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過去の雑記置き場

点火系(2/28)

◆ 点火系チューニングパーツ屋さんも大変である。
今やダイレクトイグニッション車が増えたので、ハイテンションコードが売れにくくなってきた。
その昔はネオンコードと称される固めの高耐圧電線を適当な長さに切って、それにプラグ側とデスビ側のコネクタを付けて様々な商品として出回っていた。
何しろ太い電線なので、電気抵抗はゼロに近い。だからパワーが出るんだというわけで、当時から燃費は30%、パワー20%アップなどと謳われていた。
ブランド品としてはモノマグコードなんてのがあったな。今は有名な永井電子のコードもあったと思うが、当時はセミトラなどを作っていたように思う。
今の時代の人にセミトラと言っても解らないだろうが、セミトランジスタ式の点火装置が名の由来。
セミトラがあるのだからフルトラがある。フルトランジスタってヤツは現代の車と同じように、メカニカル接点を持たないで点火信号を発生させる方式だ。
セミトラの場合はポイントと呼ばれる接点を、ディストリビュータのカムが押して開閉し、その信号でトランジスタをスイッチさせてイグニションコイルの通電を遮断するのだ。

◆ ではトランジスタレスの場合はどうかというと、ポイントが直接コイルの通電を遮断していた。
インダクティブな負荷をスイッチするわけだから火花は大量に発生する。で、コンデンサが入っていたりしたのだけれど、ポイントはメンテナンスが面倒だった。
何しろギャップが変われば点火時期もドエル角も変わるというわけで、現代のメンテナンスフリー車とは全く違った世界がそこにはあった。
って話をしたかったのではない。
点火コードビジネス、ダイレクトイグニッション車用に「点火コイル移動キット」なるものを売っている。
プラグの真上にコイルのある車、そのコイルをわざわざ遠くに移設して、わざわざハイテンションコードで接続させるという商売である。
検索エンジンでノロジーホットワイアーを引っかけてみて欲しい。
原理的にはコンデンサ(製品としてはガンスパークがある)なので、点火時期が遅れて電流の立ち上がりも鈍くなるが一旦放電すれば放電時間は多少長くできる。



みんなで(2/27)

◆ 日本のメーカってヤツは統一しようが本当に嫌いである。
β対VHSに代表されるように、どちらか一方にまとまって市場活性化を図ろうとはしない。
もっともβ時代には互いの競争が方式を進化させたという背景もあるから、一概に悪いとは言えないがユーザには多大な迷惑をかけたことになるだろう。
3.5インチフロッピィはSONY開発によるもの。対する松下は3インチで対抗しようとしたが、残念ながらPCメーカに採用されずに終わった。
つまり、これが良いのである。
市場に出ずに終わってくれれば問題はない。でも現在のDVD各方式のように、市場に氾濫してしまうとβの時と同じになる。 

◆ 飽和したと言われながらも毎月加入者を増やしている携帯電話。
各社の独自絵文字など、下手なオリジナリティに拘る日本企業の象徴という感じだ。
でもauはWAP2.0でドコモの絵文字が見られるようにした。一企業、一事業者として勇気の要る事だっただろう。
DoCoMoの携帯とPHSは同じ絵文字を使うが、相互間で絵文字伝送は出来ない。DoCoMo携帯側は独自絵文字コードを外部に出さないように保護しているためだ。(これは正しい)ツーカーはIMをはじめる。
メッセンジャーである。
相手の状態がリアルタイムに解るのは有り難いかも知れない。
所がこれ、対応端末のみでしかもツーカーでないと使えない。それが当たり前だと言われるかも知れないが、これからは事業者の壁を越えたサービスというものがあっても良いように思う。

◆ その昔、PHS−携帯電話間の通話が出来なかった。
いつでもどこでも誰とでも話せなくては意味のない携帯移動機に、そのような制限があったのだ。
今ならどの事業者からでも通じるし、加入電話からも通じる。メールだってインターネット経由のものなら事業者を意識することなく送受信が出来る。
だから新たにはじめようとするサービス、FOMAの動画にしてもezmovieにしても、互いに互換性を持たせる事が何故出来ないかな〜そもそもFOMAの動画は同社がそれまで行ってきたPHS向けの動画配信と互換性はないのか。
携帯移動機が売れなくなってきた昨今である。
今後は魅力的サービス展開が要になってくると思う。世界初とか日本初とかで独自性をカタログに謳うのは、トヨタだけでたくさんなんだけど。



メール(2/26)

◆ F&F宛にメールを頂くことも多い。
時に情報を頂いたり、質問を受けたり、訂正を求められたりすることもある。
女性読者の方からメールを頂くこともあるわけで、先日はこちらのサイトのモデルさんからメールを頂いた。
このようにしてメール交換をして、近況報告や季節の挨拶などを交わしている事もある。
所が女性に多いのは、こうして知り合った?相手のメールアドレス宛にspamチックなものを送ってくる事が多いのである。
それは自分のサイトの宣伝だったり、自分のサイトで売っている物の宣伝だったり、或いはマルチまがいの勧誘だったりする。
それも"忘れた頃"だったりするので、普通のspamと見分けが付かなかったりして。
なので、そういうメールに対してはお返事もしないし紹介もしないことにしているというわけ。

◆ 親戚に保険会社に勤めるオバサンが居て、そのオバサンが親戚中に勧誘に回るものだから親族の間でも嫌われている…なんて話は良く聞く。
これと同じ事なのだが、本人は何も感じないと言うか、そもそも女性はこの辺りの感覚が男性とは異なるようだ。
(全ての女性がそうではないし、ここので紹介させて頂いている方々は決してそうではありません。)女性のサイトをもう一つ紹介しておこう。
ここのWebmasterの"あん"さんはお話好きの賢い人である。
掲示板も付いているので、質問でも意見でも何でも書き込めば即座に(その日のうちには)Resが付くと思う。
ご本人の経歴もどこかに書いてあったと思うから、それをご覧になって才女ぶりを確認されるのも宜しいかと。
"あん"さんのご指示通りに健康食品を食べると、間違いなく痩せるのだとか。
うーん…私も挑戦してみようかな(笑)でもいったい何を摂れば良いのかがわかりにくい。だって10種類以上も書いてあるんだもの。
面倒くさがり屋にはダメと言うことだろうか。
この手のお話に詳しい方は、是非掲示板でいろいろ尋ねてみて頂きたい。私も見に行きますので。

◆ (こじ)さんの水没した携帯電話。
洗濯機で身も心も綺麗サッパリ…動かなくなったらしいが、それをどうやって復活させたのか。
久々(こじ)さんからの投稿を頂きました。



環境省(2/25)

◆ 東京都では自動車公害対策として、ガソリン給油時の蒸発ガス発散防止装置を車両に取り付け環境省は法規制を予定していた、旧型ディーゼル車に関する法律(NOx法)の実施延期を発表した。
この理由として同省は『ホームページ上で意見を求めたところ、1,700件もの(法規制に対する)反対意見が寄せられ、これに配慮した』としている。
運輸業界1,700件の意見というのは同省を動かすに値する重さがあるのだろうか。
件数だけで行けば、このページをご覧になっている方々が環境省のページに「NOx法施行延期はおかしい」とメールを書けば、当初の予定どおり高公害ディーゼルトラックを閉め出すことが出来るようになる。
いずれにしても役人と族議員のやっているいつもの事という感じ。
薬害エイズ、狂牛病など、業界の言うことを聞いて一部企業の利益を追求したら多くの人が迷惑を被っちゃったけど、誰も責任取らないよ〜って感じである。

