過去の雑記置き場

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余計なお世話機能(8/18)
◆ デジカメやスマートフォン内蔵カメラで、カメラを構える向きを変えるとその情報が記録される。つまり通常の位置(横長の位置)で撮影すると、フィルムカメラ同様の写真が撮れる。

◆ カメラを縦に構える、例えば通常に構えた時の右側になる部分を上にして撮影すると、右側が上だよと画像と共に記録される。これを再生する場合は、その情報に基づいて縦長に表示される。

◆ この機能を切る方法は存在しないようで、この機能が不要な場合は画像表示ソフトで回転を選んで修整してくださいと書かれている。OLYMPUSのデジカメはGセンサが比較的落ち着いていたのでまだ良いのだが、キヤノンのデジカメは思いも寄らぬ方向に写真が回転してしまってどうしようもない。

◆ 写真のどこが上なのかを記録したいのなら正確にしてほしいし、そもそもこの機能を切る設定がほしい。基板の写真など、カメラを真下に向けて撮る場合があるのだが、この場合はカメラはどこが下かが分からない。レンズが下なのだが、Z方向にはセンサが反応しない。

◆ こうなるとカメラのわずかな傾きで、撮った写真は回転する。ある写真は普通に撮れていて、ある写真は上下が逆さまだ。左右に傾いたりすると縦長の写真になってしまうこともある。これを後で直すのだから余計な手間である。

◆ 何故この機能を切ることが出来ないのかが謎だ。この機能が何故切れないのか、切る方法はないのかを探るページはいくつもあったが、いずれも切る方法は存在しないようだと締めくくっている。もしかして国際法か何かで自動回転を切ってはいけないと定められているのかも(嘘)。まあ書き込み側としてはEXIFにその情報を入れているだけで、ビューワが悪いと言いそうだ。

◆ キヤノンのカメラで少し不思議なのは、画像を認識して回転させていると思われることがあった。カメラを構える位置は間違いなく横なのだが、ビューワで見ると縦になっていた。画像の中の文字などを認識すると自動回転するのは分からなくもないのだが、そんなことまでするのかなと思った。

◆ あるいはセンサの誤認識で縦になっただけなのかも知れない。こう考えた方が現実的だし、そもそもキヤノンのカメラの縦横判断はどうにも怪しい。縦に撮られたか横に撮られたかは(たぶん)ビューワで見るまで分からないので、カメラを振ったりして何枚か写真を撮れば良いかも。何とも面倒な仕様のカメラだ。

◆ スマートフォンでも同じ事が起きるが、スマートフォンの場合は3次元のセンサが付いているので誤りが少ない。なのでスマートフォンやOLYMPUSのカメラで著しい不便さを感じたことはなかったが、キヤノンは酷い。

◆ ビューワによってはEXIF情報を無視する設定の出来るものがあるのだが、かならずしもそうではない。やはり縦横の位置情報の正確さというか、センサの安定度が重要だ。そもそもセンサや処理がいい加減だとEXIF情報が誤ることになり、だったら書き込まない方が良い。EXIT情報は、全てのカメラが全ての項目を埋めている訳ではないので、スイッチがあっても良いと思う。

オーディオ機器メーカ(8/17)
◆ オーディオ機器メーカの衰退は今に始まったことではない。CD全盛期にはまだ元気があった各メーカだが、いわゆるディジタルオーディオ時代になって元気がなくなった。

◆ 昔ながらのと言っては変なのかも知れないが、いい音を追い求めるとかHi-Fiなどという方向から、手軽さや便利さを求める方向に変わった感じがする。

◆ ディジタル音楽データも無圧縮のものはほぼなくなり、音質を維持しながらデータサイズを小さくする方向になる。CDの再生でもDACや基準クロック発振器の精度が〜みたいな事にこだわりを見せていたマニアは、圧縮データの伸張を行うプロセッサにもこだわるのだろうか。

◆ 方向性はともかくとして、そうしたこだわりを求める一部のマニアと、余りこだわらない多くのユーザ。もはやホームオーディオは不要だと考える人が増えて、ミニコンポなども売れなくなる。

◆ 昔はラジカセ、重低音を前面に打ち出して大口径スピーカを搭載したモデルがあり、ミニコンポが流行った時代には派手なイルミネーションが好まれたりもした。イルミネーションやディスプレイはカーオーディオの世界でも同様だったと言える。

◆ カーナビに関してもメーカ標準搭載が普通になり、アフターマーケット市場が縮小した。機器メーカは純正装着ナビを供給したりもするが、価格制限が厳しいこともあって、生かさず殺さず的な商売に陥ってしまう。

◆ こうした世の中の流れによってオーディオ専業メーカは衰退の一途となり、やがてその実体が消えていく。しかしブランド力は健在であり、そのブランドが買われる的に名を残すというか、名前だけ存在し続けるような買収劇もある。

◆ いわゆる専業メーカが別の分野に進出するのは容易ではない。企業買収などを行えば不可能ではないが、そうでない場合は人材や生産設備などゼロからそろえなければいけない。そもそも別の分野に進出を考えるというのは、本業の先行きが不透明になりつつある時だ。従って設備や人材への投資額も限られてくる。

◆ 唯一景気の良い頃に他分野進出が起きたのはバブルの頃ではなかっただろうか。素材メーカが半導体を始めたり、あるいは住宅産業に手を出したりした。これは他分野への進出が目的と言うよりも、余剰金の活用という意味合いが強かったとも言われた。

◆ こうした事情というか実情を考えるとオーディオ機器メーカが消えていくのも致し方ない感じもするし、これが時代だと言ってしまえばそれまでだ。オーディオ機器メーカだけではなく、カメラメーカにしてもコンシューマ向けは厳しい時代になっている。

◆ 産業機器の分野での需要はあるものの、製造規模が全く違うのだから工場などの稼働率は下がる。コンシューマ向けの海外輸出にしても、今後は日本と同様な道をたどることになるだろうし、中国メーカとの価格競争にも勝ち残らなければならない。ブランド力がどれだけの競争価値を生むのか、それが勝負になるのかも知れない。

カメラとWi-Fi(2)(8/16)
◆ キヤノンのクラウドというか画像サーバは出来が良くない。操作性も悪いのだが、まず第一に速度が遅すぎる。Webとしてのレスポンスも悪いし、例えば画像をダウンロードするにしても数Mbpsしか速度が出ない。

◆ 画像をまとめてダウンロードすると圧縮されてまとめられる。これはDropbox(web版)もそうだったかな。話はそれるが、Dropboxアプリにアップロード機能が付いた、ずいぶん前からだけど。これを使ってアップロードすると、デフォルトのディレクトリにファイルが作られる。

◆ アップロードの目的は、同期が遅いからだ。自動アップロードを待っているのはダルいので、手動でアップロードする。その時にアップロードディレクトリの指定・設定は出来ず、そのディレクトリ下で操作を行う必要はある。

