過去の雑記置き場

黒字(7/31)

◆ 推進委の強い求めに応じて渋々提出した、道路公団の路線ごとの収支データを見ると、東名高速は建設費1.5兆円に対してこれまでに稼いだ金は4兆円以上。
プール制でなければとっくに無料化されてトラック輸送の低コスト化に貢献していたはず。
もっともそうなると渋滞は今より激しくなるのだろうが、第二東名計画が早まった可能性もある。
ちょっと意外だったのは東北道や九州道が黒字だと言うこと。
帰省シーズンには渋滞が起きる東北道だが、普段は交通量も少なくて走りやすい道である。
これでも黒字になるのだ。
九州道は数度しか走った事がないが、東北道の比ではないほど空いている。
もっとも北側の方はそれなりの混雑をしているのだが、長崎への分岐以降鹿児島方面行きはガラガラだ。
それでも黒字になるのである。
えびのあたりのトンネル掘りには、相当な期間と莫大な金がかかったと聞いている。
でも黒字になる。

◆ 赤字の筆頭がアクアラインなのは想像に難くないが、北海道路線も赤字額が膨らんでいる。
九州が黒字なのに何故北海道が赤字なのか。
北海道は一般道でもそこそこの平均速度が維持出来る。
私が北海道に行ったのはずいぶん前の話だから、今は交通事情が変わっているかも知れないが、およそ日本の道を走っているとは思えないほど快適で、ノンストップで走れる。
制限速度は60Km/hだったろうか。それが街中にはいると急に40Km/hになったりするのだが、このあたりに気を付ければ快適に走れる。
急ぐ用事で多少でも平均速度が高い方が良ければ金を払って高速道路を走るのだろうが、急ぐ用事がなければ下道でも不便を感じないのかも知れない。

◆ 道路族は"住民が求めているから高速道路を造る"と言うが、その求められて作ったはずの高速道路は誰も使ってくれない。
それだったら、街中をバイパスするだけの無料の道路を造った方が余程住民のためだと思う。
所がそれでは族議員のファミリー企業に金が落ちない事になってしまう。
直接の知り合いではない某人物は道路公団関係の企業に就職した。
事務所はマンションの一室で、そこには事務の女性が一人いるだけ。
誰が部長で誰が課長で、社長が何という名前かも良く解らない。
仕事と言えば、たまに現場を見に行ったり孫請けを訪問したりするだけで非常に暇なのだそうだ。
それでも人並み以上の給料が貰えるのは、会社が大黒字だからだとか。
受注した工事は金額を半分にして孫請けに丸投げする。
これを繰り返しているだけで年間数億円の売り上げが確保されているのだそうだ。

◆ 高速道路計画推進議員連盟、この長ったらしい名前を略すと「議員の利益を守る会」になるが(ウソ)、自民党を中心とした240人もの議員が結集して赤字高速道路建設に意欲を燃やしているという。
どうやら道路公団が民営化されて、自分たちの利益が圧迫されるような事があれば第二道路公団的な法人を作るか、さもなければ100%税金によって赤字路線を建設するのだという。
税金で道路を造るだけ作り、作った後は自治体に押しつけ、押しつけられた自治体だって誰も通らない不要道路の整備などに金を出せるはずが無く、やがてアスファルトの下から草が生えてくる…こんな道路は日本中にいくらでもある。
それでもまだ同じ事を繰り返したいのが速道路計画推進議員連盟のメンバー各位だ。



あれから2年(7/30)

◆ このページで"ぼくのなつやすみ"というゲームの話を書いたのは、 2000年の8月だった。
それから2年が経過して、ぼくのなつやすみ2が発売された。
ヒットとは言えないまでも、人気の出たゲームの続編が登場するのは珍しいことではないが、果たして"2"は前作を超えられたのか。
そう言えば毎年冬にはクラッシュバンディクーというゲームがでる。
正月の暇な時期に(子供が、或いは子供と)遊ぶにはちょうど良いというわけで、ウチにも何本かある。
最初のゲームは難しすぎてクリアするのが大変だったが、その後だんだんと、いわゆる子供向けになってきた。
ゲーム内容は毎年それほど大きく変わるわけではないが、ほんの少しだけ使える"ワザ"が増えていたりする。

◆ 話を戻して、ぼくのなつやすみ2だが、前作よりもゲームっぽくなっていると感じたのは私だけだろうか。
前作と違って海や川を泳げるようになっていたり、登場人物も多少増えている感じだが、ゲームの進行自体に大きな差はない。
ゲームの中の小さな世界、その中の8月の31日間に起きる様々な出来事は、自分にも思いがあるような懐かしさと、泥のにおいと夕焼け空から吹く風の香りを感じさせてくれるようである。
前作同様、時代は現代ではない。
アイスクリームが10円で買えるような時代だから、当然ウチのチビはまだ生まれていなかった。
核家族化が進む中で時代を話すことなど滅多にないと思うのだが、このゲームを通して"昔はこうだったんだよ〜"なんてジジ臭いことを言ってみるのも良いかも知れない。

◆ 絵の作りなどにしてもファイナルファンタジーなどとは比べるべくもない、まるで操り人形のような顔かたちではあるが、だからといってそれはゲームの進行を邪魔するものでもない。
もしかしたら、"昔のゲームはこうだったんだよ"と言うことを表しているのかも知れない。



高級車(7/29)

◆ 某自動車雑誌に高級車とは何であるかと言うことをメーカ担当者にインタビューしている記事があって面白かった。
トヨタはいわゆる精神論で、高級と感じること、感じられる車作りによって高級が演出されるというようなことを語っていた。
一方の日産は高級車はパワーでありハードウエアであると言い切る。
では日産の高級車とは何かという問いに対して、インフィニティやエルグランドだと。
エルグランド? あれは確か… ワンボックスというかミニバンではないのか。
高級なミニバンと言うことならば解るのだが、ミニバンが高級車というのは意味不明だ。

◆ 例えば高級なホテルでパーティーがあったとしよう。
ドレスを身にまとった女性、タキシード姿の紳士が集まると思って頂きたい。
ホテルのエントランスにロールスが横付けされ、そこから美しい女性が降り立つ。
これは絵になる。
ロールスが過ぎ去ると、次にジャガーが、それも純イギリス時代のそれが静かにやってくる。
これも普通である。
ではそこにエルグランドがやってきたら?絵になるだろうか。
高級車は値段だけではない。だからジャガーではなくフェラーリがやってきたら、やっぱり不似合いな気がする。

◆ でも日産はエルグランドが高級だという。
ハイウエイスターの称号を与えられた車だからなのか?インフィニティは良いかも知れない。セルシオなどよりも売れていない分だけ大衆車チックでもなく、異質な格好悪さがこういった場面では映えるとも言える。
トヨタの精神論には賛成である。
社内独自の高級車構想に従って各所がチューニングされているそれは、少なくともスペック上はすばらしく高級なのかも知れない。
『問題は味』マーク2設計者がそう言っていたことを思い出す。
自動車メーカとしての歴史に乏しい我が国のメーカは、カタログス ペック以外の味の部分で欧米各社に後れをとっている。



良番取得(7/28)

◆ 携帯電話を契約し、良番と言われるものでなければ即座に解約し、解約した携帯電話はヤフオクなどで売ってしまう。
こんな連中が増えたので、ドコモはこれら悪質ユーザのリストを作ったそうだ。  それでも良番は高く売れるから、小遣い稼ぎに良いではないかというわけで契約と解約を繰り返す輩は後を絶たないと言う。
さて、国民背番号制の導入が迫ってきたが、これは番号再取得は自由なのだそうだ。
11桁の中の10桁はランダムにふられるそうなので、もし自分の番号が気に入らなかったら再交付してもらえばいい。
一度使用された番号は空き番となって二度と使われることはなく、その人の番号更新履歴もシッカリと残るそうだ。
せっかく番号を振るのならIPV6か何か、将来的に使えそうな番号にしたら良かったのに(笑)

◆ 良番取得とは少々違うが、福祉関係パスの偽物が高校生の間で使われているという。
これを使えば公共交通機関が無料になるなどのメリットがあり、元ネタを仕入れた学生がコンビニでカラーコピーして偽造するのだとか。
コピーされる安易な作りが悪いのか、そこに目を付けた高校生が悪いのかという議論もあろうが、腐った政治家が国を動かしているのだから仕方ないと言えばそうなのかも知れない。
高速道路などに行ったって、パーキングエリアの身障者用駐車場に平気で車を止めるヤツもいる。
身障者が車から車いすを降ろすのに苦労していても、そんなヤツは知らん顔である。
スーパーの駐車場でも同じだ。
出入り口近くでスペースに余裕のある身障者用パーキングスペースはいつしか家族連れの健常者が車を止めてしまう。
彼らに言わせると『空いているのだからかまわないだろう』ってな具合かな。