◆ しかしNOxや黒煙による健康被害が認められている現状で、よくこんな無茶苦茶なことが出来ると感心してしまう。環境省ではなくて公害省とか環境破壊省に名前を変えた方が良いんじゃないかな。
幹線道路沿い住民の喘息などの被害は深刻で、国の環境基準を満たさない場所が多々ある。
いや、都市圏では環境基準を満たす場所の方が少ないのでは無かろうか。
この原因はディーゼル車である。
ガソリン車は年々厳しくなる排ガス規制で、今やきれいな排気でなければいけなくなっている。
しかしディーゼルは規制強化こそあったがざる法だし、旧型(規制前)のトラックも沢山走っているし整備不良や違法改造(調整)も後を絶たない。



フィルタ(2/24)

◆ キセノンバルブをブルーに塗って色温度を上げたバルブが他品種あるのはご存じの通りだと思うが、最近はHIDもブルーに塗って売っている。
加えてブルーのガラス管(バルブにかぶせて使うらしい)も売られていたりして、一つの流行かな。
フィルタを付ければ(ブルーに塗れば)当然のことながら全光量は低下する。
某雑誌のテストによると、もっとも明るいものでもノーマルバルブの8割程度、暗いものになると照度が半分以下というデータだった。
それでも"110/130W相当"なんて書いてある。最近の110Wバルブはノーマルより暗かったのか…色温度を高くすると(高くしすぎなければ)見た目には明るくなるようである。
これは目の感度との兼ね合いもあるから、もしかすると"見た目が110W相当"なのかもしれない。
でも実際に色温度が高ければ見やすいかというと決してそんなことはない。HIDも最近は色温度を下げてきている。

◆ 明るいバルブに交換した車でも配光特性がよければ問題ないのだが、逆に配光特性のよいライトの場合はあまり暗く感じないからバルブを交換しないのかも。
配光特性の悪いライトにハイワッテージバルブを入れるほど迷惑なものはない。
レンズ全体が明るくなってしまって、下向きライトといえども上方に光が漏れる。
知人があまり配光特性のよくない車にハイワッテージバルブを入れた。ら、ちゃんと下向きにしているにもかかわらずパッシングされることが絶えなかったという。
そこでライトをノーマル位置より以上に下を向かせたが、それでも相変わらずパッシングを受ける。
仕方なくノーマルバルブに戻して乗っていたが、やがてノーマルヘッドライトの反射鏡部分(樹脂製)のところに穴をあけて、小型のプロジェクタドライビングランプを仕込んでしまった。
見た目はノーマルヘッドライトなのだが、中にはプロジェクタライトが。
本人、だいぶ苦労して改造したらしいがノーマルレンズが光を拡散してしまうので、プロジェクタランプ単体より配光はシャープでなくなっていた。



蒸発ガス回収装置(2/23)

◆ 東京都では自動車公害対策として、ガソリン給油時の蒸発ガス発散防止装置を車両に取り付けるよう各メーカに要請したという。
確かに蒸発ガスは公害の元であるし、第一もったいないではないか。
蒸発ガスと言ってもそのほとんどはガソリンタンク内で気化したものである。だからいつも満タンに近い状態でいれば蒸発ガスの排出も少ないのではないかな。
でも満タンに近いのに給油しようとする人は居ないから、タンク容量の半分とか8割とかの蒸発ガスが給油時に排出される。
これをスタンド側で回収すると、その量はかなり多くなると言う。
でも、元々はスタンドのガソリンじゃなくて車に積んであったガソリンの蒸発物だから車両側で回収するのが理にかなっていると言うことだろうか。
米国では回収が義務づけられているから、米国向けの日本車には回収装置が付いている。

◆ 実際にどうやって回収するのか?一般に使用されているチャコールキャニスタ吸着方式だろうか。
一旦ガソリンタンクに入れられて密閉された状態のガソリンだって蒸発はする。その蒸気圧が余り上がってしまうといけないので、車両には蒸発ガス抑止装置なるキャニスタ(吸着剤)が取り付けられている。
停車中に蒸発したガソリンはこれに吸着され、エンジン運転中はその負圧によってキャニスタから吸い出されていく。
これと同様に短時間で大きな容積のガスを吸着できるようなものを取り付けるのが簡単かな。
そこに吸引ポンプで蒸発ガスを送り込めばいい。
走行中はエンジンに吸着したガスを食わせても良いが、空燃比の急変がイヤならガソリンタンクに戻しても良いはずだ。
冷凍機を使って液体に…なんて事はないんだろうな。



携帯へはQ2(2/22)

◆ 加入電話から携帯電話への通話料が高いのは周知の事実である。
DoCoMoはそうでもないが、KDDIグループはひどい。auで3分170円程度であり、同グループのツーカーに至っては180円も取られる。
加入電話から携帯電話への通話料金設定権は携帯電話事業者にある。
携帯電話事業者にしてみればNTTが料金の代行回収を行ってくれる訳で、見た目としては自分たち事業者の名前が出てこないから好き勝手な料金設定が出来たというわけだ。
かけた側からすれば「あの携帯電話会社への通話料は高いな〜」と思う程度であって、それがKDDIの懐に入っているなどとは思わない。
つまり、悪者はNTTになると言うことだ。
でも実は、その収益のほとんどはKDDIが握っている。加入電話から携帯電話にかける人は、ダイアルQ2を使っているのと同じ理屈でKDDIなどに金を取られているのだ。

◆ でも、それを是正しろと総務省が訴えかけた。
KDDIは嫌がっていたが、ついに値下げに踏み切るご様子。
それでもDoCoMoに比較すると1.5倍近く価格が高い、3分あたりで120円だとか。
同社は「これで160億円も収益が減ってしまう」とお嘆きだと言う。
とりやすい所から取るのは税金だけで良いという感じだが、結局自分たちの名前が表に出なければボッタクリでも良いじゃないかというのが(DoCoMoを除く)携帯電話事業者のお考え。
もう一つは、加入電話から携帯にかけるケースとして多いのがビジネスユースであり、料金が高くても目立ちにくいと言うこともあったのだろう。
各事業者は複雑な料金体系と割引メニューで割安感を強調しながら、実は高い料金を科せられていたりする…なんて事はないだろうか。
皆様も一度料金プランや他社の料金をご覧になってみては如何かな?



