過去の雑記置き場

VC
地方都市の繁華街(9/22)
◆ 感染者数は増えたり減ったりという状況だが、地方都市の飲食店は経営が厳しい常態が続いているという。
一般の飲食店や居酒屋にしても、繁華街に来る人の数が減っているので売り上げが上がらないという。

◆ 接待を伴う飲食店は更に厳しく、感染対策を行っているにもかかわらず客が入らないそうだ。浜松市だったか、感染対策をしている飲食店にはステッカーを配ったそうだ。東京都とは違って市の職員が店舗をチェックして、合格証を与えるみたいな方法だとか。

◆ しかし接待を伴う飲食店は飲食が主たるサービスではなく、接待が中心になるために感染防止策を判断することが出来ないとして除外した。これに対してバーやキャバクラは反発する。

◆ 感染防止の換気装置や消毒液、クリアな遮蔽板などの設備を設置したのに除外とは何事かと。ちなみに静岡市などはバーやキャバレーも一般飲食店も同様の扱いだそうだ。この辺りは基準が定められているわけではないので、各自治体が独自の判断で独自に進めている。

◆ 繁華街に人が少ないとタクシーも儲からない。車で呑みに出かける人が減ると運転代行業者も儲からない。こうして繁華街自体が不景気の波に飲み込まれてしまうと言っている。

◆ 大都市ほどの規模もなく、夜遅くまで賑わうというタイプの町ではない所は、わずかな客数の減少が売り上げに大きな影響を及ぼす。一部店舗では、現在の状態が続けば年を越せないという。現時点でも撤退した店舗が多く、空き室が目立ってきたという。家賃を下げるなどしても、先の売り上げが予想できないと言う事で借り手がいない状態なのだ。

◆ ワクチンの話も出ているが、効き目の問題や副作用など不明な点も多い。そもそも日本人全員に接種するのにいったいどの位の日数がかかるのだろう。インフルエンザのワクチン注射でも大混雑するのに。日本中の全ての病院で最低1人の医師がワクチン注射だけをしたとしても20日位かかるのかな。

◆ 実際にはそうは行かないだろうし、ワクチンの数も限られる。基礎疾患のある人や医療関係者を優先するとしても、これはこれで混乱するに違いない。インフルエンザワクチンとコロナワクチンの双方を注射して良いのかとか、色々あるのだろうな。

◆ ワクチンが効果を発揮すれば新型コロナウイルス感染以前の世界が戻ってくる。オリンピックも予定どおりに開催できるかも知れない。
ワクチンが失敗だと、来年も又コロナと一緒に過ごさなければならない。ワクチンは16くらいの企業で開発が行われている。早ければ来春にも日本での試験が行われるのだとか。

◆ 有効性が低いのは仕方がないとして、副作用が出るのは心配だ。子供は大丈夫なのか、高齢者に問題はないのかなどは、結局後になって分かることだ。十分に検証されたワクチンでも問題が出る場合があるのに、急いで作れば検証期間も短くせざるを得ない。

◆ 観光収入がメインのハワイが壊滅的だそうだ。年末年始の"ハワイ詣"がなくなれば、更にハワイの景気は悪化する。ハワイにマンションを持ちたいと思っている人は今がチャンスかも知れない。町から賑わいが消えて、物件価格も下落しているのではないか。

ソーラー発電所はどうなるのか?(9/21)
◆ この近くに出来るというソーラー発電所の説明会に行ってきた。土地の所有者と開発担当企業が来ていた。

◆ 説明会は開発担当企業が工事の概略を話し始めてスタートしたが、程なくして住民からクレームが出た。事業の目的や工事の必要性などもなく、いきなり計画と工事の話では聞いている方は理解出来ないと。

◆ ソーラーパネルを敷き詰めるのは現在のゴルフコースで、ゴルフ場をソーラー発電所に変えるという話らしい。
18ホールのうちの9ホール分を発電所にする。本当は18ホール全てを発電所にしたいようだが、国定公園か何かのエリアに入っているので開発が出来ないらしい。

◆ とここで、今度はゴルフ会員権を持っていると思われる方から、ゴルフ場を潰すとは聞いていないと意見が出る。18ホールなければゴルフ場ではない、そもそも地権者は誰なのかと。

◆ ソーラ発電所開発会社はゴルフ場の管理者は以前と変わっていないと言うも、そうではなくソーラ発電所開発会社に所有権が移されているという話も出て混乱する。結局ソーラ発電所開発会社の自称役員氏も、いったい誰の土地なのか分からないみたいな話になった。

◆ ゴルフ場は元々の所有者から韓国系の企業に売却され、経営の建て直しを図るも借金が焦げ付き気味だったとか。その金を貸したのがソーラー発電所開発会社のようなのだがよく分からない。いずれにしてもゴルフ場として採算は取れないと言う事になり、ソーラー発電所への転用が決まったようだ。

◆ 何故ゴルフ場なのかというと、再開発(開拓)を行わないという条件では、県などの認可が不要なのだそうだ。今はどこに作るにしても必ずもめ事の起きるソーラー発電所だが、ゴルフ場の転用ならハードルは下がる。

◆ とはいえ住民皆反対である。泥水対策として3つに貯水池を作るようだが、どこのソーラ発電所でも池は泥に埋まって機能しなくなる。今回の説明でもその傾向があったが、決まりどおりにやったからウチの問題ではない、自然災害は自然の災害であってウチとは関係ない、ウチの責任であれば保証はするが、それ以外は関係ないという感じが見えた。

◆ ゴルフ場を残したままソーラーパネルをどこかに並べるのならば別荘地側への影響は少ないと思っていたが、ゴルフコースに並べるとなると別荘地の道路から手を伸ばせば届くくらいの距離だ。泥流が大きな流れになれば別荘地の下にある小川にその水は流れ込むのだろう。

◆ ソーラーパネルは10万枚という話なので、パネル辺り400W以上となる。そこそこ大型のものだ。送電電圧は66kVだそうで、町の方に変電所を作ったあとで東京電力の送電網に接続するらしい。66kVの線は自前らしく鉄塔を建てるような話をしていた。

◆ 工事は今年の12月から行われるという計画なのだが、これってゴルフ会員の了解も取らずにゴルフ場を閉鎖してしまう予定だったのだろうか?何やらその辺りがよく分からないし、計画の主体がどこで土地の所有が誰なのかも分からないという不思議な説明会だった。

◆ 住民からは、ハッキリさせるべき所をハッキリさせた上で説明して欲しい旨意見が出た。住民に対する説明会を行わないと市の工事許可が下りないとかで、その為の集まりだったようだ。

CWとかSSBとか(9/20)
◆ アマチュア無線でCWは電信による通信を意味するが、一般的にはコンスタントウエーブ、つまり変調のかかっていない信号を言う。電信による通信はキャリアの断続だ。そのキャリアに変調がかかっているわけでは無く、なのでCWなのだろう。電信による通信は最も古いディジタル通信と言える。

◆ SSBはシングルサイドバンド、AMやFMはキャリアが存在するがSSBにはキャリアがない。つまり無変調時には電波が出ていないことになる。実はこれ、現在の移動体通信網などで使われるPSKやQAMと同じなのだ。

◆ SSBを造り出すための簡単な方法は、バランスドモジュレータで変調した両側波帯変調波の片側をフィルタで切ってしまう事だ。
DSBの片方を切り取ってSSBにする方法で、メーカ製無線機はこの方式だ。もう一つはディジタル変調にも使われているI/Q変調器を使う方法で、これはPSN方式と呼ばれた。

◆ PSN方式はI/Q変調器そのものなので、フィルタを使う事無くSSB信号が生成出来る。
I/QとはSSBで言うところのUSB/LSBであり、DSBの両側波帯が別の信号を伝送しているわけだ。
変調器にはI側とQ側で90度位相の異なる信号を入れなければならない。キャリアの方はシフトレジスタでもフリップフロップでも使えば正確な90度位相の信号が得られる。まあL/Cで作っても出来なくはないが、ドリフトがある。

◆ 問題はオーディオ信号の方だ。300Hz〜2KHz辺りまでのオーディオ帯を、周波数によらず正確に位相をシフトさせなければならない。
今ならDSPで簡単にできるが、PSNによるSSBゼネレータが全盛だった頃にはDSPはおろか高々音声帯域周波数を処理出来る速度を有するCPUもADCもなかった。で、L/C/Rを並べて移相器を作るわけだが、広帯域で正確な位相差を得るのは難しかった。位相差が正確でないとSSBとしての特性を満足しなくなる。そんな事もあってメーカ製無線機の殆どはフィルタ方式を採用した。

◆ しかしディジタル通信全盛の今は、そのPSN方式があらゆる所で使われているのだから面白い。シングルサイドバンドを作ると言うことはイメージリジェクションが出来ると言うことだ。