◆ 更には有料版を使え使え使え使えと、一段とうるさくなった。Dropboxも収益性が悪いというか、赤字から一度も抜け出せていないのかな。ただ中身を見ると積極的な赤字対策はしていないように見える。

◆ 話をimage.canonに戻そう。デジカメ利用者に無料でサービスを提供しているのは良いことではあるが、何でわざわざクラウドなのだろうか。スマートフォンには自動アップロードが可能なので、(有線LANで接続された)PCにも転送出来ればそれで済みそうな気がする。

◆ PCなりスマートフォンまで持ってくれば、あとはDropBoxなりGogleDriveなりに入れることが出来る。image.canonではGoogleDriveとの連携は出来るよと言っているので、これを設定してみた。デジカメからimage.canonに転送し、image.canonからGoogleDriveに転送する。ただimage.canonからGoogleDriveへは自動転送が出来るとなっている。

◆ これを設定してみると、GoogleDrive内の"マイドライブ"下にimage.canonフォルダが作られ、その中に画像ファイルが入る。これならimage.canonサイトの遅さを感じる事もなく、画像ファイルを直接操作出来る。

◆ image.canonにもGoogleDriveにも容量制限があるので、定期的に消去が必要だ。もっとも画像を沢山溜めると一覧が見にくくなるので、これまでも定期的に消去はしていた。ただimage.canonの画像を消去しても、GoogleDriveの画像が消去される訳ではない。

◆ OLYMPUSのSH25MRはUSBケーブルを接続して画像を転送していた。勿論SX720も同じように転送は出来るのだが、Windowsから見たカメラ内のSDカードの状態がSH25MRと少し違う。キャノンのデジカメは皆普通のUSBストレージとは違った見え方をする。

◆ SX720はSH25MRより各動作が速い。立ち上がりも早いしシャッタを押してから次にシャッタが押せるまでの時間も短い。以前に書いたNikonのL22はレスポンスに関しては特に感じるところはなかった。

◆ EOS Kiss Digitalは電源を入れるとすぐに撮影が可能なので、まあコンパクトデジカメとは設計ポリシーが異なる訳だ。スマートフォン内蔵カメラでも、操作レスポンスだとかシャッタボタンを押してから実際に撮影が行われるまでの遅延が問題視される。

カメラとWi-Fi(8/15)
◆ 最近のデジカメはWi-Fiインタフェースが内蔵されているものが多い。キヤノンの一眼レフもWi-Fi対応になっていて、PC用画像転送ソフトからUSB接続している場合同様に、画像転送やカメラのコントロールが出来る。

◆ キヤノンの古いコンパクトデジカメであるSX-720にもWi-Fiの機能が付いているが、これは使いにくい。確かに画像転送などは可能なのだが、面倒なのだ。

◆ まずPCと接続する場合は、PCがWi-Fiに対応している必要がある。これが何故なのかよく分からないのだが、PCとデジカメをP2Pで接続するのだろうか。Wi-Fi機能の無いPCで画像転送ソフトを立ち上げると、カメラが見つかりませんとダイアログが出て終了する。

◆ スマートフォンへの画像転送も可能だと書かれていて、その場合はWi-FiのAPに接続することも出来ます的な説明がある。私はデジカメの画像をスマートフォンに転送する必要が無いので試していないのだが、だったらPCへのWi-Fi接続も普通に(つまりデジカメがWi-Fiのクライアントになるように)出来ても良いのに。

◆ こんな特殊な仕様なのでWi-Fi経由でカメラ内の画像ファイルを見ることは出来ない。あくまでも専用のソフトと設定を使って接続するというスタイルなのだ。

◆ クラウドへの画像アップロードがサポートされるが、アップロードのたびに送信出来ない画像があると表示されたり、接続が切れましたとなったりする事がある。キヤノンはWi-Fi系がダメだ。

◆ カメラはWi-Fi接続したい時にはボタンを押して操作する。常時接続はバッテリーを食うから行わないとも考えられるのだが、Wi-Fi接続設定を行ってから接続されるまでの待ち時間が少しダルい。Wi-FiのAP検索と接続までも遅いし、ファイル転送も遅い。

◆ かつてSDカードにWi-Fi機能を搭載したEye-Fiなるものがあった。機能的にはEye-Fi同様で良いのでは無いかと思うのだが、カメラメーカとしては独自性を主張したいのかな。下手なオリジナリティにこだわることで、製品の使い勝手が悪化するという、日本のメーカに良くある話だ。

◆ Eye-Fiのクラウドサービスはリコーが引き継いで、国内企業が引き継いだのなら安心だと2016年頃には言われていた。しかし2018年にはリコーもサービスを終了する事になる。収益性が悪いからやめるよ、みたいな話だった。

◆ メモリカードにメモリ以外の機能を乗せる試みとしては、microSD+Felicaがあった。これはいくつかの発表があったと思うのだが、実際に製品化されたのかどうかは定かではない。物理的にアンテナをmicroSDカード内に入れることが出来ないので、アンテナは携帯電話本体側に必要だとされた。

◆ 最近では2019年頃にINCIRが、アンテナまで内蔵したmicroSDカード型NFCデバイスを発表していた。これを使用したサービスなどに関しても発表されていたが、その後発売に至ったのかどうかは分からない。

割り箸と紙ストロー(8/14)
◆ 森林保護の観点から割り箸を使うのをやめましょうみたいな動きが過去にあった。一部飲食店では割り箸を使わずにプラスチック製の箸を使い、それを洗浄殺菌後に使い回している。

◆ プラスチック製の箸の寿命は無限ではなく、定期的に交換される。割り箸は良いがプラスチック製の箸は清潔感に欠けるという人もいる。洗ったとは言っても、他人が使った箸を使うのは嫌だ、使い捨てでなければいけないという論だ。しかしそれを言ったら、ナイフやフォークは良いのかとなる。

◆ 割り箸需要は一時期低下して、間伐材などの需要が減ったという。割り箸は木の破片みたいなものから作られるので、それの需要が減ったからと言って森林が伐採されなくなるわけではない。

◆ 今はプラスチックこそが悪だみたいな流れで紙の使用量が増えている。紙の多くも木から作られているのだが、紙に姿を変えているから割り箸論議のような方向には行かないという事か。

◆ 従来のプラスチックストローを紙製に変えた飲食店がある。しかし紙製のストローは湿気に弱いので、それを保護するために個別にビニル製の袋に入れておく必要がある。果たして紙のパッケージに入ったプラスチックストローと、ビニル袋に入った紙製ストローでどのくらいのプラスチック使用量差が出るのだろう。

◆ 前環境大臣もそうだが、物事をグローバルに見る事の出来ない人が増えた感じがする。何かの一点だけを見つめるので、それの及ぼす影響や他の部材との関係がわからなくなる。それをやったから良い、やったから偉いんだみたいな感じになる。さらに言えば、何か突っつかれると、やっぱり俺がやったんじゃなかったなどと言い始めるのが政治家だ。