国際ローミングは?(2/21)

◆ FOMAの国際ローミングは望み薄。
そんな記事を見かけるようになった。国際ローミングは一部地域ではあるがcdmaOneなら可能である。
DoCoMoによると国際標準とは言いながらも、複数方式が存在する以上(ローミングが不完全にしかできなくても)仕方がないと、ローミングに関してはトーンダウンしている。
TCAによればFOMAユーザは4.3万人と1月も微増にとどまった。これはサービスエリアの狭さと移動機の電池の保ちの悪さが原因か。
移動機だってPDCよりも大容量の電池を積んで頑張っているのだけれど、PDCの1/10しか連続待ち受けできないとなると不便である。
対するKDDIグループは、この春から1xサービスを開始する予定だ。
このサービスでの最大伝送速度は144Kbpsと、カタログ上はFOMAより遅い。
もっともFOMAにしても実効速度の平均が150Kbps前後だと言われているから、1xがフルスピード出れば(笑)追いつくかも。

◆ と言ってもau自体景気が悪くて加入者も増えないし、そろそろJ-PHONEに負けちゃいそうな雰囲気。
システム的に優秀でも、伝送帯域が広くても、それで売れるというものではなさそうだ。
各事業者を扱った掲示板などを見ていると、auユーザはことのほかau存続に向けての気持ちが強いご様子。
少なくともDoCoMo系の掲示板では、どうすれば加入者を獲得できるかとか出来ないとかなどと言う意見は出ない。
書き込んでいる人たちの平均年齢はかなり若そうで、中学生〜高校生が多いだろうか。
青年の頃から事業者の経営の心配をしているとは何ともご苦労である。
auも加入者が増えてくれば魅力的な移動機が増えるのだろうけれど、事業者にしてみれば魅力的移動機をメーカが作ってくれないから加入者が増えないのだという。
写メール人気のJ-PHONEも加入者増が一段落の感もあり、果たしてどこが儲けを出していくのだろうか。



燃費(2/20)

◆ 昨日の続きのような話だが、世の中には様々な燃費向上グッズがある。
これらのレポート(投稿)が載っているページがこちらだ。
市販燃費節約用品でも自分の懐を痛めて買った製品ともなれば、燃費向上が体験できちゃったりすると言う不思議な世界。
中にはアーシングで20%の燃費節約が確認できたとか、見ていて結構飽きない。
自作ものだと昆布(食べる、アレです)をインテークパイプに巻いちゃったりする。どうやら昆布から出る微量放射線を使う様子なのだが…さらに、磁石ものの代用品として"パソコンケーブルに使うノイズ防止用の磁石"を燃料配管に付けちゃったりして。
あれって磁石じゃなくてフェライトコアなんだけどな〜それでもシッカリ燃費節約に貢献している辺りなど、やっぱり何かを付けると効果があるわけですよ、精神的に。
いやいや、実際に効果の出る車があるかも知れない。
フェライトコアが何に影響するかなんて解らないけれど、宇宙パワーが燃費に貢献することだけは解っているのだから(笑)

◆ 昨日のSEVの話ではないが空気の流れを良くするような魔法を使った場合、吸気管共鳴などの働きはどうなるのだろうか。
燃費節約用品が売れるのは、燃費が常に変化しているからである。
運転状況や道路の混雑、温度や湿度やガソリンの質やタイヤの減り具合にも影響される。
だからテキトーな燃費節約用品を売ったとしても、クレーム発生率は少ないのだろう。
買った方にしたって、せっかく買ったんだから効果がなかったら困るわけで、だから自然とエコランを行ったりする。
なので、その燃費節約用品を取り付けてしばらくの間は効果があるように感じたりして、でも慣れてくると普通に戻ってしまうから、またまた新たな用品に手を出したくなる。
燃費節約用品は高価なものほど効果を体験しやすい。
これ、紛れもない事実だったりして。



SEV(2/19)

◆ SEVと言う名前の燃費節約用品?を見かけた。なにやらシールのようなもので、これを貼ると様々な効用が得られるという。例えばインジェクタに貼ると、インジェクタ作動音が減少しパワーアップになる。ATに貼ると変速ショックが低減されてトルク伝達効率が上がる。MTに貼るとシフト操作がスムーズになるのだとか。これらの措置を施した車の加速タイムは、0-100Km/hが10.6秒→9.1秒になったというからすごい。 同社のサイトによるとシャーシダイナモ系の回転体でパワー計測を行うと、SEVの効果がうち消されてしまって数値に表れないのだとか。 これはエンジンダイナモでも同様で、とにかく回転体には弱いらしい。それでもフルスロットル3600rpm時の出力がシャーシダイナモ計測で41馬力も上がったと某技術系雑誌に紹介されている。 高々120馬力程度の車で、それも最大回転数の6割程度の所で41馬力アップ…ちなみに最高出力は122馬力→149馬力だそうだ。紹介されている雑誌は一般人向けと言うよりは整備工場向けの専門的な月刊誌であり、記事には信憑性もあるとは思うのだが… 同記事ではインジェクタにシールを貼ることによって無効噴射時間が減少するのではないかと書いているが、そんなことが起きたら空燃比が狂うではないか。

◆ 回転体を苦手とするらしいSEVだが、タイヤに貼るとハーシュネスの減少や発熱低減、摩耗も減ってハイドロプレーニングさえ起こしにくくなると言う。この理屈が"タイヤ内の空気圧を一定にし…"となっているが、タイヤ内部って風が吹いていたかな。
とにかく、まったく魔法のシールなのだ。 貼って効果があるのはタイヤのみではない。 ショックアブソーバに貼れば乗り心地が良くなったり、操縦性が良くなったりする。オイルパンに貼ればオイル寿命の延長や潤滑性能の向上、その他考えられること(考えられないことも)は全部良くなると言う。 不思議なのは、このシールを貼るとすべてが(人間が考えて)良い方向に作用すると言うことである。 エンジン、トランスミッション、ショックアブソーバには各オイルが使用されているが、その部位によってオイルに対する作用が変わるという、このシール。実はこれ、外車を良く扱っている自動車雑誌にも掲載されていた。当然ながらエディタは"効果あり"としている。理屈は"強力なイオン化"らしく、回転体から発生する磁力が効果を相殺すると言うところから見ると磁石的ものだろうか。 同社サイトによるとラジウム云々と書かれているので放射性物質か。F&Fで実験してみろとの声も聞こえてきそうだが、何せ高価格なので手が出ない。誰かくれれば実験するんだけど。
でも実は、このレポートこそ真実かなと思ったりもする。
そうそう、トルマリンを使用してSEVチックなものを作っている人々もいらっしゃる。
F&F的には"ラジウム温泉器"を車に付けちゃうってのが安上がりで良さそうだが…



害虫(2/18)

◆ ゴキブリホイホイを売る為に、製薬会社は密かにゴキブリの養殖を行っている。
なんて事は無いと思うけれど、雪印食品の例もあるので何とも言えない。
これをパソコンとウイルスに当てはめてみると…マイシロソフトはセキュリティホールの沢山ある製品を世にばらまく。
ウイルス対策ソフト会社はセキュリティホールを見つける為に研究を始める。
そして完成したウイルスを蔓延させる。
当然の事ながら自分たちで作ったウイルスなので、対策ソフトはすぐに完成する。いや、既に完成している。
ウイルスが広まって社会問題化した所で「いち早く」などと言いながら対策ソフトを売り始める。
ウイルス対策ソフト会社はマイシロソフトに"お礼"を払い、今後もお互いに頑張りましょうと言って握手をする。