◆ 例えば100MHzと20MHzをミキシングすると、100-20=80MHzと100+20=120MHz、キャリアのリークである100MHzそのものと20MHzそのものが出てくる。バランスドミキサであれば100MHzと20MHzは出てこない。
ここでイメージリジェクションミキサを使えば、アッパーサイドバンドの120MHzか、あるいはロワーサイドバンドの80MHzしか出てこない回路が出来る。これによって後段のフィルタを軽くすることが出来る。

◆ I/Q変調器はディジタル変調器の基本なので、変調器にも復調器にも使われる。現在の多くはアナログ回路でこれを実現するわけではなく、DSPの演算によって変復調は行う。従って回路として存在するのはイメージリジェクションミキサくらいだろう。

◆ アマチュア用無線機もDSP搭載のものであればI/Q変調器でSSBを作っていると思う。フィルタで側波帯をカットするわけではないので音も良いし、フィルタの特性に左右されることもない。クリスタルフィルタは実現可能な周波数帯が決まっているので、フィルタ方式のSSBゼネレータではIF周波数を数MHzのフィルタ周波数に合わせなければならない。しかしDSPで変調波を作れば、DACの周波数上限までIF周波数を上げられる。(一部制限はあるが1GHz位までは出せる)
5Gでもデータ使用量リミットを付け始めた(9/19)
◆ 4G時代とは違う、5Gではリミット無しでデータを使えると謳ったauだが、モバイルルータプランでは再びリミット付きとなった。

◆ 5GモバイルルータであるSpeedWi-Fi 5G X01は理論最大速度4.1Gbpsのリンクと、Wi-Fi6(最大1.2Gbps)/2.5GBASE-Tの有線接続が可能だ。Wi-Fiはともかくとして有線接続は10GBASE-Tにすべきだったのではないのか。まあ実際の通信速度と消費電力を考えれば2.5Gbpsで良いかなと言うところだとは思うのだが、カタログスペック的には見劣りする。

◆ 5Gだからと言って無制限で使えるわけではなく、5Gルーターフラットプランでは月間80GBに制限される。さらに10GB/Dayの制限も合わせて加えられる。有線接続での最高速度が仮に2Gbps(無線区間の速度が理論値の半分出ればこの速度でリンク出来る)だとすると、最短40秒間の通信でリミットにぶち当たることになる。

◆ 最大通信速度は謳い文句としてカタログを飾りたい。しかし実際にはデータは余り使って欲しくない。使うのだったらそれなりに金を払ってねと言うのが通信事業者の言い分だ。

◆ 総務省でもデータフリー(特定の接続先のデータ通信をカウントしない)はダメだみたいな事を言っている。特定の通信先と通信をしない人にとって不公平が生じるためだそうだ。そのくせNHK受信料金は、NHK非受信世帯にも課金したいという。

◆ 5Gで何が起きるかというと、一般の人が感じられるのは通信速度が速くなることと、その速い状態は移動中には得られにくいことではないだろうか。低遅延だ何だと言ったって、これは感じられるような類いのものではない。

◆ 動画配信で遅延が少ないなんて宣伝も見かけるのだが、伝送遅延よりも処理遅延や方式による遅延(エラーコレクションなど)の方が余程大きい。遠隔医療などで低遅延を活かすとすると、エラーコレクション無し+無圧縮でないとダメだ。1280x720のHD画像を無圧縮で伝送するためには663Mbps程度あれば良いので、これは行ける。4k画像だと6Gbpsは必要なので、これはダメだ。

◆ 無圧縮は良いとして、エラーコレクション無しの伝送だとどのような画像になるか。と、その前にTCP/IPではエラーコレクションやパケット化が行われるので遅延が起きる。なので専用のプロトコルを使ってIPレベルでの遅延を無くす前提だ。

◆ エラーレートがどの位か、どの位まで通信が成立するのかが問題になるが、マイナス3乗なら音声通話は出来る。マイナス3乗なのだから1000ビットに1ビットはエラーが起きる。
画像の場合のデータエラーでは色がおかしくなるという見え方になるが、マイナス3乗であれば絵が全く意味をなさなくなるほどではない。

◆ ただ無線通信の場合はバースト誤りが多いと思うので、ちゃんと見えているフレームと全く見えないフレームがあるだろう。そうなると人間の目ではかなり見にくくなる。こうしたことが起きないようにエラーコレクションが働くのだが、例えばバースト誤りを取り除くには数フレーム分のバッファリングが必要だ。これはそのまま数フレーム分の遅延を意味する。

◆ 遠隔操作などでエラーがあれば危険なことが起きる。しかしラーコレクションには遅延が伴う。5Gの低遅延はどうやって活かすのか。

Li-ionバッテリーのパッケージ(9/18)
◆ EV用のLi-ionバッテリーのパッケージ、従来は円筒形や角形のハードパッケージが使われていたが、最近はスマートフォンなどでもおなじみのパウチ型(アルティウムバッテリー)が使われ始めている。

◆ パウチ型は形状自由度が大きいとか柔軟性があるのでガス発生による膨張を吸収しやすいなどのメリットがあるという。日産リーフやホンダもこのタイプを使うし、GMのSUVであるキャデラックリリックも同様だ。

◆ キャデラックリリックではバッテリーを納めるケースの剛性を構造体として使うシャーシ設計により、従来よりも軽量化が行われているそうだ。EV専用設計の車両が増えてくれば、今後はこうした設計が一般的になる。

◆ パウチ型バッテリーは形状自由度が大きいので搭載スペースに合ったバッテリーを作ることが出来る。安全性に関しては、日産リーフがバッテリー関係のトラブルを一度も起こしていないことで、信頼性があると言われる。

◆ リリックのバッテリー容量は最大で100kWhと大きい。これが爆発したら大変なことになるわけで、高い信頼性と安全性が求められる。近年発売されるEVやハイブリッド車の多くがパウチ型を採用している。GMはパウチ型バッテリーのセル寸法を共通化して量産効果を得ようとしている。搭載容量は50kWh〜200kWhが可能で、同一サイズのセルをどれだけ使うかで調整する。

◆ いわゆる18650などに代表される標準パッケージの方が量産効果が上がっているが、今後EVが普及すれば専用形状のものも量産効果が出てくるという。パッケージングコストなどはハードケースのバッテリーより安くなる可能性が大きい。

◆ Panasonicはテスラ向けのバッテリー生産体制強化のために百億円以上の新たな設備資を行う。これにより米国ネバダ州の工場での生産能力を1割上昇させる。Panasonicの自動車関連事業部門の売り上げは約1.5兆円弱と前期より減少した。営業損益は-466億円と赤字になっている。

◆ ネバダに於ける工場設備の拡大はテスラからの要求でもあり、生産能力を38〜39GWに上昇させるのだそうだ。ちなみに北米工場に於ける円筒型Li-ionバッテリー事業は黒字になっている。しかし自動車用としてはコロナの影響もあり、引き続き厳しい常態が続くのではないかと予想しているそうだ。

◆ Panasonicとテスラの関係は微妙というか、今後も紆余曲折が予想される。太陽光発電に関する計画などでは、Panasonicとのそれを終了させ、Panasonic自身もソーラー事業の縮小を行う(製品供給は中国の提携先より調達)などもあった。

◆ 信頼性の向上とその検証には時間がかかり、すぐに中国メーカに市場を奪われることはないと思う。しかしコストダウンその他様々な技術の導入などを行わなければ、やがてはライバルに抜かれてしまう。日本メーカは国内景気の低迷で開発力が大きく落ちてしまっている。一方で中国はコロナ禍に於いても成長を続ける強さを見せている。

◆ Panasonicはトヨタとも車載用バッテリー分野で共同事業を開始している。Panasonicは、EV用のバッテリーなどが今後の収益事業を担うとして重要視している。その一方でテスラとの関係、テスラ向け事業が軌道に乗らないなどの話もあり大変そうである。

ポリ袋が足りない(9/17)
◆ レジ袋の有料化からしばらく経つが、業界では色々な変化があったという。
一つはロール状の薄いビニール袋を持っていく人が増えたと言う事。液漏れするような食品を入れるのに準備してあるアレだ。マイバッグを汚したくないとか、ゴミ袋として再利用したいなどもあって多数持っていく人が増えている。

◆ スーパーによってはロールごと持って行かれないように、ロックを付けるなど対策をしている。スーパーなどで、この薄いビニール袋は従来の1.5倍〜2倍も必要になっているそうだ。

◆ この薄いビニール袋、うちではロールで買って猫トイレのゴミやペットシーツなどを入れるのに使っていた。と過去形なのは、臭い透過性が結構あるので余り宜しくない。今は少し高額ではあるが臭い不透過性のビニール袋を使っている。

◆ スーパーで買うより安いレジ袋、ホームセンターなどに置かれているのだが売り切れが目立ってきた。Amazonなどではいつの間にか値上げされている。
一々レジ袋を買うよりまとめて買っておいた方が便利で安いと言うことで、こちらも売れ行きは例年の2倍以上だそうだ。

