過去の雑記置き場


A/F制御(1)(5/1)
A/F制御(2)(5/2)
goo(5/3)
電動(5/4)
小さいもの(5/5)
CPU(5/6)
価格に敏感(5/7)
EV-neo(5/8)
Gmail(5/9)
Placeengine(5/10)
介入(5/11)
デザイン(5/12)
Type-P(5/13)
火星に行く(5/14)
自動運転?(5/15)
収穫期(5/16)
偽物(5/17)
独自の文化(5/18)
iRemote(5/19)
BT4.0(5/20)
和解?(5/21)
薬情(5/22)
Flash(5/23)
掲示板事情(5/24)
FML(5/25)
バックアップ(5/26)
血液(5/27)
EV(5/28)
ガソリン車(5/29)
分離プラン(5/30)
銀行(5/31)


銀行(5/31)
◆ メガバンクと言われて久しい大手行だが、それぞれの色は健在だ。IT化などに力が入っていなかった旧第一勧銀は富士と一緒になって多少はマトモになったのか。だが営業体質的なものは旧第一勧銀のままで、カネを貸し付けてそれを定期に取るみたいな古い営業体質が残っている感じがする。店舗での対応にしても老朽化した行員が案内係をしていたりして、しかしそれは貫禄や経験とはほど遠い部分だけが前面に出ている。オレは偉いんだ、みずほなんだぞと言わんばかりの客対応は、どの支店に行っても変わらずと言う感じだ。
それに比較するとMUFJは若い、活気のあるようなイメージを受ける。こちらも合併所帯なのだが、みずほと違ってそれぞれのアクが薄まったようにも思える。みずほと取引があり、その後MUFJに足を運んだ時に少なからず驚いた。みずほに比較すると客を客として扱うその姿勢に。
支店間での差も確かにあるとは思うが、若いイメージと活気は共通していると思う。ただATMなどがウルトラ混雑しているのは頂けない。

◆ SMBCはどちらかというとみずほチックな感じだ。旧態化した銀行業ですよみたいな支店がある。まあ本部は多少話は通じるのでおかしな支店におかしなオヤジがいておかしな事を言われたら本部に文句を言おう。なんなら金融庁にクレーム入れますよと言えば、本部から支店にお叱りが行く構造になっている。
口座は持っていないのだが地元と言う事で横浜銀行に足を運ぶ事もあるのだが、何となく冴えない感じがする。
別に不親切だとも思わないし、しかし特別好印象でもない。影が薄いというか、これが普通な感じなのだろうか。
信用金庫や信用組合には余り行ったことがないのだが、地元密着で商店などにも足を運んでくれるなどのサービスは良いのだと思う。

◆ みずほのいくつかの支店で経験したことがあるのだが、金を下ろそうとしたら現金がないからダメだと言われたことがあった。郵便局などは○○○万円以上の引き出しは事前に申し出てくださいみたいな張り紙があったが、みずほにはなかった。勿論数千万円を下ろすとかそんなことをしようというわけでは無かったのだが意外に銀行って金がないのだなと思った。窓口で下ろせないならATMで下ろすと言ったら、それもやめてくれと言われた。仕方がないので他の支店に行ったのだが不便だ。その支店だって過疎地にあるわけではなく、マンションも商店も企業もある駅前の支店なのに。当時はインターネットバンキングなども無かった時代で振り込みも窓口でということが多かっただけに現金が下ろせないと不便で困った。

◆ 個人でもこんな具合だったので月末などに現金支払いが起きる商店などはあらかじめ言っておかないと金が足りなくなったかも。あ、金と言えば特定の紙幣やコインが不足して両替が出来ませんなんて張り紙があったケースに遭遇したこともある。これも商店などでは困るのではないだろうか。信金などは商店にお釣り用のコインを届けてくれるとかがあったようだが今はないのかな、セキュリティの問題とか行員コストの問題で。