◆ ウイルスを作るのはウイルス対策ソフト会社だけではない。
アマチュアが作ったウイルスも、出来が良ければ対策ソフト会社は買い取ってくれる。
だから出来の良いウイルスが作れる頭の良いヤツは儲かる事になっている。
当初奴等はマイシロソフト製品のセキュリティレベルの低さを実証する為にウイルスを作成し、それを同社に持ち込んだ。
が、同社は個人との取引をしない方針の為「脅迫行為だ」とか何とか言って相手にしてくれない。
そこで対策ソフト会社を相手に商売をはじめたという経緯がある。

◆ 今やウイルス対策ソフトはコンビニでも売られている時代である。
未だに発病時期になると多くのウイルスが送られてくるが、これも全て金の絡んだプロジェクトというわけだ。
な〜んて事は無いと思いますよ。
いや、思いたいですね〜



原価(2/17)

◆ 吉野家の牛丼\280、なかなかお得な価格である。
さて、これの原価はいくらくらいなのだろうか。必要な材料はまず米である。並盛りだと0.6合位は米を使うだろうか。米1合の重さは100gか160gか、確かそんなもののハズ(随分開きがあるけど)ここではキリ良く100gとしよう。
100gの米の価格だが、大量仕入れなどを考えると精々10円とか15円かな。意外と安い。
だったらコンビニのおにぎりはもっと安くても良いはずだという話は置いて、次に肉である。
吉野家は他社が買ってくれない肉でもたいてい現金で仕入れてくれるという。これが安く仕入れるコツらしいが、その陰には独自開発のミートテンダーの力も忘れる事が出来ない。
牛丼にどの程度の肉が乗っているのだろうか。50gじゃ少ないかな?でも100gじゃ多すぎるかな。
仮に50gとして、その原価は20円前後かな。今は狂牛病で相場が下がっているから、もっと安いかも。
後はツユとタマネギなどだが、これは5円もあれば出来るだろう。
と、ここまでを合計すると40円程度。
飲食業関係者に言わせると、食べ物の原価は売値の2割程度が妥当だという。
280円の2割は56円、イイ線ではないか。

◆ 原価率を下げなければ商売にならないのは、店舗費用や人件費が嵩むからである。物を並べて売る商売と違い、その場で作ったりするには経費がかかる。
厨房という工場が必要だから、それを維持しなければいけないし、思った以上のスペースも食われてしまう。
原価率から言えば吉野家よりラーメン屋の方が余程儲かる数字を出すに違いない。ただし大量販売や一括仕入れという面では吉野家の方が上だ。
外食産業の相次ぐ値下げは、そこで売っている食品の原価より場所の維持や人件費の方が嵩むからに違いない。高い利益で沢山の客が来てくれればそれに越した事はないが、まばらにしか入らない客を待つ従業員の給料や光熱費を考えると、粗利を圧縮してでも稼働率を上げた方が得なのだろう。
そう言えば吉野家はお持ち帰り弁当を3つ買うと1つオマケについて来るという事をはじめた。
いっぺんに買わなくても良いそうなので、吉野家ファンの方はお見逃し無く。



住めば都(2/16)

◆ 地価下落や人口減少で、より都市部に近い所に移り住んでくる人が増えた。
と言っても都心の人口は相変わらずの状態で、夜間人口の減少に悩む区も多い。
どの辺りまでを都心と呼ぶかというのは難しいけれど、環状8号線の内側辺りは都心だろうか。
利便性での都心と言うよりは公害での都心というヤツ。
これは車の汚れ具合で良く解る。雨の日など横浜付近を走っている時と都心を走っている時では水垢の付き方が全然違うのだ。
ガードレールや歩道橋の汚れも違うし、コンクリートの腐食具合も違うから雨滴の酸性度も違うのだろう。
環状7号線付近のマンションに住んでいた人がいっていたが、布団を外に干すと汚れてしまうのだとか。特に風のない日はヤバいらしい。
その人は神奈川に移り住んできたのだが、そこだって幹線道路の近くである。でも都心とは明らかに空気の質が違うのだそうだ。

◆ そんな神奈川でも国道沿いには排ガスがいっぱいである。
幹線道路付近ではその地名を頭にくっつけた○○喘息ってのがある。
住み着いてしばらくの間は何事もなく暮らしていけると言うし、回りに咳き込む人が多くても余り気にしないらしい。
所が自分の子供が喘息になったりすると危機感を募らせて、しかし気づいた時にはすっかり子供の喉は弱くなってしまっている。
晴れた日でも東の空がうっすら曇って見えるのは、都心に溜まった汚れた空気のせいである。
そんな中で働く大人も大変だが、そこに暮らす子供はもっと気の毒だ。
だからといって通勤時間のかかる校外に引っ越すわけにも行かないだろうし、望みは早急な公害対策のみなのかも知れない。
でもこれ、薬害エイズや狂牛病と同じように事業者優先政策が行われ続けて、甚大な被害が明るみに出てから焦る事にしかならない。

◆ 久々にワックステストを開始しています。



数が増えれば…(2/15)

◆ IBMのThinkPadR31は、電力使用ピーク時間帯には自動的に電池駆動に切り替わりピーク時間がすぎてから、或いは夜間にバッテリ充電を行うという制御が加わっている。
これによって日中の電力使用量の緩和が期待出来、環境負荷の低減が実現出来るとしている。
確かに企業などで使用する数千台のノートPCの使用電力量はバカに出来ないのかも知れない。
個人ユースにしても、その台数が数千、数万ともなれば電力会社の負荷にも影響が出そう。
毎日充放電を繰り返す事になるバッテリへの影響だが、これは皆無では無さそうだ。
IBMはバッテリメーカと協力して開発を進めてきたと言うが、やはり充放電を繰り返せばバッテリの寿命は短くなる。
そもそも、日中の電力ピーク時間がどの位長引くのか知らないが、その間ずっと電池で動かすだけの電池容量があるのだろうか。
夏場の電力消費量は午前10時頃から上がりはじめて14時頃にはピークになるだろうか。
それが落ち着くのが16時頃とすると6時間もバッテリ駆動しなければいけない。
でもカタログ上のバッテリ駆動時間は2時間程度なんですけど〜と言うわけで、本当のピークの先端の所だけ電池駆動で凌ごうというのが同社の狙いらしい。

◆ 同社では「安価な夜間電力を利用してバッテリに充電する」とも謳っているが、これは契約しないと使用出来ない類の電力である。(夜間だけ使えるもの、夜間に割引になるものなどがある)一人暮らしで日中は不在、夜は遅くまでパソコンとお友達〜なんて人にはお勧めの電力料金プランであり、積算電力計を時計付きのディジタルタイプに交換するだけでこれに切り替える事は出来る。
ただしノートパソコン1台の、それもバッテリチャージだけではメリットがない。
この際だから夜間電力でパソコンも携帯電話も電気カミソリも電動歯ブラシも充電しまくって…と言ったって、リチャージャブルバッテリを使用する機器の消費電力なんてたかが知れているからなあ…