◆ 電力不足問題で原発稼働論がある。しかし今は太陽光発電の電力量過多になっているので、出力調整の難しい原発を稼働させた場合は太陽光発電電力の買い取りを抑制しないと電気が余る時間帯が出てくる。まあ太陽光発電電力の買い取りを抑止して、再エネ賦課金額を下げてくれれば有り難いわけだが、あれは利権だからなぁ。

◆ 春先の電力不足は地震が原因だったので、原発云々ではなく地震に強い発電所にしましょうとなるのが正しい方向だ。慢性的な電力不足に関しては原発稼働などの対策が必要だ。電力不足で産業が影響を受けるなんて、旧ソ連や昔の中国のようではないか。

◆ 電力需要が高まった場合に電気料金を上げ、電力が余ってきたら料金を下げる現状の電力取引と同じ事を、末端消費にまで拡大すれば効果はあるだろう。太陽光発電電力が過剰になっているときなど、電力取引価格はゼロ円まで落ちる。

◆ 仕入れ電力代がゼロ円になっても、末端料金があまり下がらないのは不思議だ。同じようにガス代などにしても、一昨年には原価がものすごく下がったわけだが反映率が悪い。

◆ マスコミにしても値上げだ値上げだとは騒ぐのに、その値上げが適正なのかとか(原価が下がったときに)値下げされないのは何故なのかを調べてほしいものである。マスコミ的には不安をあおらないと視聴率が上がらないみたいな所なのだろう。

RISCプロセッサ(8/13)
◆ RISCだCISCだと言われたのは1980年代半ばではなかっただろうか。それまでのマイクロプロプロセッサに対して、命令を単純化して実行クロック数を削減したものをRISCプロセッサと称した。

◆ 何故命令数を減らすことが可能になったのかと言えば、多種の命令を持ったプロセッサにおいても、その全ての命令が使われる訳ではないというところから来ている。

◆ 確かにそれはそうで、考え方によってはCISCの命令形は単純な命令を組み合わせたマクロのようなものだとも言える。だったら使う側がそうした命令を組み合わせればいい話であり、プロセッサ自体は単純な命令を全て1クロックで実行するのがベストだと言うことだ。

◆ しかし時代と共にRISCは命令数を増やし、CISCは命令実行に要するクロック数を減らしてきた。従って現在においては、何がRISCで何がCISCなのかと分類する意味は希薄になっている。

◆ そのプロセッサのルーツと言うことであれば、x86系はCISCでありARMはRISCだ。x86系などは基本的命令に加えてX87系の命令もある。8086に対しての数値演算コプロセッサの実装が可能であり、8087があった。8087を買ってきて基板のソケットにぎゅっと押し込めば、演算性能が飛躍的に向上したのだ。

◆ CPUにとって数値演算は厄介なものだった。加減算くらいならまだ良いとして、かけ算はシフトと足し算の組み合わせで行わなければいけなかった。もっとも6800(8bit)系に於いてはかけ算命令があり、さらに8080とは違って5V単一電源で動作したことなどから、組み込み用として重宝された。

◆ かけ算用ハードウエアはあっても、割り算器を内蔵するCPUは皆無だった。この点でいわゆるワークステーションなどは数値演算を高速に処理することが出来た。Intel製のCPUは80486で実質的に演算用コプロセッサを取り込んだようになったんだったかな。

◆ さらには命令実行クロック数の削減などの効率化も行われ、命令実行速度というかクロックに対する効率が向上していく。こうなると、もはやRISCである必要がないというか、分類が曖昧になってくる。複数命令同時実行や複数の演算コアを集積するなど、デバイスとしての性能向上が追求される。

◆ PICは使ったことがあるが、あれもRISCの分類になる。安価なワンチップCPUでありながら、豊富なペリフェラルを内蔵していて処理速度も遅くはない。数値演算などは余り得意とは言えないが、ワンチップコントローラとしては使いやすい。

◆ こうしたデバイスの高性能低価格化が、色々なものを使いやすくしたり安価にしたりしている。もう一つは量産効果で、中華ものなどものすごい数を作るのでコストが下がる。以前にblogでも書いたが、Wi-Fiインタフェースの温湿度計が千円以下で買える時代なのだ。

◆ 中国ではホームオートメーションが進んでいる関係で、センサ類が沢山使われる。温湿度は当たり前として、炭酸ガス濃度や照度や気圧もセンシングする。こうした情報を元に換気扇を制御したり、エアコンディショニングを行う。こうした全てのものにワンチップCPUが使われている。

相棒(8/12)
◆ 相棒の放送が始まると今年も秋が来たなと思う。相棒の放送開始は2000年だったそうだ。当時の放送を私は知らなくて、及川光博氏演じる2代目相棒は何度か見た。その後再放送などもあり、全てとは言わないがそこそこ見ている。

◆ 3代目の成宮寛貴氏は水谷氏が「演技が下手すぎる」と言ったのだとか。一方で水谷氏を目立たせる為には、相棒に大物俳優を使えないとは言え成宮氏の力量には無理があったか。ラストもいささか無理矢理だったし、石坂浩二の立場は…みたいな所も。

◆ 相棒と言えば花の里なのだが、実はこれも宮部たまきさん時代の放送は余り知らなかったりする。印象があるのは鈴木杏樹さん時代で、特に目立つこともなく安定した演技だった。 鈴木杏樹さんと共に花の里は終焉を迎え、 森口瑤子さんのこてまりが代わる。相棒から去って少ししてからだっけ、不倫騒動が起きたのは。これを予想して相棒を辞めたのかな、水谷氏はスキャンダルを極度に嫌うので。

◆ 森口瑤子さんは和服より洋装の方が似合うんじゃないかな、なんて思ったりする。ベテラン女優ではあるが、余り目立たぬポジションでは真価が発揮出来ない?相棒に関しては水谷氏が絶対的権力を持っていて、水谷氏と親交のあった森口瑤子さんが抜擢されたとか。

◆ この秋から始まる相棒21では初代相棒である寺脇康文氏が戻ってくる。メディアによっては最後の相棒だからみたいな書き方をしている。それは水谷氏が70歳を一つの節目にしたいと言っていることからのようだ。

◆ 水谷氏と言えば長い台詞を一発で決める人なのだが、最近では長い台詞がなかなか覚えられないなど、衰えが見られるそうだ。水谷氏にとっては長い台詞の場面を一回で撮るのが普通らしく、共演者にもそれを求める。しかし普通の俳優は、そんな長い台詞の場面を一回でOKに持っていくのには苦労をする。

◆ なので見方によっては水谷氏の台詞能力が並みになってきたとも言えるのだが、ご本人にとっては衰えでしかないのだろう。長い台詞の場面が多い相棒では、一度のNGでの撮り直しにも時間がかかる。こうした事もあり、水谷氏も引き際を考え始めているのではないだろうか。

