過去の雑記置き場

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記事の寿命と検索(8/8)
◆ 何事でも同じだが、ものには寿命がある。それが物体であっても非物質であっても同様だ。例えばこの記事だが、コラムに近いものなので即座に寿命が切れるものではない。しかしニュース記事などは、その事象が終わるとすぐに古くなってしまう。

◆ いわゆるホームページコンテンツからBlogへ、そしてTwitterへと投稿は楽になっている。投稿が楽になる分記事の寿命は短くなったとも言える。Twitterでは文字数制限がある事もあり、その時々の瞬間を伝える掲示板的なものだと思っている。

◆ こうした記事の特性や傾向や寿命は検索アルゴリズムにも影響を与えている。Google検索では、特別な事情が無い限りTwitterの記事は余り検索されない。単純な語句で検索すればTwitterの記事で検索結果が溢れても良さそうだがそうはならない。

◆ 同じようにBlogのプライオリティも低い。
商用ブログサービスや、ディレクトリやファイル名に"Blog"の文字を入れるのは、SEO対策上はやめた方が良い。最近の傾向として、話題ごとにカテゴリ分けするのではなく複数のBlogに分けるのも、ファイル名やディレクトリで検索結果が左右されるからだ。

◆ 例えば同じBlogの中でパソコンの記事と料理の記事をカテゴリ分けで書いていたとする。このBlogのディレクトリとファイル名は、例えば/blog/blog.htmlだったとする。一方ではBlog自体を分けて/cooking/beef.htmlと/computer/windows.htmlとするならば、こうした方が検索順位は間違いなく上がる。
例え記事の内容が同じだったとしても、だ。

◆ 度々書いているようにGoogleが好む記事の書き方をしなければ検索順位は上がらない。
その為にWordPressのテーマなどでは、見えないIndexが作られるものもある。Indexを付けて見やすくなる記事とそうでない記事があるが、Google的にはIndexを付けろという。そこで検索ロボットには"見える"が、ブラウザアクセスでは邪魔なものは見えないようにしたテーマもある。GoogleはIndexが付いていればBlogではないみたいな単純な判断ロジックなのかも知れない。

◆ こうなってしまうと有用な記事も不要な記事も、体裁だけで判断されている事になるし、検索アルゴリズムにもおおいに問題はある。FreeBSDとblacklistdの記事は書いているが、これにしてもblacklistdから連想されるからなのかブラックコーヒーが出て来たりblackの名が付くアーティストが検索されたりして、含まない:blacklistdなんて表示になる。検索語なんだから含めろよと言いたい。

◆ デマツイートや炎上ネタ、偽のカネ配りでのフォロワー稼ぎなどが氾濫する現状、Tweetした記事の寿命は数分から、それが何度もリツイートされたとしても1週間くらいだろう。Blog記事は、いつ見に行ってもそこにそれがあるので寿命は長い。ただし検索されにくく、もはや検索されない記事は存在しない記事と同じだとも言える。

◆ こうした傾向を踏まえるならば、いわゆる雑記や日記的なものと、論理・物理解説的な記事は分けなければいけないのだろう。インストール手法や設定の仕方、整備記録や分解の仕方などの記事はそれっぽく作る。そうした手間をかけないと検索されないのが現状なのだ。しかし、旧来の方法で書かれたページに有益な情報がある事は多い。

セキュリティが問われる駐輪場(8/7)
◆ 実は修善寺付近には有料の駐輪場がない。自転車やバイクに乗る人が少ないので、無料のスペースがあるだけで事足りてしまうのだ。

◆ 横浜周辺では各駅近くに有料の駐輪場がある。都内などでは地上4階くらいまである駐輪場も存在する。それでも自転車置き場の不足は深刻で、路上には自転車が溢れる事態になる。路上に放置された自転車は、運が悪ければさっさと撤去されてしまう。

◆ そんな混雑する自転車置き場では、場所取りのために通勤時間を早める人も居る。定期契約の出来るところでも、定期契約権は待たなければ空きが出ない。
私も新横浜に駐輪場を借りていたのだが、借りるまでにはそこそこ待つ必要があった。

◆ 最近は悪い人が居るという。そこに駐輪されている自転車をどかして、空いた場所に自分の自転車を止める。どかすには駐輪時間に応じた金額を支払う必要があるが、路上に止めて撤去された時よりは安く済む。なので、他人の自転車を勝手にどかしてその場所に止めてしまう。