◆ 以前に楽天銀行が酷いと書いたが、それに比べれば実体のある銀行はまだマシか。用事があれば支店に出向くことも出来る。しかし楽天銀行は電話での問い合わせすら不可能なのだから困る。不明なことがあったらOKWaveで聞けと書いてあるからなのか、そんなの銀行に聞けよみたいな質問が投稿されていて、最初は何でこの人こんな質問を公の場に書いているのだろうと不思議に思ったものだった。


分離プラン(5/30)
◆ 日本の携帯電話販売システムも分離プランへの移行が進んだと思う。当初はインセンティブプラン推進の姿勢を見せていたauも今は分離プランへとシフトし、現状で分離プランを持っていないのはSBMのみとなった。しかしSBMはスーパーボーナスシステムはいち早く分離プランを導入した結果だと。勿論これはSBM基準での話であり、世間的にスーパーボーナスが分離プランであると見られることはない。しかしSBMがそう言い張る以上、分離プラン推進の総務省などもなかなか口を挟めない。
そこでSIMロック解除の話になる。分離プランであれば、そもそも端末と通信サービスは切り離されているのだからSIMロックをかける意味など無い。端末を買った利用者は、正当な金額で端末を購入したのだからそれをどの事業者で使おうが勝手なわけだ。
ドコモも従来のインセンティブプランの時には買い換え優遇期間と称する値引きを行ったり、契約状態でないとカメラやワンセグが使えないなどの制限を設けていたが分離プランスタート語にそれは撤回された。当たり前である。自分で買ったものなのだからおかしな制限など付けて欲しくはない。

◆ auはおかしな制限が付いてくる。SIMを端末に挿入するとSIMと端末がヒモ付けられ、それを解除するのに金がかかるのだ。これも全くおかしな話で、しかしその収入を捨てがたいのかSIMフリー化には反対の姿勢を見せる。建前上は「(SIMフリー化に)反対というわけではない。ただ、解除されたとしても我々にはほとんど影響がない、auユーザーに大きな利便性が出るかというとそうではない」とするし、自社に関係のない他社の心配までしてみせるフリをして「もしソフトバンクモバイル端末にドコモのSIMカードを装着しても800MHz帯のエリアで利用できないというクレームが出てくる。これに対し、どうオペレーターが責任を負わなければいけないのか」と、話題そらしに必死だ。が、結局何を言いたいかというとSIMフリー化は嫌だと。

◆ SBMはそもそも分離プランを持っていないので、SIMを外すと電話帳すら見ることが出来ず、当然カメラやワンセグは使えず、自分で買ったにもかかわらずヤフオクで一定期間売ることも出来ずとがんじがらめだ。さらにサービスの契約内容によって端末価格が変わるという、まさに分離されていない、結合プランそのものが開始された。すなわち毎月の通信料を沢山払えばローン肩代わり金を多く出しますよと言う事で、しかしこれは従来の月月割りにも言えることなので、ダブルで効く格好になる。

◆ 月月割りは改悪値上げされて今は基本料金部分には効かない。従ってある程度以上の基本料金以外の利用料がなければその恩恵を受けられないのだが、さらに月月割りの金額自体も契約内容によって変わるという、ウルトラ複雑なシステムに改変された。日本のケータイの料金は複雑すぎる、だからウチはもっと複雑にするとばかりに、訳が分からないようにして誤解を狙う商法炸裂な感じだ。これは総務省への反発なのか、それとも収益低下の補填なのか。いずれにしてもSIMフリー化が行われてもっとも大きな打撃を受けるのがSBMである事に間違いはない。分離プランを未だに持っていないし、そのためもありiPhoneなどには現金を付けて配っているような商売をしているからだ。