◆ 相棒出演者は他のドラマなどに出ることを、水谷氏から禁じられるそうだ。そうしたこともあるので、1年分の報酬を半年間で稼ぎ出す必要がある。ロケが多いので制作費はさほど高くないのかも知れないが、出演者に払う額は相対的に多いだろう。

◆ 相棒の制作費は、当初は4千万円以上とも言われたが、TV離れなどの影響もあって現在ではその半分程度に圧縮されているそうだ。水谷氏のギャラは350万円程度と言われていて、これはDoctor Xの米倉涼子さんの事務所在籍時代のギャラの半分以下である。

◆ まあ視聴率の違いといってしまえばそうなのだが、こうした事もあって制作コストの圧縮という点で相棒は優れた番組なのだ。テレ朝としては安定した視聴率が得られる相棒を今後も放送したいというのだが、果たして水谷氏はどう思っているのか。相棒が始まると観るのだが、リアルタイムで観ることは全くない。最近では録画もしなくなって、TVerで観るくらいだ。

家庭ゴミ有料化(8/11)
◆ 静岡県浜松市は家庭ゴミの有料化を行うそうだ。伊豆市では既に行われていて、ゴミ袋を有料購入する必要がある。今後ゴミ収集の有料化に踏み切る自治体は増えるとみられ、不法投棄の増大なども一部ではあるという。

◆ ゴミ回収を有料化するメリットはいくつか語られるのだが、いずれも合理性に乏しいのだとか。自治体が理由として挙げることの一つに、ゴミ排出量の削減がある。ゴミ収集を有料化することによって数パーセントから1割程度のゴミ削減が可能だとする。

◆ しかしこれ、体積ベースでは減るが重量ベースでは減らないという話がある。ようするにゴミ袋が有料だから、その有料ゴミ袋いっぱいにゴミを詰めて捨てる人が増える訳だ。また紙類などを資源ゴミとして段ボールなどと一緒に捨てる人が増え、リサイクル率が低下するという話もある。

◆ そもそもゴミ削減が目的であるとすれば、ゴミ有料化による収益分だけ住民税を下げても良い筈だ。しかし、例えば浜松市では「財源は別に回す」として、いわゆる税の二重取りを推進する。

◆ 地方自治法227条では、手数料に関して「普通地方公共団体は、当該普通地方公共団体の事務で特定の者のためにするものにつき、手数料を徴収することができる」となっていて、これが事業ゴミの有料化などの言い訳になっている。事業者は住民と違い特定のものであり、その事業ゴミの収集は有料化出来ると言うことだ。

◆ しかしそうであれば、特定ではない住民からゴミ収集費用を取ることは出来ないとも言える。金沢市では裁判があり「有料でも良いからゴミを回収してほしい」と個別に申請を行ったものに対して、有料でのゴミ収集を行うのは適法とされた。なおゴミ収集の有料化に関する裁判はいくつかある。

◆ 有料化による負担がどのくらいになるのかは家庭や自治体によっても異なるだろうが、年間数千円から1万円前後と見積もっているところが多い。話は変わるがレジ袋有料化によるプラスチックの削減効果は1割以下なのだとか。ビニール袋の輸入量がほぼ変わらず、国内のレジ袋生産量は1割程度の減少したが、ビニール袋の総生産量は微増だそうだ。

◆ 結局の所ゴミ有料化で税収を増やしたいというのが本心だろう。景気低迷と人口減による税収の低下をなんとかしたい、出来ることなら他の事も有料化したいはずだ。例えば現在特にお金はかからない住民票の移動なども、転入費や転出費がかかるかも知れないし、婚姻届や離婚届の届け出費が徴収されたり、市町村役場に入るために入場料が取られる、なんてことも理屈の上では可能になる。

◆ このゴミ収集費用だが、土浦市では値下げされている。「本市では,ごみの減量化とリサイクルの推進を図るため,平成30年10月1日より家庭ごみ処理有料化を開始いたしました。制度導入後,市民のみなさまのご理解とご協力により、ごみの排出量が抑制されたことから第2次土浦市ごみ処理基本計画(後期計画)の目標値を概ね達成することができました。つきましては計画通りにごみの減量が進んでいることや市民のみなさまの負担軽減を考慮し、令和3年10月1日よりごみ袋の販売価格を値下げいたしました。

ノイズ除去(8/10)
◆ ノイズの除去は画像処理などに於いて有効に働く。画像は連続したデータでデータ群として相関が高いので関連性を抽出することによって効率的にノイズの除去が出来る。また画像を見るのが人間であるとすれば、人間が見た時にノイズとして感じにくいような処理を行うことも出来る。

◆ 以前に書いたことがあるがFM変調による無線通信に於いて、人間が聞き分ける事の出来ないS/N比の信号でも、ディジタル処理によってデータを抽出することが出来る。

◆ アナログ的というか信号処理的には狭帯域フィルタを通せばS/N比は上がる。例えばノイズの中に1KHzの信号があったとする。信号のレベルとノイズのレベルが同じだと、信号はノイズに埋もれている。そこに500Hzから1.5KHzまでを通すバンドパスフィルタを入れる。そうするとノイズの成分がそのバンドパスフィルタの通過帯域に制限されるのでノイズが減り、結果として信号を検出出来るようになる。

◆ 更にフィルタを狭帯域にしていくことでS/N比を向上させることが出来る。アマチュア無線用無線機でCW(電信)用に狭帯域フィルタを用いると、混信除去とS/N向上が期待出来る。無線機の理論感度n0=10log10(kTB/1E-3)(kはボルツマン定数(1.38E-23)、Tは温度(ケルビン絶対温度)、Bは帯域幅)だからだ。

◆ では1KHz±1Hzの急峻な、つまりシェープファクターがものすごく大きなフィルタを通すとどうなるか。フィルタによってノイズの成分は1KHz±1Hzだけになるので、常に1KHz±1Hzの信号が出てくる。勿論そこに有意な1KHzの信号があれば、その分だけ1KHzのレベルが高くなる。ただし狭帯域フィルタは遅延が大きいので、急激に変化する、例えば1KHzの有意信号が50msのバースト波だったとしても、バースト成分はフィルタを通過出来ないので、(ほぼ)連続波になってしまう。

◆ 狭帯域のCW用フィルタを用いると、モールス信号の"ピッ・ピッ"が、"ぴーーぴーん"みたいに聞こえるはずだ。従って信号の処理には限界があり、無限に感度を上げられる訳ではない。

◆ モールス信号の場合は符号の相関を見るのは少し難しいが、もっと連続的なディジタルデータならばベースバンドでの処理が出来る。自動運転における画像認識だとか、車車間レーダによる障害物検出など、目的外の画像はいわばノイズである。様々な映像の中から目的の画像のみを抽出したり、トラッキングするための情報を得たりするのに様々な信号処理が行われる。

