わせようにも問い合わせ先が分からない。契約者が死亡すると銀行口座が閉鎖され、それに伴いクレジットカードの引き落としがされなくなる。親切なところであればカードからの引き落としが出来ないよと請求書が送られてきて、そこに電話番号が書かれているはずだ。しかし請求書が送られてくることなく、取り立て屋が未払い債務の取り立てに来ることがある。

◆ 例えば死亡者が管理費の必要な集合住宅などに住んでいた場合、管理契約の解除にも相当苦労する。管理費を何としても取りたい管理会社は、契約者が死亡したら相続人が管理費を払えと勝手に規定する。勿論相続人はそんな契約書にハンコなど押したわけではないが、管理会社は契約解除不可能な契約ですと言って支払いを迫ってくる。

◆ 契約の解除出来ない契約は契約にあらずなので最終的には解約が出来るが、裁判所に行ったりなんだかんだで面倒なことになる。これは相続を放棄しようがしまいが、管理会社は延々と支払いを求めてくる。しかしこれは一種の脅しなので、こちらが強く出れば相手は引っ込む。

◆ ソフトバンクの契約者死亡の場合の解約は出来ないというのも、こうした事例があるからみたいなところなのだろう。悪い連中というのはより悪い事例を元に金の取り立てを組み立てていく。しかも既に払ってしまったものを取り返すことは更に面倒(面倒だが取り返すことは出来る)であり、多くの人は泣き寝入りする。

◆ 身内の人が死亡ではなく行方不明になるとこれも厄介だ。行方不明なので契約の解除は出来ないと思って良いだろう。銀行口座も閉鎖できないしクレジットカードを止めることも出来ない。例えば事故などで行方不明になった場合、生きている可能性は殆どゼロに近かったとしても、死亡確認が出来ていない以上は行方不明だ。

◆ 年金受給者が行方不明になると年金支給は停止される。しかし健康保険や介護保険料は取られ続けるので、支払わないと差し押さえを食らう。払うものはすぐ止めるけれど、払って貰うものはずっと払って貰うぞと言うのが国である。

◆ 人間がいつ死ぬか分かっていれば良いのだが、そうは行かないので残った人間が処理すべき事が増える。相続の放棄も一つの方法だが、これも裁判所に出向くなど面倒だ。さらに相続放棄可能期間内には債権者は何も言ってこず、相続放棄可能期間終了後に借金を取り立てに来るのが常套である。借金の取り立てが来て初めて借金があったことに気づくが、既に相続の放棄は不可能になっていたと言う事になる。

AIと暇つぶし(5/18)
◆ 古くはPC9800の時代にEmmyというソフトがあった。いわゆる人工無能の走りのようなもので、パターンマッチによって会話を成立させようという試みである。特定の語をキーにしていくつかの応答を行い、それに対するキー入力を学習していくというプログラムだ。

◆ その後人工無能的なプログラムだとかエキスパートシステム的な仕組みのものが出ては消えを繰り返し、人工知能など不可能に違いないとの絶望感を多くの人が感じたはずだ。言葉の上だけではマルチメディアが流行ってみたり、ファジー制御だと言われたりしたが、マルチメディアとは何なのか?ファジーとはどういう制御なのかなど普通の人には浸透しない。

◆ iPhoneのSiriに代表される音声応答は画期的でもあった。音声認識をしてある程度の応答を行うのだから、これまでの人工無能とは違っていた。そもそも正しい音声認識すら中々出来なかった訳で、音声認識技術を搭載したという日産車で「エアコンをつけて」といったら窓が開いた、みたいな認識率だったのだ。

◆ SONYのナビにしても地名を認識させるのが非常に大変で、何度も何度も言い直さなければいけなかった。それに比較したら携帯電話やスマートフォンに搭載された音声認識は素晴らしいと言えたのだ。

◆ こうした音声応答はある程度の言葉の揺れを理解し、それなりの応答を返した。勿論決められた通りに動作するのみだが、人間の言っていることを理解するだけでも技術の進歩を感じたものだ。そんな時代にあって技術の進歩を全く感じさせてくれなかったのが、ソフトバンクのペッパーくんである。感情認識エンジンが云々と謳い文句は立派だったが、機能的にはSiriに遠く及ばなかった。

◆ AI技術が本当の意味でのAIとして確立されてくると、自由文でのインタフェースが可能になる。さらには音声インタフェースを接続することによって、ある程度の会話が成り立つようになる。ChatGPTを音声操作するようなものだが、会話用のAIとしては専門知識が不要な代わりに世間話が出来るようになっている。

◆ AIとの会話が面白いかどうかは使う人次第だと思うが、高齢者の話し相手にAlexaが一定の役割を果たすと言う事も聞くので、利用価値がないとは言えない。エキスパートシステム的な動作をすれば、人生や会社に於ける悩み事の相談を聞いてくれるかも知れない。転職した方が良いのか?もう少し頑張った方が良いのか?会社情報や転職情報などを知るAIならば適切な回答が得られる可能性もある。

◆ 普段の何気ない会話と、それら情報を元にした回答、法律相談なども比較的正しい回答が得られそうだし、病気に対してどう行動すべきか、救急車を呼んだ方が良いのかどうかなども安全性重視の回答が得られるようになっていれば、緊急時のサポートにもなり得る。

◆ 現状のAIでは誤ったことも回答するので、こうした部分は調整を要するだろう。しかし質問に対して回答が決まっていること、法律だとか数学や物理などならば確実な回答が可能なはずだ。メーカや販売サイトにクソの役にも立たないAIチャットがあるが、あの馬鹿らしさと言ったら常軌を逸している。AIの風上にも置けないどころではなく、そもそもAIではない。

◆ それを24時間対応可能なAIチャットか何とか言って実装しているのだから、その企業の能力が知れるというものだ。そもそも問い合わせをすると言うことは何らかの疑問がある訳で、その疑問すら理解せず、トンチンカンなメニューを表示し続けるチャットに意味はない。

はやて223(5/17)
◆ 静岡県に新しい野球チームが出来たとニュースになったのが昨年の秋だった。その球団名がはやて223で、金融業者であるハヤテグループがスポンサーだ。ハヤテグループってどんな企業なのか?ホームページを見たが会社概要は掲載されていなかった。

◆ 成長企業支援では金融となっているので、いわゆるノンバンク融資だろうか。他に乳幼児に非接触で福祉や教育を行う事業という、今ひとつよく分からないことをやっている。売り上げその他も不明なので非上場の企業なのだろう。

◆ はやて223はウエスタンリーグに参加するとのことで、静岡市営の清水庵原(しみずいはら)球場を本拠地にするそうだ。で、このはやて223の話題よりもニュースになったのが、このスタジアムの命名権を買ったいなばペットフードだ。いなばペットフードは5年間で約3.6億円を支払い、ちゅーるスタジアムの名前を手に入れた。なお他に競合はいなかったそうだ。

◆ いなばペットフードはいなば食品グループで、静岡県に静岡本社がある。東京都には東京本社がある。大阪や九州は支店と称しているので、東京と静岡県だけが本社なのかな。いずれにしても金融業のハヤテよりも稲葉食品の方がずっと有名なわけで、ちゅーるスタジアムの名前がニュースになったという訳なのだ。

◆ 昔々の娯楽が少ない頃には野球中継はオトーさん達の楽しみだった。野球のシーズンになるとTVは野球中継が優先になり、試合が長引くと他の番組がカットされたりした。AMラジオだって夏は野球がメインになり、それまでとは番組構成が変わってしまう。

◆ そんな野球の時代から、やがてサッカーが流行ることになる。サッカーの試合を見るためにワンセグ機能付きの携帯電話を買うという人もいた位で、各地でJリーグはおおいに盛り上がった。しかしサッカーのサポータは結構エキサイトし、スタジアム周辺で問題を起こすなどした。