◆ 機能性レジ袋と言えるようなものも増えてきた。臭い不透過性の袋もそうだが、ゴミ袋として使った時に破れなどが無いように厚く伸縮性のある素材を使ったもの、液体などが漏れないように密閉性や接合部強度を高めたものなど。

◆ これらビニール袋は、需要急増で製造が間に合わないメーカもあるそうだ。その為販売店によっては品薄になっている場合があるという。環境云々と言っていたが、結局ビニール袋の消費量はたいして変わっていないのかも知れない。

◆ この別荘地の一部は貸別荘として運営されているのだが、ここに続く道などにゴミが増えた。別荘に来る客、帰るる客が山道にゴミを捨てていくのだ。
別荘地内に捨てる分には管理が片付けてくれるが、山道は管理外だ。以前はゴミが落ちていることなど殆ど無かったのに、今はゴミが目立つ。

◆ 千葉県の国道だったっけ、中央分離帯がゴミ箱的に使われているというのは。
トラックがそこにゴミを捨てていき、ゴミが捨ててあるので他のトラックも又ゴミを捨てる。行政がゴミ捨て禁止の看板を出せば、それが逆効果となって又々ゴミが増える。

◆ ゴミが捨てにくいのは事実で、セキュリティの問題だとかなんだとかと言ってゴミ箱が撤去されてしまった。ゴミを捨てる場所がないから道路に捨てて良いというものではないが、ゴミを捨てる場所も必要だと思う。

◆ レジ袋の有料化と同じく、行政にしてもゴミ捨てにコストがかかるからゴミ箱は置きたくない。コストを理由に行政が役割を放棄する例が、横浜のバス路線だ。病院の近くを通る路線は老人乗車率が高く、老人は無料パスを持っている。これだと儲からないからバス路線そのものを廃止してしまおう、赤字を理由に、みたいな感じ。

◆ コロナ禍に於ける行政の対応も、地方部の方が充実している印象を受ける。大都市圏では(東京は税収が多いので別格として)相談には乗るけれどカネは渡さないよみたいな対応が多い。

キーが回せないと言ったご老人(9/16)
◆ 田舎は何でもホームセンターである。
ホームセンターによってはせんべいやチョコレートなども売っている。農作業用の道具や消耗品、農作物にかけるネットだとか、出荷に使うような袋も売られている。

◆ 大規模な農家であればメーカの代理店だとか商社から仕入れるのかも知れないが、いくつかの田畑を持っているというような規模の農家はホームセンターに買い出しにやってくる。

◆ そんなホームセンターに出かけ、車を止めると隣の軽トラックからご老人が降りてきた。「すみません、キーが回らないんですけど」隣に奥様を乗せたご老人、買い物を終えて帰ろうとしたらトラックのエンジンキーが回らなくなってしまったという。

◆ これは何のことは無い、ステアリングを切ったままハンドルをロックしたので、テンションがかかったままになってハンドルロックが解除出来ないのだ。ハンドルを少し回しながらキーを回して一件落着。ご老人は何で??みたいな顔をしたが、私はあえて何も言わなかった。ら、何でキーが回せたんですかと聞かれた。

◆ 説明が面倒だったので、又同じようなことが起きたらハンドルをちょっと回せばキーは回りますよ、くるまってこう出来てるんですよと言っておいた。しかしご高齢になるまでハンドルロックによってキーが回らなくなることを経験していないとは、中々貴重なご老人だと思った。

◆ 今やパーキングブレーキも電動制御な訳だし、ステアリングのロックにしても電動制御が普通なのではないかと思う。電動制御であれば何も気にせずキーを回すなりボタンを押せば車は走れる状態になる。

◆ 2012年頃だったか、トヨタAquaがプリウス以上に売れたのは。シフトレバーはBENZの特許切れで各社が使うようになったスタッカードゲート式で、シフトレバーを見ることなく慣れていればそのポジションを手で感じることが出来るのは、一般的な車と同じだ。

◆ 特許だったからと言うことではないが、スタッカードゲートは良く出来ていたと思う。
誤操作も少ないし、レバーが行きすぎることもない。多段変速だとギザギザが多くなりすぎるので別のポジションが設けられたが、直感的に操作ができるという点で優れている。

◆ それはコラムシフトのシフトレバーでも同じであって、いったん覚えてしまえば間違えることなく操作ができる。どんなに慣れても不安がつきまとうのがプリウスのシフトノブだ。今更言うまでもないが、これで事故が起きない方がおかしい。

◆ ジムニーはリバースに入れるとピーピー音がする。一々ウルサいなぁと思うわけだが注意喚起という点では必要なんだろうな。前進すると思い込んでいてリバースに入ったままアクセルを踏むと、後退するのだからGによって余計にアクセルを深く踏んでしまう。

◆ EV全盛になればシフトレバーも変わってくる。テスラはシンプルで、R⇔N⇔Dのレバー、ウインカーレバーみたいな感じのものがあるだけだ。EVでもハイパフォーマンスカーだとトランスミッションを介するものもあるが、駆動系の損失低減などや最高速度を規制すればトランスミッション無しでも行ける。そうすると必要なのは前進させるか後退させるかの切り替えだ。

Amazonの評判が悪い(9/15)
◆ コロナ禍に於ける外出抑制などで通販利用率は上がった。多くの人はAmazonで品物を買ったと思うのだが、そんな人たちがAmazonは酷いという。

◆ 何が酷いのかと言えば写真や謳い文句の曖昧さによる騙しだとか、勘違いを誘うような文言、不良率の高さと中華ショップの対応の悪さなどなどが噴出している。

◆ 騙しに関してはマスク事件は一般メディアでも報道された。ペーパーマスクは不織布のマスクではなく、紙に印刷された型紙だったというアレである。
よく見れば騙しに気づくのだが、写真やタイトルを見て買ってしまうと騙される。

◆ ヤラセレビューに関しても、それと気づかずに高評価だから買ったらとんでもなかったみたいな書き込みもあった。
レビューに関してはAmazon自体が考えるべき事だ。非購入物品でもレビュー出来るし、販売店によっては良いレビューを書くとオマケが貰えたりする。

◆ この辺りは楽天でも同じで、悪い評価は楽天本体が消してくれたりもする。楽天のレビューを気にする人が余り多くないのは、元々信頼性が低いからだ。もう何年も前からレビューの不正は語られている。

◆ 以前に書いたことがあるがMonotaROのレビューもいい加減である。MonotaROブランドではなくメーカ品の購入に対するレビューの公開・非公開は、そのメーカが行っている。従って悪いレビューを書いても一般公開されない事は、その1その2その3で書いている。

◆ MonotaROは安くはないが、比較的信頼は出来るかなと思っていた。しかしレビューのインチキを体験するとその信頼性も揺らぐ。通信販売は信頼性がないと商売としては厳しい。何しろものを見ずに買うのだから。

◆ こうした点での不安を払拭すべくAmazonは米国的な観点での返品や交換システムを作った。アリババは支払いや返金の保証をアリババ自身が行うシステムになっている。こうして通信販売の信頼性向上が行われてきたわけだが、その信頼性を乗っ取るかのような商売も増えた。

◆ 以前にも書いたがAmazonにしても楽天にしても、マスクから始まり消毒液やアルコールの高額販売で大きく信頼性を低下させた。オークションやフリマでの転売は禁止なのに、通販の高額販売は良いのかとクレームを入れる。

◆ するとAmazonはクレームが入れられない出品方式に変えた。商売第一だから仕方がないし、通販モール管理者に倫理を求めても仕方ないかも知れないが、しかしこうして自ら信頼性を下げた。プライム会員をやめましょうみたいな流れに拍車をかけたのが三浦瑠麗氏問題だ。

◆ 楽天の悪さは誰もが知っているが、Amazonは正しい、安心出来ると思っていた人が多かったわけだ。それが打ち砕かれて反発に変わるという、良くある話である。こうして市場は成熟するというか、自ら確認作業を行わなければ通販は使えないと、おそらく多くの人が思った事だろう。

◆ Google検索の劣化で書籍が売れるという話、通販の信頼性低下で実店舗が見直されるという話、いずれもなるべくしてなった事実なのだ。

ステーキハウス(9/14)
◆ 修善寺と三島の間辺り、函南町という所にあさくまが出来た話は以前に書いた。その近くにいきなりステーキがあったのだが、潰れた。
あさくまはサラダバー方式で、サラダやカレーなどが食べ放題となっている。価格はランチメニューだと1.5千円くらいとリーズナブルだ。サーロインなどはその2倍くらいの価格になる。