◆ 画像処理や音声処理などのモデル化が可能な信号の処理ではパラメトリック法などが使われる。他にも(今ならば)AI的な手法だとか学習(深層学習)、それらを組み合わせるなどでS/N比の向上が行われる。このあたりは符号化理論だとか誤り訂正理論のような数学的というか、いわゆる電気屋さんの知識の範囲とは少し違ったところだと思う。

◆ 使う人と作る人の違いと言ってしまえばそれまでなのだが、現代のディジタル処理技術、例えばPCにしてもスマートフォンにしても、回路にしても処理にしても、それを開発する多くの人たちの技術に支えられている。

スマートウォッチ(8/9)
◆ 中華スマートウォッチをいじったことがある。中華アプリによってスマートフォンと接続出来て、着信や通知を知ることが出来た。他には脈拍を測るとか血圧を測るなどの機能があったが、これは適当な数字が出るだけで実際に計測している訳ではない。

◆ それでも背面には赤や緑のLEDが付いていたりして、いかにも何かやっていますよ的な雰囲気を醸し出している。数値を信じる人は居ないというか、脈拍など測って比較すればすぐに分かってしまう訳で、何か機能が付いている"つもり"になれることに価値を感じるのかも。

◆ GalaxyWatchも触ったことがある。40mm版は直径が4cmなのでさほど大きくは感じない。ただし厚さが1cmあるので少々邪魔に感じる。AppleWatchの40mm版は40mm×34mmの角形で厚さはGalaxyWatch同様約1cmだ。40mm(41mm)版でも角形だからかデザインなのか、大きく見える。45mm版となると日本人の腕には大きすぎる感じがする。

◆ スマートウォッチで何が出来るかというか、何をするか。通知を見たりスケジュールを見たりすることは出来るし、スマートフォンをポケットに入れっぱなしでも通知を知ることが出来る。いや、ポケットにスマートフォンを入れていればバイブレータで分かるか。バッグなどにスマートフォンを入れている場合は、スマートウォッチが役に立ちそうだ。

◆ スマートフォンの大型化によって持ち運びが不便になり、そこでスマートウォッチが出てくる。そのスマートウォッチも年々大型化されると、スマートウォッチは懐中時計型となり、通知を知るために指輪型のスマートリングが必要になる。しかしそのスマートリングは年々大型化され、やがてスマートブレスレットになり…
◆ スマートウォッチのようにBluetoothでスマートフォンに接続して使う、携帯電話型の端末(スマートフォン?)がある。スマートウォッチより画面が大きいとか、キーが押しやすいとかで中華ものを中心に今でも販売されている。

◆ GalaxyWatchは脈拍が測れるとか呼吸数も測れたかな血中酸素濃度の微分値何かで呼吸が分かるのかも知れない。Gセンサが付いていて運動量が、生体インピーダンス測定で体脂肪率が分かるようになっている。歩数などもカウント出来るのだと思う。

◆ GalaxyWatch用のアプリがありインストール出来るのだが、余り種類はなかった。まあスマートウォッチで何をしたいのかと言われても、具体的にこれと言ったことが思い浮かばない。

◆ GalaxyWatchの仕様によれば、加速度、気圧、ジャイロ、磁気、光学式心拍、環境光、生体電気インピーダンスセンサが内蔵されている。運動する人はスマートウォッチを使う可能性もあるが、本格的に運動をする人は(運動中に)腕時計的なものは着けないと思う。

◆ でもまあ製品として存在しているのだから、役立つグッズと言うことだ。日本では売れていないのかも知れないが、海外ではみんなが持っているのかも。

名探偵コナン2(8/8)
◆ 長期にわたって作品を生み出し続ける青山剛昌氏は凄いと思う訳で、だから売れ続けるという正帰還が起きる。特に推理ものは同じような話になりがちであり、登場人物でアクセントを加えるなどもあるのだが、色々と苦労があるはずだ。

◆ TV放送分を見ると30分枠で完結するものか、あるいは2週で完結となる作品が多い。30分枠での放送時間は15分〜18分くらいだそうなので、その中で事件の発生から解決までを描写しなければいけない。

◆ 短い時間の中で事件を解決させるために、事件はコナンの行動範囲の中で起きる必要がある。遠くで起きた事件の解決のために出向くとなると、前編と後編に分けるくらいの時間が必要になる。

◆ 事件の大きさというか、殺人事件なので事は重大なのだが、それに比較してトリックを複雑(でもわかりやすい穴がある)にする事で推理要素を増やしている。トリックの無理矢理感や再使用感は、作品数が膨大なので致し方あるまい。

◆ 説明されなければ解けないようなトリックもあるし、説明されたところでそれはやり過ぎでしょと思うものも少なくはない。トリックを先に考えて、それを構成するために事件を描くのかも知れない。

◆ 短い時間の中でインパクトを出すには手法というか、独特の表現法もある。その一つが死体の発見時などで、例えば毛利蘭が死体を発見して悲鳴を上げるとする。その声を聞いたコナンは、「欄〜っ」と叫びながら駆けつける。そこには死体を目前にした欄が立ちすくんでいる。コナンは立ちすくむ欄と死体を見ながら「欄姉ちゃんどうしたの?」としらばっくれて見せる。そして欄が死体を指さすと、コナンはさもその時死体に気づいたがごとく驚いてみせる。

◆ こうした表現手法はアニメでは一般的だと声優さんが言っていた。普通の世界で死体を見たとして、悲鳴を上げて「死体よ、死体!」などと叫ぶ事はない。しかしアニメの場合は、説明的表現を加えなければいけないので、死体を見ながら死体があるよと叫ばなければいけないそうだ。

◆ これと同じように、死体を見ているにもかかわらず欄の意見を聞いてから改めて死体に驚くという、一手間が必要になる。こうしたわかりやすさというか説明的な表現は、特に若年層をターゲットにした作品では重要だそうだ。

◆ TVドラマなどでも比喩的な描写が多いと見ていてよく分からないと言われる事が多くなったそうで、わかりやすい作品が好まれる。一方でTVの主要視聴者層とも言える中高年層は、昔ながらの構成を好む。物語が冗長で進行が遅い、それこそ巨人の星の星飛雄馬が一球を投げるのに10分を要するみたいなスタイルを良しとする。

◆ ただ時代の流れは簡単な方向であって、物事をダイレクトに描写するわかりやすい構成、途中から作品を見てもなんとなく理解が出来る構成でないと視聴率そのものが上がらない。

名探偵コナン(8/7)
◆ PrimeVideoで名探偵コナンが見られたので、昔の作品をいくつか見たりしていた。名探偵コナンは1996年に放送が開始されたとのことなので、今から22年も前になる。

◆ その頃は当たり前だがうちの子も小さかったわけで、コナンの放送(開始?)を紹介していた番組か何かをきっかけに見るようになった気がする。その後何枚かの劇場版のDVDを買ったような記憶もある。

◆ 劇場版の最初のDVDだったか、特典映像があって声優陣が映っていた。高山みなみさんや山崎和佳奈さんも30代でみんな若かった。さすが声優は凄いなと思ったのは、少年探偵団の元太と警視庁の高木刑事が同じ声優(高木渉さん)だとのことで、同じ声優さんだとは思わなかった。