◆ 身障者の方を特別に扱うと言うことに対しては賛否両論もあろう。
ただ車いすの積み卸しは結構大変な作業で(やったことのある人にしか解らないだろうが)、それを手伝えとは言わないがせめて広めのスペースは提供したい。
車のドアをいっぱいに開けても体を移動させるのは大変なのに、そのドアすら開けられない状態では困ってしまう。

◆ ガラス撥水剤をテストしていたのに…梅雨が明けてしまった(笑)



洗う(7/27)

◆ 先日犬を洗った。
余りの暑さに犬もバテ気味だったが、冷水で洗った訳ではない。
洗ったのはもう一つ、エンジンルームである。
だいたい半年〜1年に1回はエンジンルームを洗う。
この時に各所に目を配り、ファンベルトにヒビが入っていないかとかオイルリークがないかとかを気にしてみる。
最近の車は本当にメンテナンスフリーで良く走ってくれるから、ボンネットを開ける機会は随分減ってしまった。
ウォッシャ液だってタンク容量が大きいから、補充時期までには随分余裕があったりする。
オイル交換頻度も長期指定されている車が多くて、SLにしても新車から次の交換時期まで1.5万キロもある。
もっとも私はそれ以前に交換したけれど。

◆ 最近流行の低粘度オイル、0W-30あたりのヤツだが、確かに燃費には効き目があるのだろう。
だがオイルメーカも言うとおり、油膜維持には苦労があるようだ。
なので比出力の高いエンジンやターボ車などに、余り低粘度のオイルを使う事は勧められない。
固めのオイルに比較するとエンジン音が大きく聞こえるのもデメリットかも知れない。
都市部の渋滞の中ばかりを走行する車と、地方道を巡航するような使い方の車とでは当然オイルに対する負荷も違ってくる。
車両によっては、定速走行などが多い場合は1.5万キロごとの交換で良いが、都市部の渋滞路ばかりを走っている場合には5,000Kmで交換しろと指定しているものもある。
走行距離ではなく、運転時間で表せば両者とも余り違わないのかも知れない。

◆ いずれにしても、オイル交換サイクルは伸びる方向にある訳だからボンネットを開ける機会も減るだろう。
プラグだってメンテナンスフリーだしね。
だから掃除をするつもりで(掃除をするんだけど)エンジンルームを詳細に眺めてみると、トラブルの前兆が発見出来るかも知れない。
年々暑さが増すような感もある日本の夏だが、ボンネット内にバッテリを積んでいる車は電解液量もチェックしておこう。
JAFによるとバッテリトラブルは関東より関西の方が圧倒的に多いらしい。
まさか関西人がバッテリを限界まで使おうとすると言う訳でもないだろうが、統計的データがそうなっているそうなので関西にお住まいの方はバッテリトラブルにご注意頂きたい。



3G(7/26)

◆ 次世代だ3Gだと鳴り物入りで登場したFOMAだが、加入者数は依然伸び悩んでいる。
最近では「本当に3Gは必要なのか」と問われるほどで、携帯電話加入者数が飽和領域に達していると見られる現在、新しいサービスを成功させるためには全ての面で既存のシステムを超えなければいけない。
それはサービスエリアであり、移動機の重量や待ち受け時間であり、料金でもある。
ドコモはこの秋にも新型FOMA移動機を市場に送り込む。
504i相当の機能を実装し、待ち受け時間も現状よりは長くなる模様だ。

◆ 事業者にとって3Gは何が得なのか?周波数利用効率が良いと言ったって、それはユーザの知るところではない。
現にドコモは1.5GHz帯へ通話を追い出すことで、混雑した800MHz帯のトラフィックを下げ、3スロット連続使用の28.8Kbpsサービスも開始している。
確かに28.8Kbpsは高速とは言えないが、携帯電話の画面を使う上では十分な速度ではないかと思う。
動画電送などのリッチコンテンツ対応という面では不利だが、果たして高額なパケット料金を払ってまで動画電送したいと考える人がどれほど居るのだろうか。
FOMAではパケットの割引料金があるが、回線交換で通信が行われるテレビ電話は通常の通話以上の料金がかかる。(帯域比例に近い)

◆ だったら2GHz帯のサービスをやめて、800MHz帯を充実させた方が得ではないかと事業者は考えるが…金のあるドコモはFOMAへの投資を継続しているから、他事業者も表だってやめるとは言いにくい。
cdma2000 1xが2.5Gか3Gかなんて議論もあって、確かにcdmaOneからスムーズにしかも800MHz帯での移行が出来たcdma2000は3Gとは少し違うかも知れない。(当該事業者はあくまでも3Gと言い張っている)でも考えてみれば、このくらいユーザに解らない移行の仕方でないとダメなのかも。
それはauのcdma2000移行率の高さが物語って居るではないか。
W-CDMAではJ-PHONEも悩んでいる。
3GPP準拠では無くなりつつある(3GPP仕様が変更を重ねているため)FOMA、あくまでも3GPP準拠を目標とするJ-PHONE、そしてcdma2000と世界標準を謳いながらもすでに3つの規格が出来てしまった現状。



PDA(7/25)

◆ PDAやノートPCにPHSをビルトインしたものがある。
H"等を使用して、そのまま常時接続(っぽい)使い方が出来るというヤツだ。
だがハードウエアの販売量に比較して、事業者への加入率は良くないと言う。
今なら無線LANを組み込んだ方が良さそうな気もするけど。
つまり、PDAなどの小型情報機器に移動体通信機能を組み込んだものはこれまでことごとく失敗していると言う事だ。
それに懲りずに、かどうか知らないけれどFOMAのPDAタイプが発売された。
シャープ製のそれは12万円という価格で、もう少し金を出すとサブノートPCが手に入る。
機能的にはPDAそのものという感じなので、だったらCLIEの方が余程格好良いんじゃないのかな〜と思う。
カメラ付きのCLIEだってあるし、これとcdma2000移動機を持っていればPDA型FOMAより余程使いやすいというものだ。
確かにcdmaOneやcdma2000移動機は連続待ち受け時間がPDC移動機の半分くらいしかない。
それでも200時間はある訳で、PDA型FOMAの60時間とはだいぶ違う。

◆ PDAに移動体通信機能を組み込んでも成功しないが、携帯電話がPDA機能に近づけば成功を収める。
例えば数時間単位の半導体録音機能を備えたPHS移動機があり、今では一般的になって来たカメラ付き移動機があり、ソニーは失敗したけれど音楽再生機能付き移動機があり、と言う具合だ。
ギガバイトクラスの外部半導体メモリが使用出来るようになれば、半導体動画録画機能付きの携帯電話なんてものが登場するかも知れない。
運動会に出掛けるオトーサンはビデオカメラを持たずに携帯電話を持っていく。
その頃にはCCDの画素数も10メガピクセル程度になり、ディジタルズームで大抵のものは撮れてしまう。
レンズは収差が大きくて周辺部には色々な歪みが出るが、コイツもDSPでササッと直してしまう。

◆ 折りたたみ携帯には指をつっこめるようなくぼみがあって、そこに指を入れると血圧と体温とが測れる。
携帯電話の一部に指が入るので安定性もバツグン。
受話口を耳に当てるのだが、そこには800nmあたりの光源と受光素子があり、血流量もリアルタイムで測れる。
送話口にはアルコールや二酸化炭素センサでも内蔵しようか。
カメラを使って顔色や、ケガをしていればそのケガの具合などを送信する事が出来て、今までやってきた遠隔医療って一体何だったんだろう…なんて事が実現するかも知れない。
QVGA程度まで解像度の上がった液晶パネルは、それを通してのコミュニケーションも容易になり、タッチパネルセンサ埋め込みで手書き文字も認識する。
内蔵カメラは網膜認識でセキュリティを確保し、これは現時点でも実験されているキャッシュカード代用携帯としても威力を発揮する。
キャッシュカードやクレジットカードの代用になるとすると、現在のクレジットカード事故率よりも事故が減る事になって、パケット代はクレジットカード会社が負担するからユーザは特に気にする必要はない。
そもそも通信機能を自分で持っている訳だから、信用照会は自分で出来る。
店のレジとの間を青歯でリンクすれば、これぞまさしくディジタルマネーではないか。