◆ 安価系と言えばいきなりステーキなのだが、店舗閉鎖が相次ぎここから一番近い店でも、富士の麓まで行かなければならない。どこにでもあるからそのうち行ってみようかと思っていたら、店舗閉鎖で容易に行けなくなってしまった。いきなりステーキだと200gのミドルリブステーキが約1.5千円だがライスなどは別オーダだ。

◆ 沖縄から始まって全国展開しているやっぱりステーキも話題だ。赤身ステーキの200gなら、スープ・サラダ・ライスが付いて千円である。サーロインでも同200gで2千円という安さだ。残念ながら東京都だと吉祥寺にあるのみ、本州では中部から関西地域にいくつかの店舗がある。

◆ 牛丼チェーン店の松屋もステーキ事業に乗り出している。ステーキ屋松は都内に2店舗のみだが、200g/千円という安さで話題になった。スープとサラダは食べ放題、ライスは別料金になる。松屋として何故原価率の高いステーキ事業なのかと思うのだが、実は牛丼よりも粗利が大きいのだとか。

◆ 客単価が上がると言うことで経営の効率化にもつながる。一時期は圧倒的な強さを誇ったいきなりステーキが自滅していったことで、その次の勢力がトップに踊り出られる可能性が出て来たという事だ。
やっぱりステーキの店舗展開が早いのか、或いはステーキ屋松が勢力を拡大するのか。

◆ いきなりステーキは既存のステーキ店にもダメージを与えたと言うが、ステーキ需要の喚起という意味では既存店にもメリットとなる。そしてこれは、いきなりステーキが店舗を縮小したことで明確になったようだ。

◆ コロナ禍で外食産業全般が厳しい常態になっており、各店舗とも難しい経営となっている。大仁(おおひと)という町があって、そこには回転寿司屋や焼き肉屋などがある。焼き肉屋も感染拡大の時には一時閉店もしていたが、今は営業を再開している。

◆ その向かい辺りにあったバン・ルージュという店は、昭和のたたずまいの洋食レストランだ。ファミレスなどとは違った、古く重厚なというか、気軽に足を踏み入れる雰囲気ではないというか、そんな外観だった。ビーフシチューなどが絶品、価格もリーズナブルだとの評価もあったのだが、先日通ったら店がなくなっていた。全くの更地になっていたのだが撤退なのだろうか。

◆ 混んでいる風では決してなかったが、それでも駐車場には車がポツポツ出入りしていた。個人経営だとすればオーナーもそこそこの年齢だと思われ、コロナ禍にあってケジメを付けるのに良い機会だったのかも知れない。

◆ 観光客の激減は伊豆半島の産業にも多大な影響を与えている。そもそも居住者だけでは外食にしても観光産業にしても支えきれないのだ。

天体観測(9/13)
◆ 秋口の火星接近もあり、天文に興味を持つ人が増えているそうだ。既に受注生産の望遠鏡などには予約が入っているという。

◆ 火星は比較的遠い星らしく、ちゃんと見るにはそこそこの望遠鏡が必要らしい。単に倍率を上げれば良いという問題ではないのは天体望遠鏡に限らずだ。

◆ 接眼レンズ側で拡大すると言う事は決まった光量(画像)の一部を切り出しているに過ぎない。無線機に例えるなら、RFで感度を稼ぐのではなくIFゲインを上げていることになる。これは、確かにゲインは上がるがS/Nは良くならない。

◆ 対物レンズの口径を大きくすると入ってくる光そのものが増える。IFでゲインを稼ぐのではなくRFあるいはアンテナゲインを大きくするようなものなのでS/N比が良くなる。

◆ 屈折望遠鏡はレンズによる収差が出るが取り扱いが楽、反射望遠鏡は収差はないが調整などが必要なのと筒内気流の問題が起きる。

◆ 私は小学生の頃だったか、天体望遠鏡で月などを見たことがあった。月は綺麗に見えるのだが、他の星は点にしか見えなかった。望遠鏡の性能や倍率的に無理だったのだ。

◆ そうか、星って拡大しても点に過ぎないのだな、星を星らしく見るには天文台にあるような巨大な望遠鏡が必要なんだろうなと思ったものだった。

◆ 確かにそれはそうなのだが、太陽系内の明るい天体を見るのならば、アマチュア用の望遠鏡でも何とかなる。
火星接近に伴う売れ筋モデルは数万円のものだそうで、デジタルカメラやCCDカメラを付けて観測するのが一般的になりつつある。

◆ こちらのサイトでは様々な機器を使って天体写真を撮っている。望遠鏡の所を見ると300mmの反射望遠鏡がある。望遠鏡の質量約25kg、焦点距離は約3mとなっている。この位の望遠鏡になると、精度の高い赤道儀も必要になるし画像のディジタル処理も必要になる。望遠鏡を設置する場所は安定で、道路や鉄道などがそばにない場所でないと震動の影響を受けるだろう。

◆ 入門者が取り扱えるサイズは屈折望遠鏡の10cm口径程度、反射望遠鏡の18cm位ではないかと思う。この位の望遠鏡だと様々な天体の観測が出来るので、長く使う事が出来ると言われる。取り扱いも楽なので、外光の少ない山などに持ち込んで観測するにも敵している。

◆ 最近は赤道儀にしても何にしてもPCからのコントロールが増えている。目的の星を狙うにしてもPCから制御が出来、PCでその星を見て記録する。望遠鏡本体よりそうした付帯機器のコストの方が高くなったりもするようだが、機材に助けられる点も大きいという。

◆ 横浜にいる時には、そもそも星が余り多くは見えなかった。それに比較すればこの地では沢山の星が見える。なのだが、無限遠にピントを固定出来る明るいレンズがなかったりして写真が撮れない。デジカメの設定で、合焦が検知出来なくてもシャッターが下りるように出来ると思うんだけど。一番焦点距離の長いレンズは35mm換算300mmで、2倍のリアコンバータがあったかな。2倍だとするとEOS Kissで972mm相当か、解像度さえあれば火星は撮れるかも。リアコンバータを使う時点で解像度がダメかな。

市外局番は必要なのか?(9/12)
◆ 地域ごとに電話番号を割り振る概念は、従来は必要だったと言える。
クロスバー交換機やそれ以前の手動交換を考えると、接続先の番号を何かしらの情報で絞り込んでいかなければいけない。

◆ しかし今は違う。番号そのものは必要だが、それと地域を結びつける必要はない。電話番号という数字列と、その番号がその交換局内に存在しているかを紐付ける情報があれば済む。例えその番号の持ち主が引っ越したとしても、引っ越し先の交換局に登録し直せば電話番号自体を変える必要はない。

◆ 移動体通信に於いてはこれが自動化されているので、その電話番号所有者がどこに移動しても電話を受ける事が出来る。これが位置登録の概念だ。固定電話にしても0570や0120には地域の概念がない。

◆ 固定電話の市外局番を廃止すると、番号の効率的な使い方が出来るようになる。しかもそれは現在の表向きのシステムを変えずに行える。個人にしても企業にしても、所在地が変わっても従来の番号をそのまま使えば良い。

◆ こうすると所有者と番号の結びつきがハッキリするので、特殊詐欺犯やインチキ電話勧誘会社などの排除もしやすくなるはずだ。何ならマイナンバーと結びつけても良い。特殊詐欺犯が電話番号を変えながら悪事を働こうとしても、インチキ電話勧誘会社が暗躍しようとしても、一定のリミッタがかけられる。

◆ まあ、本来はそこまでしなくても電話会社がそれらを排除すればいいわけだが、電話会社も商売だから仕方がないか。
これは固定電話に関してもそうだし、移動体通信会社にしても同様だ。トバシのケータイが未だに存在している事が不思議だし、携帯電話レンタル会社もいい加減なところがある。

◆ 一般加入電話は減少している。携帯電話やスマートフォンを持つ事が普通になり、固定回線を引く必要が無くなった。それでも従来は、携帯電話番号では登録の出来ない云々みたいな企業などがあったのは事実だ。だがそれも相当減ったと思う。今時固定電話番号がなければダメというのは古すぎる。

◆ 電話による通話そのものも減っている。企業間や従業員の連絡などもメールが積極的に使われるようになった。そもそも楽天モバイルのように実店舗の電話番号を公表しないという、とんでもないところがある。店舗で契約や購入をした、何かの契約を忘れた、、不手際があったなどの時に連絡の手段が無い。通信会社でありながら連絡先がないというのだから酷いものだ。

◆ 加入電話回線数は2000年頃には6200万回線ほどあった。それが2018年には5400万回線台まで減っている。いわゆる回線交換の電話数は1800万回線台で、残りの多くはIP電話(ひかり電話など)だ。ひかり電話は0AB番号だが、局側は数字列の番号で管理しているわけではないので、原理的には番号を変えずに引っ越しが出来る。