ガソリン車(5/29)
◆ 昨日の話とは逆に、ガソリン車を今後も売っていこうと次世代自動車戦略研究会では国内メーカが口を揃えた。表向きはインフラ整備やEVのコストなどがまだまだ許容されないとしながらも、実は自動車メーカとしてガソリン車以外の自動車の普及が始まると困るという実情があるようだ。
これは昨日も書いたが、EVならばエンジンやトランスミッションなどの大がかりな機械装置は必要がなくなり、新規参入企業による開発やコストダウンも進みやすいというもの。つまり、逆に考えると既存の自動車メーカの商売が脅かされると言うことになる。そこで自動車各社はあくまでもガソリンエンジンを主体とした低燃費車を開発していきましょうねと言ったわけだ。

◆ 排ガス規制の時にも自動車メーカ各社は口を揃えて出来ないと言った。ディーゼル規制に関しても同様に、クリーンかは難しいと言った。その結果日本の高公害ディーゼルエンジンは世界に取り残された。世界の距離が短くなった今、日本のメーカが反対したところで周りは待ってはくれない。むしろ日本の技術の先進性を活かすための努力が必要なのではないかと思うのだが、多額の開発費を投入出来るほど自動車メーカは潤っていない。世界的に見ればまだまだEV化の流れはやってこないようにも思える。だからまああと10年くらいは今のままで良いだろうというのが今回の次世代自動車戦略研究会の話なのだが、実は欧州でのハイブリッド車開発は急速に進んだ。

◆ ついこの前までハイブリッドなんてプリウスしかなかったみたいな話だったのに、BENZもBMWもPORSCHEも開発し一部車両は市販も開始されている。欧州の場合は環境意識が日本よりも高いこともあり、ディーゼル規制にしても日本よりかなり厳しい数値となっている。(排ガス成分により異なる)確かに自動車業界にとっての10年は、弱電業界にとっての10年よりもずっと変化が穏やかだとは思う。10年前の車と今現在の車とどこが変わったかと言えば、スタイルや多少の性能の違い程度ではないだろうか。
では10年前のPCと今のPCを比較してみると、処理能力から消費電力からメモリ量からストレージ容量から、何から何まで進化している。
EVは自動車でありながらも電気関連的な進化をすると考えると、電池やモータの性能アップやコストダウンが自動車メーカが考える以上の速度で進む可能性も皆無とは言えない。

◆ あとはガソリンのコストだ。ガソリンは副産物みたいなものではあるが、その価格が上がり続ければ庶民が容易に買うことが出来なくなる。というか石油を燃やして消費してしまうのはもったいないと思うようになってくるかも知れない。石油化学製品は石油がなければ作ることが出来ないが、燃料として燃やすなら代替はあるではないかと言うことで。
無くなる、無くなる、枯渇すると言われながらも無くならない石油は、実は長い年月をかけて作られたものではなく今でも地球の中から沸いて出てきているのだという説もある。一旦は枯れた油田を再調査するとそこには又石油がたまっていたりとか、色々なことがあるそうだ。が、中国などの新興国でのエネルギ不足は今後さらに深刻化し、代替エネルギへのシフトが急速に起きるのかも知れない。
そうそう、中国は水も不足していて日本の水源が狙われているなんて話もある。


EV(5/28)
◆ 中国はEV王国になり得るのか。単車や自転車の世界だと中国のEV化は早かったと言える。地域によっては排ガス問題などもあってEV化が進められたという話もあるが、エネルギコストもその要因ではないかと思う。話によると四輪は現状では中国の道路を正規に走る事は出来ないらしいのだが、そこは中国でナンバー無しだろうが何だろうがかまわず走っちゃうわけでEVも普及が始まっているという。中国のEVメーカに言わせると、ガソリン車はエンジンやトランスミッションなどの動力伝達機構が複雑で開発にも多額の金を投入する必要があるが、EVならばバッテリとモータと電気回路で構成出来るので新規参入しやすいのだとか。
確かにエンジンやトランスミッションを開発するには多額のコストが必要で、買ってくるにしても決して安価ではないばかりか動力機構によって車両側が制限を受ける場合も少なくはない。それに物まね天国である中国にものを供給したら、やがてはコピーされるに決まっている。