商標(7/24)

◆ 宇都宮餃子が商標として認められたらしい。
この手の、地名と一般名を組み合わせたものが商標として認められることはそう多くない。
古くは(有名な)ヨドバシカメラ裁判がある。
ヨドバシカメラとは新宿西口で細々と長尺フィルムなどを切り売りしていた写真用品店で、その後に低価格化路線で急速な成長を遂げた。
有名になればそれにあやかりたいと考える企業が出てくるのも当然で、やがてヨドバシカメラの近くにヨドバシポルノという看板が立った。
そうか、ヨドバシカメラはカメラ用品だけでなくポルノにも手を出したのかと誰もが思ったかどうかは知らないが、それを気に入らないと感じたヨドバシカメラはその名前を商標登録して類似商標を制限できないかと考えた。

◆ この裁判でヨドバシカメラ側は負けている。
(「ヨドバシポルノ事件」(東京地判S56.10.26))理由は、地名であるヨドバシとカメラを組み合わせた名称は商標とするにはイージーすぎるというものだ。
そして、ヨドバシの後に続くポルノとカメラは明らかに違う語句であり混同のおそれはないとしている。
その後ヨドバシポルノがいかなる道を歩んだのかは定かではないが、商標以外でも混同を認めるか否かという問題もある。
(シャネルラブホテル事件」(神戸地判S62.3.25))そんな中で宇都宮餃子が認められたと言うことが、ちょっと意外だったのである。
宇都宮の餃子がいつから有名になったのか知らないが、宇都宮で作っている宇都宮餃子であるはずのものが、"宇都宮餃子"という名前の固有の食べ物として認識されはじめ、日本各地で宇都宮餃子が売られるようになった。

◆ これをみかねた宇都宮餃子連合会(←うそ、適当な名前で呼んでみました)は、他の地域で製造された餃子に、宇都宮の称号をくっつけてはいけないことにしたいと思い始めた。
とにかくこの手の問題は非常に微妙であって、判決の方向がどうなるかは誰にも解らないと言っても良いだろう。
いずれにしても宇都宮餃子が固有の名称であると認められたわけで、少なくともこれに類似の商標や表示を使うことは出来ない。
果たしてニセ宇都宮餃子メーカはどうするのだろうか。
偽物とわからないくらいホンモノに近い餃子でも売るかな。



ラーメン(7/23)

◆ 会社の近くにラーメン屋が出来た。
私はその名前を知らなかったのだが、どうやら有名店らしい。
開店時間から行列が出来ていて、舗道上には行列整理用のポストまで立っている。
さすがに何分も行列に並ぶ気はしなかったのだが、たまたま待っている人が1人の時があったので入ってみた。
入る前に券売機で食券を買う。ラーメンは一種類のみで味は豚骨。
食券を買うとオネーさんが何やら用紙を持ってくる。
そこに味の濃さや麺のゆで加減などを書いて渡せばオーダ完了だ。
店内は薄暗く、自分の両側にはついたてが立っている。
他人の事を気にせず食えるというのが店側の主張だが、狭苦しくていけない。
オマケに薄暗いと来ているから、閉所感はグッと上昇する。

◆ 味はいわゆる九州ラーメンなのだが、コテコテの豚骨という訳ではない。関東人にも食べられる程度の味に仕上がっている。
が、この店のホームページを見ると元々は九州のラーメン店だったような感じである。
麺は細いから茹で時間がかかるとは思えないのだが、注文から出てくるまでには少々時間を要した。
その間に食べて下さいと、有料ゆで卵(\100)が運ばれてくる。
なるほど商売熱心だ。
ラーメン自体は細麺で、ゆで加減は標準をセレクトしたが固めを指定した方が良かったかなと言う感じ。
スープは後味に化学調味料のような気配が残るが、まずくはない。
具は小ぶりのチャーシューが2枚入っているが、これで\750は少々高いのではないだろうか。
もっとも行列が出来ているくらいだから、店側としてはもっと値上げしたいに違いない。

◆ この店に入った時(並んで入った)店内には空席があった。
もしかすると店の前に行列を作っておくというポーズがあったのではないかと勘ぐってしまう。
実にシステマチックなラーメン屋である。
同店ホームページを見ると、類似点排除のために訴訟を起こすなどと書かれている。
何とも物騒なラーメン屋らしい。
そうそう、スープの味も標準をセレクトしたが濃いめの方がインパクトがあって良いかも知れない。
ただし標準味なら毎日食っても飽きはしないだろう。
が、麺の量は少なめなので男性なら替え玉(\150)を追加して\900の出費となる。
と言う訳で、私は一回行ったきりになってしまった。



切り売りはダメよ(7/22)

◆ 無線LANが普及してくると、ブロードバンド回線を近所同士で一緒に使おうという発想が生まれてくる。
多くのプロバイダは契約会員かその家族に利用を限定しているが、使ってしまえば解らない訳で、これを積極的にやっている人もいる。
そんな人(グループ)に対して使用停止の警告を送ったのは米国のISPである。
ISPとしては帯域を売っている訳だから、それを切り売り再販されたのでは商売にならないと言う訳だ。
もちろん規約でこれを禁じず、どうぞみんなでシェアして下さいというプロバイダもあるが料金は高い。

◆ もう一つは無線LANのセキュリティの問題だ。
無線LANをワッチしてコードを解読し、それをホームページに掲載する。
○○区の××番地辺りでは△△のコードを設定すれば接続出来るよといった具合だ。
この場合は無線LAN設置者の意思とは関係ない所で帯域が使われる事になる。
CATV系のプロバイダでは、いわゆるブロードバンドルータの使用を制限している所もある。
最も簡単な排除方法は、認証を特別なものにしてPCが直接認証を行わなければ接続が出来ないようにする事だ。
だがしかし、そのPCをゲートウエイとすれば事実上複数台のマシンをぶら下げる事が出来る。

◆ ブロードバンド接続ユーザは300万人程度と言われているから、世帯比ではさほど高い普及率ではない。
しかし人口密度の高い所で、ブロードバンド接続者の全員が公開無線LANを接続したら、いわゆるホットスポットは広範囲で利用出来るようになるだろう。
そうなると、一体誰が金を払って誰が払わずに使うのかという問題になる。
おそらくは会員制の、いわゆる家内工業プロバイダも誕生するだろうし、その無線LANのセキュリティを破って不正利用しようとする人もいるだろう。
果たしてこの問題、日本ではどうなっていくのか。



勝手に請求(7/21)

◆ spamが法で制限され、携帯事業各社もフィルタリングを強化している。
J-Phoneに続いてドコモでも未承諾広告表示メールの配送停止などが行われるのは良いことである。
違法迷惑メールを受け取ったらこちらに通知するのが良いかも知れない。
しかしこれらの団体って一体…天下り連中でぎっしりだったりして。
こうして悪質業者は行き場を無くし、常時接続の増加は悪質アダルトサイトのダイアルアップ接続書き換えツールも無効にし、今最も稼げるのはワン切りなのだという。

◆ これも悪質化の一途をたどっていて、最近では利用していない人にいきなり請求の電話をかけるそうだ。
ワン切りではなく、オペレータが料金請求の電話をしてくる。
ワン切りが多い昨今、「もしかしたらコールバックしてしまったかも」と言う心理を突いて、「この程度の金で解決できるなら」と払ってしまう人も多いのだとか。
世の中には沢山の悪質企業があって、霊感商法やオカルトグッズ系もそうだし、老人を騙したりして金を巻き上げるなんて事は日常的に起こっている。
それら業者が電話ビジネスを始めたと思えばいい。

◆ この手の商売は以前からあって、個人宅や企業に勝手に請求書を郵送してくる。
個人宅では家人の誰かが買ったのだろうと思い、企業ではどこかの部署で注文したのだろうと言うことで支払ってしまう。
金額も数千円から2万円くらいと、お手軽なレンジを書いてくる。
今はセキュリティが厳しくなったが、空箱を送りつけて代引きで金を取るという商売もあった。
こういった業者が多いと言うことは、それによる利益も馬鹿に出来ないと言うことだ。
儲からないことをやる業者は居ない。回収効率がと回収金額が投資金額を超えているからこそ商売になるのは当たり前の話。
悪徳業者は携帯電話や加入電話を相手にしたこの手の商売のマスが大きいところに目を付けたはずだが、悪事は何事も目立たない程度にやっているのが宜しい。
余り大きく手を広げるとspam規制の二の舞になる。