◆ 固定回線数は減少したが移動体回線数は増加している。契約回線数は1.8億を超えているので、複数回線持っているのも珍しくはないわけだ。企業などでも個人へのダイアルインではなく携帯電話を持たせる所もかなり増えた。従来は内線扱いでPBXを通して接続していたケースもあったが、最近は携帯電話番号 そのものを名刺に書くようにもなってきている。

情報化社会で変わる流れ(9/11)
◆ 以前から言われている日教組問題など、産経新聞の記事によれば「日教組の中枢を占めている人たちが極めて左翼思想の色濃い人たちであるということです、先ほど述べたように日教組は共産党と袂を分かったのですが、それでは共産党が出て行って日教組の左翼体質は多少改善したかというと実態はその逆です。」とある。日の丸に反対したり、国歌斉唱をボイコットしたり、韓国語を熱心に教えるのもその辺りから来ているのか。

◆ 以前にBlogに書いた件も同じような感じか。領海侵犯をしてくる相手にお伺いを立てながら国防を行えという、メチャクチャなことを平気で言う記者がいる。

◆ 靖国参拝問題でも同様に、記者からは参拝を行うと中華から反発意見が出ると言われた。国内から意見が出る、例えば戦争犠牲者の家族などがどう思うのかは話としては分かる。しかし特定国がどう思おうがそれは関係がないことだ。

◆ 戦争とは愚かなものなのだが、いったい何を守ろうとしたのか。特攻隊などを見る限り国民を守ろうとはしていない。守るべき国とは天皇陛下のことなのか?それとも特別階級の人々のことか。そのわずかな人たちを守るために、多くの国民を死に追いやったというのなら、怒りは当然だ。

◆ ただこうした国民支配という考え方は、戦前戦後にかかわらず日本の基本的な姿勢であるように見える。国民のための政治、国益とは国民あってのものであるという考えが基本にあれば、官僚制社会主義などとは呼ばれない。

◆ 中国になってしまった香港を悲しむ声が多いのだが、警察官などを相手取った日本の裁判に於ける判決も中国的である。所詮裁判官は公務員と言ってしまえばそうだが、複数人の目撃情報よりも一人の(加害)警察官の言い分を信じるという事が普通に行われてしまう。

◆ こうした日本の中で、中韓崇拝的な政治家もいるし報道関係者も居ればNHKも同様だ。NHKなど反日的放送だと議員から声が上がるほどである。長い時間をかけて密かに増やす中韓思想の崇拝的なもの、韓国語教育にしたってスタンダードカリキュラムにあるわけではなく、その教師が独自にやった事(と、された)は言え普通ではない。

◆ 様々な考え方の人がいるのは当然だと思うし、全ての人が同じ方向を向く必要など全くない。しかし報道機関だとか放送事業者は、少なくとも中立である必要がある。総理を褒め称えろと言うつもりは全くないが、諸外国のメディア程度の中立性は保てないのだろうか。

◆ 最近こうしたことが話題になるのは、SNSなどでその事実が報じられるからだ。ニュースではカットされる部分も、文字起こしされて報じられたりする。閣僚などが自ら暴露する場合もある。今までは密室で行われてきた事が、ほんの少しではあるが表に出て来た。

◆ 一方でそうした記事に対する反発や思想的な意見もある。政府による統制的書き込みが噂になったりすると、いったい何が真実か分からなくなる。と言っても情報がないよりは、情報を選別出来る方が良い。自分なりに何が真実かを調べるのも良いことだ。ただデマに踊らされる人も多いのは心配だけれど。

可動部のないアナログメータ(9/10)
◆ 最近では自動車のインパネもLCDなどになっている。そこにはディジタル表示だろうがアナログメータを模したものだろうが自由に描くことが出来る。

◆ ラジケータがある。ラジケータの語源は良く知らないが、ラジオ+インジケータ辺りではないかと想像出来る。ラジオ用のメータとして、昔はマジックアイがあった。おそらくはメータよりも安価だったのだろう。マジックアイは蛍光体を塗った電極を持った真空管的なものだ。

◆ つまりチューニングの目安として、何らかの表示が欲しかったのだ。マジックアイは真空管なので、トランジスタラジオに付けるのは現実的ではない。当時はLEDは発明されておらず、電球をドライブするのも大変だ。そこで安価なアナログメータが、ラジケータとして登場したのではないだろうか。

◆ ラジケータは精度の保証されないアナログメータとして様々なものに使われた。ラジオもそうだし、テープレコーダーなどの音量表示器としても。LED全盛時代になると一部はLEDのバーグラフ表示に置き換えられた。LCDの価格が下がるとLCDにグラフィカルイコライザー的な表示が出来るようになる。

◆ こうなると可動部を持った小型メータは衰退の一途となる。完全な固体である半導体やLCDなどと比較すると、組み立てコストのかかるアナログメータは高額なものになってしまう。

◆ LCDでは応答速度に難があるとされた用途も、有機ELなら問題はない。しかも小型の有機ELの価格が下がったとあって、ラジケータ風の表示を有機ELにさせる、メータ風のものが増えてきた。

◆ 逐次変化する電界強度やオーディオ信号などは、アナログメータの方が見やすい。例えば音量を数値で逐次表示させても見にくくて仕方がない。しかしアナログメータであれば、針の位置でおおよその傾向を掴むことが出来る。なおVUメータと表示するためには、応答速度や針の戻り方などに規定があり、それを満たさなければならない。

◆ しかしディジタル処理であればそれも簡単だ。VUメータだろうがピーク表示だろうが、ソフトウエアで何でも出来る。小型の有機ELが数十円という世界だから、アナログメータが廃れるのも分かる。

◆ ラジケータは未だ売られているが、500円〜千円と安くはない。数値を表示させるという点だけで言えば3桁のディジタルパネルメータの方がもはや安い。体重計などにしてもメカニカルな仕組みのアナログメータ付きよりも、ディジタル秤を内蔵したものの方が安価に出来るみたいな話もある。

◆ アナログ目盛りの体重計にしても、その表示部はアナログ風の表示をしたグラフィック液晶だったりする。アナログ体重計の計測機構というかバネと歯車で(糸でドライブしているものもある)円盤状の目盛板をドライブするのは良く出来ているというか、組み立てが大変というか、そういう感じだ。

◆ 以前に書いたゼンマイ式のタイマー同様に、組み立てや調整工数のかかるものは消えていく運命だ。ディジタル秤はストレインゲージの低価格化と、ロジックや表示部分の低価格化で一気に普及した。簡単に精度の高い秤ができるのも魅力であり、ディジタル処理ならば数値記憶も比較もお手のものだ。

モーターかエンジンか(9/9)
◆ マーチe-Powerは1.5kWhのバッテリーを積んでいる。プリウスPHVは8.8kWhのバッテリーを積んでいる。小型車の電費が6km/kwh程度なので、プリウスPHVは50km位の距離をEV走行出来る。

◆ 一方のマーチは10kmも走ることが出来ないので、これはシリーズハイブリッドに他ならない。ただしシステムを大きく変えずにマーチに大容量バッテリーを積めば、PHEVに変身させることが出来る。

◆ プリウスPHVが50kmをEV走行出来ると、重く大きく高価なエンジンはいったい何のためなのか、エンジンの代わりに同じ容積分のバッテリーを積んだ方が得ではないかと言われる。

◆ レンジエクステンダー付きEVは常にこの問題と直面する。充電インフラが整備されれば不要になるエンジンを、何故積んでおく必要があるのかと。もう一つ、レンジエクステンダーの出力だけで走行は可能であるべきか否かだ。通常走行が可能な出力のエンジンを積めば、バッテリーエンプティでも通常どおりの走行が出来る。プリウスPHVはそうだ。

◆ BMWのi3は125kWのモータに対して、発電用のエンジンは28kWである。軽自動車を考えれば2気筒647ccのエンジンでも走れないことはないだろうが、あくまでも非常用である。せめてターボでも付けて50kWあれば、とは思うが、そこまで発電機にコストをかけるのならば、内燃機関エンジン搭載車に乗れば良いんじゃないのと言うのがBMWの考え方だ。

◆ i3のバッテリーは約42kWhで、カタログ上は360kmの航続距離を誇る。電気負荷などの増大する実走行に於いては250kmちょっとではないかと思うが、シティコミューターとしては十分だとも言える。

◆ BMWの2気筒エンジン+発電機のお値段だが、約50万円だ。50万円を払ってエンジン付きを買うのか、それともピュアEVに乗るのか。ちなみに日本に於いてはレンジエクステンダー付き車両の方が売れているそうだ。これは充電インフラの関係もあるだろうし、やはりEVでは心配だとの事もあるだろう。

◆ ピュアEVがどのような評価になるかは、ホンダ製が市場に出、トヨタが追随してくれば見えてくるだろう。航続距離を余り欲張らないEVが認められると、レンジエクステンダー付きのEVやハイブリッド車の評価も変わってくる筈だ。