◆ こうした事もあってスタジアム周辺では商店がシャッタを降ろすなど、異様な風景となった。横浜でも商店は扉を閉めないと、ゴミを投げ入れたり商品を持ち去るなどの行為が多々あった。付近の住宅にもゴミを投げ入れられ、駐車中の車は蹴飛ばされ、地域の問題にもなった。スタジアムから駅までバスで移動すれば良いのだが、混雑のために徒歩で移動する人が増え、付近の住宅や商店が被害を受けたのである。

◆ やがてサッカーブームが下火になると、スタジアム周辺にも平和が戻ってきた。代わってスタジアムの維持費という問題が持ち上がるわけだが、住民はあきれ顔というか、無関心でしかなかった。静岡県ではサッカーが盛んだが、ブームが下火となりあまりニュースにもならない。底に今度は野球チームという話で、それで何か良いことでもあるんですかみたいな意見もある。

◆ 命名権ビジネスではサップ路ドームが失敗している。年間5億円だったものを2.5億円に下げたのだが、それでも高額過ぎるのか。ドーム利用も低迷していて、10億円をかけた新設備の利用も2件だけという寂しさだそうだ。

◆ はやて223はともかくとして、いなば食品に期待する向きは多い。いなば食品ではペットとのふれあいの会などを球場で開催したいとしていて、野球よりもむしろペットだと(球場内で犬を遊ばせる企画などに)犬好きが激しく反応したという。そこに起きたのがいなば問題で、フード開発用犬猫の劣悪飼育問題なども噂された。さらには稲葉一家の問題から従業員待遇の問題まで、イメージは一気に悪化したのである。

楽天は黒字化するのか?(5/16)
◆ 楽天は年内の単期黒字化を目指すと言っている。何年か前にも同じようなことを言っていたが、それは撤回した。あまりの赤字額に目眩がしたに違いない。今年は、加入者数が増えてARPU減少が少なければ黒字に出来るかも知れないが、ここで言う黒字とは孫さんも大好きなEBITDAである。

◆ EBITDAとは償却費などを除いた営業費用のバランスなので、設備投資などはとりあえず置いておいて収益バランスだけを考えましたよと言う事になる。通信事業では設備投資額が大きくなるのでEBITDAで見れば経営状態がよく見える。

◆ ホリエモン率いるかつてのライブドアは、通常は消耗品として計上する事務用品まで償却資産にしていたとか。こうするとEBITDAを押し上げる効果が、たぶん生まれるのだろうな、ホリエモン氏がやった位だから。楽天も当然やっていると思う。減資をしてまで税額を減らそうとするのだから、それこそ鉛筆1本まで資産計上かも。

◆ ではEBITDAで黒字に持って行くにはどのくらいの加入者が必要になるのか。楽天は800万回線以上あれば何とかなると言っているが、それは設備投資の凍結とARPUの下降阻止、営業費用の増大抑制が出来ればの話だ。通常の運営と言ってはおかしいが、加入者増に従った処理能力の補強とメンテナンス、多少の新規基地局開設を行い、加入者増に伴うARPUの減少を加味すると1千万加入くらいないと厳しそうだ。

◆ そうすると月間平均30万加入以上は必要で、これを得るには顧客獲得コストをかけなければいけない。解約者数が○○○万人を突破したなどとプレスリリースを出したものの、赤字額の減少幅は余り無かった。確かに昨年同期よりは赤字額は減ったが、売り上げは3.6%しか増えていないので、ARPU減少が効いている事になる。

◆ おそらく様々なトリックを使って黒字に見せる会計を行うだろうから、うまくすれば来年の決算発表では黒字だ黒字だと三木谷氏が大喜びする姿が見られるかも知れない。ただこれはあくまでも見かけであって、楽天として利益が出たという話ではない。利益を確実にするためには設備投資額や顧客獲得コストを十分に捻出できる売り上げが必要だ。

◆ 現在は大赤字だからと言う理由もあって設備投資をほぼ凍結している。これは他社に後れを取る一方だと言う事になる。他社は楽天モバイルより遙か先を進みながら、設備投資も行っている。これはソフトバンクにも言えたことで、孫さんは他社が足踏みした状態であれば追いつけるとデータを出した。しかし実際には他社は逃げているわけだから、ソフトバンクは他社に追いつくことは出来なかった。

◆ 楽天の場合はソフトバンクより更に厳しい状況で、割り当てを受けた700MHz帯も中々整備が出来ず、6月から商用運用開始の予定だとか。現状ではauの800MHz帯に頼っている訳で、2026年にauのローミング契約が切れると厳しい状態になる。

◆ これはauがローミングを継続する方向になるのではないかと思うが、そうするとMNOとは何なのかの議論になる。他社から回線を借りてMNOを名乗れるのなら、MVNOはどういう存在なんだと。無線帯域割り当てを受けていながら自分で整備せず、他社に頼るのがMNOなのかとソフトバンクが言いそうだ。何しろソフトバンクは、自分たちでエリア化できない場所はドコモの電波を使わせろと言っていたのだから。

少子化ほどではない婚姻数減少(5/15)
◆ 先日の少子化の話で、婚姻数の減少による影響に関して書かれているものもある。確かに婚姻数はピーク時の半分位に減っている。しかし出生数はピーク時の1/3以下になっているので、1夫婦の産む子供の数が減っていることになる。

◆ 確かに3人以上子供を育てるのは大変だと思う。教育費や食費の他に住居の問題もある訳で、子供1人に子供部屋1つとは行かなくても勉強机を並べるスペース位は欲しい。食事の量だって人数が増えれば多くなるし、洗濯物も増えるし、その洗濯物を干すスペースもいるし、雨が続いて洗濯物が乾かないからと言って子供に泥だらけの服を着せるわけにも行かない。

◆ 政府は婚姻数を増やせば子供が増えると思っているようで、確かにそれはそうだとは思うが、上に書いたような事情があるから子だくさんというのは難しい。日本政府の考えそうなことは、婚姻を推奨するために独身税をかけることだ。この辺りからして爺さん議員の破綻率の高さが分かる。

◆ そもそも児童手当と引き換えに扶養控除をやめると言い出す時点でおかしい。コロナウイルス蔓延以降の流れとして、税率を上げ控除を減らして税収を増やし、余ったカネを国民にばらまくスタイルになっている。これで予算規模が増えるのだから財務省は大喜びだが、馬鹿としか言いようがない。

◆ 逆に一部海外のように結婚している人は安く住居を借りられるとか、或いは事実婚であっても婚姻と同じような扱いを受けることが出来て控除額が増えるようにした方が良い。結婚というのは事務的に色々難しい部分が多いわけで、そんな面倒なことはやりたくないと思う人もいるだろう。婚姻届は紙一枚だが、姓が変わったり、家同士の云々があったりと結婚という手続きをする事によって生まれる面倒さは色々ある。

◆ 事実婚が婚姻と認められると結婚だ離婚だという儀式が必要なくなる。書類上の婚姻だろうが同棲だろうが別れる人は別れるし、別れない人は別れない。現在でも事実婚が認められる場合はあるが、同一住所に数年以上一緒に住んでいるかなどの判断基準がある。

◆ また相続や扶養や養育に関しても婚姻とは区別されるので、事実婚で子供を作り育てるというのは色々な面で不便である。婚姻に関しては同性婚などの議論が昨年はあったが、仕組み的な問題をもう少し進めていく必要があるのではないだろうか。

◆ 夫婦別姓も現時点で日本では認められていない。女性の社会進出を推進する流れだが、婚姻によって姓が変わることによる面倒さに関してはあまり議論がされない。通称名として旧姓を使えば良いではないかと言ったところで、それがどこまで有効かが又面倒だ。銀行口座は通称名では作れないし、公的手続きも然りである。

◆ 婚姻数が少ないから子供が増えないに違いない、無理矢理にでも結婚させようと国は考えがちだがそうは行かない。待機児童問題を解決すれば子供は増えるはずだ→増えませんでした。児童手当をばらまけば子供は増えるはずだ→増えませんでした。教育府負担を減らせば子供は増えるはずだ→増えませんでした。