2プラグ(2/14)

◆ ホンダの超低公害エンジンは2プラグだそうだ。2つのプラグを位相差で点火して燃え残りを極限まで減らす。
ここまでしないとULEVなどは難しいと言う事だろうか。或いは触媒の負荷が高まってしまうのかも知れない。
SLも2プラグだし古くはアルファもツインスパークってのをやっている。SLもユーロ4排ガス基準適合なので相当ローエミッションと言うことになる。
アルファの狙い何なのか?低公害よりハイパワーかな。
ガソリンってヤツは意外と燃えにくいご様子で、ボア径が100φを超えると不完全燃焼割合がグッと増えると言われている。
ディーゼルだったらボア径1mだってアリなのに、火花点火方式はそうは行かない。
1本のプラグに何度も火を飛ばすような製品が市販されているが、極低回転時以外での効果は疑問だ。
例えば6,000回転で廻っているエンジンは、毎秒100回転だから1回転に要する時間は10mSである。
マルチスパーク製品の殆どは、その火花間隔が2〜5mSである事を考えると(例え2mSで次の放電が起こったとしても)クランク角で70°も回っちゃってる。
これじゃ意味無いよね。

◆ ではアイドリング回転数として1桁下げてみると、多少は意味があるかなといった感じ。
なので、マルチ放電よりは連続放電の方が効果的だと言える。過去には高圧電源を搭載して連続放電(と言っても精々1mS)させる点火装置もあったし、これを使った事もある。
確かにこれは効果的というかエンジン音が変わるくらいの変化があるのだが、ディストリビュータやプラグが持たないんですよね〜長時間放電は日産車が一時期採用していたが、価格やメンテナンス(プラグの寿命など)を考えると効果が薄いと言う事でやめてしまったようだ。
なので、多少点火パワーを強力にしてもパワーや燃費への影響は最小だと思うけどね。
もちろんチビたプラグを新品にした効果は認める所。



平均速度(2/13)

◆ SLにエンジンスタートからの平均燃費や平均速度計が付いているので、ステアリング上のボタンを押すとそれらがメータパネル内に表示される。
トリップメータをリセットしてからの同表示は、給油まで(給油ごとにリセットしているので)の平均値となるから変化が少ない。
一方でエンジンスタートからの表示だと、その時々に応じてデータが更新される。

◆ 先日夕方の渋滞路を走っていた。いや、走っていたと言うほどの速度ではなくて、ほとんど止まっているに等しいという感じか。
何せ平均速度は8Km/hと表示されていたのだから。
とは言っても、ずっと8Km/hで流れているわけではなくて、しばら〜く止まったと思えば少し動いての繰り返し。つまりは普通の渋滞である。
これは間違いなく自転車より遅い。
渋滞の原因なんて良く解らないが、駐車車両が邪魔していたり、大型車が交差点に突っ込んだまま信号が変わったり、そしてそれらは渋滞が激しくなるに従ってより影響が大きくなる。
この位の平均速度だと平均燃費も3Km/lとか、それ以下の表示だ。
もっともほとんど走っていないのだから当たり前か。1リットルで3キロしか走れなくて、3キロ走るのに23分ほどかかる。
なので、このまま4時間走ったとしても31Kmしか進めなくて10リットルものガソリンを燃やしてしまう。

◆ ま、これは激しい渋滞に属するとは思うが、都内の平均速度が15Km/h以下だと言われているから非効率きわまりない。
こういう点でアイドリングストップの働くハイブリッドカーは有利である。
ただし季節の良い頃で冷暖房を使用しない時に限ると条件付きだが。
東京都では無用なアイドリングを規制する条例がある。でも、これを守っていない最右翼は国会議員などのお迎えの車かな。
何しろ車室内温度が適温でないとセンセー方はお怒りになるそうである。
そしてもう一つはトラックを初めとするディーゼル車である。スーパーの駐車場などでもディーゼル乗用車が騒音と悪臭を発しながらエンジンをかけっぱなしというのはよく見かける光景だ。

◆ 高速道路走行感などはこちら



Mpeg(2/12)

◆ 機会あってディジタルビデオカメラの画像をmpeg-1にエンコードした。画像取り込みは何と言う事はなく、i-linkか何かで接続してビデオカメラの再生ボタンを押す。
パソコン側はキャプチャボタンを押す。これで画像はどんどんとハードディスクに蓄積されていく。
ビデオは50分程度あったのだが、そのデータはaviファイルで11GB程になった。
さて、コイツをmpegにエンコードしてみようと始めたら、何と作業の遅い事か。
この11GBのデータエンコードにかかる時間は5時間以上にもなる。もちろんPCの処理速度とかアプリの動作速度にもよるのだろうが、さすがにソフトウエアエンコードは時間がかかる。

◆ ビデオカメラからの取り込みが10倍速くらいで出来て、圧縮がリアルタイムのに出来て編集も容易だったら使いやすいのに。
いやいや、その程度のものだったらお金を払えば手に入りそうである。
いわゆるノンリニア編集ってヤツなのだが、おもちゃチックなアマチュア用ソフトではどうも編集がやりにくい。
切ったり貼ったりも出来そうなのだが、何しろ説明書がわかりにくいというか何というか…ビデオ屋さんとパソコン屋さんの頭の構造の違いというか、単に私の理解が足りないだけというか。
そうしてエンコードしたmpegビデオのサイズは350MB程になった。元々が11GBもあったのだから、1/30に圧縮されたと言う事か。
それでもリアルビデオの最低圧縮度映像よりはよほどサイズが大きいし、もちろんその代わり画像は綺麗なんだけど。

◆ DVD-Rもゆっくりながら普及が始まっているし、ウチにあるアナログビデオテープをDVD化したら置き場所が助かるな〜なんて思ったりする。これにはDVDレコーダをそのまま使えばいいから、リアルタイムで録画が出来る。
もちろん一旦PCに取り込んで、ディジタル編集を加えた後でDVDに焼くなんて事も良いだろう。
今や100GBのHDDが豊富に出回っている時代。
ノンリニア編集も身近になったものだと感じた一日だった。



ホイール(2/11)

◆ 17インチのホイールを買ってきた。
と言っても新品ではない。スタッドレス用なのでボロでも何でも良いので中古である。
中古で良いのだけれど、17インチのそれもベンツ用となるとなかなか安価に入手出来ない。
16インチなら数千円で手にはいるのに…でも16インチだとブレーキに干渉するので装着出来ないから、仕方なく17インチを捜す。
PCDは112と解っているが、オフセットは一体どうなのだろうか。
たぶんR129(旧SL)のものが使えるのではないかと思うのだが…で、買ってきたのはタイヤ付きで3万円だった。サイズはフロント用が8Jに235/45-17が付いていてリア用は8.5Jに255/45-17が付いている。ホイールにはイタリアで製造されたと刻印があり、タイヤはP700?か何かが付いている。
でもこれ、不思議なのは前輪用と後輪用で直径が違うと言う事。全オーナはこれで満足だったのかな?