◆ 充電インフラはガソリンスタンドよりも設置が容易であり、現在に於いてもスーパーなどの駐車場やコインパーキングにも設置されている。EVが増えれば充電スタンドの需要増と収益率の向上が期待出来、これを設置する駐車場事業者も増えるだろう。

◆ 駐車時間に満充電に出来るのは望ましい。充電するために待ち時間が発生するのはイヤだが、車を使っていない間に充電されるのならば充電時間を気にしなくても良い。

レンジエクステンダー(9/8)
◆ EV車両のレンジエクステンダーとしてロータリーエンジンを使うという話は以前からあった。定負荷定速で運転する分にはさほど燃料効率も悪くはなく、小型低振動である事がメリットになるとマツダは言っている。

◆ 他にもクランクセンターが高いのでモータとのマッチングが良いとか、低回転で回すことにより低騒音を実現出来るとか。ロータリーエンジンが低回転域で十分な効率を発揮出来るのかという点で疑問もあるのだが、マツダは1500回転で発電機を駆動したという。

◆ 発電用としてであれば1ローターで良い。
自動車用とするとトルク変動によるギクシャク動作が出るのでマルチローターにしなければならない。

◆ ロータリーエンジンで難しいのは排ガス対策だと思う。マルチサイドポートなどにして、レシプロエンジンで言うところのバルブオーバラップを減らしたわけだが、それでもCOやHC排出量は多い。一方で燃焼温度が上がりにくい(=熱効率が悪い)事からNOx排出量は少ない。

◆ ロータリーエンジンは構造が簡単で部材コストは安いと思われるが、組み立て性が良くない。熟練工による手作業部分が残されていると言う時点で、量産化によるコストダウンが見込めなくなってしまう。

◆ エミッションコントロールと量産コストの低減が出来れば、発電用のエンジンとしてメリットはある。もっともEV全盛時代になれば、充電インフラは至る所に整備されるはずで、レンジエクステンダー自体が無用となる可能性もある。

◆ ホンダのEVなどはまさしくそうした思想で、毎日充電して街中を走り回る用途に大容量バッテリーは要らないと結論づけた。これによってバッテリーコストと質量が削減出来る。航続距離を欲張らないその一点でコストメリットを出すというホンダの作戦は成功するのだろうか。

◆ 日産リーフは逆にバッテリー容量の拡大路線である。現時点に於ける充電スポットの少なさがその理由でもあるが、大容量バッテリーに於ける安心感を買うという点は、EVでもスマートフォンでも同じと言う事か。

◆ シリーズハイブリッドは日産が採用している。e-Powerはハイブリッドの代表格であるトヨタアクアの燃費を上回る。トヨタのハイブリッドシステムはよく考えられているのだが、絶対的動力伝達効率が悪い。シリーズハイブリッドも発電効率、制御機器の効率、モータ効率の積になるが、動力伝達機構のロス分は少ない。

◆ ただトヨタ方式と同じパワーを得ようとすると、発電機もモータも大型のものが必要になる。トヨタ方式にしても、通常のパラレルハイブリッドに比較すると大型の発電機とモータが必要だ。これはエンジン出力を発電機で吸収し、その電力でモータを駆動しなければいけないからだ。

◆ エンジンの効率点での運転と言う事に関してはシリーズハイブリッドの方が有利になる。ただしこれはバッテリー容量が大きい場合で、つまりEV+レンジエクステンダー構成の場合は定回転定負荷運転が出来る。

◆ マツダの試作プラグインハイブリッド車では、バッテリー容量が小さかったのか、必要出力に応じてエンジン回転数を変化させていた。マツダはエンジン音から受けるドライブフィールを云々と言っていたが、だったらトヨタのように擬音発生器を付ければ良い。

経済状況の差(9/7)
◆ バブル期、景気の良かった日本そして日本人は世界の土地や建物、美術品を買いあさった。それこそ恥も外聞もなくである。カネがある、カネの使い道がないから有益なものを買う。投資と言えば聞こえは良いが、投資が何であるかすら分かっていないような人たちまでが世界を買い占め始めた。

◆ 同じ事が今中国でも起こっている。中華マネーの向かう先は日本だ。かつて日本人が米国の土地や建物や企業までをも買いあさったのと同様に、中華マネーが日本を買っていく。

◆ 世界経済の発展に取り残されてしまった日本の経済は弱く、未だ経済の強い中国にとっては格好の投資先と言う事になる。
大きな投資ばかりではなく投資用のマンションやビルのオーナも、更には不動産会社も中華ブランドと言うところがある。

◆ 都市部の賃貸物件でも、経営不振に陥ったものを安く買ってアパート・マンション経営をする。何故中華不動産が利益を出せるのか。賃貸価格を上げているわけではない。

◆ 中華オーナーの儲けの元でもあり、昨今のトラブルの原因にもなっているのが原状復帰費用や敷金問題だ。中華オーナーや中華不動産では、(中華系の)常識として敷金は返却しないというのがスタンダードだそうだ。従ってこれが儲けとなる。その他に原状復帰費用も過大請求される。リフォーム業者も中華系なので話が通じない。
3年住んだワンルームマンションでルームクリーニングや原状復帰費用を30万円以上請求された例もあるそうだ。

◆ 賃貸物件を借りる時にオーナーまで確認する人は少ないと思うが、中華と日本の常識の違いなどでモメる事があるので確認した方が良い。日本に長くいる人だと通称名を使う場合もあり、日本人と区別が付かない。

◆ 大手不動産会社経由での契約であればそうしたトラブルは少ないが、大手は大手なりに付帯費用が高かったりする。以前にも書いたことがあるが、支払いが同系列のクレジットカードに限定されたり、家賃を支払う時に支払手数料を取られたりする。

◆ この手数料商売は意外に多く、契約手数料だとか登録手数料、支払手数料などなど、携帯電話ショップ並みに訳が分からない。
管理費は月額1,000円だけれど、管理手数料が別途必要ですなども。管理費は管理をする費用で、それに付帯する事務処理などが管理手数料だと言われてもよく分からない。

◆ クレジットカード支払いは、そもそもクレジットカードでなければ支払いが出来ない規定であるにもかかわらず、別途クレジットカード支払手数料を取られる。これは本来は違反なのだが系列カードの場合は内部で完結しているのでクレームが効かない。

◆ 賃貸生活に慣れている人なら注意点は分かっているだろうが、仕事や学校の都合で賃貸物件に住まなければいけなくなったという人などは餌食にされてしまう。他に、保証人がいるにもかかわらず保証会社が必要だと言われたりする事もある。これも以前に書いたと思うが、保証会社が倒産してしまう事もある。この場合は再度保証会社と契約しなければならず、余計な出費となる。

◆ 契約時に入らされる保険も、フルオプションの保険が必須みたいな感じで、通常の2〜5倍の掛け金を取られる。だがこの手の高額保険は退去時の原状復帰費用やルームクリーニング費用・退去費用の一切を補償していることがある。誰も決して教えてくれないが、契約書を確認しておいて損はない。

プリント基板の自作(9/6)
◆ プリント基板の自作と言えば、油性ペンやマニキュアでパターンを書いたのが思い出だ。最初は油性ペンを使用したのだが、線がかすれるとエッチングで溶けてしまう。そこで皮膜の丈夫なマニキュアを使ったというわけだ。

◆ 当時感光基板はなかったと思う。手書きの基板では精度もパターンの幅にも限界があり、私は基板制作屋さんに注文する道を選んだ。たぶん中学生くらいの時ではないかと思うのだが、方眼紙に鉛筆でパターンを書いて、近所の大越電気に自転車で持っていった。

◆ 鉛筆で書いたパターン図は反射でうまく写真が作れたかったとかで、基板屋の人がペンで補修してくれたりした。
基板はちゃんと出来るわけだが、何しろ設計が余り宜しくないので特性が出なかった。当時測定器と言えばアナログテスターと、TV受像機を改造したオシロ位しか持っていなかった。

◆ その後感光基板というものが発売されて、自作基板のクオリティも上がったわけだが私は殆ど使ったことがない。感光基板が自作派に馴染みのものとなって久しいが、最近では需要低迷なのか入手性が良くないらしい。

◆ メーカの在庫も製造年が5年〜6年前だとかで、需要の低迷を表しているかのようだ。
自作派にしても感光基板を使い、自分でエッチングを行い、廃液処理をしてと考えるよりも、基板CADで設計しそのまま基板屋に製作を頼んだ方が手間もなく、場合によっては安価に出来る。特に中国の基板屋は安く、品質も悪くはない。

◆ 私もそんな基板制作会社に依頼をした事があったが、納期は短いし価格は安いし、品質もそこそこで驚いた。日本の基板屋に頼めば10倍の価格と3倍の納期がかかる。ただし多層基板の内装スルーホールなど難しい事は出来ない場合がある。