◆ 上抜き用市販ポンプでオイル交換しました。


\2,320(7/20)

◆ アクアライン債値下げの報道は先週だっただろうか。
ETC利用者に限って現在\3,000の料金を\2,320にするというもの。
採算の値下げは、値下げによっても計画利用台数に達しないと言う情けない状態だからだ。
なお値下げ枠はやがてETC非利用者にも拡大される見込み。
このような計画変更は日常的に行われている。
要するにテキトーな計画書で道路を造り、適当に料金を決め、適当な台数の利用がある事にしてつじつまを合わせているだけだと言うこと。
なので、これは計画などと呼べるものではない。予言である。

◆ 東名高速や中央道など黒字路線の金が一体どこに流れるのか。
これにも安易な計画変更というワザが使われている。
黒字路線の利益を使用して非採算路線を作る。非採算路線も最初から非採算だとは(それが、誰が見ても明らかだったとしても)言わない。
当たり前である。
そうして道路を造ってしまう。作った後に計画の見直しというワザを使って黒字路線からの金ぶんどり量を拡大するという手法だ。
これによって黒字路線はいつまで経っても償還できないことになる。
償還出来ないと言う事は金蔓が切れないと言うことであり、道路公団の思い通りになって族議員と共にうまい酒が飲めるという具合だ。

◆ 道路民営化推進委員会の方も活動しているようで、民営化阻止派?の委員長は委員会を非公開にしたいと粘った。
だが他の委員は公開で良いではないかとし、結局は報道陣を制限する事で折り合ったという。
こんな事でゴタゴタやっているのだから、民営化論争に入るのはいつの日なのか。
なんだかミニ国会みたいな感じ。



常時接続(7/19)

◆ 常時接続の低価格化で、男性を中心にインターネットへの常時接続者数は大幅な伸びを見せているそうだ。
これにはYahooBBの低価格ADSL線の影響も無視できないだろう。
これによって同社の原価率は、ADSLサービスを行わなかった時の一桁以下パーセントから数十%にまで上昇したという。
それほど儲からない商売に何故参入したのかと言うことは別にしても、同社が果たした役割が小さいとは言えない。
トラブル続きのIP電話に関しても各事業者に与えたインパクトは大きく、電話事業者もこぞってIP電話分野に参入する気配を見せ始めた。
すでにNTTは回線交換電話の新規設備投資を行わないと言っているとおり、世の中はVoIP一色になってきたという感じ。
実はこれ、数年前にビル・ゲイツ氏が提唱していたわけで、当時は"え〜っ、VoIPですか〜"って時代だったのである。

◆ IP電話が一般家庭に普及するにはもう少し時間がかかると思う。
その一つは電話番号の問題。
そして接続の容易さに関する問題である。
家庭用電話機がいくら高機能化されたとはいえ、家電店で電話機を買ってきてモジュラケーブルを接続すれば音声通話くらいは出来るようになる。
ではIP電話はどうなのか。
常時接続を既に行っている人で、モデムなりTAなりルータの接続や設定が出来る人なら何ら問題はない。
しかし「パソコンを買ったら設定サービスが付いてきた」的なユーザだとどうだろうか。
最近はパソコン自体にワンタッチのブラウザボタンやメーラ起動ボタンが付いていて、一体どこにあるどんなアプリが起動されているのかも解らない。
いや、そうでなければ操作のできない人が多いと言うことである。
だからウイルスにも無頓着で、まさか自分が感染しているなどとは夢にも思わなかったり。
と言うユーザにIP電話の設定が出来るのだろうか。
全てが自動化され、安定した接続が行われるようになった時がIP電話普及の年になるのかも知れない。



P751v(7/18)

◆ DoCoMoは一見FOMA風のPHS移動機を発売した。
PDC携帯より一回り大きく重さだって150gもあり、今までのPHS移動機とは一線を画する端末である。
FOMA風なのはデザインだけではない。折りたたみ式PHSのヒンジ部分には11万画素のCMOSカメラが取り付けられていて、FOMA互換の動画伝送、動画添付メールなどの機能を持っている。
連続待ち受け時間が300時間しかなく、連続通話時間もカメラ使用時には2時間となってしまうがFOMAに比較すればずっと"普通"だ。
元々FOMAの動画伝送も64Kbpsの回線交換を使用している訳で、この点ではPHSと同じである。
サービスエリアに関しては未だにPHSの方が広範囲をカバーしている。
高速走行中のハンドオーバとか、そう言う点を比較するとPHSの不利さは否めないが、逆に通信コストを考えるとFOMAはPHSの敵ではない。

◆ ここで考えるのは「3Gって何だろう」と言う事。
auは144Kbps伝送対応サービスを3Gと位置づけている。
これはcdmaOneを2.5Gと呼んだ事にも関係しているのかも知れないがau以外の事業者に言わせると「あれは2.5Gだ」に、なるのだとか。
いずれにしてもHDRが始まれば本当の意味での3Gであり、実効データ伝送速度も300Kbps〜1Mbps程度までは上げられる予定である。
FOMAの方は公称384Kbpsで、実効速度は200Kbps前後か。
対するPHSは128Kbpsの話もあるが、今のところは64Kbps止まり。
実はもっと高速版が出てくるのだが、これは3Gと呼ぶのだろうか。

◆ PHSはパケット交換を行いにくいシステムであり、未だに回線交換のみでのサービスだ。
ただし動画伝送などデータ量が増えてきた場合は回線交換の方がずっと料金が安くなる。
DoCoMoがパケット交換を始めたのはDoPaであり、伝送速度の最大は28.8Kbpsだった。
この速度で1分間通信すると、約200Kバイトのデータが送れる。
パケット料金は\500程度である。
当時の回線交換データ通信の最大速度は9600bpsで、同じ容量のデータを取り込もうとすれば3分かかる。
DoPaサービス開始当時の電話料金は不明だが、この時点でも回線交換より高かったのではなかろうか。
今は通話料金もだいぶ値下げされたから、パケット料金と回線交換料金の差はもっと大きい。
これもあって静止画カメラ付きのSH251は(パケット交換では金のかかる)メール送信時は回線交換を使用している。
いや、なにも回線交換を無理矢理使わなくてもパケット料金を下げれば良かったんじゃないのかな〜この動画機能付きPHSがFOMAを食ったりしたら面白い。



メモリ容量(7/17)

◆ 日本語変換の評判が悪いNEC製の携帯電話。
N504iはT9変換方式が実装されて、変換予測候補が出てきたり、かな漢字変換部もN503isから大きく進歩した感はある。
しかし変換候補の出方に一抹の不安を覚えたと以前にも書いたが、予感は見事的中というか変換順を覚えるメモリは503isと同程度しか乗っていない様子なのだ。
例えば「駅の方から来た」と一度変換しても、やがて「駅の方から北」になってしまう。
「今日は頭が痛い」と覚えさせても、やがて「今日は頭が遺体」になっちゃう。
これがNECご自慢のAI変換だというのだから結構笑える。
それに比較するとT9辞書の方は覚えた物を忘れないだけマシかな。
T9も他から買ったのだから、かな漢字変換エンジンもATOKやWnnを乗せてくれればいいのに。

◆ 100歩譲ったとして、せめて変換候補順序の学習エリアを実用レベルまで増やして欲しいと切に思う。
NECだって過去にはワープロを作っていた訳だし、その頃の技術はどこに行ってしまったのだろうか。
まさかワープロが「頭が遺体」とは変換しないだろう。
え?NECのワープロを甘く見てはいけないって?N504iは外部辞書参照やその辞書のダウンロードが可能なのだが、元々の変換エンジンがダメだったら意味がない。

◆ ソニーのPOBoxは評判が良いが、これはWnnに予測変換を組み合わせたものである。
ただし学習が進むに従って動作が極端に落ちてしまうと言う欠点がある。
503isまでは学習を簡単にリセット出来ず、遅いまま我慢して使っている人も多かったようだが504iからはマニュアルリセットが可能になった。
と言ってもリセットすると学習された全ては失われる訳だから、これが根本的解決になっているとは言いがたい。
ソニーのカーナビ、以前は動作中に暴走するとその画面のまま止まっていたが最近はウォッチドッグでリセットがかかる。
これと同じような考え方なのかな。



大きい方が良い(7/16)