◆ 何か一つのことをやって満足してしまうのが政治家だが、国としてのトータル的な施策がなければ何も起きない。コロナウイルス蔓延のせいで婚姻数が減っただけだみたいに言っている人はいたが、多くのコロナ関連規制が緩和された昨年も婚姻数は減少している。

ロシアンブルーは何故ブルーなのか?(5/14)
◆ ウチには新たに加わったロシアンブルーがいるのだが、先代のロシアンブルーよりもブルーな感じがする。いや、そもそも猫の世界ではグレーがブルーなわけで、だったらロシアングレーではないか。

◆ 科学的にはロシアンブルーは黒猫で、それがダイリュート遺伝子の働きによってブルーっぽく薄まったとでも言えば良いだろうか。なので普通の猫のグレーとロシアンブルーのグレーでは、発色のメカニズムが違っている。

◆ ロシアンブルーだけを飼っていると、どう見てもグレーの猫なのだが、他にグレーのネコがいると発色の違いが分かる。部屋の照明の色温度によってディスプレイモニタの色が違って見えるようなもので、他のネコと比較すると青っぽいグレーにも見えるというわけだ。

◆ ダイリュート遺伝子はD→色が濃くなる、d→色が薄くなる訳で、ロシアンブルーは世にも珍しい(かな?)ddなのでとても色が薄い黒というわけだ。黒系の猫も茶系の猫もdd遺伝子があればグレーっぽくなる。ただし黒猫のグレーと茶猫のグレーは少し違っていて、ロシアンブルーは黒猫がグレーになっている状態だ。

◆ ロシアンブルーと他のネコを掛け合わせると黒いロシアンブルーが生まれるが、これはdd遺伝子を持たないロシアンブルーというかロシアンブラックになる。ウチのメインクーンとスコティッシュはグレーだが、いずれも茶系のネコがdd遺伝子を持ったものだろう。ロシアンブルーと並べてみると、メインクーンもスコティッシュも色合いが違う。

◆ 茶っぽいと言えば茶色っぽく見えるので、たぶん焦げ茶猫がグレーになったパターンだ。なお茶系はdd遺伝子でグレーになれるが、赤系にdd遺伝子があるとクリーム色のネコになる。これはソリッドカラーの場合だが、さらには2色のネコもいればその柄の入り方などで、様々な色や柄がある。

◆ 昔はグレーの猫はロシアンブルーが代表的で、他の種類ではシャルトリューくらいだった。海外で三毛猫が珍しがられるように、日本ではあまりグレーの猫は作られなかった。今は多くの種類でグレーの猫が作られているが、以前は灰色に人気がなかったのだろう。

◆ ただ一方でアメリカンショートヘアなどは、茶系のシマシマのブラウンタビーより、白黒のシルバータビーの方が人気があった。ここで言うシルバーは白よりグレーっぽい色になる。猫の人気は時代と共に移り変わり、例えば芸能人が飼っている猫が人気になるとか、アニメやドラマに出た猫の価格が上がるなどもある。

◆ しかし猫はそう簡単に作れるものではなく、多くても年に2回位しか出産させられない。なので一時的に(人気の猫は)価格が上がるのだが、人気がなくなると半値位まで下がってしまう。そういうブームに乗るブリーダさんもいれば、自分の好きな猫を作っているブリーダさんもいて、ネコたちは時代に翻弄されるみたいな感じかな。

◆ 小さい猫でも大きな猫でも、噛みつく猫でも怒りまくってシューシュー言う猫でも、慣れれば可愛いものである。人嫌いで懐かない猫を飼うのが楽しみ(やがて懐くから)という人もいるし、可愛くない柄や模様のネコに愛着を感じる人もいる。まあ柄に関しては、特異なポイントというか、なんでこんな所にぶち模様があるの?みたいな猫は変わっていて、そこが可愛いかったりする。

少子化は加速する(5/13)
◆ 2023年の人口減少数は80万人以上に増えた。出生数は政府の予想よりもだいぶ少なかった。出生数が76万人を下回るのは2035年頃と予想されていたが、10年以上早く76万人を下回り、75.8万人となった。

◆ 現状の景気だとか政策をみれば少子化はやむなしである。増税や社会保険料の負担増などで満足に暮らしていける層は減っている。皆中流と言われた日本は、平成不況によって皆下級になってしまった。

◆ 何度も書いているように未来が明るければ出生数は増える。逆に先が見通せなければ、そんな世の中に子孫を残そうなどとは思わなくなる。税率を上げて税収を増やし、特定の人や企業にカネをばらまく。カネをばらまくと関連企業に手数料を取られるので、実質的なバラマキ額は大きくはならない。

◆ 政府は外国人の輸入によって人口を維持しようと考えている。日本人はもうダメだから、日本人からは税金を取るだけにして、美味しいところを外国人に与えた方が得だろうと思ったのかも。ただしそううまく行かないのが世の中の常で、外国人や外国文化に慣れていない日本人は困惑し、行政も何をやって良いのか分からなくなり、無法地帯が出来てしまい、もはやそのエリアが日本ではなくなる。

◆ そんな世の中に子孫を残したいですかという話だ。勿論考えは人それぞれだろうから、子供を沢山作り育てる人もいる。補助金が貰える年齢まで育てたら、そのあとは家族解散ね、扶養控除がなくなるから、となるかも知れない。

◆ 今更何を言っても仕方がなくて、これも先送りに先送りを重ねた結果なのだ。美濃部氏が都知事だった頃に少子高齢化問題をどうするかと議論しているわけだから、1970年代には日本の将来には不安が予想できたことになる。人口増加率が減少しても特に何も行わず、人口が減少に転じてもバラマキ額を少し増やした程度でお茶を濁し、その一方で課税は強化する。

◆ 子育て支援で年間何万円かを渡すというのは、既に生まれた子供を育てるためのサポートだ。生まれた子供を育てるのではなく、出生率を上げなければいけない。子供家庭庁は年間5兆円近い予算を消化する。これを子供人口で割ると1人あたり600万円を超えるわけだから、出産したら一時金600万円を渡しますよとやった方が良いのかも。

◆ しかし韓国では1億ウォン(1.1千万円)を18年分割であげるよ、3人以上生まれたら住宅も何とかするよと言っているようだが、果たして効果はあるのか。18年分割だと1ヶ月に5万円なので、子育て費用としては物足りないだろう。勿論負担の軽減にはなるが、インパクト的にはちょっと足りない気がする。やはり一時金一括払いでポンと渡して、その後の教育なども社会が面倒を見ないと。なおこれを行うのは韓国政府ではなく民間企業なのだ。

◆ 子供買いあげシステムの方が良いと言っている人もいる。社会維持システムとして考えるなら、産んだ子供を政府に育てて貰うか?或いは自分で育てるのかを選択できても良いという考え方だ。自分で育てるのであれば社会的な保証が受けられ、政府に育てて貰うのならば一時金しか貰えない。

◆ 1990年代から賃金も可処分所得も減少し、社会保険料や税負担は2倍位まで増えた。日本はいったい何をやりたいんだろう?これで福祉が良くなったかと言えばそうではなく、年金支給年齢は上がるし、年金額は安部元総理自慢のマクロスライド方式によってどんどん減っていく。これで日本の未来が明るいはずはない。

熱中症裁判(5/12)
◆ 事件が起きたのは2022年だったのかな?2024になって裁判が始まったというニュースだったと思った。小学校1年生の女の子は体調が優れなかったようで、母親は体調を案じ遠足への参加を中止したいと申し入れた。遠足では2時間歩く行程があり、女児の体力面で不安があったという。

◆ しかし担任は不参加を認めようとしなかった。母親は持たせる飲料が足りなくなったら、市販のお茶を買うことを認めて欲しいと担任に伝えた。また女児が体調不良を訴えた場合は、すぐに母親に連絡して欲しいとも伝えたそうだ。