◆ 買ってきたホイールをR230に付けてみると、8J+35の方は良いのだが8.5J +20はホイールが外に出過ぎている感じ。
フェンダーと干渉するかどうかが微妙な所だが、シャコタンにしているわけでもないから大丈夫かな。
付いてきたタイヤは目視で溝が分かる程度(笑)である。
スリップサインまでには後1万キロくらいは走れそうだが、タイヤとしての価値的にはゼロに近い。
でもタイヤ交換に行くにも、何かしらのタイヤが付いていないと走れないわけだから意味はあるか。
たぶんホイールだけだとしても、SLに4本積んでいくのは無理に違いない。
ホイールデザインはハデというか何というか、細目の3本スポークなのである。
しかもパールホワイトか何かで塗装されていたりして、お子さまが乗るワンボックスワゴンにピッタリと言ったら怒られるかな。



スーパーイオンコート1(2/10)

◆ 枯渇が騒がれているIPアドレスなのだが、なかなかどうしてapnicからだと豊富に供給して貰え昨日の続き、もう一点購入してきたのはスーパーイオンコート1である。
こちらも1台塗布分という小さなパッケージで、効果は12ヶ月と謳われている。昨日ご紹介したポリマーは9ヶ月だからカタログスペック上はこちらが上手。だが、メーカも異なるので試験方法も違うだろう。
スーパーイオンコートの臭いはこれまでのイオンコートと余り違わない。
成分的にはフッ素系樹脂+シリコン+ワックス+石油系溶剤となっている。
大きな(つまり、普通サイズの)パッケージにはあれこれ能書きが沢山書いてあるが、この小さな試供品的分量のものには塗布方法等しか書いてない。
コスト的には厳しいのかも知れないが、これで試してみようとする人たちにもっとアピールする事があるのでは無かろうか。
イオンコートはこれまでも使用しているし、その塗布性もふき取り性にも不満は少ない。
確かにポリマーとか固形ワックスに比較するとツヤという面では不利になるコート剤だし、テフロン系となればどうしても透明度が落ちる感は否めない。
ただし耐久性と言う事を考えると、テフロン系コート剤の方が優れているというのは誰もが認める所だろう。

◆ 濃色車でつやを出したいのならポリマーザイモールかと言う所。
特にザイモールは普通の固形ワックス並みの耐久性も持ち合わせているので、その価格に納得が出来れば良い選択ではないかと思う。
メタリック系の塗装はそれ自体に輝きがあるが、ソリッドの赤や青、黒などをザイモールで磨くとツヤの出方が違う。
なので、A160の一部だけザイモールを塗ってみよう…なんて作業すると、他の部位とのツヤの差が出てしまって結局全部を仕上げなければならなくなる。
そしてそれは水洗いの度にワックス掛けを行いたくなるような(笑)感じなのだ。
昨日紹介したポリマー系、本日のイオンコート共に会わせてテストを行うつもりではあるが、テスト開始までもう少しお待ち頂きたい。



防汚ポリマー(2/9)

◆ 久々に自動車用品店に行った。
未だシーズンには早いのに、見慣れぬワックスが沢山増えている…パッケージに書かれた能書きを見ると、どれも素晴らしく思えるというか、素晴らしく思える能書きが並んでいる。
そんな中でF&Fのワックステストにピッタリな、1台使用分の小さなパッケージが目にとまる。
価格的にも\700程度と買いやすく、もちろん普通の分量のそれに比較したら随分と割高には違いないが、買って失敗するよりは良いかなと言う感じ。
そんな中で2種類の製品を仕入れてきた。
今日ご紹介するのはその中の一つである防汚ポリマーという名前のもの。
これは2液硬化型のポリマーらしく、1液の内容は反応硬化製ポリマー+フッ素化合物+アルコール類+石油系溶剤で、2液目はシリコン系ポリマー+フッ素系ポリマー+硬化促進剤+石油系溶剤+香料となっている。
1液の内容物は透明だが、2液の方には沈殿が見られる。振れば即座に溶けてしまうようなネバッとした感じの白い物質が底の方にモワモワ固まっているという感じ。

◆ 使用方法としては、この2つの液を同量で混ぜて塗布し冬場は日の当たる所で10分〜30分、夏場は日陰で5分〜10分放置した後ふき取るそうだ。
ふき取りは何枚かの新しいタオルを使用する事が推奨されているから、太陽ポリマーみたいな感じだろうか。
そう言えば、その太陽ポリマーも未だ残っていたな。
私の場合、根がものぐさなので手続き(下準備)の必要なワックス類だとどうしてもイヤになってしまう。
一回塗れば数ヶ月は持ってくれるのだけれど…それともう一つ、やはり親水性のものより撥水性のものの方が好みに合っている。
撥水性の方が汚れ付着が少ないように思うし、ワックス効果が無くなってきたと判断するのも容易である。ウォータスポットなどの危険性はあるけどね。



リモコン(2/8)

◆ カーポートのゲートの調子が悪い。これは無線式のリモコンなのだが、リモコンを操作してもゲートが開閉しない事がある。
これは昨年から起きているトラブルで、その都度メーカに連絡するとチェンジニアが来てユニットを交換していく。
しかしそれでも一向に改善される気配がない。
先日は「外部から強力な電波が来てブロックされているのではないか」と言う事で、メーカが調査に来た。しかしそんな事があるのだろうか。
周波数的に近いと言えばアマチュア無線の430MHz帯だが、リモコンの使用周波数とは50MHz程度離れている。
ブロックがあったとしても、リモコン送信機を受信アンテナに近づければ動作しそうなものだがそれでも動作しない。
調査に来た三共アルミの人間に『送信機を受信アンテナに近づければ、受信機入力は-40dBm程度まで上がるはずだから、ブロックは考えにくいのではないか』と言っても話が通じなかった。
もう一点、動作しない時に一旦電源を切って入れ直すと正常復帰する。
この事から内部のマイコンか何かが暴走かラッチアップしているのではないかと私は考えた。
メーカの人間に『あなたが解らないのなら、私が診ますから回路図を見せてください』と言うと、何と!「回路図は持っていません」とのお返事。
これには驚いてしまった。
メーカの人間に『回路図を持たずに機械を調べるなんて、地図を持たないで山登りをするようなものではないか』と言うも話がイマイチ通じない。
これでもメーカ曰く「彼は技術屋」なのだそうだ。

◆ 確かに制御ユニットや無線部は全て外部から購入しているものであり、三共アルミが作っているわけではないだろう。
だが顧客との接点は販売会社な訳であり、少し詳しい人が居ても良いような気がする。
もちろんそのようなエキスパートが出張してこいとは言わないが、サービスかどこかの部署で指示を出すくらいの事があっても良いのではないか。
毎回無線部ばかりを交換していくが、交換するユニットが違うと思うんだけどな〜



IPアドレス(2/7)