◆ トヨタ、日産のミニバンがモデルチェンジした。
どちらも厳つい顔つきをしているのだが、どうやらこのクラスはフロントグリルグリルの大きさが売れ行きにつながるらしい。
エルグランドなどは、フロントグリルの高さを大きくするためにボンネット高を上げたのだそうだ。
これによって空力特性が悪くなろうと、前方視界に影響が出ようと関係ない。
とにかくグリルを1mmでも大きくする事が大切なのだから。
このクラスはどんどん売れるようなものではないので、モデルチェンジサイクルも比較的長めだそうだ。
買い換え需要も旧同車種からの乗り換え組が多いと言う事だから、モデルチェンジ直後は結構な台数が売れるらしい。

◆ ミニバンを買う層は2つに別れているそうだ。
一つはご多分に漏れず"近所の人が買ったから"と言うタイプ。
周りと同じ事をしていれば安心という、日本人の特性そのものである。
もう一つはミニバンをキャンピングカー代わりに出掛けるのが好きな人。
キャンピングカーを所有するほどの余裕もないし、それほど大げさなものは要らないけれど、年に何回かは車中泊も含めてどこかに出掛けるのが大好きという家族だ。
いずれにしてもこのクラスとなると取り回しも良くないし、立体駐車場や車高制限のある駐車場はダメだし、横転事故も多い訳だから"奥さんが乗ってスーパーに"行くような車ではない。

◆ 空気抵抗の大きさは高速道路での燃費に表れるし、車重自体も決して軽いとは言えないから燃料費はそれなりにかかる。
そう言う意味ではスポーツカーを持つのと同じくらい贅沢(色々な意味で)だと思う。
巷では大型ワンボックスの需要も一段落という感じのようだが、だからといって需要がない訳ではなく大型派と小型派に別れて需要を支えているという感じだろうか。
少なくとも私はワンボックスは(仕事以外では)運転したくないな。
後ろに乗るのも…国産乗用車型ワンボックスはサスが柔らかくて、常に落ち着きがないしそれこそ横転しそうだし、むしろ商用車の方が安心だったりする。



半月経って(7/15)

◆ テレビ朝日系朝の情報番組、やじうまワイドがリニューアルしてやじうまプラスになったのが7月1日。但しこの日はゴルフ中継で放送が無かったと思うから、実質的なスタートは7月2日だったろうか。
私は毎朝やじうまワイドを見てから出掛ける習慣だったが、適度な歯切れの良さも良いし、島津オネーさんもなかなか良かったではないか。
それが全面改装されて新番組となった訳だが、これがヒドイのなんのって(笑)いや、笑い事ではないのだが、何しろニュース原稿もマトモに読めないようなキャスターの起用なのだから参る。
テレビ朝日も人材難なのか?資金難なのか知らないが、ニュースを読むオネーさんより天気予報のオネーさんの方が余程マトモだと言えばお解り頂けるだろうか。

◆ ヒドイのはキャスターだけではない。
番組全体というかV出しはタイミングが合わない、あらゆる場面でCMにかぶる等々、この番組を見ているだけで不快指数が20%は上がっちゃうと言う素晴らしさなのだ。
それが半月経った今、ようやく見られる程度の番組になってきたかなという感じであるが月曜と火曜のニュース読み係は相変わらずヒドい。
とは言っても最初の印象の悪さはぬぐいきれず、番組全体の"質"を高めに見るという事は出来ない。
これならフジ系列の"めざましテレビ"の方が余程良いではないかという感じだ。
同社同番組のWebには掲示板もあるのだが、検閲後でないと表示されない模様である。
報道規制云々、個人情報保護法云々と騒いでいる割には自分たちはシッカリ検閲するという所が、いかにもという感じではないか。
ちなみに番組を褒めちぎるか、差し障りのない範囲で柔らかに批判するかすれば掲示板に掲載される可能性はありそうだ。  

◆ 朝の番組は素早く正確な情報を良いタイミングで流して欲しいものである。
ずっと前、私は"ズームイン朝"を見ていた。
が、徳光アナに変わった時に見るのをやめてしまった。(古い話で申し分けない)あの人、タイミングが悪いのである。
アナウンサー出身のくせに、CMまでの間が開きすぎたり尻切れになったり、それはヒドイ状態だった。
彼の番組はあまり見ていないが、今はうまくなったのかな。



それでも規制しないのか(7/14)

◆ 先々週だったか、千葉県で光化学スモッグ警報がこの夏始めて出た。
ここの所あまり効く事の無かった警報だが、実に18年ぶりなのだという。
風があまり吹かずに上空にNOxが溜まって、気温が高く日射が強い時にこれが発生すると言い、先日も多くの小学生が体の不調を訴えたそうだ。
光化学スモッグの発生によって工場排出ガスやガソリンエンジンの排出ガス規制が強化され、これにより光化学スモッグは減ったと言われていた。
では何故今頃光化学スモッグなのか。
おそらく自動車の台数が当時に比較するとかなり増え、一時期のRVブームは自家用ディーゼル乗用車を増やし、大気中の汚染物質濃度が上がってきたからなのではないのか。

◆ 東京都はディーゼル規制にあたって、全公害物質排出量の7割以上は小型(含む自家用)ディーゼル車から排出されていると言っていた。
確かに大型トラックやバスはものすごい量の黒煙物質をまき散らしているが、絶対台数的には小型トラック(いわゆるSUVはこれに含まれる)の方が圧倒的に多いという訳だ。
東京に続いて埼玉や神奈川でも高公害ディーゼル車の走行規制が始まるが、何故根本的解決にあたる排ガス規制が出来ないのだろうか。
ディーゼル規制をすると物価が上がるから?物価と子供の健康のどちらが大事だというのだろうか。

◆ こう書くのもウチの上のチビの喉が弱いからだと言うこともある。
今はまだ良いが、小さい頃は夜中に良く咳き込んで泣いていたものだ。
ウチは国道一号線から200m程は離れているのだが、それでも排ガスの影響はあるのだろう。
ちなみにパソコンのファンに付く汚れの殆どは家庭内で出る綿埃である。
会社のパソコンを掃除すると、汚れの殆どはディーゼル排気の黒煙物質だ。
会社の周りには広い道路もあるし地下とは言え首都高速横羽線もある。
そんな環境だから、ファンというファンには決まって黒煙物質がべったりと付着しているのだ。
そうそう、ディーゼル公害はSLなどに付いているエアコンフィルタも詰まらせてくれる。
でもこれがなかったら、フィルタは人間の肺と言う事になるのか…

◆ と、思ったら最近の研究では超微粒子黒煙物質の影響が取り上げられていた。
排ガス規制によって目に見える黒煙は減るものの、目に見えない程度の粒子は低減されず、それは肺から直接血液内に侵入するそうだ。
この超微粒子物質に関して、エンジン屋は既に何年も前から気が付いていた。
ただし自動車メーカはこれを公にはしていないと思う。
黒煙フィルタ反対派?は、例えフィルタを付けた所で超微粒物質は減らない(フィルタを通過してくる)のだから健康被害は防げないと主張している。



統合(7/13)

◆ 郵政事業への民間参入の道はさらに厳しくなったようだ。
族議員がこれほどまでに民間参入を拒絶すると言うことは、それだけ大きな彼らだけにとってのメリットが眠っているからなのだろう。
確かに郵便事業というのは必要である。
たとえハガキ一枚だけにしても、町のポストに放り込めば遅くとも3日後くらいには相手に届く。
遠くに送っても近くでも一律料金という、物理輸送にしては簡便な料金体系も良いではないか。
もっともその絶対料金が高いか安いかという話はあるが。
郵便の殆どはダイレクトメールなのだそうだ。
郵政族がDMを親書と言い張る理由はそこにある。
このDMを民間企業に持って行かれたら郵便局の仕事は相当減ってしまうだろう。
もしも郵便量に占めるDMの割合が1%程度しかなかったら、郵政族だってそれを親書にこじつけようとは思わなかったはず。
さらに全国に10万個のポストを置けとか、屁理屈の極みみたいな理由を付けて民間参入を阻止している。
おかげで民間で参入しようと言う業者は無い模様で、郵政族は笑みを浮かべて酒でも酌み交わしていることだろう。
そういえばDMは親書になったが、クレジットカードは親書ではなくなったのかな。
親書かそうでないかは、その流通量で決まるらしい。