◆ 遠足で女児は持っていた水を飲み尽くし、担任にお茶を買いたいと伝えた。しかし金を使って飲料を買うことは許されないとして、飲料の購入を認めなかった。女児は脱水症状気味となり目眩を覚え、母親に連絡をして欲しいと頼んだ。しかしこれも校長判断で認めなかった。

◆ 女児は体調不良を訴えながら学校まで戻り、迎えに来た母親が体温の異常に気づいて病院に連絡、救急搬送された先の病院で熱中症と判断された。これに関して学校側は、熱中症の症状がみられる場合は飲料水の購入を認めようと思ったが、女児にその症状は現れていなかったとした。

◆ 学校側としては明らかな熱中症で意識朦朧とするなど、通常の行動が出来ない状態を熱中症だと思っていたのではないだろうか。例えば別の事件はこうだった。兵庫県立龍野高に通っていた生徒がテニス部の練習中に熱中症で倒れた。これの裁判で1審の神戸地裁は「心停止の原因が熱中症と認めるだけの証拠はない」などとして請求を棄却した。しかし2審では練習の冒頭しか立ち会わなかった顧問教諭を「水分補給に関する指導もなかった」などとして過失を認め、県に2.3億円の賠償を命じた。

◆ 生徒と教員は対等の立場ではないので、教員はその点を考慮して指導すべきだ。しかし自分の前にひれ伏す生徒をみていると、自分が王様になったような勘違いをし始める。昔のスパルタ式だとか、血の汗流せ涙を拭くなみたいなスポ根漫画のような指導の仕方こそが、強い人間を育てると信じて疑わなかった。

◆ しかし科学的な配慮に欠ける根性物語は姿を消し、より効率的な指導と教育が求められるようになる。教員が問題を起こすのは大阪だけではなく、静岡県では毎月1名の割で教員が逮捕されるという、エロ教師天国みたいな県になってしまっている。

◆ 正しい教育を受けられなかった人間が教員になった結果、子供達の扱い方が分からないみたいな事ではないのか。教員が不足しているというのならば給料を上げればいい話で、公務員は一律いくらみたいなことをやるからおかしくなる。なんて言うと、年齢や勤続年数が同じなのに給料が違うのは差別だと、騒ぎ出す連中がいる。

◆ こういう駄目な教師は辞めさせる、良い教員を育てる環境がなければ、子供を学校に行かせることさえ不安になるではないか。学校から電話がかかってきました→すみません、原因不明ですが体育の校外授業中にお子さんが死んでしまいました、体温は40℃ほどあったので、風邪か何かだと思います。みたいな話をされる可能性があるのだ。

◆ それは熱中症ではないかと言ったって、顔に「熱中症」の文字は浮き出ていませんでしたみたいな話で、長々と裁判をする事になる。それが普通の教育のあり方だと、行員や自治体や教委は思っているのだろうか?
さらなる規制が必要だ(5/11)
◆ 総務省がLINEヤフーに対し、セキュリティの観点から韓国企業との関係見直しが必要であるとして対応を求めた。これに対して韓国企業は政治が民間企業の運営方針に口を出すのかとして、韓国政府に対応を求めたとか。

◆ LINEの韓国疑獄はずっと以前からあり、LINEの社長は韓国とは関係がないと言い続けてきた。しかしそれは真っ赤な嘘であり、ズブズブだったのである。さらにはそこにソフトバンクが絡んだ訳だから、韓国色は更に強まる事になる。

◆ 度重なる情報漏洩にしても、それが事故なのか故意なのかすら分からない。そもそも日本の政治家などセキュリティ意識がおかしな爺さんばかりで、平気でLINEを使うなどする。自分の立場とLINEの現状がどうして理解出来ないのかが不思議だ。

◆ 米国では要人にGoogle関連サービスへのアクセスを禁止するなど、制限を設けるという。トランプ氏が大統領の時だったか?Androidスマートフォンの使用をやめるだやめないでモメたのは。

◆ 私はLINEを使うが、個人間の連絡用に限っている。まあ政治家という立場になれば個人とか家族間の連絡にも使うべきではないかも知れないけど。結局韓国企業に対して何を言っても無駄だと言う事は、総務省対ソフトバンクのやりとりで分かっている事だ。

◆ ソフトバンクの暴走を止めるには法整備しかなく、いくつかのソフトバンク対策法的なものが作られた。税制面でもソフトバンクの法人税逃れは、現行の法では取り締まりが不十分で、好き勝手にやられてしまう。ここでもソフトバンク対策法がなければ、税の公平性が保てないと言われた。孫さんはトヨタより早く利益を上げたとかと吠えるが、法人税はわずかしか払わない。

◆ 米国によるTikTok規制問題同様に、行政指導に従わない事業者やサービスに対しては、運用停止を求めるくらいの強い力が必要だ。言って分かるなら言えば良いが、LINEヤフーはそんな企業ではない。韓国政府を巻き込んでかかってくる訳だから、日本政府としてもそれなりの対応を取る必要がある。

◆ GAFAに対しては最近強めに出ているが、韓国企業に対しては民主党の顔色を見なければいけないとか、何かあるのかと言いたくなる。

◆ 韓国としては自由に日本人の情報が手に入る訳だから、韓国規制をされては困る訳だ。それこそ特定の人物に的を絞った盗聴だって簡単な事だし、韓国の法律では盗聴を禁止していない。日本の法律では通信の秘密の保護は非常に重要であると謳われていて、盗聴やそれに近い事を行えば問題視される。

◆ 一時期はメールのspamフィルタに対して、spam発送業者は「メールの内容により配信を制限するのは通信の秘密の保護に反する」と声を荒げた。通信の秘密の保護に関する法の解釈は昔から色々とあるのだが、通信を傍受するのがいけないのか?それともその事実を漏らすのがいけないのか?或いは窃用がいけないのか?みたいな話だ。

◆ 現在の解釈では通信を傍受しても良いけれど、その内容や傍受している事実を公表してはいけない(公表しなければ傍受しているかどうかすら分からない)という感じかな。韓国ではそうした通信の秘密が保護されない訳だから、データが韓国に渡った途端に内容は見放題になる。ソフトバンクが韓国にデータセンタを置くのも、データは自由にご覧くださいと言っているようなものだ。

制御機器不況(5/10)
◆ OMRONが純利益98%減という事で、制御機器関係が売れていないことが明白になった。ファクトリオートメーションの世界では大きなシェアを持っていたオムロンの各種機器は、これも中国製に負けたという事なのだろうか。

◆ オムロンでは中国機器メーカに負けたと言うよりも、中国での需要依存度が高いとした。中国経済が伸びなければFA機器の需要が伸びないとの見解だ。ちなみにオムロンは家庭用機器も製造しているが、売り上げに対する比率は15%程だそうだ。

◆ 家庭用機器に対して産業用の機器は利益率がかなり高く、オムロンにとっては良い商売だった。しかしそれが急激に落ち込んで窮地に立たされた。2020年頃から中国の工場などでもFA化が推進されるようになり、オムロンなど制御機器メーカは利益を拡大した。

◆ その後さらなる高度な製造管理などが求められると、工場では画像処理をはじめとしたソフトウエアが主体となる生産管理システムに移っていく。オムロンはこの分野に食い込めなかったことも、売り上げ減につながったと分析する。

◆ 大手企業は高度化生産ラインに移行し、中堅企業は中国の景気後退と共に設備投資を縮小した。そして中堅企業への納入が多かったオムロンは、設備投資の減少の影響を受けて業績が低下したという事になる。

◆ おそらくは設備投資額の減少は、オムロン製からより安価な他社製への変更もあったのではないだろうか。リレーなどでもそうだが日本メーカの形状互換品が中国では作られていて、そっくり交換するだけで(信頼性はともかくとして)使うことが出来る。価格は日本製の1/10以下になる。

◆ オムロンは在庫消化にしばらく時間がかかると言い、2千人規模の人員削減を行う。辻長社長は「顧客起点でのマネジメントや行動が薄まっている、という本質的な問題がある」として上で「一度リセットして業務内容を見直し、顧客に向いた仕事に傾注していく必要がある。現場任せにはしない。全社が一丸となり、評価や投資の基準も定めてガバナンスのチェンジに取り組んでいく」と語った。