◆ 自転車と駐輪場の施設をチェーンなどでつないでいれば良いが、簡単な車輪ロックだけなら自転車はすぐにどかす事が出来る。有人の施設では見回りの強化なども行われていると言うが、実際の所は被害に遭っても泣き寝入りになるそうだ。

◆ 駐輪場内に自転車があればまだしも、どかした自転車を路上に放置すれば撤去されてしまう。ちゃんと駐輪場に止めたのに撤去されると言う事で、自治体にクレームを入れる人も居る。しかし駐輪場に止めた証拠がない訳で、それを認めれば誰しもが"駐輪場に止めたのに撤去された"と言い出すだろう。

◆ バイクの駐輪場でも同様の事は、理屈の上では可能だ。前輪を固定するタイプの駐輪場ではハンドルロック出来ないかしにくい状態であり、ロックしていなければまっすぐ後ろにバイクを引っ張り出す事が出来る。

◆ 横浜駅西口の駐輪場は、以前は前輪ロック型のものだったのだが、機器の入れ替えでロック板方式になった。民間の駐輪場なので監視カメラもあるが、ロック板の手前に止める原付も後を絶たない。

◆ 東神奈川にある駐輪場はチェーン方式だ。これはハンドルロックをする事が出来るのだが、原付なら持ち上げて引きずり出す事が出来る。ロックを解除するにはお金を入れて番号を押すだけなのだから、誰にでも出来る。
チェーン方式も、チェーンをかけたフリをするとか、すぐに抜けるところにチェーンをかけるなどの不正が横行する。

◆ 駐輪台数の多い所だと、自動車と同じような入出庫ゲート方式になっている。これだと駐輪密度も上げられるので、規模の大きな所ならコスト的にも見合う。しかし4〜5台しか止められないような所では前輪ロックかチェーン方式が多く、この方がコストも安い。

◆ 自転車用駐輪場は平面から立体になり、更には地上だけではなく地下も活用するなど大がかりになってきている。駅周辺で土地も高い事から、出来るだけ収容密度を上げたいわけだ。横浜はそれでも坂道が多いので自転車利用率は高くないと思うが、東京郊外などでは今も自転車が溢れている事だろう。

トランジスタAB級アンプ(8/6)
◆ PIONEERのAB級トランジスタオーディオアンプを触る機会があった。電源も回路も左右チャネル独立していて、22000μF/80Vの電解コンデンサが左右それぞれ2個付いている。トランスの電圧は64Vと45V書かれていたかな。

◆ AB級で実効出力は120W×2、消費電力は280Wとなっていた。AB級はアイドリング電流をそこそこ流すので、定常消費電力も大きいはずだ。シャーシには大きなヒートシンクが付けられていて、電源を入れておくだけでほんのり温かくなった。

◆ このアンプは完全DCだそうだが、DCオフセットキャンセル回路の都合か、DCから増幅出来るわけではない。高域はフルパワー時に80KHzまで保証されていたと思う。最近のトランジスタアンプで80KHzは難しいものではないが、このアンプはかなり年代物のようなので当時としては苦労があっただろう。

◆ パワーアンプの場合は混変調ひずみも問題になりこのアンプも仕様で謳われていた。まあオーディオアンプの世界では%単位なので楽と言ったら設計者に怒られそうだが、無線の世界ではdBだから。

◆ 小出力時の周波数特性は200KHzが謳われている。200KHzとなるとオーディオ用のOPampもそろそろ厳しくなってくる領域だ。と言ってもこのアンプはディスクリートで組まれているので、NFBやら位相補償やらで苦労したかも知れない。

◆ 今はわざわざトランジスタでアンプを作る時代でもなく、携帯機器などはディジタルアンプなのだからある程度の特性にはなるし、ある程度以上の特性にはならない。それこそ銅製のシャーシを使ったから云々とか、電源トランスがどうのこうのなんて過去の話なのかも。

◆ 以前にも書いたが、50Hz用のトランスそのものが無くなってきている。重く大きなトランスよりも、軽くて小さく高効率なスイッチング電源が当たり前になっている。自動車用のバッテリー充電器もスイッチング電源なのだとか。しかしスイッチング電源は無理が利かないというか、定格電流までしか流せない仕様だ。所が昔のトランス式だと、電圧を上げればヒューズが切れるまで電流が増えていくという、だから昔ながらの充電器が良いんだという車屋さんがあった。