◆ 郵便事業の収益が悪化すると過疎地ではやっていけなくなる…そういう事であれば、警察と郵便局を統合してしまうなんてのはどうだろうか。
警官が郵便を配るのか、郵便局員がパトロールをするのかという問題はあるが、事件や事故の少ないエリアでは有効な気がするけどね。
事件や事故の多い地域では人員を増やせばいいわけだし、今現在の郵便配達員が軽微な自己処理や事件の対応、道を教えたり出来ればメリットもあると思うんだけど。

◆ GPSレーダ探知機、今度はRGP-150Nを試してみました。



世界初(7/12)

◆ トヨタが燃料電池自動車の発売時期を繰り上げたことは先日報道されたが、その理由は"世界初"にこだわったというのだから日本的で面白い。
自動車各社は燃料電池自動車の研究を行っていて、次世代自動車の決定打とも言われているだけにトヨタも力が入ったと言うことだろうか。
トヨタ製燃料自動車は販売という形式を採らず、リースオンリーになるのだとか。
車両価格は"億"に達するのではないかとも言われている高価格車である。
リースオンリーとしたのは売れるような価格にならなかったと言うことも理由の一つだろうが、ライバルメーカに見られたくないと言うこともあるだろう。
ちなみにリース先は官公庁などと、アメリカで30台ほどの車両らしい。

◆ 燃料は純水素を使うと言うことで、都内に水素スタンドを設置するのだそうだ。
電気自動車(電池自動車)もこのようなスタイルでお目見えしたこともあるが、特定用途以外では殆ど見かけることはなかった。
もっとも燃料電池自動車にしても台数が台数だけに、町で見かけるなんて事はないだろう。
これを機会にと言うのは少々気が早いのだが、トヨタに続いて欧米各社も燃料電池自動車を市場投入してくるだろうから、はやく町で見かけるくらいの台数が普及してもらいたいものである。
水素燃料の燃料電池自動車なら炭酸ガス発生も皆無だから環境へのインパクトは少なくなると思われる。
もっともその水素をどうやって作るのか、どの程度の効率で作れるのかという話になると難しい。
太陽光発電で水を電気分解して…これが一番良いのは解っているが、一体どのくらいの価格の水素になる事やら。
日本全国の自動車という自動車が燃料電池搭載車になったら…少しばかり湿度が上がるのかも。



隙間がない?(7/11)

◆ NTT東西のLモードがFOMA並に苦戦している。
Lモード電話機は加入電話版iモードというわけで、NTT東西は二匹目のドジョウを狙ってサービスを開始した。
Lモードはiモードと違って「家族で使う」コンセプトである。
所が、家族で見るメールなどは余り無いのに加えて携帯電話普及率が高まった現在ではLモード電話機にメールを送るより携帯電話にメールを送った方がよほど良いと言うことになってしまう。
携帯より表示器が大きいから見やすいと言うことはあるかも知れないが、ひも付きならパソコンの方が良いかなという感じ。
携帯電話とパソコンの間に入るべく考えられたLモード電話機だが、実際にはそこには隙間がなかったと言うことなのかも知れない。

◆ 流行らないサービスとして思い出されるのはキャプテンシステムである。
(Character And Pattern Telephone Access InformationNetwork system)当時としては上下通信速度非対称のモデムとビデオテックス網を使った全国一律課金(1分/10円)で文字や画像や音を電送するという、未来的仕様で登場したものだ。
端末には家庭用テレビにアダプタを付ける方法と、パソコンに専用モデム(後に通常の2400bpsモデムが使えるようになる)とソフトを乗せる方法があった。
インターネットメールではないが、独自の掲示板的メールシステムみたいなものを提供しているところもあったが、純民間のIPはさほど多くはなくて自治体などが開設しているページが多かった。

◆ 唯一使えたのは銀行のオンライン振り込みだろうか。
全銀協手順で使うFBが月額数千円取られたのに対して、キャプテンでは千円くらいで使えたはずだ。
ただし銀行にとってはうま味のない商売だったようで、積極的に案内しないばかりか「そんなサービスはやっていない」と言うところもあったとか。
それでもキャプテンシステム自体は1985年から1995年までの10年間に渡ってサービスが続けられた。
サービス開始当時の目標加入者数が100万であったのに対し、1995年時点での加入者数は16万にしか達しなかった。



レーダ探知機(7/10)

◆ 現在使用しているGPSレーダ探知機、10.525GHzの感度自体は"並"だがGPS機能に助けられて、固定式自動取り締まり機前ではちゃんと警報を発してくれる。
が、先日少々長時間に渡ってGPS衛星捕捉が出来なくなった。
時間にして2時間程度だろうか。
どうしたのかな?と思ったが、そのうち正常に戻った。
その後も衛星を捕捉出来なくなる症状は希に発生している。
この時に探知機の取り付け位置を少し変えると衛星捕捉が出来るようになったりするので、取り付け場所の問題かなとも思ったりする。
今付けている場所はフロントガラス下部、運転席側なので左Aピラーの所である。
従って空が見えるのは真上よりボンネット側と助手席側に限られる。

◆ コイツは衛星捕捉が出来なくなると1分ごとにアラームが鳴る。
このアラームで衛星捕捉出来なくなっている事に気が付く(LEDでも表示されるが日中は解りにくい)のだが、これまでは明確な障害物がある場合以外はちゃんと動作していたような気がするのだが…もしかして多少感度が下がっているとか、内部の接触不良ではないかと思って開けてみた。
これが又面倒な作業で、ネジを外しただけでは基板が取れない。
二枚の基板がピンで接続されているので、その半田付け箇所を外さなければならないのだ。
オマケに両面スルー基板なので、再度半田付けする前には穴に詰まった半田の除去も必要…とにかくバラして点検すると、シールドケースに貼られた銅箔シールの一部半田付け部分が取れていたので半田付けし直した。
それ以外は特に異常なし。
果たしてこれでもとの状態に復帰するのだろうか…



ワックス(7/9)

◆ ワックステストで使用した、スーパーイオンコート1という長ったらしい名前のそれは、結構立派な耐久性を示している。
たぶん今までにテストした中では一番の長持ち(撥水性持続)だと思われる。
ツヤに関してはSLでテストしたのでハッキリした事は言えないが、テフロン含有っぽいので多少濁ったような輝きになるのかも知れない。
ここの所は梅雨空で、週に一度は雨の日があるかなといった感じ。
だからワックスには過酷な訳だが、それでも頑張るスーパーイオンコート1って訳だ。

◆ 空が低く蒸し暑く雨が降らなかったとしても、ワックス掛けを積極的にしようと思えないような日が続く。
空調完備のガレージをお持ちの方なら良いのだろうが、気温がさほど高くはなくても湿気があるから、ワックス掛けをしようものなら大汗をかいてしまう。
もっともボディー温度があまり上がらないから車にとっては悪くないかも知れない。
真夏になると早朝から起きだしてワックス掛けに励むか、夕方蚊に刺されながらの作業になる。
但しこの時期、水分反応硬化型のコート剤は使いにくい。
湿気が多いと曇ったようになってしまいがちなのだ。

◆ そう言えばガラスコートとか言う、まさにガラスのように硬化するコート剤を見かけた。
一般小売りもしている(どこかのコート屋さんが売っている)らしいが、この手のコート剤の最大の欠点は一度コートすると剥がすのが非常に大変だと言うことらしい。
例えば板金修理を行う場合、コート剤がうまく剥がせないとペイントが出来ない。
ペンキが乗らないという点ではテフロン配合塗装もそんな感じだったかも。
ワックスも適度な耐久性が一番と言うことだろう。
ちなみにこのスーパーイオンコート1、過酷な使用条件下で3ヶ月、屋根付きガレージ保管のサンデードライバーなら6ヶ月の耐久性という所だろうか。



レーダ(7/8)

◆ ミリ波レーダは車両に搭載され、前車との位置関係を把握する。
ベンツでもオプション設定があるそれは、オートドライブと連動して速度制御を司る仕組みだ。
国産車でも同じような制御を採っているものもあるが、国内の混雑した高速道路ではなかなかその能力も発揮出来ない。
交通量が少なくてもカーブが急だと誤報を出してしまうし、トンネルなどでも誤報を出す事がある。
このレーダで衝突検知を行おうとしているのがトヨタだ。
おそらくセルシオか何かに搭載されてくるものと思われるが、衝突しそうになるとブレーキアシストを行うと共にシートベルトプリテンショナを動作させる。
これによって乗員を保護しようと言うのが狙いだ。
一般に欧州各車はボディー設計などで安全性を高める傾向にあり、日本車は様々な仕掛けでこれを行おうとする。
そう言えばエアバッグって日本が原産ではなかったかな?