◆ この顧客の方を向くと言う事は、大切でありながらも中々実現できない。マクドナルドとドコモショップの対応の違いのようなもので、笑顔で(最近はずいぶんと値上げされて割高になった)ハンバーガーを買って頂くマクドナルド、一方では販売手数料を取って売ってあげる姿勢のドコモショップ、これが企業姿勢そのものではないかと思う。

◆ 個人客を相手にする全ての客商売に於いて、それは販売店やデパートでも、ホテルのフロントでも、顧客対応の講習を受けた従業員が、過不足ない対応でものやサービスを売っていく。所が産業用の機器やサービスを扱う企業では、個人客との接点が少ないために独りよがりになりやすい。

◆ 顧客が何を求めているのかではなく、メーカとして何を売りたいかの方が先に来てしまう。こうなっても景気の良い時にはそれを押し売りすることが出来るのだが、そうでなくなるとより安価で便利なものを探すようになる。

◆ 過度な円高時代に韓国製の電子部品が入ってきた。日本製よりも安価な価格提示で売り込んできていたが、供給の安定性や部品の信頼性の面で販売は思うように行かなかったそうだ。そのうち円高が解消されると価格メリットが無くなり、自然消滅していった。これは市場を取れなかった失敗例だが、今の中国製部品の浸透を見ると韓国の二の舞とは思えない。

特別徴収とは何なのか(5/9)
◆ 特別徴収されている住民税が、個人に請求されたという話がXに書かれていた。特別徴収とは企業が給与から天引きした上で、まとめて税金を支払う仕組みだ。多くの企業は特別徴収している。特別徴収する事によって従業員は給与明細の上の数字でしか税額を感じられず、自分で支払うような重税感がないからだそうだ。

◆ 所が会社が不景気などで、従業員から預かっている住民税相当額を納税しないケースが増えている。この場合に市区町村役場は会社に納税を求める訳だが、会社がそれに応じない場合には個人に請求が来る。

◆ 個人としては会社で住民税相当額を取られているのに、更にそれを払えと言われる。これには納得が出来ない訳で給与明細を見せてちゃんと払っているぞと市区町村役場と掛け合う。しかし市区町村役場は払えと言うだけだ。市区町村役場としては誰が払おうが金が入ってくれば良いので、個人が二重支払いになろうが三重支払いになろうが関係ない。

◆ 例えばこのA社が元請けになり、1割だけ抜いて下請けに丸投げしていたとする。市区町村役場は発注主からの支払い全てを差し押さえる。下請けへの支払いなんかは関係ないし、丸投げしていた事も関係ない。発注主が元請け(の不景気を察知して)ジャンプして下請けに直接金を払ったとすると、それでも発注主から金を取ろうとする。

◆ 発注主は市区町村役場と下請けの両方に金を取られてしまう。市区町村役場は、従来は発注主はA社に仕事を発注していたのだから、その後の仕事もA社けに発注したと見なし、それを差し押さえるという。裁判を起こせば取り戻せるとは思うが、それには費用もかかるし時間もかかる。なので多くの発注主は泣き寝入りをする。

◆ 国税の場合はもう少し慎重というか、調べた上で金を取るのは訴訟リスクを考えてだろう。従業員から預かった住民税を納付しなかった会社が最も悪いのだが、何の関係もない従業員に矛先を向けるのは明らかに間違っている。これも裁判を起こせば取り戻せるとは思うのだが、会社が住民税を預かった証明、それを納付していない証明など、非常に面倒だ。

◆ 個人の場合は住所がハッキリしているので請求しやすい。税の基本は取りやすいところから取る事であり、消滅してしまった法人から取るよりも個人から取った方が手っ取り早い。理屈として間違っているかどうかではなく、金が取れれば良いという考え方だ。

◆ こうした点では違法サラ金業者の方が未だ話が通じるかも知れない。市区町村の場合は理屈が通用しないし、給与明細を見せようが何をしようが「そうですか、でも払ってください」としか言わないし、応じなければ給料や口座が差し押さえられる。口座残高をゼロにしていると生活に必要なもの以外の物品を持って行かれたり、生命保険や損害保険があればそれを解約されて解約金を持って行かれる。

◆ 従業員が10人未満の場合は住民税の納税は年に2回である。従って最大半年分の(天引きされている)住民税を取られる可能性がある。まあ二重に取られるのが不安なら、特別徴収ではなく自分で払いますと会社に言ってみるしかない。就職する時に、あえて潰れそうな会社に入る訳でもないのだが、どんな会社にも危険はあると言う事だ。会社はまず個人の給料を優先して支払わなければいけないが、会社の口座を市区町村役場に差し押さえられると実質的に給料は払えなくなり、住民税が優先して取られる事になる。

ネットワーク稼働状況(5/8)
◆ IPv6+用のルータはRTX1210で、v4はASUSのものを使っている。ASUSの無線LAN機能付きルータは比較的安定なのだが、数ヶ月に1回程度は再起動しないとGUI画面へのアクセスが非常に遅くなる。メモリリークか何かがあるのかも知れない。

◆ RTX1210は問題なく動き続けている。GUIアクセスを行うと過負荷警告が出るが、GUIアクセスしなければ問題はない。これはヤマハルータ全般に言える事みたいだ。V6+の接続が切れることも今のところないし、従来のNEC製(家庭用)よりも安定に動作している。

◆ もっとも従来はWiFi機器の接続台数が集中することがあったので、それによって動作が不安定になっていた可能性は十分に考えられる。そのWiFi APはCiscoのものを2台使っているので、全く問題は起きていない。ホームオートメーション機器などが50個以上接続されているので、家庭用のWiFi APでは厳しいと思う。

◆ Atermはモデルによって異なるとは思うが、最大36台で推奨が20台だったかな。バッファローも高価格モデルで36台程度だと思う。接続可能台数を超えてもすぐに駄目になるわけではないが、たぶんメモリを使い果たして動作がおかしくなる。

◆ 従来のようにノートPCやスマートフォンだけを接続する分には何でも良かったが、今やホームオートメーション機器が大量につながっている。IPアドレスが残り50位しかないし、Alexaから見えている機器だけで50個以上あり、Alexaからは見えないセンサ類も色々と使っている。

◆ ホームオートメーションは色々と便利なわけで、PCの近くにいたりスマートフォンを持ってさえいれば何でも制御が出来る。電気を消し忘れることもないというか、消し忘れたと思ったらスマートフォンから消せば良い。消し忘れたかどうかが分からなければ、照度計で部屋の明るさを見れば良い。

◆ スマート電球は明るさも色合いもコントロール出来て、価格は数百円と安い。ウチでは電球色のスマート電球を使っているが、照度コントロールは可能だ。天井照明でも色温度可変機能の付いているものが多いが、中華スマート電球はRGB+Wの4色LED仕様だから色は変え放題である。

◆ で、こうした機器はIPアドレスを1つずつ食っていくので、やがてクラスCの空間がいっぱいになる日が来るはずだ。ホームオートメーション機器だけセグメントを分けるか、クラスBにでもしてしまうか、悩みどころでもある。

◆ 海外製のWiFiAPは接続可能台数の多いものが普通なのは、日本と違ってホームオートメーションが普通だからだ。ASUSのルータでも70台位接続できると思う。沢山のデバイスを接続すれば速度は落ちるので、スマートフォンなどは5GHz帯以上を使い、ホームオートメーション機器は2.4GHzを使うなどすれば良い。

◆ ホームオートメーション機器に伝送速度の高速性は余り必要ないので、家の中で電界強度が落ちないようにAPを複数個用意するなどに気を遣った方が良い。国産のAPはどれも出力が小さいので海外製とは結構電界強度が違ってくる。今のモデルで出来るのかどうか分からないが、一部の海外製APでは出力を100mWに設定が出来た。