◆ EVの場合はインホイールモータなら最も簡単に、そうでなくてもトランスミッションを不要とすれば機構的にはかなり簡単になる。航続距離は中国らしく「バッテリを沢山積めばいい」とばかりに、小型車に1tにも及ぶ重量の鉛蓄電池を乗せちゃったEVもあるとか。そういえば電動単車もステップの所にでっかい鉛蓄電池を乗っけて走っているものがあったっけ。
おそらくは取り扱いが簡単で安価な鉛蓄電池が多く使われていて、そのために車重が相当重くなっているのではないかと思う。しかしそれでも何でも販売台数が増えて市場が形成されれば技術は進化するし様々なパーツの単価は下がる。中国の電動単車や電動自転車のおかげでUPS用バッテリが安く買えるようになったと言われたのが数年前だったのだ。

◆ 日本ではまさか鉛蓄電池を積んで小型車の車重が2tを超えるなんて車は売られないだろう。日産リーフはそこそこの予約を取っているようだが、その売れ行きも今後のガソリン価格次第かも知れない。充電スタンドなどの整備状況によっては普及に弾みが付くかも知れないが、充電時間の短縮も課題である。
充電ではなく電池交換を行うというシステムを提案したベタープレイスは六本木でバッテリ交換型EVタクシーを走らせている。バッテリの交換は専用リフトに車を乗せれば1分ほどで完了というが、リフト上での位置合わせその他を含めるとどのくらいの時間がかかるのだろう。しかも充電設備と違ってバッテリ交換設備は大がかりな設備が必要で、さらにこれを都内各所に設けるとなると高額な交換用バッテリを多数用意しなければならない。バッテリのサイズや容量などを共通化出来ればそれでも未だ可能性はあり、北欧や中国でも導入の話があるようだが果たして日本で実用的に使えるものなのだろうか。

◆ 電池で車を走らせるのは無理、ハイブリッドや燃料電池でなければ航続距離が稼げないと言われていたのはもはや過去の話なのか。航続距離の短さを充電インフラで補うようなシステムの方がトータル的に安価とあって、さらにLi-ion系バッテリのコストダウンや安全性確保などが電気だけで走れる車の市販化をプッシュした格好だ。確かに燃料電池と言っても水素を積む必要があり、その低密度さ故にタンクは大きくなってしまう。ガソリン改質作戦も、そもそもガソリンを使う時点で駄目でしょみたいな話になり、改質器や燃料電池の反応温度が高すぎる点も車への搭載を難しくした。


血液(5/27)
◆ 血液さらさらのために水分を沢山摂る、朝起きたら水を飲む、風呂の前には水を飲むなどを実践している方も少なくはないと思うのだが、水分を過剰に摂取したとしても血液はさらさらにはならないそうだ。水分を摂ったその時は多少粘度は低下するそうだが、それもすぐに元に戻ってしまうらしい。まあ水だけで血液さらさらが実現すれば薬は要らないみたいな話にもなる。一方でグループフルーツのような成分摂取で血液さらさら化は行えるという。なのでグレープフルーツはそれ系の薬の効き目を強くしすぎる場合があるらしい。

◆ 薬の取説を見ると納豆が駄目というのもあったかな。納豆も血液系に影響を与えるのだろうか。余り調べなかったのでよく分からないが、まあ普通に暮らしている分には納豆やグレープフルーツを食い過ぎたくらいで何かが起きるとも考えにくい。
そもそもこの血液さらさらはTVの番組などで脳梗塞や心筋梗塞の予防になるとされたところから話題になったという。確かに脱水気味になれば血液の粘度は上がるのかも知れないが、普通の状態からさらにさらさらに、どんどんその方向に行ってしまったらそれこそ危険ではないか。でも水を飲むと脳梗塞や心筋梗塞の予防になると信じて、一日に何リットルもの水を飲む人もいるそうだ。
水飲み健康法とか、まあ色々あるわけで害がないなら未だ良いのだろうが、尿の量が増えることで弊害もあるというからほどほどに。