◆ 枯渇が騒がれているIPアドレスなのだが、なかなかどうしてapnicからだと豊富に供給して貰えるらしい。
中国のプロバイダが多くのIPアドレスを持っていると言う事は先日も書いたが、中国のみならずアジア諸国では65K個は当たり前という感じで持っている。
最近増えてきたbbtec.netすなわちYahoo!BBが使用しているIPアドレスは1,600万個も持っているのだ。
予定加入者数が300万と言われていたが、更に増えたのだろうか。
そう言えばバックボーンは40Gbpsだとか何だとか聞いた事がある。40Gbpsで300万加入だと、4Mbpsの線に300人もぶら下げると言うことか。これはちょっと厳しいかも知れない。
全員が何かをダウンロードするとか、そう言う使い方はしないだろうが300人を収容するなら10Mbps以上は(コストを考えたとしても)欲しい所。
でもIPアドレス数からすればもっと加入者数は増やせるので、おそらくバックボーンの増強などと言う事になるのだろう。

◆ Yahoo!BBにしろCATVにしろ、極端にパフォーマンスが良いわけではなくどちらかというとバースト的にデータが来る感じもある。だが、データが来ている時にはそこそこのパフォーマンスが出ているので、データが来ない時の待ち時間が余り気にならないと言う感じか。
これは特にCATV回線で感じるのだが、CATV会社によって方式が異なるのかも知れない。
多くのCATV会社はインターネット接続関係を外注に頼っている。なので、何か問題が起きた時に話が遠くて困ってしまう。
ヘタをするとこちらの言うことが通じなくて、用語の説明からはじめなければならないと言う事にもなりかねないのだ。



イモビライザ(2/6)

◆ 日本でも車両盗難が年々増えている。これに対して高価格車を中心にイモビライザ装着車も増えてきてはいるが、それでも全販売車両の5〜6%に過ぎない。
欧州などでは車両盗難防止の意味からもイモビライザの装着が義務づけられていて、キーを複製したりしてもエンジンは始動出来ない。
だが国産車のイモビライザはちょっとオソマツ。あそこを□して、あれを○するとあら不思議、ちゃんとエンジンがかかっちゃう。
自動車メーカとしては、盗難防止に力を入れるのは営業上得策とは言えない。盗難車両が日本から消えてしまえば、ユーザは又新たな車を購入する事になっているからだ。
だったら法で装着を義務づければ良さそうなものだが何しろ圧力団体に弱い日本政府の事、ユーザ本意ではなくメーカ本意で事が進むのは毎度の事だ。
仕方なく政府は保険会社に働きかけて、保険会社に色々な面で優遇するからさ〜、何とかさ〜、イモビライザ装着車の車両保険を安くしてくれないかな〜ってな具合ですり寄ったとか。

◆ イモビライザが付いていたとしても、キャリアカーで車を持って行かれたら手も足も出ない。
欧州車の場合にはシステムを外す或いは変更する為に事務手続きが必要なので、これは盗む方にとっても厄介である。日本車はどうなのだろうか。簡単にECUなどが部品として手に入れば、それに交換して…いやいや、あれをこうして、これをあそこにプチッとやればイモビは殺せるんだった。
だったら意味無いではないか。
あ、ユーザには「イモビライザが付いているから安心ですよ」と言っておけばいいのか。ドロボーさんには「付いてますけどすぐ外せますよ〜」とアナウンスする。
これでイモビ付きの車も盗難にあって、代替需要も減らないと言う寸法か。



丸紅(2/5)

◆ 丸紅系企業と言えば昨年からspamに悩まされている一つである。
先日も丸紅ソリューションと言う所からspamがやってきた。これで何通目だろうか。
そのたびに配信不要のメールを出したり電話をするが、一向にやめてくれない。
で、先日も電話した。電話に出たのは若そうな男性で、自分が自分の判断でspamを送ったという。
何故そんな事をするのかと問いつめると、今度は会社がやった事だから自分は解らないと言う。
話は支離滅裂である。
メールの中に面白い一行があった。
> ウィルスや不正侵入が横行する昨今、機密情報漏洩の被害は爆発的に増え、企業を脅かせてい
  > ます。企業の利益損失を防ぎ、顧客との信頼関係を維持する ためのネットワークセキュリティ
  > の確保が、緊急な課題となっています。
これに『私どものように、無作為に迷惑メールを送りつける業者も横行しています』と、付け加えた方が良いんじゃないの〜と、提案申し上げた。
その電話の男性、話の中で「一体どういう内容のメールが送られたのですか」と言い始めた。
最初は自分が送ったと言い、次に会社が送ったと言い、そして今度は内容を教えろと言う。
おそらく多数のspam発送を行っていて、誰がどこに何を送っているのか解らなくなっているのだろう。

◆ 内容が分からないから返送してくれと言うので、ならば見に来たら良いんじゃないですか〜と言ってみた。ら、「明日伺います」だって。(笑)翌日こんな事を上司に報告したら自分のクビが吹っ飛んじゃうんじゃないのかな。
若い社員には悪徳教育が不足していると思われる。
ITセミナーと称するspamを送りつける前に、一流の迷惑メール発送業者になる為の社員教育が先だと思うけど。
ねえ、丸紅さん。



コンパクトフラッシュ(2/4)

◆ 先日、デジカメ用にコンパクトフラッシュを買ってきた。
今や256MBで1万円程まで値段が下がっている。と言ってもヨドバシカメラではまだまだ高い256MBだったので、その下の192MBモノを購入してきた。
これをデジカメに挿すと…ちゃんと認識した。よかった〜192MBでどの程度の枚数の撮影が出来るかというと、VGAのノーマル圧縮率で2,400枚以上撮れる。
最大解像度で最高画質のモードでも200枚撮れるのは、サスガメモリ容量という感じ。
今やコンパクトフラッシュも512MB品がある。一昔前のハードディスク並みではないか。

◆ コンパクトフラッシュと共に買ってきたのはデジカメ用のACアダプタだ。
以前から欲しいと思っていたのだが、なかなか買うまでには至らなかった。最近のデジカメは専用リチウム二次電池を使う為、ACアダプタは充電器を兼ねるようになっている。
出力電圧は8.4Vで定格電流1.3Aである。が、CoolPix950の電源端子にはDC6.5V/2.5Aと書いてある…一応壊れず使えてはいるが…このACアダプタ。持って歩くにはいささか大きい。
重量こそデジカメよりは軽いが、容積はデジカメと同じくらいある。
最近の携帯電話のACアダプタがあんなに小さいのに、何とも巨大なスイッチング電源だ。
では携帯電話のACアダプタが流用出来るかというと、残念ながら出力電流が足りない。
電圧こそ5.8V〜6.3V程(メーカなどによって異なる)あるのだが、電流が500mA〜800mA程度しか取れないのだ。
二次電池でもパラに接続して使用すれば何とかなると思うが、電流リミッタが働いてデジカメの電源が一瞬入ってすぐ切れるような動作をするモノもある。


BMW(2/3)

◆ BMWの7シリーズのトランスミッションはついに6速になった。
と言ってもマニュアルトランスミッションの話ではなく、ATのお話し。
最近のBMWは新技術開発に力が入っている感じ。バルブトロニックも最初は何だかな〜と思ったものだが、これが意外に評判がいい。
スロットルバルブを使わないこの方式は、インテークバルブのリフト量をアクセル開度によってコントロールし、エンジン出力を制御する技術だ。
この手のものは日本のメーカが得意なのではないかと思っていたが、市販車に搭載されたのは(たぶん)BMWが初めてだろう。
何となくホンダがV-TECの進化版としてやりそうな気もしたのだが…でも、バルブのリフト量をダイナミックに制御するなんて、考えただけでも大変そうである。
大変そうだけれど、それをやってしまったのはすごい。V-TECだって十分に大変そうである。だけどホンダはこれをやってのけた。
そのうち電気でバルブを駆動するなんて事も出来るのかも知れないが、そのころまで内燃機関が残っているのかという話も。