◆ ただ都市部でそれをやると電波が飛びすぎることによる弊害が出るし、集合住宅ではなおさらなので状況を見ながら設定を行わなければいけない。

木と草と斜面(5/7)
◆ 南斜面の木はずいぶん切って、地面に陽が当たるようになったので草が生い茂った。木を切る前は陽が当たらなかったので余り草が生えていなくて、風が吹けば誇るが舞い上がるような状態だった。水の浸透性は良いので雨水で川が出来るなんて事はなかったが、夏でも冬でもいつも乾燥した地面だった。

◆ 特に変化が激しかったのは南斜面の下の方で、草も何も生えていなかった。さほど斜面は急ではなかったが、乾いた赤土なので砂地を歩いているように靴の中に赤土というか土埃的な細かなものが入ってきた。クローバなどの縦を蒔いても乾燥が激しく発芽しなかった。

◆ 木を切ると陽が当たるようになり、草が生え始める。草が生えると保水性が改善されて、更に草が増える。こうして草だらけになっていく。木を切って3年もすると草だらけになり、もはや地面は見えないほどだ。風が吹いても土埃は立たず、鹿が歩いても斜面が崩れることもないだろう。

◆ 切った木の切り株から新しい枝が生え、それが徐々に大きくなっていく。最初は日陰を作るほどの葉数はなかったが、そのうち日陰を作るまでに成長する。すると陽が当たらなくなるので下草が減少に転じる。人が立ち入ることすら拒むかのような草が姿を消し、日陰でも育つようなシダ類が少し生えるような感じになる。これが昨年の夏の、山の東側の状況だ。

◆ 南側は草に覆われている。切った木からはたぶん新芽は生えていないのではないかと思う。いや、生えていても草の下になっていて見えないだけかも。いずれにしても南側の下の方は草だらけで立ち入ることが出来ない。

◆ 今年は東側の木を少し切ったので、又草が生えるのではないかと思っている。草が生えすぎても嫌だし、木が生い茂って日が差し込まないのも嫌だ。ただ砂埃のことを考えるとある程度の下草は生えていても良いのかなと思う。

◆ 手入れをせずに日当たりの悪くなった、いわゆる死の人工林はこんな風に出来ていくのだなと実感できる。昨年は木材価格の高騰で山の木がかなり伐採され、おそらく新たな植林が行われるのだろう。新たに植えられるのは花粉の飛ばない杉の苗かな。

◆ 下草のコントロールが出来れば良いのだが、これは難しい。斜面を自在に移動できる自走式草刈り機でもあれば、それを定期的に動かせば管理が出来る。もっとも切った木が転がっていたり折れた枝があったりと、相当な悪路走破性が必要になるのは間違いない。

◆ でもリモコン操作で山を走破できて、カメラで見ながら操縦できたら面白そうだ。草をなぎ倒すにはかなりの自重が必要だろうから、小型のチップソーを付けて切りながら進むのが良いな。平坦な場所なら自動走行型の芝刈り機があるので、それにクローラを付けるとか、斜面でひっくり返っても起き上がれるような構造にするとか、そんなものが作れたら楽しい。

◆ 1/14と書かれた大型の重機のラジコンは売られている。全長が30cm〜60cmくらいで、5kg位の自重がある。これのモータを改造して庭に穴を掘れる位のものに改造した記事があった。重機と言えばAliexpressで家庭用重機と書かれたバックホーが6万円位で売られている。コイツをラジコン制御にしたら強力だろうなぁ。本当に6万円なのかどうか?本当に送料無料なのかどうかは怪しいんだけど。

ミニ雑感(5/6)
◆ ミニに1ヶ月ほど乗った。と言っても遠出をした訳ではなく、何かをいじった後の試運転をかねて伊豆半島の南の方まで足を伸ばした程度である。今月は横浜に出かける用事もあるので、走行距離は増える。

◆ ウチのミニにはドアが4枚+リアハッチが付いているが、ドアが4枚付いているからと言ってファミリーカーという訳ではない。ファミリーカーとして乗るのであれば、もっと相応しい車がいくらでもある。なので1人か2人で乗る、パーソナル色の強い車だと思った方が良い。

◆ その理由としてはこちらの動画にあるような特性だからだ。動画はジョンクーパーワークス(JCW)なのでエンジンパワーもトレッド幅(タイヤサイズ)も少し異なるのだが、大雑把にまとめれば同じ系列なのである。SLで高速道路を走行中に落下物を見つけ、それを避けようとステアリングを切ったら助手席の人間が横Gで頭をサイドウインドゥにぶつけた。身構える間もなく横Gが立ち上がるからで、ミニも同じような感覚だ。加速はエンジンパワー依存なのでどうしようもないが、曲がる事と止まる事はそこそこの性能である。

◆ 車両の四隅が見渡せる(目で見えるという意味ではなく、ミラーなどによる情報からその位置を把握出来るかの意味)かというと、これはBENZやBMW本体に劣る。勿論四角いジムニーよりも見通しは利かないが、こういう事は意外にすぐに慣れる。死角自体はSLよりも少ないかも知れない(屋根を開ければSL最強)しAピラーの邪魔さ加減はCLSよりマシだ。

◆ 車室内の雰囲気はイギリス車チックというか、遊び心というのか無駄の満載というのか、同じ事をBENZがやったら批判囂々だろうが、ミニなら出来てしまう。操作性の悪さにしても沢山並べられたスイッチのどれが何の機能だっけ、みたいな非合理性が、らしさという言葉だけで許されるんだろうなぁ。ちなみに私はiDriveの操作性の悪さは許せないんだけど。

◆ スタイルとしては2ドア+ハッチゲートの3ドア版が良いと今でも思っている。ホイールベースが短いから運動性は更にクイックだ。バリエーションとしてはカントリーマン(日本名はクロスオーバ)もあり4WDバージョンも存在する。山の中で使う事を考えると4WDも良いよなとは思ったのだが、基本を2ドアとして考えていた私としては、ちょっと違った車になってくるかなと思った。

◆ エンジンは(今は)EV〜2リッターまである。4世代目でディーゼルは消えたが、税制優遇の関係でディーゼル車は市場に沢山存在している。エンジン音はマツダのディーゼルほど静かではないというか、うるさいと言った方が良い。車室内は遮音性のおかげでそこそこ静かだ。なおマツダディーゼル同様のスス問題は発生する。ディーゼル税制優遇措置も終わったので、ディーゼルエンジン搭載車の中古価格は下がってくるとは思う。

◆ ディーゼル車はガソリン車よりも燃費は良いが、オイル交換サイクルやメンテナンス費用を考えて選ばないと話が違うとなってしまう。オイル交換はガソリンエンジン車が1.5万kmごとでディーゼルは5千kmごとだったかな。オイルは合成油指定なので1回の交換で(外注すると)2万円は超える。自分で行えばその半額で済む。

◆ あとは何が壊れるか、どこが壊れるかだ。純正品はアセンブリ交換前提みたいになっていてパーツ代が高いが、OEM品だと個別部品が出て来る場合もあり修理コストが1/20になるケースもある。

折りたたみスマートフォン(5/5)
◆ 出始めの頃には特殊なというのは言い過ぎにしても、実用的にどうなのかなと思うような感じだった折りたたみスマートフォン。それが今は価格も下がりヒンジ部の品質も問題がなくなり、徐々に浸透し始めている。

◆ フレキシブルディスプレイといえども折り目が付くほどに曲げてしまうわけには行かず、ヒンジ部にはそれなりの工夫が要る。SAMSUNGも何度かの改良が重ねられて現在の形になったわけだし、閉じた時の隙間に関しても当初は気になるものだった。

◆ 価格は未だ高めではあるが、例えばrazr40やLiberoFlipなどは買いやすい価格帯に入ってきている。折りたたみスマートフォンが市場に出たのは2018年、中国メーカが発売した。それにわずかに遅れてSAMSUNGも折りたたみスマートフォンを市場に投入するが、ディスプレイ部の強度などの問題が出てしまう。中国メーカが世界で初めて発売した折りたたみスマートフォンのFlexPaiはヒンジ部の強度などに問題があったという。