◆ コナンのバッジ型無線機に関しては以前に書いたことがある。これを現在の技術で実現するのは不可能だが、現実世界のハンディトランシーバの体積は昔のものとは比較出来ないような小型化が実現している。阿笠博士は衛星も使えて、衛星経由の超小型携帯電話が劇場版で登場するが、空の見えない所でも使える設定だ。

◆ コナン自身が質量保存の法則を無視した存在なので、探偵グッズを考察しても仕方が無いのだが、他に麻酔銃も不思議である。動物用麻酔銃の麻酔薬は従来ケタミンが使われていたが、規制などもあって今は使えない。それにケタミンを凍らせたようなものだとしても、人間を眠らせるにはかなりの(75mg/kg(体重))量が必要だ。

◆ より強力なエトルフィンでも人間に使うとなれば40mg位は必要になる。また強力な麻酔薬は呼吸を抑制するので、そのまま死亡する場合があるし麻酔が効くまでに時間がかかる。短時間で効果の出るアルファキサロンだと、人間に対して1g近くの量が必要だ。

◆ コナン君の眼鏡も不思議グッズだったが、今となれば実現不可能というわけでもない。最近は道交法の問題からか余り登場しなくなった、動力付きスケートボードも実現出来る時代になった。それよりもスケートボードの運転?技術や、サッカーボールを正確に命中させるテクニックが凄く、かつての星飛雄馬のコントロールも超える?!
◆ 物語には度々変装が登場するが、姿形から声まで本人そっくりに作ってしまうのは、ストーリーを破壊する威力がある。ノックスの十戒とは言わないが、推理ものの論理として無理を感じないでもない。怪盗キッドとなれば性別や身長、体格に関係なく性格や声まで含めて化ける事が出来る。

◆ 科学ものに関しては青山剛昌氏の親族の方が詳しいとかで、ブレーンと共に組み立てていくのだろう。色々無理な部分はあるものの、それにしても20年以上にわたって書き続ける(一時期病気療養で休載)のは凄い。長寿アニメとしてサザエさんやちびまる子ちゃんもあるが、日常の出来事だけを書く訳ではないので大変だ。

◆ コミックの販売部数は2.5億部にもなるというのだからこれも凄い。年間平均1千万部を売るのだから印税だけでも数億円の収入になる。これに比較するとアニメへの原稿使用料はとんでもなく安いのだそうだ。

日本製品の信頼性(8/6)
◆ 日本の製品は安価で信頼性が高いと言われてきた。こうした製品によって世界に進出してきたのだが、最近は元気がない。まあ平成不況が背景にあったので致し方ない部分は勿論ある。

◆ 法人関連税減税は内部留保を増やして企業に体力を付けさせたものの、設備投資と人件費を圧縮する結果となって経済が停滞した。経済が停滞すると企業の体力は温存の方向に向かう。マインド的に新規開発などを抑制しなければならない風になってしまい、それがネガティブ方向にフィードバックされる。

◆ 信頼性低下や不正は開発力減衰の副作用だから仕方ない、などと言ってはいけない。三菱グループ各企業における不正は、もはや企業体質としか言えないもので酷い。だから三菱車は買わないよという人も少なくはない。

◆ では他の企業のものは安心なのか。不正検査はスズキでも発覚したし、エアバッグの不具合もあった。日野はディーゼルエンジンのデータ不正が発覚し、経年により排ガスレベルが規定以上になるという。これは日野だけの問題ではなく、建設機械など向けに供給していたエンジンにも及び、一部の重機は製造が出来なくなった。

◆ 不正やごまかしと言えば韓国製を思い出す。低品質低価格なら中国なのだが、中国の技術や信頼性はまさに日進月歩であり、高度成長期の日本のようだ。おそらく10年もしないうちに、中国製なら安心だと言われる日が来るのではないだろうか。

◆ かつての日本製品にしても、最初の頃は米国製を真似するだけだった。米国製を参考にして真似て作り、それは米国製以上の品質と信頼性、そして低価格になった。これにより日本製品は高信頼性で低価格だと言われるようになった。

◆ しかしその日本製品の信頼性が失われて行くとすれば、中国製品が足踏みしていたとしても日本が負けてしまうのではないのか。今や日本の労働賃金は中国都市部や韓国より安いと言われる。しかしその安い人件費を活かした製品が作れていない。

◆ 日経XTECHは次のように書いている「アメリカなどで派手な日本車のリコール騒動が続発していると聞いた。日本車を全車回収するといった騒ぎになっているとか。このような報道やうわさが日本車の安全性への信頼を傷つけているのでは」これは単なる噂なのだが、そうしたイメージで見られる事自体大きなマイナスである。

◆ 日本には韓国車は(ほぼ)走っていないが、韓国車不買運動が行われている訳ではない。単に韓国車が使うに値しない品質だと思われているだけだ。日本製品の品質や信頼性の低下が続けば、マーケットシェアは低下してしまう。

◆ トヨタが英国に圧力をかけたニュースがあった。ハイブリッド車を売らせないなら撤退するぞと。これで、だったら撤退してください、日本車は要りませんと言われたら大変だ。トヨタEVの信頼性問題で、bZ4Xを販売価格で買い戻すなんて話があるようだ。使用者には使用の中止が要請されるも、具体的な整備なり改修に関しては案内されていないそうだ。なお販売は中止されている模様である。

放熱(8/5)
◆ トランジスタなど、金属にダイが直接乗せられている構造のものがある。古くはTO-3や、最近はTO-220パッケージのものがそれで、最近のTO-220パッケージで絶縁されたものはTO-220FM(フルモールド)と表される。

◆ 金属に直接トランジスタチップを乗せるのは構造が簡単で放熱性が確保出来るからだ。しかし高周波用のトランジスタでは、パッケージの物理的な大きさが特性に影響を及ぼすため、トランジスタそのものとパッケージを絶縁する場合がある。

◆ 絶縁物として昔使われたのがベリリア(酸化ベリリウム)だ。ベリリアは金属よりも高い熱伝導率(325W/mK)高い電気抵抗、低い誘電率など良好な特性を示すものの、価格の問題と毒性の問題があり、現在では特殊な用途を除いて使われなくなった。

◆ 熱抵抗は低くはないが、絶縁物としてよく使われていたのがマイカ(雲母)である。素材としての使いやすさや低価格と言うこともあっただろうし、耐熱性の面で他の素材を寄せ付けなかった。現在でもヒータの固定用などとして使われている。

◆ トランジスタの絶縁用としてはごく一般的に使われていたが、その後シリコン系の導熱素材に変わっていく。マイカの熱抵抗は0.68W/mKだが、例えば窒化ホウ素を配合した放熱シートでは12W/mkと高い熱伝導率を示す。