◆ 電源効率を考えたらA級とかAB級のアンプは使えない。A級アンプになればアイドリング消費電力もフルパワー時の消費電力も変わらない。しかし導通角が大きいので歪みは少ない。B級だと導通角が180度しかないので、プッシュプル構成で360度になる訳だが、これだとクロスオーバ歪みが取れない。そこでもっと電流を流してAB級にするわけだ。

◆ この辺りもリニアリティの良いトランジスタなりFETが登場し、或いは回路の工夫などでリニアリティは良くなる。無線機の高周波増幅器は、普通はプッシュプルでは使わないというか、周波数が低ければ使えるがUHF帯では難しい。
しかしQAM変調では高いリニアリティが求められ、リニアリティの悪化は変調精度の悪化となってエラーレートを上げてしまう。

◆ 基地局などではプリディストーション、PA段でのノンリニアの逆特性をベースバンド側で作り、PAのノンリニア特性をキャンセルする仕組みが使われたりする。

山の保水能力とその限界(8/5)
◆ 今年も九州などでは大雨による被害が発生した。ここ最近は毎年のように水害が起きている。浸水被害もあれば土砂崩れの被害も出る。自然を前にして人間に出来る事は少ない。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

◆ 山に雨が降っても、すぐに川が出来るようなことはない。踏み固められてい ない山の土には落ち葉が積もり、ふわふわの腐葉土的な感じになっている。そこに例え大雨が降ったとしても、水は土にしみこんでいくので山肌を流れることはない。

◆ しかしそんな山の土にも限界はある。連日の雨量が200mmを超えるくらいになると、地下水が湧き出すようになって川を作る。土にしみこんだ水が地中を通り、地表に出やすい部分から湧き出す。山の斜面に降った雨水が地下水となってまとまり、それが地表に出て川となる。

◆ 普段は水など全くない場所に川が出来、泥を洗い流してゴロゴロとした石が露わになる。地下水は雨が止んでも1〜2日はわき続ける。その後は又涸れた川に戻ってしまう。

◆ もっと多くの雨が降れば、山の斜面を伝って雨水そのものが下に流れるのではないかと思うのだが、そんな光景は未だ見ていない。というか、そんな状態になったら山の土が道路に流れ出してきて大変なことになりそうだ。

◆ その大変なことが起きてしまうのが、山を削って作られたソーラ発電所だ。踏み固められた山肌は水がしみこまなくなり、ソーラパネルに降った水が硬い土の上に落ちる。山崩れ防止のために排水設備を作らなければいけない決まりがあるが、それは単に作ったというレベルに過ぎない。

◆ 何度も雨が降れば排水溝は土で埋まり、水は行き場を失う。京セラ系の企業が各地で問題を起こしているのも、こうした排水口の設備が不適切だからだ。行き場を失った雨水は山肌を削りながら流れ落ちる。山の土は大量に川に注ぎ込んで濁流となる。

◆ こうした事でソーラーパネルの固定フレームが脱落してしまうこともある。静岡県内のソーラ発電所近くに住む人も泥流の被害を受けるという話だ。そうした人たちが新たなソーラ発電所の建設に反対している。森を壊す自然破壊も確かにあるが、それ以上に厄介なのが泥流だ。

◆ 傾斜地は、その傾斜に合わせてソーラパネルを設置することが出来るので効率が良い。しかも山なら土地も安いと言うことで、あちこちにソーラ発電所が出来ている。静岡県は環境が適している(天候だとか気温だとか日照時間など)と言うことでソーラー発電所が多い。

◆ 昔はゴルフ場の開発が問題になったこともあったが、景気の低迷でゴルフ場人気は低下した。この近くにもゴルフ場があるが、排水口が川に接続している。その川も晴天が続くと全く水がなくなるのだが、雨が何日か降り続くと水量が増える。

◆ ゴルフ場と川の境目あたりに排水施設?沈殿槽みたいなものか?なにかコンクリートの建物がある。この別荘地でも排水をいったん処理してから川に流すので、ゴルフ場もそうなっているのかも知れない。

◆ この別荘地の近くにもソーラー発電所計画があるらしく、説明会の案内が来ていた。一体どの位の規模のものが出来るのか、追って報告したい。

ZOZO復活なのか(8/4)
◆ ソフトバンク系ヤフー傘下のZOZOTownは沢田氏体制になりアパレル各社との関係も正常化に向かった。最悪な関係になってしまったと言われたオンワードとも、再び取引を開始する。