◆ GALAXYやGoogleが使えるレベルの折りたたみスマートフォンを出すまでに、5年近くの歳月を要している。一つは技術的な問題だが、もう一つは市場の反応を見定められなかったことにある。高額な折りたたみスマートフォンを市場が受け入れるのかどうか。

◆ それでも徐々に折りたたみスマートフォンを作るメーカが増えてきたわけで、一定のニーズがあると各社は見始めたと言う事になる。従来型携帯電話の頃のように折りたたみが全盛になるのかどうかは分からない。しかし携行しやすく大画面で使える一つの解が折りたたみ方式だとすれば、一気に流行る可能性もある。

◆ 以前にも書いたがiPhoneが折りたたみを出すのかどうかは、iPhoneユーザは気にしているようだ。Androidであれば好きな形状の、好きな性能のものを買えばいいわけだが、iPhoneの場合はAppleの意向次第である。iPhoneも最初は1モデルだったものが、今は種類が増えている。その流れから行けば折りたたみ式が加わっても良いようにも思えるがどうなのだろうか。

◆ iPhone利用者はほぼ一定数がいるわけだが、折りたたみにしろ何にしろモデル数を増やすと(これまでの傾向からすると)売り上げが分散して商業的には効率が悪くなる。モデルを増やした分だけ利用者が増えてくれるのがAppleにとっては理想だが、実際には中々そうは行かない。

◆ しかし多種多様なAndroidと勝負して行くには、様々なニーズを満たす必要がある。しかもそれらの頂点に立たなければ意味がない、みたいな期待感があるのだからAppleも大変である。カメラはあのモデルに負けて、ディスプレイはあっちの方が良くて、アレには指紋認証も付いていて、こっちはCPUが高速で、充電時間は10分だしと、良いところだけの比較をされるのだから結構大変なのだ。

◆ 中国の景気後退やスマートフォンの品質が一定に達したことから、今後スマートフォンの新規需要は減少するだろう。さらには価格の上昇もあるのだが、世界的に見れば日本の景気が悪いだけだとも言える。米国でみればiPhoneは決して高額なスマートフォンではないはずだ。日本は世界でもiPhoneのシェアが高い国だし、だからAppleも力を入れている。事業者はミリ波対応を望んでいるようだが、使われもしないミリ波に対応させて売価が上がってはシェアが下がる恐れがある。

埼玉県とクルド人(5/4)
◆ 以前にも触れたことがあるが、外国人居住者や難民の問題は中々難しいようだ。川口市は国に対して一定の援助や補助を求めた。違法就労問題や不法滞在問題に対して、国は厳正な対処をすべきだという。また難民や外国人居住者による自治体の金銭的負担が過大になり、未納医療費問題なども合わせ、国にも対処を求めた。

◆ 拡大傾向にある外国人居住区では、治外法権的な動きも見えているという。クルド人は母国を逃れて日本に住みたいと難民申請を行う。しかし難民の規定に該当しない人が殆どだそうで、その場合は特定の施設に収容されることになっている。所がコロナウイルス蔓延問題や施設のキャパシティ問題もあり、仮放免として施設外で暮らすことが許可された。

◆ その結果として埼玉県各地にクルド人が集まり、ゴミ出しのルールを守らないなどで自治体とトラブルを起こす。自治体は川口市の決まりを守れと言うが、クルド人はそれは日本人の勝手な意見で、中東やトルコではそんな事はしないと言って聞こうとしない。これはもう宗教戦争みたいなもので、我々はトルコ人なのだから、トルコ人としての生活をすると言って聞かない。

◆ 面倒さに拍車をかけるのが在日韓国人や中国人が支援を開始したことだそうだ。日本人は悪い事ばかりしている、我々の人権を無視していると言ってクルド人をたき付け、大騒ぎを始めてしまう。

◆ 警察も日本人が暴動を起こせばすぐに捕まえるが、クルド人には関わりたくないらしい。こうした事が余計にクルド人優勢みたいな感じになり、日本人のくせにクルド人の言うことが聞けないのかと、何が何だか分からないような状況にまでなったという。

◆ 学校にもクルド人の子供達が通学する。多くの場合は給食費や学用品は税金でまかなわれる。日本語が分からない子供達には個別で授業を行ったり、親への説明にも通訳を介するなどコストがかかる。難民申請している人は収入がないわけだから、生活費などの全ては税金でまかなわれている。日本人とクルド人の比率は40:1位で、収入のない人は1万人前後だそうだ。

◆ 難民認定されないのだから母国に帰ればいいわけだが、少なくとも日本にいれば衣食住は無料だ。なので母国に帰れば殺される、日本人は我々を殺すのかと暴れる。外国人にハッキリものの言えない政府は、難民でないにもかかわらず居住費を税金から出す。日本で生まれた子供は居住権は与えられないのだが、その子供にも金を出す。

◆ 収入が本当にない人もいるが、多くは違法就労しているという。埼玉県の事業者にしてみれば、クルド人の安い労働力が必要だとなり国も半ば違法就労を黙認するかのようになっている。結局の所こうした法に沿わない形での居住実体が、クルド自治区を生んでしまう。厳正な対処が出来ていれば何ら問題はない訳だが、問題を避けたいとする自治体や国が問題を認識しないが為に、より問題が大きくなると言ういかにも日本的な事なのだ。

◆ クルド人が住み始めると日本人が逃げ出し始める事で、クルド人自治区が構成されやすくなっている。北海道の中国人町に日本人が入ろうとすると追い返されるという話があったが、やがてそうした地域が出来るのかも知れない。埼玉県の南部に集中していた彼らは、より北に方にまで居住区を移そうとしている。

レンタルはお得なのか?(5/3)
◆ 不況のiRobotはRoombaのレンタルプランを一新した。i2は月額980円からレンタルできる。レンタル品は新品ではないのでバッテリーの状態などは不明だが、不調になったらレンタル契約を解除すれば良い。最低利用期間などはないので、この点は安心だ。

◆ 3年使用すると借りていたRoombaは無償で貰えて1年の保証が付く。3年分だと3.5万円ほどを払うことになり、i2の新品価格が3.7万円位なので分割購入したようなものだ。レンタルの場合は途中解約が可能だが、分割払いで購入すると返品は不可能になる。

◆ Roombaの制御は余りお利口ではないので、とりあえず使ってみてから考えるという人にはレンタルは便利だ。ウチではもはや古くなったモデルを使い続けている。i2など最近のRoombaはゴムローラタイプで、これは絨毯や床への攻撃性が高い。ウチでは古くなったゴムローラ(出っ張り部分が摩耗してつるっとしてくる)をそのまま使う事で、攻撃性を抑制している。

◆ ゴムローラが壊れたら交換するのだが、出っ張り部分をできる限り切り取ったりむしり取ることで、攻撃性を弱めることが出来る。従来型のブラシタイプは攻撃性は余り強くないので安心だが、現行モデルではそのタイプのものは売られていない。もしかするとサードパー ティ製の対策品が出ているかも知れないけど。

◆ 600シリーズはブラシタイプで、今や中古ならば千円程度で買うことが出来る。i2の前のモデルにあたるe5にしても数千円なので、新品にこだわらないのであれば安い中古が一番お得な気がする。バッテリーは駄目かも知れないが、これもサードパーティ製が安く買える。

◆ ウチにあるRoombaは全部中古を買ったものなのだが、何か、新品に価値を認めていないというか、Roombaの新品に金を出す気がしないというか、ようするにその程度の機械としかみていない。優れた機械であれば最新モデルを買おうという気にもなるのだが、そこまでは欲しくないんだなぁ。

◆ Roombaは家具にガツンガツン当たって傷だらけにするとか、ゴムバンパーの跡が付いて汚らしくなるなど、掃除機と言うよりも破壊機みたいな感じだ。まあだからシェアを失ってしまったのだろうし、こうした面では日本製や中国製のきめ細かな制御にはかなわない。