◆ 内装だけのスルーホールは、その部材の部分を先にエッチングして貼り合わせて又加工するなどの(特許もある)難しいそうだ。

◆ 感光基板の入手性が悪い現状もあり、生基板にフォトレジストを塗って感光基板を自作する人も居る。フォトレジストを選んで特定波長に感度のあるものを塗布し、レーザ彫刻機などでパターンを印字すると綺麗な基板が出来る。

◆ フォトレジストにはネガ型とポジ型がある。フォトレジストの現像にはアルカリ液であるテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドが使われる。特定波長に感度があるとは言っても、作業には暗室が必要になる。

◆ これはコストや手間が云々ではなく、自分で基板を作る事に魅力を感じる人が行うことでもある。上に書いたように、外注すれば早く綺麗に出来上がってくるのだから。

◆ エッチングするには塩化第二鉄を使うが、これが服などに付くと取れない。廃液処理も塩化カルシウムとか炭酸カルシウムと混ぜるのかな、銅が溶けているのだから有害物質だろう。塩化第二鉄自体は安いものだが、エッチングのために加温したり廃液処理をしたりと手間がかかる。

◆ 前にも書いたが、硝酸に基板を浸けたらエッチングどころではなく、全ての銅箔が溶けてしまった。塩化第二鉄は偉大なのだ。

ワークマン成長の理由(9/5)
◆ 以前にワークマンの靴下を買った話を書いた。ワークマンと言えば作業着などを多く扱う訳で、安価ながらもヘビーデューティーみたいなイメージがある。

◆ ユニクロの靴下が意外に生地が弱いこともあり、ワークマンを試してみたわけだがサイズが小さかった。1サイズしかないのでこれは仕方がない。
履けないわけではないが、少々キツい。

◆ と言うわけで再びユニクロに戻るのだが、安くなっている。まとめ買いで240円位?この価格なら生地が弱くても文句を言う筋合いでも無いなと思った。確か以前に買った時はもっと高かったような気がする。

◆ ユニクロの話ではなくワークマンだった。コロナ禍に於いてワークマンの売り上げが伸びているという話だ。ワークマンはアウトドア系のアウターなどにも商品を拡大、従来から機能性に注目されていたことに加えてデザイン性(?)も一般向けとしたことで売り上げを伸ばしたとか。

◆ 靴下などは使い捨てに耐えるような価格のものがあったり、一方で高機能商品があったりとバリエーションがある。いわゆるプロ用を扱っているというイメージから、機能性を求めて買いに来る人もいる。
ワークマンは、可処分所得の減少を考慮した低価格攻勢を強化していると言い、買いやすい価格も一般の人を呼んでいるらしい。

◆ 在宅勤務などもあってスーツやシャツの売り上げが落ちる一方で、ワークマンが売り上げを伸ばしたとニュースになったことも追い風だそうだ。私は知らなかったのだがワークマンプラスの名称の店舗で、一般向けのウエアを扱っているようだ。

◆ ワークマンはデザイン性も強調しているが、色使いというか何というか、いかにもワークマンなんだよなぁ。冬用のウエアは未だ地味だから良いのだが、夏用のシャツなんかはワークマン色なんだなぁ。この辺りはデザイナの感覚というか、ワークマンのデザイナーは、あくまでもワークマンみたいな感じがする。

◆ 一般ウエアのデザイナを確保するとか、サイズバリエーションを増やすとかをすると、未だ成長の余地はあるのではないかと思う。シャツなども男女兼用品があるが、体形などを考慮すれば男女別になるはずだ。
バリエーションを増やせば価格が上がりやすくは成るが、販売量は増やせる筈だ。

◆ 今は一般向け商品開発の過渡期みたいな、ちょっと中途半端な印象を受けないでもない。客の期待値が大きいこと、プロ用なのだから丈夫なはずだと思って買う人が多いが、実際には一般用は一般用ですみたいな事で不満も出ているという。

◆ この近くという程近くではないが、ワークマンの店舗はあるのでたまには商品を見に行ってみようかと思う。ワークマンと同じ敷地内にラーメン屋があって、そこに行くついでに。以前は店内が混んでいることは余り無かったのだが、先日行った時は結構人がいた。

◆ ここは山の中なので、ここからあえて山に出かけることは少ないわけだが、横浜時代に買った防寒ジャンパーはなかなか良い感じだ。毎年早々に売り切れてしまうと言う事で、転売屋も暗躍したと言うが今年はどうなのだろう。大きなサイズのものもあるので、通勤にバイクで駅までみたいな方もスーツの上から着ることが出来る。

研修とは何なのか(9/4)
◆ 学校を出て企業に就職すると、大抵は研修期間なる勉強期間が設けられる。研修は企業によって異なるが、各部署に1ヶ月くらい配属されてそのセクションを学ぶみたいな所もある。

◆ 或いは座学的な教育があったり試験があったりする企業もあるだろうし、いきなり配属されて先輩に教えて貰いながら物事を覚えていくスタイルもある。いずれにしても新卒学生は即戦力にはならない。

◆ 商業高校では企業だとか取引関係、営業行為などに関しても教わるという話を聞いたことがある。もしかすると学校によって違うのかも知れないが、女子などは基本的な事務仕事に関しても教わると聞いたことがあった。

◆ 企業にしてみれば化学や物理の知識よりも名刺交換の仕方だとか電話の受け方、伝票の書き方の知識の方が嬉しいはずだ。新卒は入社試験をパスして来たわけだから、会社の期待する能力を持ち合わせていると考えられる。そうでなかったら入社試験担当者が悪い。

◆ と言うと、入社試験だけで人物を理解は出来ないと言われそうだが、ならば何のための入社試験なのか。以前にも書いたが入社試験は入社試験問題集に基づいて作成され、学生は入社試験突破の問題集で勉強する。面接も然りだ。

◆ 勉強が出来るのと仕事が出来るのは又別だし、営業など客相手の仕事には適性みたいなものがある。誰でも出来るような仕事にこそ向き不向きがあったりする。そうした部分をみていくのが本来の面接だと思う。

◆ 各部署を廻って各セクションの業務を体験するのは良いことだと思う。特に規模の大きな会社では、別の部署が何をしているのかが分からない。業務をスムーズに進めるにはどういう流れにすれば良いのかなどを知ることは大切だ。

◆ 金融だとか相場屋とか証券会社や保険屋など、一通りの研修が終わった7月頃になると営業に出ることになる。そこらの企業や商店に片っ端から訪問して名刺を交換してくれとか何とかとやってくる。
訪問する方はそれが仕事だから良いのだが、訪問される方は仕事にならなくなる。
訪問する方は1社に1回だけ顔を出すのだが、そんな連中が10人もいたら、訪問される方は10回も余計な時間を取ることになる。

◆ そこで入り口のドアに「営業お断り」と張り紙をする。すると営業ではありません、ご挨拶ですといって入ってくる。仕方がないので「営業お断り、挨拶お断り、取引のない企業の方お断り」と、書かなければならなくなる。

◆ しかしそれでも入ってくる。ここに書いてあるでしょというと「見えませんでした」と言う。証券会社や相場屋のしつこさには呆れるばかりだ。そんな営業行為に命をかける的な仕事に誇りを持てるのかなと思ったりもした。

◆ 確かに、売れるものは並べて置くだけで売れていく。売れないものを売りつけるのが営業の仕事であり、だから儲けが大きい。悪く言えば押し売りだ。
しかし今や証券会社も相場屋もネット取引がスタンダードである。とすると、あの頃外回りをしていた営業は、トップの成績を目指しますと意気込んでいた人はどうなったのだろう?