◆ レーダによる衝突検知を進めれば、航空機の衝突防止装置のようなものだって出来るかも知れない。
自分がいくら気を付けていても、センターラインをオーバして突進してくる車両がいたらアウトである。
もしもカーブを曲がりきれずにアウトに膨らんでくる対向車を見つけたらレーダ同士がお話し合いをして、場合によっては右車線に逃げる事で事故を回避する指示が出来るかも知れない。

◆ 国産車は長らく280馬力をリミットとしていたが、もしかするとこれが破られるかも知れない。
おそらく最初はトヨタ(セルシオ?)が280馬力を突破すると見られていて、不況にあえぐ自動車メーカを国際競争力あるものにしなければいけないなどと言う大義名分の元で300馬力超の車が登場するかも。
エンジンパワーを上げるのは簡単なのだが、それに見合ったサスペンションと(特に)ブレーキが国産メーカには作れない。
いや、技術的には作れてもマーケット的に作れないのだ。
衝突回避装置も良いが、サスペンションとブレーキにお金をかけた方が余程マシだと思うんだけどね。



小型デジカメ(7/7)

◆ 小型デジカメを欲しいと思っている。
いや、何に使うという訳でもないのだが何となく欲しいと。
最初に欲しいと思ったのはカシオのEXILIM EX-S1ってヤツだ。
コイツは厚さが11.3mmしかなくて、重さだって85gと軽量。
12MBのフラッシュメモリと 124万有効画素のCCDが付いている。
レンズだってF2.5と明るいし、液晶モニタも1.7インチで光学ファインダも付いている。
唯一?の欠点は充電やデータ転送がクレードル経由でなければ行えないと言うことか。
乾電池は使用出来そうにないので、旅行のお供にはデジカメよりかさばりそうなクレードルも一緒と言うことになる。
このカメラ、薄く作るために光学系を90°曲げていたんじゃなかったかな?いや違う、それは富士フイルムのモデルだったかな。
ちょっと記憶が怪しい。
いずれにしても55cm3の体積は立派である。
固定焦点で1mまでしか寄れないのは残念だけれど。

◆ もう一つ魅力的なモデルはSONYのサイバーショットUである。
こちらは薄くはないがゴロンとした、いなり寿司みたいな格好のデジカメだ。
CCDは130万有効画素であり、カシオと同じくTFTカラーLCDモニタも付いているが1インチの反射型+フロントライトはちょっと見づらい。
こちらはカシオ製より大きくて、約96cm3である。
世界最小最軽量で売ったSONYも息切れ状態か。携帯電話にしてもSONYのモデルは大きくて重い。
だがしかし、Uの最大のメリットは単四電池が使えると言うこと。
その為に体積が大きくなったというのなら許そうではないか。
何しろ小型で頻繁に持ち歩くものは、汎用電池が使えると言うことが大きなメリットになるのだから。
一方で、これはSONYだから仕方ないのかも知れないが記憶媒体がメモリスティックなのである。
他のメモリに比較すると価格的にも不利だし、インタフェース的にも…

◆ で、どちらが魅力的かと問われると、スタイルならカシオ製でありカタログスペックはSONYかな。
何より単四電池が使えるのは嬉しいし、10cmまで寄れるオートフォーカスのF2.8レンズも使い勝手が良さそうだ。
メモリスティックのインタフェース問題は、USBケーブルが解決してくれるだろう。
アナログの頃の三菱製携帯電話を思い出させる格好に好き嫌いはあるだろうが、私が買うならやっぱりSONY製かな…携帯しやすさという点ではカシオがどう見ても優れているし、スマートさでも電源ONから撮影完了までの時間においてもソニーは少々難アリなんだけど。
でも何となく欲しくなるような、欠点は沢山あるんだけどそれでも物欲が湧くような物をソニーは作ってくれるよな〜SONYタイマとバグの多さはちょっぴり怖いけどね。



DSP(7/6)

◆ DSPってヤツはずいぶん昔からあって、富士通のものが比較的有名だったかな。
積和演算が得意で(当たり前か)ジャンプが苦手。
2命令同時実行だったのだが、同時実行できない命令同士もあるからアセンブラで書くときはそこを気を付けながら行う。
当時はこれでモデムなんかを作ったものだが、FFT演算させたりするのも面白い。
無線屋さんだったらSSBゼネレータを作ってみたいと思うのではないだろうか。
普通は平衡変調した後で片側のサイドバンドをフィルタで削り落とす。
でも自作派(今時SSBゼネレータを作る人がいるかどうか疑問だけど)にとっては、この急峻なフィルタがくせ者だった。
何しろ値段が高いのである。
そこでPSNに走ろうとするが、音声帯域で90度位相差を持った信号をうまく作るのに苦労することになる。

◆ PSNというのはキャリアと音声信号それぞれを90度位相シフトしてかけ算し、その和を取り出してSSBを作るというようなものだ。
キャリアの方は周波数が一定なので90度の位相差は難なく出来る。
今だったら倍の周波数を分周したって作ることが出来る。
問題は音声信号の方で、広帯域に渡って90度の位相差を正確に得ることが難しい。
位相がうまく回っていないとキャリアサプレッションが悪化したりして宜しくないのだ。
でもDSPを使えば比較的簡単にこれが実現できる。
FIRのオールパスかローパスで位相フィルタを作っても良いし、IIRで作ったって良い。
一度作ってしまえば温度によって特性が変わることもなければ、経年変化とも無縁である。
ついでにキャリアとの演算もDSPで行ってしまって、DSPから出てきた信号がそのまま送信IF信号になると言う簡単さもある。
低域側でキッチリ位相を回すのには工夫が必要だろうが、そこはソフトウエアのありがたさでシミュレーションも出来るし、何より修正にはんだごてが必要ない。

◆ アマチュア無線機メーカ製でも送受信IF処理をDSPなどで行うものもある。
受信部の狭帯域フィルタや可変帯域フィルタも、ソフトウエアで実装すればランニングコストがかからない。
ディジタル無線機はアマチュア無線用だけではない。
身近な所ではDDIpのCSがディジタル無線機チックである。
この辺りのお話はまた機会を見て書くことにしよう。



無線LAN(7/5)

◆ 公衆無線LAN、NTTに続いてKDDIでも実証実験を行っている。
公衆無線LANはいわば定額でインターネット接続が可能な土管で、サービスエリアさえ拡大されれば、その使い道は無限である。
携帯電話も通話より通信という訳で高速化を推し進めている。
個人的には携帯なのだからと言う理由で64Kbps出れば良いかなとも思う訳だが、これを実現しているのはPHSとcdmaOne(パケット交換で144Kbps)そしてFOMAの384Kbpsである。
先日も書いたとおり、パケット交換ではデータ量に比例した課金が行われる訳だが、これでは高速通信でも低速通信でも料金は変わらない。
もしも回線交換でこれが行われるとすれば、高速通信時の方が実質的な接続時間が短縮されて通信コストが下がってくる。

◆ しかし携帯電話のインフラを使う以上、定額接続というのは相当難しい。
PHSではDoCoMoが定額とは呼べないけれども割引された料金体系を持っていて、KDDIはほぼ定額と言えるプランが用意されている。
これも回線に余裕があるというか、有線区間の通信コストが比較的安くて加入者数が少ないから成り立っているようなものだ。
同じ事を携帯電話でやろうとしたら事業者は大赤字になるだろう。
しかし移動体高速通信への夢もある。
TV電話(FOMAのそれは64Kbpsの回線交換を使用するからPHSでも出来るはず)だとか動画配信だとか、つまりは魅力的で金になるコンテンツを配信したい訳だ。

◆ なのだがパケット料金があまりに高い。
もしも無線LANが全国主要都市で使用出来るようになれば、なにも携帯電話で高い金を払った通信をしなくても良いはず。
むしろ無線LANとVOIPで無線LAN携帯電話を実現してしまった方が安くて良いではないか!と考えたのが鷹山である。
だが私個人はこのビジネスが100%うまく行くとは思えないと言うか、うまく行かせるためには相当な投資が必要ではないかと見る。
だったら携帯電話でなければいけない部分は携帯電話に、無線LANのメリットが出る面は無線LANにと分けてしまえば良いではないか。
携帯電話で全てを行おうとしても無理がある。無線LANを携帯電話に化かすには金が要る。
携帯電話それ自体はcdmaOneやPDCで不満はない。
その同じ携帯電話の中に無線LANを組み込んで、シームレスに使えるようにするのが良いと思うんだけどね〜事業者が違うから無理なんだろうな。
唯一鷹山が頑張ってくれれば話は別なんだけど。