◆ 絶縁耐力や物質的安定性などを考慮した絶縁シートでも、おおむね1W/mK程度であり雲母をしのいでいる。またカーボンなどを配合したシートでは40W/mKを超えるものもあるのだが、電気抵抗が低い傾向にあるので絶縁シートとしては適していない。

◆ シリコン系放熱シートの耐熱温度は250℃くらい、ポリイミド/エポキシ系の場合はもう少し高い温度まで使える。一般的な半導体用としては250℃の耐熱温度で十分だと思われ、この点でも雲母に変わって多く使われている事が分かる。

◆ トランジスタなどの定格は電圧や電流の他に温度の規定がある。電圧や電流が仕様の範囲内だったとしても、ジャンクション温度が定格を超えれば壊れてしまう。最大温度が定格内であったとしても、常に高温になっていると基板が劣化したり焦げたりする。

◆ 最近ではLED照明器具の材質が問題になった例がある。基板や周辺のプラスチックが焦げてしまって、見栄えが悪化するというものだ。短時間ではなんと言うことはないのだが、長期使用で劣化が顕著になる。LED自体の寿命が長いだけに、長期にわたって安定した製品を作ることが重要だ。

◆ LED照明器具の電源には電解コンデンサが使いにくいという話もある。LEDの寿命よりも電解コンデンサの寿命が短いとか、LEDの発熱によって電解コンデンサの特性劣化が加速されるなどだ。

◆ LEDも金属ベースと導通しているタイプもあるが、最近のものはそこそこハイパワータイプでも絶縁されているものが増えたと思う。基板に関してはベースの素材がエポキシ樹脂ではなくアルミ板のものが多く使われている。アルミをベースとしたプリント基板は、アルミの上に絶縁被膜を形成し、その上に銅箔が乗っているような構造である。

ノンフライヤー(8/4)
◆ ノンフライヤーはフィリップスの商品名なのだが、これは日本向けの言葉である。元々はノーオイルフライヤーとかエアフライヤーなどと呼ばれていた。ノーオイルフライヤーとかエアフライヤーはまだ分かるが、ノンフライヤーはちょっと意味不明だ。

◆ ウチにはフィリップスのノンフライヤーがあった。唐揚げなどは油を使わずに作ることが出来るが、それには専用の唐揚げ粉が必要だ。味は油で揚げたものに劣るが、凄く出来が悪いと言うほど酷いものではない。

◆ ただ食材によっては調理前に油をスプレーするなど、少し工夫しないと美味しく出来ない。油をスプレーすると容器にも油が付くわけだし、均一に油が付かないと出来映えが悪くなる。

◆ 構造は簡単なもので、熱風を食材に吹き付けるだけだ。対流や通風が上手く行くように、容器の形状が工夫されている。油を使わないので手軽と言えば手軽なのだが、電気加熱と言うこともあって調理には時間がかかる。

◆ 唐揚げなど油を使うと5分くらいで出来るものが30分くらいかかる。匂いや煙も出るので換気扇のそばに置いて稼働させた方が良い。唐揚げなどを作ると内部、特に網が汚れるのだが、これの掃除が面倒だ。金網にこびりついた汚れが落ちにくい。

◆ その為金網を使わないもの、バケットに直接食材を入れるタイプもある。このあたりは通風や対流との兼ね合いになるので、設計者の頭を悩ませるところだ。対流用の空気通路を作るのが最も良いのだが、そうするとその通風口の汚れが気になるだろう。

◆ 手入れの問題や内容量が小さい(家族向けの調理には向かない)などもあり、ブームは早々に去ることになる。ノンフライヤー本体の割に内容量が小さいのは、機構や断熱にスペースが必要だからだ。

◆ 容量的には、大きめの唐揚げだと数個しか作れない。唐揚げ同士が接触すると接触面に熱風が当たらなくなってムラになる。それを回避しようとすると底面積の8割程度までしか使えないことになる。

◆ 金網を使ったタイプは金網全面に食材を置くことが出来るが、金網を使わないものだと食材をバケットに接触しないように並べるとか、中央部には置かない(通気口がないから)注意が必要になるものがある。

◆ 今はコンベクションオーブンを使っている。ノンフライヤーは熱風調理しか出来ないが、コンベクションオーブンなら普通の加熱でパンを焼いたりも出来る。ノンオイル調理はしないでもないのだが、出来映えなどを考えると油で揚げるべきものは油で揚げた方が良い。

◆ 一時期ブームになったスチームオーブンレンジ、その代表はヘルシオ(減る塩)だった訳だが、塩分低減や油分低減は美味しさ低減にもなってしまう訳で、ブームが去るのも早かった。

◆ ウチの電子レンジもスチーム調理機能が付いているが、解凍時(スチーム解凍を設定した場合)に使われるくらいだ。スチームオーブンレンジやノンフライヤーが3D TVと同じだとは言わないが、短期間でブームが終わってしまうものはそれなりだと言うことである。

PCの発熱(8/3)
◆ PCは机の下に置いてあるのだが、熱気が上がってくる。従来のPCも同じ場所に置いていたのだが、その時に熱気を感じたことがなかった。消費電力を見ても今のPCの発熱が多いとは思えない。

◆ 違いはPCのケースやケースファンの個数で、フルタワーケースはケースのファンが多かったので熱が拡散されやすかったのかも知れない。赤外線温度計で測ってみると、PCを置いている真上あたりが確かに温度が高い。フルタワーケースはケースの真上にファンがあったので、空気がかき回されていたのかも。

◆ 現在使用しているミニタワーケースは、上部にはファンが付いていないし通風口もない。ケースからの排気は後部のファンだけで、さほど温度は高くないのでファンは低速で回っている。なので余計に空気が拡散されない。

◆ そこで以前に3個千円で購入したファンにUSBケーブルを付け、5Vで回した状態でPCケースの上に乗せてみた。ファンの回転数は低いが、空気が多少でもかき混ぜられれば良いので効果は十分だ。

◆ GPUを使うと消費電力は増えるのだが、それによってケースファンの回転数が上がる事はない。GPUの電力は増えるがCPUの電力は増えないというか下がるくらいかも知れない。これがハイパワーなグラフィックボードだと発熱もそれなりにあると思うのだが、GTX1650ならば熱に悩まされることもない。その代わり描画性能としてはローエンドだけれど。

◆ 以前はCreativeアクティブウーファを使っていたのだが、今は使っていない。元々アクティブウーファのレベルはかなり絞っていたのと、結構発熱するので外してしまった。以前はそんなに発熱していなかったと思うのだが、どこか壊れたのか?例えば電源が壊れて電圧が上がったとか。

◆ 音は出ていたので機能的には大丈夫だと思うのだが詳しくは見ていない。電源は内蔵されている、つまりACアダプタを使うタイプではない。音量調整のVRがガリっていて、最大音量で短絡して使っていた。調整はケーブルの途中にもVRが付いているので、それで事足りた。