◆ ZOZO前社長の前澤氏は強引と言うよりも勝手色が強い経営者だった。これは楽天の三木谷氏にも見られる特徴である。確かにある程度の企業規模を持つと、経営者は独自性を発揮してみたくなる。周りの言う事は聞かずに、俺の力だ的に権力を振りかざす。それが成功すれば良いが、多くは失敗に終わる。

◆ ZOZOにしても当初はアパレル各社あってのZOZOという認識で居たのだが、ZOZOの急拡大によって(前澤氏は)ZOZOがあるからアパレル各社が存在出来ると、大げさに言えばそんな風に考えるようになったのではないか。

◆ 何度か書いているように孫さんは、シェアを取れば価格決定権は自社に移ると言っている。同じようにZOZOは、販売価格はウチが決めるとやった。それに対してメーカー各社は反発した。ZOZOだけで売っているわけではない、他の販社の都合も考えて欲しいと。ZOZOのシェアはさほど高くはなく、中小実店舗の経営も考えたメーカーはZOZOとの取引を中止した。

◆ 日経は「きっかけは、ZOZOが当時の前沢友作社長のもと、18年12月に導入した有料会員向けの割引サービス「ZOZOARIGATOメンバーシップ」。出店していたアパレル各社は「ブランド価値を毀損する」と反発し、オンワードHDやTSIホールディングスが一時撤退するなど有力企業の離反を招いた。」と書いた。

◆ メーカーは小売店あっての商売であり、双方が儲からなければ発展はないと考えた。一方でZOZOは、ウチが全ての利益を供給すれば問題はないだろうとした。しかし天狗の鼻はへし折られ、前澤氏は孤立する。だが方針転換は容易ではない。地位も金もある俺に何故逆らうのかと前澤氏が思ったかどうかは知らないが、下手なプライドや意地もあっただろう、当然だ。

◆ だが結局は経営失敗の烙印が押されることとなり、前澤氏は一人になる。ZOZOから離れた前澤氏に残ったのはカネだけで、自分が凄かったのではなく、ZOZOを成功させたことが凄かったんだと再認識したかも知れない。
前澤氏はお金ばらまきおじさんとして生きていく決意を固めたのか、金をばらまけば注目される、しかし金をまかなければ、石を投げれば当たる程度の一人のオッサンに過ぎない。

◆ ヤフー傘下となったZOZOはアパレル各社との関係正常化を目指す。もはや前澤氏は居ない、Win-Winの関係を築くZOZOとして再出発しますよと、従来どおりの取引関係修復を提案する。

◆ コロナ禍と言う事もあり実店舗での売り上げが大幅に減少した。元々アパレル業界は新製品の短期需要とセール依存と言われている。年間製造数の約半数である14億点が売れ残る。オンワードは今年の決算で24億円の赤字を計上した。コロナウイルスの感染が収束しなければ、実店舗での売り上げは更に減少する。

◆ 実店舗でなくては売れない、実物を見ずに買う通販などあり得ないと言われた"常識"を覆したのがZOZOだった。そしてその後は楽天なども衣料品に力を入れ始めることになる。だがZOZOを手に入れたヤフーは一歩先んじた訳で、今後の収益源として期待されている。

再発は防止されるのか?(8/3)
◆ 楽天モバイルが総務省から注意を受けたのは何度目だろうか。基本的に楽天は何を言われても気にしない。捕まって処分を受けるまでは、全ては合法だと考えていると、楽天の営業マンが言っていた。不正行為を一々気にしていたのでは商売にならない、捕まれば仕方がないが捕まらなければ無罪だと言う事なのだ。

◆ 楽天miniに関しては酷いものだった。何しろ公表している仕様と異なる物を売っていたし、指摘されるまでそれを認めなかったからだ。事の起こりはminiの1円販売開始時からだった。他事業者で使えないようにするためか、BAND1を非対応にした。楽天モバイルでは楽天モバイルを使う限り関係のないことだとした。

◆ しかし利用者からの報告が相次ぎ、楽天は無断で仕様を2度変更したことを認めた。しかし仕様の変更はそれだけではなく、その点に関しても利用者に突っつかれ、後付けで仕様の変更を認めた。そしてこの事は総務省の耳にも入ることになる。

◆ この事でさらに問題が発覚する。仕様の異なる装置に、別の機器で受けた認証番号を表示したこともバレてしまった。ここまで来るともうメチャクチャというか、知識が有るかないかの問題ではないくらい酷い。そもそも通信事業者には無線関連免許保有者が必要なのに。