◆ なお高齢者などではのどの渇き、つまり水分を欲していることが自分で解らない場合もあるそうで、その場合には機械的に定時ごとに水を飲ませるようなケースもあるという。このような人の場合は気温が上がってくると熱中症にもなりやすくなる。
というか私も熱中症になりかけた?事があり、それは過去にも書いたような気がするのだが、のどが渇かないから水分を摂らないのだ。暑いし汗も出るがさほど水分が欲しいと思わない。私はその後少し涼しい場所にいたら猛烈にのどが渇いて沢山の水分を摂ったのだが、もしも暑い中にずっといたら熱中症間違い無しだっただろう。

◆ 水分さえ摂っていれば熱中症の危機は低下するのにと言われるが、そもそものどが渇かないのだから仕方がない。そのあたりの自覚があった利回りに人がいて水分を摂れとでも言ってくれればまだしも、そうでないとやっぱり駄目かも。北欧に行った時にサウナでのぼせたこともあったなぁ。あれも熱中症の一種というか、体温が上がってしまったのではないかと思う。あのときも、未だ大丈夫みたいな感じでずっとサウナに入っていたら頭が痛くなっちゃった。え?私自身暑さを感じにくいとか?人一倍暑がりなんだけど。

◆ サウナ事件?の時は回復に結構時間がかかった。
まあホテルでのんびりだったので行動に影響があったわけではないが、頭は痛いし食欲はないしみたいな感じでおとなしくしていたというかおとなしくなっちゃったというか、そんな感じ。それ以来暑いところには注意していたのだが、でも熱中症の危機には直面した。春先から初夏の気温の上昇が激しい時は真夏よりも体へのインパクトが大きいと言われている。過剰に水を飲むことはないが必要な水分は摂らなければならないと言うことで。


バックアップ(5/26)
◆ データバックアップではなくバックアップ電源のお話だ。ウチでもUPSを使っているが、これは停電に備えると言うよりはブレーカ落ちとかコンセントが引っこ抜けちゃったりすることに対する保護の目的という感じだ。商用電源の信頼性は高く、ここ何年かは停電に見舞われたことがない。しかしそうは言ってもバックアップしないわけに行かない設備もある。携帯電話基地局などは巨大な蓄電池が沢山並べられているわけで、それでも数時間しかバックアップ出来ない。SBM基地局はバックアップ無しのものも多く、商用電源が切れると同時に稼働を停止する。

◆ 交差点の信号機なども場所によってはバックアップされているようで、従来はディーゼル発電機を設置するケースが多かったようだ。しかし発電機を設置するためには場所も必要だし定期的なメンテナンスなども欠かすことが出来ない。可動部のある機械ものである以上放って置いていざというときに稼働しないでは困るからだ。だが最近はこの分野にもLi-ion電池が進出してきたという。徳島県では既に信号機のバックアップ用としてLi-ionバッテリ内蔵型の設置が始まっているそうで、今後はその台数を増やすのだそうだ。他にもビルなどの非常照明用などに18650型Li-ion二次電池を多数組み合わせた製品を使うなど、この電池に対する注目度は高い。おそらく最初にこの18650×n本組ユニットを作ったのはサンヨーではないかと思う。量産効果でコストを安くと言うのが目的で、しかし元々リチウムはそう高額な材料ではないので今後の価格低下には期待が出来るかも知れない。

◆ インフラ用というとNAS電池がある。これは常温では反応しないので大規模施設専用になるが、エネルギ密度が鉛蓄電池の3倍程度あるそうなので、コストによってはさらに使われると思う。この蓄電設備は風力や太陽光発電施設と共に使われて、電力のバッファリングを行う。そういえば日産はリーフで使えなくなった電池を家庭用に再利用するみたいな話をしていたがどうなったのだろうか。当初は電池部分をリースにする方式が検討されていたようなのだが、結局はそのコストも含めて売りきりというスタイルになった。
Li-ion電池も従来に比較すると随分安くなり、携帯電話用でも千円台で買えるのではないだろうか。(ただしSBMは電池も売って儲けるタイプなので工学だ)私はドコモに行けば毎年新しい電池が貰える(今年は電池内蔵充電器を貰ってみようかな)のでここしばらく電池を買ったことがない。