液晶モニタの品質向上(9/3)
◆ 今やディスプレイ装置は液晶か有機ELが主流だ。ブラウン管から液晶モニタへのシフトが起き始めたのが2000年前後、当時はブラウン管モニタの価格も低下気味になっていた。

◆ ブラウン管モニタで大型のものだと22インチとかそれ以上だっただろうか。
一般的な17インチとか19インチのモニタが(品質にもよるが)6万円とか7万円の時代だった。液晶モニタは15インチくらいのものが売られていて、12万円くらいだった。

◆ 液晶モニタは色再現性が悪い、コントラストが低い、応答速度が低い、視野角が狭いと小型軽量である事以外にメリットがなかった。シャープが液晶テレビを発売したのは1998年で、業界最大の15インチと謳っている。翌1999年には20インチ型を発売した。AQUOSの名を冠したモデルは2000年の発売である。

◆ 色再現性や応答速度、コントラストの問題はシャープも悩んだ。RGBの3色フィルタに4色目の黄色を加えてみたりと苦労した。これが2010年で、シャープはクアトロンと呼んだ。だが基本性能の向上などによってRGBフィルタで十分な色再現性が得られ、クアトロンは姿を消す。

◆ ブラウン管TVから液晶テレビへの代替が進んだのは放送のディジタル化がきっかけになる。各メーカ共に価格競争を行い、液晶テレビの価格は急降下した。そんな状態のまま代替需要が減ってくると、シャープの経営は苦しくなる。

◆ 日本の経済状況は好転せず、しかし政府は戦後最大の経済成長だとかなんだとかと言って何ら対策を行わなかった。景気低迷はTV視聴者数の減少にもなった。アナログTVを観ていた高齢者が、映らなくなったTVを買い換えずにラジオなどで我慢をしているみたいな報道もされた。

◆ 2010年くらいには3Dテレビが発売され、各メーカ共に売り込み合戦を行う。代替需要を狙った新技術と言う事だが、2017年にはこれも過去のものとなった。3D TVの普及率は2割に届かぬまま終焉となったのだ。

◆ 3Dが消えていく中で言われたのは、映像の臨場感は品質が左右する的な事だ。高精細だとか色再現性、コントラストの増大は重要であって、3Dの為にそれらが犠牲になれば意味は無いというようなことだ。各メーカとしても3Dをやめる理由が欲しかったのだろう。

◆ シャープだったか、裸眼3D液晶を搭載した携帯電話を発売したことがあった。目を凝らして観ると立体的に見えたが、非常に目が疲れた。解像度が半分になってしまうので表示品質も悪化した。現在のような高精細液晶であれば良かったのかも知れないが、単に作ってみました的なモデルに過ぎなかった。

◆ その後スマートフォンの液晶などの高精細化が進み、TV受像機も4kだ8kだとなる。ただしこれによって代替需要が喚起されたかと言えばそうでもなく、コロナ不況とオリンピックの延期はメーカにも打撃を与えた。シャープですらスマートフォンに有機ELを使う時代なのだから、変わったものだなと思った。

◆ スマートフォンは有機ELにシフトしようとしているが、TV受像機はコストや消費電力、焼き付き問題もあって難しい。小型の有機ELパネルは液晶と遜色ないレベルの輝度や消費電力になってきているが、TVサイズとなると話は別だ。マイクロLEDの話は以前に書いたが、高輝度で長寿命と言う事からすればTV用は有機ELよりもLEDなのかも知れない。

東京タワー(9/2)
◆ 電波塔としてはスカイツリーにバトンタッチした東京タワーだが、その建設は当時としては大変だったそうだ。東京タワーが何故333mなのか、何故突貫工事をしてまで昭和33年に完成させたのか?
◆ 公式にはエッフェル塔を凌ぐ高さであり、関東一円に電波を飛ばすのに必要な高さと言う事になっている。333mと昭和33年は"偶然"だそうだ。都市伝説的には、日本人は3という数字が好きであり三冠王とか三種の神器とかというと、ちょっとこじつけ臭いかなと思う。

◆ 東京タワーの設計は、当時71歳の内藤多仲氏によって行われたそうだ。計画から完成予定まで日数が少なく、非常に困難な仕事だったと伝えられる。台風や地震による影響を最小にするためには軽量化につきると言う事で、エッフェル塔より大幅に軽い鉄塔を作ることになる。

◆ 当時は電卓さえない時代故に、強度計算などは人海戦術によって行われたそうだ。
現代であればシミュレータによる強度計算や耐風圧など、簡単に結論の出せる計算だが当時は困難を極めることになる。

◆ 自動車の設計ですら、市場で壊れたものがあれば次の製品で強度を上げる的な設計が行われていた時代だ。世界最高の鉄塔の設計は、塔博士と呼ばれたという内藤多仲氏にとっても大変な仕事だったわけだ。

◆ 建設作業そのものも突貫工事で行われた。
安全帯も付けずに高所でリベットを打つというのだから、これも現代に於いては労働関係法によってとても実現出来るものではない。東京タワーの建築には延べ約22万人が携わり、しかし死亡事故は1件だけだったそうだ。

◆ 設計者も、作業者も皆が仕事に誇りを持っていたという。日本一、世界一の鉄塔を作ることに、大げさではなく命をかけていたわけだ。現場の管理は31歳の竹山氏、鳶のリーダー格は25歳の桐生氏で400人の職人を束ねたとされる。

◆ 危険な仕事だからイヤだとか給料がどうのと言うことではない、良い仕事をしたい、責任ある仕事をしたいと思うのが、全ての職人共通の意識だと、後に言っている。
鉄塔建築が終わればペイント作業がある。
更にはその塗り替えもしなければならない。スカイツリーでは高耐久塗装などによってメンテナンス頻度は大幅に延長されたが、東京タワーは違う。

◆ 東京タワー完成の翌年には大型の伊勢湾台風が強風をもたらしたそうだが、風速50m以上にも耐えて"しなり"は90cm程度だったそうだ。

◆ 鉄塔が揺れても良いのかという問題は、フェージングの問題である。某移動体通信事業者は、アンテナゲインを稼ぐことによって通信距離を伸ばそうと考えた。そこで多段コリニア構造にして20dB近いアンテナゲインを実現した。コリニアアンテナは段数を増やせば比例的にゲインが上がる。

◆ 例えば2GHz帯用で全長を60cm程度にすると10dBのゲインが得られる。前長が3.7m程で20dBのゲインになる訳だが、ゲインが上がるのだから垂直面の指向性がシャープになる。その長い長いアンテナが風で揺れると、シャープなビームが狂って強烈なフェージングが起きたというわけだ。

◆ 水平面無指向性のハイゲインアンテナはそんな訳で失敗したのだが、その後平面アンテナ(ダイポールスタック)などでハイゲインを実現した。

4WSはどう進化したのか(9/1)
◆ 一時期の日本車は猫も杓子も状態で4WS機能付きが謳われた。しかしその後姿を消すことになる。4WSに比較的積極的だったのは日産だと思う。アクチュエータを使ったアクティブ4WSをスカイラインなどに搭載した。

◆ その4WS効果、効果と言えるのかどうかは分からないのだが、高速道路などで横風を受け、それをステアリングで修正しようとする時に少し違和感を感じた。ステアリングで修正はするが、それは直進を維持するためであって進路変更するためではない。
しかし4WS制御回路はステアリングが切られたのだから旋回するはずだと認識して後輪を動かす。

◆ RX-7などはアームやブッシュのたわみを利用したパッシブな4WSだったっけ。そこまでして4WSを謳わないと売れない時代だったのかも知れない。

◆ 以前に欧州のハイパフォーマンスカーの多くは、強めのアンダーステアに躾けられていると書いた。200km/hやそれ以上の速度でオーバステアに転じたら、普通の人では立て直しが出来ない。したがって、あらゆる速度域で安全な方向にチューニングするしかない。
これがテクニカルコースで全然曲がらない、曲がれないと言われる理由だ。

◆ だがそこに4WSを加えると状況は変わってくる。低速でもタイトコーナーでも、高速でも弱アンダーステアになるように車の方がコントロールしてしまう。例えばフェラーリの、フェラーリとしては長大なホイールベースを持つGTC4も4WS機構を持っている。

◆ 日本ではESCに呼び方が統一されたが、BENZはESPと呼ぶ。単なるスキッドコントロールではなく車両姿勢の制御を行う。右コーナーでアンダーステアが出て前輪が滑り始めたとする。
ESPはグリップ余裕度のある右後輪の駆動力を弱めることでノーズを右に向けようとする。

◆ これの介入は人知れず行われる(場合によってはインジケータの点滅で分かる)ので、自分の運転がうまくなったような錯覚をする。以前に書いたことがあるが、SLでコーナリング中に後輪が滑った。170km/h以上出ていたので壁と激突かなと青ざめたのだが、ゆっくりアクセルを緩めるとそのままコーナーを抜けられた。

◆ ESPは各車輪の速度やヨーレート、Gセンサ、舵角センサやエンジン出力などを見ながら統合制御を行う。そしてこれに4WSが加わったのがAMG GT-Rだ。GUNSAIでコースレコードを樹立した時、ドライバーは車に曲げられてる感じがすると語った。プロドライバーからすると"おかしな動き"として感じられたのだろう。この時にはパワーで勝る日産GT-Rニスモよりわずかに早いタイムで計測区間を駆け抜けた。

◆ 日産GT-Rはハイパフォーマンスでありながら、素直な操縦性だと評されることが多い。無駄にアンダーを強くしないセッティングは、サーキットでも速く走ることが出来る。もしかしたら超高速域では危険な挙動になるのかも知れないが、仕様上の最高速度は180km/hしか出ない。サーキットを走る場合は、それなりの技術を持ったドライバーが乗ると想定しても良いだろう。

◆ AMG GT-Rの4WS制御に関して詳しくは分からなかった。低速時と高速時では逆位相ステアになるとは書かれていたが、何がどうなるとどのような制御をするのかは分からない。停車時にも4WSは働き、それは動画で見ることは出来た。最大舵角は1.5度だったかな、1.5度は意外に大きいんだなと思った。

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