包丁で殻ごと切れるゆでたまご


今回は趣向を変えて(どこが?)の実験です。
包丁で殻の上から切れるゆで卵は出来るのか?殻付きのまま、包丁で切ってあるたまごなんて魅力的じゃありませんか!さて、包丁で切るためには、殻が柔らかくなくてはいけない。
体を柔らかくするのに酢を飲むという話を聞いたことがある。
それでは..って訳で、たまごにも酢に漬かって頂いた。
ただ付けるだけじゃあ反応時間がかかりそうだから、火にかけてゆでたまご作りとした。
いくらからが柔らかくなったところで、中身が生卵じゃあダメだからね。


火にかけるとボコボコ反応を開始する。
どうもたまごはかなり割れやすくなるようで、ひびが入ってしまう。
反応は10分ほどで下火になる。
このままおよそ30分間煮てから、包丁で切ってみると!

はい、このとおり。
ヒビはゆでた際に出来たものだ。
殻は柔らかくなっているが、切った後そのまま放置しておくとちゃんと固くなる。


しかし、ヒビが気に入らない。
そこで、最初に水でゆでてから再度酢で煮るという行程で作ってみた。
水で作るときも弱火で徐々に温度が上がるようにして、ひび割れを防ぐのだ。
電子レンジで作るのはお勧めではない。
たまご内圧が急激に上がるから、ひび割れしやすくなると思うのだ。
(ま、一旦冷やせば問題ないけど)茹で上がったたまごを、沸騰した酢に入れておよそ20分。
このように手間暇かけて作った作品がこちらだ。


どうだ!ひびなどは入ってないでしょ!

縦でも横でも自由自在。
明日の食卓に、殻付きたまごを半分ずつってのはどうですか??