◆ 楽天は対応を公表した。
開発主管部署における業務プロセス改善の徹底→業務プロセスの問題ではないと思うし開発セクションには関係はないだろう。
人材の適正配置、採用、育成強化およびチェック体制の強化→無線免許保有者がいるのだから、採用や育成とは関係がない。
新製品導入時等の各部門の情報共有と部署間の合意形成の徹底 機器の設計業務、社内チェック体制と継続的な業務モニタリングの強化→そんなに大げさな問題ではなく、常識があるかないか程度のことだ。
問題発生時の原因究明および従業員コンプライアンス強化の更なる徹底→コンプライアンスとは、楽天という企業体からもっともかけ離れたものだと思う。

◆ 例えば楽天ショップの不正表示問題にしても、会社ぐるみでやった事がバレて三木谷氏が謝罪している。楽天の河野氏は対策後に「海外を見ても、ここまでのシステムを導入しているサイトは他にないのではないか」と自信を見せた。楽天ショップと楽天モバイルは違うから不正はやり放題?楽天モバイルは「今回の指導に基づき事業体制を見直し、再発防止を徹底するとともに、お客様へより良いサービスを提供できるよう努めてまいります」としている。一体何度見直せば普通の企業になれるのだろうか。

◆ 携帯電話の価格に関しての話が又持ち上がってきている。ドコモの社長は、実際の加入者は家族割りが適用されるケースが8割にのぼっていて、いわゆる定価より安い」と言っているが、割引ありきの料金体系が正当だとするのはおかしい。

◆ こうした中で楽天が価格破壊を起こせるのかに注目も集まったが、ドコモ社長は楽天は眼中に無い的なニュアンスのことも言い始めている。今のままでは信頼を更に失い、自滅への道を歩んでしまう。楽天の残骸をどこが買い取るのかという話も出ているほどだ。楽天モバイルが生き残るには、真面目にやる事だ。
嘘やいい加減な運営で今までは良かったかも知れないが、移動体通信事業は楽天が思っているほどいい加減ではない。

Ni-MHバッテリーの寿命(8/2)
◆ 今は余り使われなくなったNi-MHバッテリーだが、ルンバのバッテリーはこれである。Li-ionバッテリー搭載モデルもあるので、今後Ni-MHバッテリーは消えゆく運命だろう。

◆ Ni-MHバッテリーは充電が難しい。ΔtやΔVで満充電を検出するのだが、継ぎ足し充電などの場合は必ずしもこれが検出出来ない。検出出来ない場合に充電が停止してくれればいいが、そうでないと過充電になる。

◆ Li-ionバッテリーよりは過充電に強いのだが、繰り返し過充電を行うと液漏れに至る。放電時にはメモリ効果と呼ばれるものもあって実質容量が減少する。メモリ効果を小さくするためには深放電と満充電をしないことであり、トヨタのハイブリッドカーなどは20%-80%の範囲で使うため、バッテリーの実質容量分だけ使う事が出来ない。

◆ Li-ionバッテリー搭載車の場合にバッテリー容量がNi-MHバッテリー搭載車より少なくて済むのは、実質容量を使い切れるとか放電電流を多く取れるなどの理由だろう。

◆ 同じNi-MHバッテリーでも容量によって特性は異なる。これはLi-ionバッテリーでも同じなのだが、容量を大きくするためには他の特性を犠牲にする必要があるからだ。以前にエネループを使っていて、それが意外に早く駄目になってしまった。元が取れたのかどうか怪しい感じで、使途はワイヤレスマウス用のバッテリー(当時のものは大食いだった)なので大電流放電をしたわけではない。

◆ エネループは500回くらいの充放電寿命を誇っていたのかな。しかし実際には十数回の充電で充電エラーが起き始めた。定格電流での放電を繰り返すと内部抵抗が上がってくるが、マウス程度の放電電流でも駄目になるのだ。
内部抵抗の上昇は充電器が検出してエラー表示になる。

◆ それでもエネループはマシな方だったようで、2.5Ahの大容量を誇るPanasonicのエボルタはもっと早くに寿命を迎えたのだとか。逆に容量を欲張らずに1Ah以下としたNi-MHバッテリーは長寿命だとのことだ。コードレス電話などに使われている組電池は容量を欲張らずに長寿命化を行っているのだろう。