◆ 家庭用のローカルなバックアップというかUPSの親分というか、そういったシステムが広まると以前にF&Fでも書いたような深夜電力を貯めて昼間に使う的なシステムだって成立するようになる。電池のコストが一番の問題なのだが、日産リーフには24kW分の電池が積まれているわけで、例え容量が半分まで減少劣化していたとしても家庭用として考えればそこそこ使えると思う。
変電所などに大規模蓄電施設を設けるのもコストメリットがあるのかも知れないが、効率面で考えるならば各家庭に設置した方が良い。太陽電池などと同様に補助金でも出せばそこそこ広まるのではないだろうか。特に自然光発電などのような変動要素がない(と言っておいて深夜電力料金が値上げされたりして)ので元の取れ具合を推定しやすい。


FML(5/25)
◆ FMLは日本製のメーリングリストマネージャであり多くの人がこれを利用している。そこでF&Fサーバにもこれを入れてみようと思った。インストールなどはわけなく完了し、postfix関係の設定も難しいことはない。これでML宛に送信したメールがfmlに取り込まれて処理される。ここまでは良かった。が、メールが送信されない。受信はされるのになぜ送信されないのかと調べてみると、fmlから送信されたメールをpostfixはspam扱いして中継してくれないのだ。内容を見ると確かにpostfixがいかにもspam扱いするであろうものになっている。
うーん、どうしようかな、postfixの設定を甘くするのは気に入らないしなぁ。

◆ 色々調べてみるとfml4ではそれら設定がいじれるとなっているのだが、fml8に関しては情報が見つからない。
新しい方が良いかなと思ってfml8をインストールしたのだが、こなれた4の方が良かったようだ。が、今更4も入れて云々というのも嫌だし、さてどうしようか。
他のページなどを見ても8は設定が解らないので4の方が良いと書かれているところもあるし、困ったなぁ。
ちなみになぜ4から8になったかというと、メジャーなバージョンアップだったので1ビットシフトしたのだそうだ。なので、この法則で行けば次のバージョンは16になるはずだ。
とまあ、それはどうでも良いのがfml側での設定が解らない以上MTA側を甘く設定してメールを通るようにしてしまうか。そのまま運用するのはspam等の影響を受けやすくなるので避けたいが、とりあえず実験的にPostfixの設定を変えてやってみる。設定を変更したらその部分は通るようになったのだが、次で又引っかかった。で、次の部分も通るように設定したのだが、今度はfmlがメールを出そうとしなくなってしまった。

◆ 悔しいので再度色々調べる。今回はバーチャルドメインは使ってはいないのだが、fml8をバーチャルドメインで使おうとするとPostfixのセキュリティに引っかかって駄目だと言うことは解った。それ以外でもfml8では動作しなかったので4に戻したという記事が多く見つかって、やはり4でないと駄目なのかなと思い始める。fml4ではかなり詳細な設定が可能なのにfml8でそれが無くなったと言うことでもないだろう。少なくともfml4並の設定が可能であればF&F環境でも動作させることが出来そうなんだけど。うーん、悔しい。悔しいが動かないものは動かないわけで、しかし現状ではpostfix側をいじるしかない感じだ。

◆ と言うことで一旦時間切れとなった。Postfixのセキュリティレベルを元に戻してfml8はしばらく放置される目に遭う。又時間が出来たら&情報が揃ってきたらいじってみるが、とりあえずのメーリングリストは簡単なものを作ってしまったから良いか。もちろんfmlのような汎用多機能型ではないが、今回利用する最低限の機能は有すると言うことで、perlで書いてしまった。というか以前にあったものを改造したというか何というか。まだケータイで長文メールが受け取れなかった頃、当然パケット定額もなくWebメールなどとんでもないという時代に、メールを分割送信するものを使っていたことがある。メールをパイプでプログラムに渡して、ヘッダと本文を分解してそれを分割してみたいな構造で、ヘッダ解析なんかもそう旨くできているわけではなかったのだがそこそこ動いていたものがあったのだ。