通信料金(7/4)

◆ 欧州や台湾でも始まったiモード、欧州のそれはいささか失速気味であるが台湾ではどうなのだろうか。
日本で流行ったのだから同じアジアなら脈があるのではないかと思ったのかどうかは定かではないが、移動機はNECが供給してスタートする。
日本の比較して魅力なのはパケット料金の安さである。
約600円のiモード基本料金を支払うと、840Kバイト(840バイトではない)の無料通信分が付いてくる。
それを超えた場合には1Kバイト辺り0.7円の料金が加算される。
例えば月間1Mバイトのデータを送受信した場合、ドコモのお値段だと約\2,300がかかる。
一方でKGテレコムの場合だと従量課金部分のみで計算でも\700だし、840Kバイトの無料分を入れれば\110ほどで使える計算だ。
もちろん物価の差異も考慮する必要はあると思うが、やっぱり日本の通信料金は高いのかなと思ってしまう。

◆ パケット料金のみで考えるとFOMAのパケットパック80を使うと実質的な1パケットあたりの料金は0.02円になるが月額固定の\8,000を支払う必要がある。
auのPacketOneスーパーパックとやらを使うと、\8,500を取られるが1パケットあたりの料金は通常の8割引にあたる0.02円になるらしい。
らしいというのは、auのページで料金を探すのが大変で…テキトーに見つけたのが、このプランだったからだ。
前記KGテレコムの通信料金を日本風パケットサイズに換算してみると、1パケットあたり約0.1円となる。
こう考えるとやっぱりドコモのPDCだけが高いと言うことだろうか。
いやいや、auにしてもFOMAにしても定額で料金を取られるわけだから同じ土俵で比較は出来ないか。
ただしauのパケット料金は0.1円で、ドコモのPDCの1/3だということを忘れてはいけないしKGテレコムとほぼ同じ価格が実現できている日本唯一の事業者と言うことだ。
J-PHONEは1キロバイトで2円だとの記述があるから、ドコモとさほど価格は変わらないと言える。

◆ ドコモはiモードにあぐらをかいて新規加入者獲得順位を3位に落とした。三菱自動車がパジェロ人気に頼りすぎて大赤字を背負ったことを思い出す。
シェア低下が続けばドコモも価格を見直さざるを得ないだろう。
海外投資に失敗している場合ではないのだ。
メールフィルタや法規制で大幅に減ったspamによる収入減も馬鹿に出来ないはずなのだから。



Linux(7/3)

◆ Linuxを触る機会があったのだが、これがなかなか良くできているというか、良く日本語されている。
マニュアル類も日本語のものが相当あるし、viも日本語対応だ。
日本語対応というとSUN OSを思い出すのだが、SUNの方は日本語化率がLinuxより低いような(バージョンの違いか?)気がする。
私はFreeBSDを長く使っているので、Linuxの色々なファイルが一体どこにあるのか少々とまどってしまった。
BSD系とはちょっと異なる部分があるのも事実ではあるが、数時間使っていればだいたいの所は見えてくる。
おそらく現状ではFreeBSDよりLinuxの方が多くのマシンで動いているに違いなく、最近ではザウルス(シャープ)にもこれを搭載したものが発表されたくらいだ。

◆ いくら多くのマシンでLinuxが動いていたとしても、これがWindowsのシェアを脅かすものではないと思う。
Windowsにしても進化という道を歩んでいるわけで、確かに不安定な要素も多いしセキュリティなどという概念すらないのではないかと思えることも多い。
ではLinuxにIEを乗せたらセキュリティレベルは低下するのか。
WindowsとunixではOS設計の概念自体が違うから、そう簡単にシステム破壊には至らないとは思うが、IEとOutlookのコンビはウイルスまき散らしマシンを簡単に作り上げてしまうかも知れない。
ただしセキュリティホールがあったとしても、Windowsよりは迅速かつ確実にパッチが出てくるであろう事は想像に難くないが。

◆ フルキーを持たないか、フルキーを持っていたとしてもそれの使用頻度が低い携帯機器の場合、そこで動いているOSが何であるかはさほど問題にならない。
つまり普通に安定に動いてくれればそれで良いのである。
裏側にあるものがWindowsであろうとLinuxであろうと、ユーザインタフェースが使いやすければいい。
もちろん"中身"をいじりたい向きにとってはLinux搭載は面白いかも知れない。
オープンなOSというのは、それ自体に魅力があるのだから。



日本は反対(7/2)

◆ 携帯電話の国際ローミング、そこにはハードウエア的に面倒な問題が存在している。
日本以外の多くの国の携帯電話では、上り信号つまり移動機から基地局に向かう周波数の方が低い。
携帯電話の殆どはFDDつまり上りと下りで周波数を変えて同時に送受信をしている。
普通に考えるとコストや回路やその他の都合で、移動機からの送信周波数を低く設定したくなる。
所が我が国ではこれを世の流れとは逆に設定した。
何故こうなったのか?詳しい理由は知らないが、日本人固有の外部排除やくだらないオリジナル主義なのかも知れない。
もっとも周波数関係が同じだとしても日本固有のPDCでは他国の携帯電話設備に乗り入れることは出来ない。
これが出来るのは現状ではcdmaOneである。
が、ここでもチャネルプランの違いが移動機の設計を複雑にしている。

◆ IMT-2000ではこの辺りも規格化されて国際ローミングがやりやすくなった。
が、日本以外の国では日本以上に第三世代化に対する情熱が無いようで当面はGSM改良型で行くのでは無かろうか。
ドコモはデュアルネットワークサービス(PDCとFOMAに同一電話番号を与えるサービス)を始め、何とかFOMAユーザを獲得したいと考えている。
割引を使用すれば月額数百円のアップでPDCに加えてFOMA移動機が持てると宣伝するが、同じ機能のものを2台持っても仕方がない。
テレビ電話?高速通信?今のところそれが無くても生きていける。
ドコモではFOMAをビジネスユーザ向けと位置づけていたようだが、巷のアンケートでテレビ電話に興味を示したのはビジネスマンより女子高生だったとか。
そう、遠距離恋愛のお供としてFOMAを活用したいと考えたのだ。
しかし動画再生とTV電話も使える三菱製FOMA移動機であるD2101Vは発売2ヶ月にして生産中止になった。
その笑ってしまうほど巨大なボディーの移動機は当然の事ながら売れなかったと見える。
そろそろモニタによるサービスは始まるJ-PHONEの同システムはFOMAの二の舞にはならないのだろうか…ターゲットは女子高生、これを念じて移動機を作れば売れそうな気もするけどね。



加入電話にも(7/1)

◆ ワン切り、その迷惑なヤツは加入電話をもターゲットにし始めた。
特定商取引法でspamが送りにくくなり、携帯電話事業各社はフィルタの機能向上でさらにspamシャットダウンに力を入れる。
こうなればspamより効率の良いワン切りだ〜と、考えたかどうかは知らないが関西番号発信による迷惑電話が増えている。
当然ながら迷惑電話には即座にオフフックして課金するという対策を講じているわけだが、敵も色々考えるわけで留守電が自動着信する前にコールをやめてしまったりする。

◆ そして最近はナンバーディスプレィ電話機を狙ってか、加入電話もワン切りの対象になりつつある。
加入電話の場合には電話番号で地域が特定できるため、狭地域サービスにも応用が出来ると言うが、ナンバーディスプレイ電話機普及率はどんなものなのだろう。
spamが社会問題化してから規制が出来るまで一体何年かかったか。
それでも法に準じない違法広告は後を絶たず、これを告発したところで悪人は捕まってはいないのでは無かろうか。
ワン切りを法で規制するのは意外に大変かも知れない。
ワン切りなのか間違って切っただけなのかの境目が不明確だから。

◆ ワン切り業者もそれによって利益が上がるからこそやっているわけで、って事はワン切りに引っかかっている人も多いと言うことだろう。
そういえば出会い系spamに対する調査報告が公表されていた。
出会い系spamを有用だと思う人は男性の1割程度、女性の0.3%程度なのだとか。
1割もの人が出会い系サイトのspamを欲しがっているとはにわかに信じられないが、spamがいっこうに減らないところを見るとあながち間違った数字ではないのかも知れない。