◆ 電磁駆動はブレーキにも使われるらしい。SLのSBCはブレーキペダルの信号を電気変換して、各輪のブレーキに送る油圧はポンプで作っている。いわゆるブレーキバイワイアである。
ABSやESP(車両姿勢安定装置)の関係もあるから、メカニカルな油圧ブレーキを再度アクチュエータでコントロールするより、最初から電気仕掛けで油圧を発生させた方が都合がいいのだろう。
ここから一歩進むと、ブレーキパッドをディスクロータに押しつけるのを油圧ではなく電気でやってしまおうという話になる。
キャリパーには油圧シリンダが付いているのではなく、モータが付くというわけだ。
が、たぶんシリンダよりモータの方が重い。
小型軽量でハイパワーなモータが出来れば電気駆動のブレーキも実用になりそうだが、自動車メーカとしては何より故障が恐くて手が出せないのだとか。
かくいうSLのSBCも電気仕掛けが壊れた場合は、ブレーキペダルを思いっきり踏めば反力用を兼ねる油圧ラインでブレーキがかかる事になっている。

◆ SL関係、ちょっと書きました。



特別仕様車(2/2)

◆ クラウンとかプリウスに特別仕様車が登場している。
モデル(マイナー)チェンジが近いのだろうか。
特別仕様車はカンフル剤で、これをやると一時期売り上げが伸びる。なので、在庫の消化には丁度良いというわけで、モデル末期の車には良く見られる販売手法だ。
クラウンの特別装備内容を見ると"革製キーホルダー"なんてのがあって笑える。いや、笑ってはいけないのかな、トヨタは必死なのだろうから。
車が売れない時代になって久しく、それでも一時期はワンボックスワゴンが売れていたのだが、今はワンボックスカーも下火だそうだ。
沢山乗れるのは良いのだけれど、立体駐車場には入れないし核家族化が進んだファミリー向きとも言えなくて、オマケに摂り回しが悪くて燃費も悪いと来たら何がメリットなのか。
アウトドアブームと言った所で、キャンプ地に何度か出かければ(好きな人以外は)飽きてしまうだろう。
沢山乗れるから友達でも呼んで…って、一体誰が運転する乗って話になる。ワンボックスワゴンのFF車は思った以上に運転しにくい。ロングホイールベースの車ともなると狭い所に入って行くには勇気が必要だし、道を間違えてUターンしようにも自由が利かない。

◆ 一時期は軽自動車でも背を高くして内部空間体積を広げた車が流行っていたが、最近は立体駐車場には入れるという謳い文句で売れるのだそうだ。  ワンボックスや大型4WD(一時期のブームはどこに行ったんでしょうね〜)は流行があるが、いわゆる3ボックスの乗用車はいつの時代でもフツーに売れる。
いや、正確には他のボディータイプが流行るとそちらに引っ張られて売れなくはなるのだが。
プリウスの特別仕様車にはDVDナビとクルーズコントロールが、イプサムは16インチホイール&タイヤとフォグランプが付いてくるらしい。
フォグランプ…雨も霧もない、星空輝く夜の町中で無意味にフォグランプを点灯するアホを助長するだけだと思うんだけどな…アトレーワゴンに"強化サス"の特別装備ってのも面白いけどね。



ボンディング(2/1)

◆ BBSの方では活発な議論が行われたアーシング。
効果ありを主張する方が多いのだから、全く効果がないわけでも無さそうである。
そんな中、BBSの方で紹介されていたこのページ、自動車評論家氏の記述の中に実際の数値が載っている。
フルスロットル加速では目立った効果が認められないが、パートスロットルでは1割ほど加速が向上したというもの。
実験方法はCVT車でエンジン回転数を4000回転に固定して、0→80Km/h加速タイムを測定したらしい。
アーシングを施さない車のタイムが22秒台で、アーシングを行うとこれが20秒台になるという。
0→80Km/h加速が20秒もかかるテストにはさぞかし長い直線路が必要だろうなどと言う事は問題にしない事にして、このタイム差がどこから生まれたのか考えてみたい。

◆ まず、CVTの減速比はエンジン負荷によって変化すると言うこと。
同じ4000回転でも、登坂時のそれと平坦路を走行する場合ではギア比が異なる。
どちらがより多くのトルクを必要としているかと言う事で、これはエンジン負荷になる。
当然の事ながら登坂時にはローギアード側に設定され、平坦路走行時にはハイギアードになるはずだ。
このテストで一定にしているのは、スロットル開度ではなくエンジン回転数である。
エンジン回転数はスロットル開度とエンジン負荷によって決まる。
もしもフルスロットルにしなければ4000回転を維持出来ないほどアンダーパワーの車があったとすると、フルスロットルでもエンジン回転数は4000回転。
但しその場合CVTは相当ローギアード側に行っていると思われる。
一方、軽くアクセルを踏んだだけで4000回転を維持出来るエンジンの場合はエンジン負荷が軽いからCVTはハイギアード側に寄るだろう。

◆ さてさて、アーシングによってエンジン出力が上昇した場合と下降した場合、どちらが加速タイムは良くなるのかな。
また、同記事では"100km巡航している時のアクセル踏む量は確実に少ない。"としている。
これから考えるとエンジン負荷は軽くなって、CVTはハイギアード側に寄ったと思われるのだが…更に(燃費が)"10%程度よくなった"とも記してある。
おそらく(テスターは自動車評論家なので)信頼性の確かな方法によって計測された燃費であるに違いないから再現性は良好であると仮定しよう。
これはつまり、従来より少ないアクセル開度(=負荷が軽く燃費が良い)で従来と同じトルクを発生するエンジンに生まれ変わった事を示している。
私の記憶が確かなら、エンジンってヤツは空気とガソリンを14.7 1程度の重量比で混合して爆発させているはずだ。
ガソリンエンジンの出力制御はスロットルバルブ開度によって行われ、それによって吸入空気量を制限している。
少ないスロットル開度で多くの爆発エネルギを得るには、空燃比をストイキ点より少し濃くした状態で使うか、密度の高い吸気を使うかしかない。

◆ 従来は不完全燃焼で捨てられていたエネルギが有効に活用されたとする論もあるかも知れないが、10%もの不完全燃焼を起こし続けていたら、たぶん触媒は過熱してしまうだろう。
論より証拠、やって見ろと言われるかも知れないと思って、ブースタケーブルでやってみました(笑)もで何ら違いは感じられなかったな。
と書くと、"その車はアーシングが効かない"とか"アースポイントが悪い"とか言われそう…従来型SLのバッテリはトランクルームに、A-160は床下なのでこちらの車を使ったのだが。



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