掲示板事情(5/24)
◆ 毎日数回しつこくしつこく宣伝書き込みにチャレンジしていた悪質業者がおとなしくなっている。書けないと解ればIPアドレスを変え、手法を変えながら何度もチャレンジしてきたいたのに。書き込みを検出してファイアウォールでふさげば、ISPやIPアドレスを変えながらどんどんアタックしてくる。それがもう随分長い間続いていた。が、そのアタックがあるときを境におとなしくなった。なぜだろう、本当に書き込みを諦めたのかな。一時的に書き込みアタックが減っただけかな。そう思ってしばらく待っていたのだがアタック頻度は今の上昇していない。いったいいつからアタック頻度が低下したのかと言えば、この記事が公開されたあたりからなのである。単なる偶然なのか?それとも何かの必然なのか。いや、ピタッと止まったわけではないのだがゆっくりした減衰カーブを描きながらゼロになり、そしてISPを変えて徐々に復活傾向なのだ。

◆ 私は特に通報はしなかった。以前通報していた時期もあって経緯は雑記にも書いたことがあるが、ロリポップなどの管理をしていない系のレンタルサーバにcgiを仕掛けて、別のサイトにアクセスした第三者にそのcgiを叩かせる(これは未だに続いているが全て廃除している)手法をサーバ管理者に通報したのだ。だがそもそも管理する気がないので対応が遅い。対応された頃には別のアカウントを取って活動を開始する。それを通報しても又別のアカウントという具合に、まったく無意味だったのだ。これは呆れた逆恨み野郎を放置しているOKWaveと同様、通報しても何も変わらない訳で、だったら放っておこうと思った。掲示板側の対策で善意の書き込みがブロックされてしまうこともあるのだが仕方がない。しばらく書き込みに成功し続ければホワイトリストが出来上がって自由度が増す。

◆ 実はその宣伝書き込み屋はいくつかの特徴を持っていた。なのでその部分を抽出すると比較的簡単に書き込みのブロックができたのである。勿論これによって善意の第三者の書き込みがブロックされたケースがもしかしたらあるかも知れないが、モニタしている限りその特徴を持った別の閲覧者は発見出来なかった(と、思っている)。まあF&Fにやってきた書き込み屋が鈴の音情報局さんにアタックしていた業者と同一か否かは解らないし、アタック頻度の急速な低下は偶然かも知れないしね。SBMな人にF&Fがアンチサイト認定を受けるという名誉な事実はある。つまり、アンチ認定されたと言うことは正しいことを書いているとお墨付きを貰えたようなものでね、えへへ。もしかしてアンチサイトに認定されると漏れなく宣伝書き込み業者に通報されちゃうとか?攻撃指令が出てたりして。

◆ 海外からの書き込みは、海外からのアクセスで書き込みページを見せない対策で収束した。検索エンジンからも見えないようにした効果も大きかったのだろう。
なので少し規制を緩めても良いのかなとも思っているが、そうすると又狙うヤツがいるかな。書き逃げ一回限りのものに対する耐性は高くはないが、何度か書き込みに挑戦してくれる相手なら大抵は対策が出来る。まあゲームを楽しむみたいなものというのは言い過ぎではあるし知恵比べと言ったらそんな複雑なものでもないんだけど。