◆ ルンバのサードパーティバッテリーは公称容量を競うみたいな所があるが、重視すべき点は容量ではなく寿命だ。毎日充放電を繰り返すので、エネループ並の特性でしかないとすれば1年を待たずして充電出来なくなってしまう。ルンバの場合は1CA位の放電をするので放電特性なども考えたセルが使われている可能性もあるが、サードパーティのものはどうなのだろう。少なくとの純正品に関しては、クレームがあったのか寿命対策品みたいなものに変わった。

◆ ルンバ用のサードパーティーLi-ionバッテリーは姿を消した感じだ。売られていたものはバッテリーユニット内部に充電制御回路と過放電防止回路が組み込まれていた。公称容量はNi-MHバッテリーとさほど変わらなかったと思うが、価格は高かった。

◆ 30年以上前にはメモリのバックアップ用にNi-Cdバッテリーが使われていた。5V電源からダイオードと抵抗を通しただけみたいな充電回路だと、5Vからダイオードの順方向電圧降下電圧を減じた4.3V位がかかり続けることになり、3セル/3.6VのNi-Cdバッテリーは過充電になる。これを3セルではなく4セル/4.8V品なら過充電にならなかったわけだ。勿論満充電にもならないけれど。

レジ袋有料化は浸透したか?(2)(8/1)
◆ レジ袋有料化に伴う弊害も報告されている。一つは以前から言われていた万引き問題で、これまでは他店で買ったものがレジ袋で区別出来た。しかしそれが廃されると他店で買ったのか時点で買おうとしているのかの区別が曖昧になる。

◆ 都内のコンビニなどでは買った品物をマイバッグなどに入れずに持ち替える人が増えたそうだ。マイバッグは不潔になりやすいこともあり、昼間にパンやおにぎり、弁当などを買った人がそれらを抱えて持ち帰る。で、そうだ飲み物も買わなくちゃと再び店内に入ってくると、精算済みかどうかの見分けが付かない。

◆ 海外でもレジ袋の有料化が行われているが、セルフレジで購入枚数以上のレジ袋を"万引き"するケースが後を絶たず、レジ袋に万引き防止タグを付けるという何が何だか分からない状態にもなったそうだ。

◆ これは日本でもあるが、買い物カゴごと持ち帰ってしまう人も居る。買い物カゴを店外に持ち出してはいけないとか、買い物カゴの取っ手を外すなどの対策はしているが、買い物カゴの万引き被害は大きい。買い物カゴを店外に持ち出した時点で万引で捕まえると張り紙されている店もあった。しかしスーパーなどではカゴに入れたままカートに乗せて車まで運ぶ人は多い。

◆ 買い物カゴごと持ち帰ったところでそのカゴが再び使えるわけでもない事から、買い物カゴ自体を貸し出し方式にするとか、全店共通買い物カゴでどこでも返せるようにしたら良いみたいな意見もある。
ようするに貸し傘スタイルみたいな感じなのだが、初期投資額が大きくなりそうな所が問題だ。

◆ イギリスではレジ袋に法外な高価格を付けたところがあって問題になったとか。日本では高くても10円位だが、今後の価格設定においては文句が出る可能性がある。
袋を有料化するには袋の管理コストや店員が袋の必要性を聞くための時間ロスなども含まれる。

◆ そしてこれは、例えばイオンの買い物袋を相鉄ローゼンに持っていくみたいな事だって起こる。これは上に書いたように、万引きのチェックが難しくなることを意味する。
全店が印字のないレジ袋にすれば良いが、現状ではスーパーの名前やロゴが印字されていたり着色されていたりする。

◆ レジ袋ほど薄くはないがエコバッグほど高額ではなく、何回か使ったら捨てても良いなと思える程度の、少し見栄えの良い袋の要望もある。エコバッグも使っていれば汚れるわけで、特に会社員など昼時の弁当買いだし用と考えると使い捨ての方が気軽だ。

◆ 100円の袋がレジ袋の100倍使えるかどうかは分からないが、まあ10回使って100円なら良いんじゃないのと思えるくらいのものが良いかもしれない。スーパーでは丈夫そうな保冷バッグが100円位だったかな。これは何度も使えそうだし冷凍食品などを買って帰る時に便利だ。

◆ 海外ではレジ袋の有料化でレジ袋の消費量が大幅に減少したそうだ。しかしゴミ袋として使われるビニール袋は大幅に消費量が増えたという。ただしポイ捨てされるゴミ袋の量自体は相当減ったそうなので、正規に捨てられるプラスチックゴミ自体はさほど減少しなくても、ポイ捨てゴミが減ったことはメリットだ。

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