◆ 音量調整VRを短絡した時に中を見たが、スイッチング電源とオーディオアンプICで構成されていた。詳しく覚えていないのだが片面基板だったかなぁ。スピーカは10cmくらいのものが付けられていて、バスレフ構造になっている。

◆ コーンのストロークを大きく取るような構造のスピーカで、アクティブウーファの一般的な構造と言えばそうかも知れない。ケースはMDFだが、板厚は薄いので重くはない。オーディオ機器メーカのアクティブウーファは結構重くて共振などが起きないように出来ているが、PC用としてはこんなもので良いとの判断だろう。

◆ PC用のスピーカはJBLPebblesで、決して十分とは言えないが低音もそこそこ出るので、アクティブウーファの重要性は減少していた。それ以前に使っていたスピーカでは、低音域はかなり出にくかったのでアクティブウーファは重要だった。アクティブウーファの電源制御など確かめたことはないのだが、電源は入りっぱなしだと思う。

Hostsファイルで広告ブロック(8/2)
◆ 最近は広告ブロッカーを使うとページの閲覧が出来なくなるサイトも増えた。私は広告ブロッカーを使っているが、動画サイトなどで使っている。

◆ 通常のページにバナーやテキストの広告があったとしても、閲覧上邪魔になることは少ない。まあ悪質系の広告があって、どれが本文のリンクででどれが広告なのかが分からないようなものは嫌だけど。

◆ 動画サイトにしても動画が長い場合は広告も許容できる。例えば10分の動画に15秒の広告が入ってもすごく邪魔だとは思わない。しかし30秒の動画に30秒の広告があると邪魔である。

◆ Youtubeは最初に広告が入るのだが、これは邪魔だ。その動画が有用なものなのかどうかを確認するために広告を経由しなければいけない。目的とした動画でないと分かれば5秒で閲覧を中止するわけだが、そこまで行くために複数本の広告を見なければならない場合もある。

◆ 今のところYoutubeは広告ブロッカーが使えるので良いが、スマートフォンではアプリでの閲覧が主になるので(普通は)広告を観ることになる。私はスマートフォンでは滅多にYoutubeは観ないので、今のところあまり気にしたことはない。

◆ 海外を中心に広告のブロックをHostsファイルやファイアウォールで行う例が増えている。Hostsファイルも配られているし、逐次アップデートされたりしている。

◆ 広告ブロッカーにしてもブラックリスト(広告配信サイト)との通信をブロックすることで機能を実現している。Chromeにも広告ブロック機能が実装されていて、悪質広告とGoogleが判断したものをブロックしている。

◆ どの程度を悪質広告というのかは不明だが、広告閲覧あるいはクリックでウイルスなどを仕掛けるような広告もある。Googleはやり過ぎれば広告の独占だとして訴えられるだろう。

◆ 広告ブロッカーを使っているかどうかの判定は、その広告が表示されることによってページの位置がずれたかどうかを判断するのが一般的らしい。広告ブロッカーは広告を抜いてその隙間を埋めるので、ページの高さなり幅が変化する。この変化を検出して広告ブロックが行われているかどうかを判断する。

◆ hostsファイルあるいはファイアウォールによる広告ブロックの場合は、広告が表示されなくなるだけで、そのスペースは縮められない。従って広告がブロックされているかどうかの判定が出来ない場合がある。動画広告では動画が再生されないことにより、広告がブロックされていることを検出するものがある。

◆ スマートフォンのゲームアプリなど、ゲームをしている時間よりも広告を閲覧している時間の方が長いなんてものがある。ゲームが1ステージ終了するごとに30秒程度の動画広告が流されるので、パケット使用量もどんどん増大する。だがこれを防ぐために通信を切ったりすると、動画パケットが流れなくなりゲームは進まなくなる。この手のアプリの場合は広告閲覧を行うか、そのアプリを使わないかの判断になる。

EuroTruckSimulator2その後(8/1)
◆ 貨物を運びながら色々なところに行っている。借金をしてガレージを買ってドライバーを雇う。ドライバーは毎日1人あたり千〜5千ユーロほど稼ぐので、余程の失敗がない限りは破綻しない事になっている。40万ユーロ借りると金利が安い。

◆ 最初のガレージは大都市で購入すべきで、そうしないと仕事が少なく収益が上がらない。高額なトラック(ハイパワー)の方が稼ぎが良いという記載を見たが、あまり関係ないように思える。

◆ 雇用時のスキルの差もあまり関係ないようだ。雇用しているとスキルが上がってくるので、それに応じて稼ぎも増える。トラックは必要だがトレーラは必須ではない。

◆ イギリスは車は左側通行なのでナビの案内が少しおかしくなる。制限速度は60MPHと高く、この速度で高速道路のコーナを曲がったら横転してしまった。標識で度々見かける、赤と黒の車が並んでいるものは追い越し禁止である。

◆ 下り坂などでは最高速トライが出来るが、速度を出しすぎると操縦不能になってダメージを受ける。ステアリング特性は基本的には強いアンダーステアである。トランスミッションは多段自動変速よりトルコンATの方が走りやすい。

◆ 現在使っているMODはナビ音声の日本語化とヘッドライトの照度アップだ。ヘッドライトは上向きで走れば良いのだが、(ゲームの世界とは言え)他車に迷惑かなと思って下向きにしている。そうそう、道を間違えたときに下道ではUターンした事がある。Uターンは道幅が必要なのだが、多少道からはみ出しても走行出来た。

◆ 走行速度によるが、100kmの走行に要する時間は2分か3分くらいだ。ゲーム上で1,000kmを超える道のりだと結構時間がかかる。これはゲーム中にESCボタンを押して終了させてしまえば、次回はそこから開始する事が出来る。

◆ Android用のアプリはGooglePLAYには存在していない。似て非なるものが沢山存在するのが、いかにもAndroid用アプリという感じ。何にでもEuroとTruckと2を付ければ良いみたいな。なお野良アプリは存在しているようなのだが、確認していない。

◆ ゲームと言えば以前からやっているキャンディークラッシュがあるが、最近はあまりやっていない。ある記事で、レベル4000以上は無理矢理感が強すぎ、それは動画広告ビジネスだという記載があった為もある。現在のレベルは5200を超えていて、確かにゲームとして成立しない的無理矢理さを感じる事が増えた。

◆ 工夫などではなく単に移動可能回数を制限し、それを埋めるためにアイテムが必要になる。1回のゲームで最大6本(以前は2本)の動画を観てアイテムを貰う。動画視聴時間はゲーム時間より長くなるが、それが嫌ならアイテムを買うしかない。PC版は動画広告が出ないので、実質的にクリアは難しく、画面を見ただけで無理と分かるステージはそのまま画面を閉じる。

◆ それに比較すれば(安いとは言え)有料のEuroTruckSimulator2は快適である。荷物運びは従業員に任せて、行ったことのない道を走ってみたり、時にパトカーを追いかけてみたりしている。

先月分はこちらです

VC