◆ それでも消耗品がたくさん出回っていて安いなどのメリットはある。値段的にもi2位だったら買ってもいいのかなとも思うのだが、新品を買う価格を考えると他のものとの比較もしたくなる。

◆ 猫を飼っていると毛が床に落ちるので、ロボット掃除機があると便利だ。短毛種で余り毛の抜けない種類(ロシアンブルーなど)なら頻繁な掃除は必要がないが、長毛種を複数飼いしていると抜け毛は気になる。最初の頃こそ猫はルンバを怖がるが、すぐに慣れて平気になる。寝ているネコにルンバがゴンとぶつかっても、猫はそのまま動かないみたいな感じだ。

◆ 面倒なのはルンバ自体のゴミ捨てで、これに関しては自動ゴミ収集機能付きのものが欲しいなとは思う。ゴミステーションのゴミは月に1回捨てれば良いそうなので、ゴミ捨ての手間はかなり楽になる。これには価値は認めるのだが、新品価格は高いので考えてしまう。まあi7の中古が2万円位なので、そのうち試してみようかなとは思う。i7は衝撃力が強いのか、Roomba本体の周囲がボロボロになっているものが多い。

セルフレジは効率が悪い(5/2)
◆ 人手不足が伝えられ、観光地伊豆においても問題は深刻だ。昨年までと違い外国人旅行者などが増えたため、各地で受け入れ体制が整わない。人がいればもっと客を入れられるのに、その人材が不足しているので手が回らない。

◆ 実際には人材が不足していると言うよりも、時給の高いところに人が流れてしまう訳で、実際人手不足の店などは時給1.2千円〜1.8千円位を掲示している。観光客が押しかけるエリアでは売り上げも伸び、時給を上げる事が可能になっているのだ。

◆ そうしたエリアに人材が採られてしまい、スーパーなどのレジ係が不足する。スーパーは観光客による増収が余り見込めないので、時給を上げる余地が少ない。結果として人員不足が深刻化する訳だが、ではセルフレジの導入でそれが解決出来るのか?
◆ いくつかのスーパーではセルフレジを閉鎖している。単位時間あたりの作業量としては有人レジの方が多く、効率的だという訳だ。セルフレジは完全無人という訳には行かず、慣れない客のサポートを必要とする。また有人レジと違って作業の間違いや迷いなどで時間あたりの処理量が有人レジの1/4位なのだそうだ。これに万引きなどの不正損失分を合わせると、人員不足の時には無人レジを閉鎖した方が良いという結論だとか。

◆ 作業の自動化をいかに行うか、これには色々な考え方がある。しかし総じて言える事は、効率的な作業ほど自動化にむいていると言う事だ。例えば品物を箱詰めするような作業はどんな人が行ってもある程度の速度が出せる。これを機械化すると平均速度が向上してミスが減少する。すなわち機械化に向いた作業と言う事になる。

◆ レジ打ちなどは非効率な作業だ。形状の異なるもののどこに張られているか分からないバーコードを探し、しわになっているものはそれを伸ばして読み取る。バーコードのない品物は一覧からコードを探して打ち込む。こうした、人間が行っても非効率なものは機械にやらせたところで効率が上がりにくい。

◆ ではどうするかというと、作業そのものを改善する事を考える。ユニクロや回転寿司店が行っているRF ID方式は、コストはかかるが効率が上がる。各方向からカメラやレーザでスキャンし、大きさや重さや形状を判別すれば間違いが減るが、機械が大がかりになる。

◆ それでも大量の物品をさばこうとする、発送センタや空港では導入が進むだろう。しかしスーパーには相応しくない。機械化の時代とは言え人間が操作した方が効率的な事があるのだ。そこでバーコードスキャンなどは店員が行い、支払いだけを機械にやらせる方式もある。

◆ ただし支払わずに品物を持ち帰る事が出来てしまうので、セキュリティ対策が必要だ。そこで電子マネーが有効になるのだが、日本では普及率が高くない。電子マネーでもFelicaなどなら決裁に時間がかからないが、バーコード系はスマートフォンの操作に手間取る人がいると時間がかかる。

◆ RF ID系はスマートフォンの背面をリーダに近づけるが、コード決済だと決済端末に画面を"見せる"ため、スマートフォンをひっくり返さなければいけない。ひっくり返してしまうので、どこにバーコードが写っているのかいないのか、どのあたりをリーダに見せれば読んでくれるのかが分かりにくい。スマートフォンの上部方向からカメラで撮る方式のものもあるのだが、屋内照明の位置によっては画面の反射で読み取り精度が低いらしい。

ドコモを勧めない理由(5/1)
◆ 契約や解約の簡単さは各事業者とも同程度、とは言えないなと思った。ドコモはMNP番号を貰うにしても何にしてもspモード接続が必要になる。従ってスマートフォンが壊れている状態では(おそらく)解約が出来ない。

◆ 以前はソフトバンクの解約が厄介だった。アンケートを何度も書かされたり、引き留めの説得部隊がやってきたりして、気の弱い人だと解約させて貰えないだろうと思った。今はそれらも禁止されたので、たぶんオンラインで解約が可能だと思う。

◆ ドコモの場合はdアカウントでログインしなければ解約が出来ない。ドコモに言わせればセキュリティ確保のため、spモード接続のスマートフォンからでないとログインが出来ない。PCからでもログインして手続きが出来るものもあるのだが、MNP番号の発行などは別なのだ。

◆ MNP番号の発行だけではなく解約もspモード接続が必要だとの記事があった。spモード接続していないPCなどで解約しようとするとエラー表示になる。そして「対応端末をお持ちでない場合:ドコモ回線をお持ちの場合は、ご契約のドコモ回線に接続のうえ、下記ボタンからやり直してください」と表示される。対応端末を持っていないのに、どうしてドコモ回線に接続が出来るのだろう?
◆ 元々はdアカウント関係がspモード依存なのがおかしいのだが、まるで解約をさせない悪あがきみたいにも見えてしまう。ahamoなどはspモード接続という概念がないので、spモード縛りはないはずだ。このspモード縛りはドコモメールとメッセージにも関係しているという面倒さなのだ。

◆ ahamoなどspモード契約のないサービスなら自由なのに、spモード付きのドコモ契約だと通知などはメッセージで来る。メッセージはドコモメーラをインストールしなければ受信する事が出来ず、ドコモメーラは例えWiFi接続時でも(利用者に気づかれないように)spモードに切り替えてメールやメッセージを受信する。

◆ このときにドコモ以外のSIMが入っている(DualSIMでデータ通信をドコモ以外に設定している)と、ドコモメーラはハングアップしてスマートフォンの操作自体が出来なくなる。AndroidOSがアプリの異常を検知して?アプリをKILLするまでは一切の操作は受け付けなくなる。

◆ スマートフォンの機能で、データ通信が出来ない場合(圏外なども含む)に、自動的に他のSIMに切り替える事が出来る。これをセットしておくと、ドコモでの通信状態が悪い場合に他の事業者に自動的に切り替わる。するとドコモメーラが勝手にハングアップし、キャッシュやデータを削除してやり直す以外に復旧の手段がなくなる。

◆ これをドコモに聞いたところで、ドコモがサポートするのはドコモSIMだけを入れたスマートフォンだけですと言われる。ドコモがデュアルSIMスマートフォンを売っていようが、あくまでもSIMを1枚入れた時だけがサポート対象だ。更にはSIMフリースマートフォンはドコモメールアプリの利用対象外だと言われる。

◆ PLAYで公開しているアプリは公開されているだけで、それを利用した時の動作は一切保証しないし、サポートもしないそうだ。そもそもドコモ販売以外のスマートフォンを使った場合は、通話も通信も保証対象外だと151では言っている。今は違うがソフトバンクはソフトバンク販売のスマートフォン以外は使えないようにしていた。その方が潔いと言えばそうなるかな

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