Flash(5/23)
◆ 今や多くのサイトで使われ、ケータイにも広がりを見せるAdobeのFlashだが、iPhoneはこれを採用しない。おそらくその理由は囲い込み体制の崩壊を招く恐れがあると考えるからだろう。Appleは端末販売の他、アプリ販売でも大きな収益を上げておりアプリにしても何にしても勝手な公開は許されていない。
この点では囲い込みの見本とも言われるiモード以上のもので、iモードのiアプリは自由な配布が許されている。(その代わり制限が厳しく、制限の緩いものは公式サイトでないと配布が出来ない)iモードの場合は自由な配布が出来ることもあり、多くの無料アプリが存在しているし、簡単なゲームなどはFlashで作られたものがこれも多く配布されている。

◆ iPhoneの場合はどうかというと、勿論無料のアプリもあるのだが数はそう多くない。というか、ちょっとしたアプリでもみんな有料みたいな感じがする。
そもそも日本向けのアプリが少ないというか、使ってみたくなるアプリも少ないし有料だしで、私はアプリに飽きた感じだ。もしiPhoneでFlashが使えたなら、有料アプリの底辺部分はFlashで実現出来てしまうと思う。こうなると勝手な配布が可能になるのでAppleに上納金が入らなくなり、すなわちAppleはこれを許可しないとなる。自由であるはずのスマートフォンが強烈な囲い込みの中に存在することに対する反発は過去にも書いたことがある。AdobeにしてもiPhoneOS4.0でさらに厳しくなると思われる締め付けに対し、「アップルはオープンな環境を採用しないことを選択した。我々はグーグルやノキアRIMなどと協力して提供する」と方針転換を明らかにした。

◆ もちろんAppleはこんな事にはめげないだろう。我こそが神であると雄叫びを上げならがiPhone 2010年版の拡販に力を入れればいい。ひとつの時代が長くは続かないとは言え、iPhoneはまだまだ魅力を失ったわけではない。これがAppleを支えている原動力なのだ。AppleはFlashは採用しないがHTML5があるから良いのだと言う人もいる。この二つは似て非なるものというか何というかなのだが、解りやすい比較があるので紹介しておきたい。様々な制限の中でiPhoneが生き残っていけるのか、それともiPhoneこそがスタンダードだという位置づけになるのかが解るには少し時間が必要だろう。Androidにしても魅力的製品がようやく出てきたに過ぎない。有名どころがiPhone離脱を宣言する(Adobeは「Packager技術は提供するが、今後Packagerへの投資はしない」とサポート中止を発表した)中、iPhoneは世界の中心でいられるのだろうか。

◆ 以前にも書いたがApple][は世界的ヒットとなった。
しかし高額すぎるそのハードウエア価格に対して、これも世界中で偽物が作られた。そして本家も偽物も消えていった。iPhoneの偽物というか似たものというか、そんなものは中国に行けばいくらでもある。
しかし囲い込みが功を奏してなのか、偽物の魅力はiPhoneに到底及ばない。だから囲い込みたい、そうした思いもあるのだろう。その一方でライセンスの話もありAppleの胸中も複雑と言うことなのか。いずれにしても、一つの端末メーカがFlashを採用しないことがこれほどの話題になるのだから、Appleとは偉大な企業ではある。


薬情(5/22)
◆ 処方箋薬局で薬剤情報提供文書を貰う事は少なくないと思う。カラープリンタで印字されたそれには薬の簡単な説明が記されているが、内容はインターネットで調べた方が余程詳しい。でも貰えるものは貰っておくかと思ったら大間違いで、あれは貰うのではなく買っているのだ。そのお値段300円、3割負担だと90円も支払っている。カラープリンタのインクは高いしなとか、そういう問題ではなく高いのだ。実はこれはあの印刷物だけの価格ではなく、建前上は薬歴を用いて患者の薬物治療の正当性や安全性をチェックする手数料が含まれているとされる。じゃあ、それを拒否したら薬物治療の正当性や安全性がチェックされないのかという話になるがそんな事はない。

◆ 私は薬情は拒否している。貰ったってゴミになるだけだし調べる時はインターネットで調べるからだ。この薬情を拒否しても課金だけはされる薬局もあれば、課金もされない薬局もある。課金薬局によれば印刷物を渡そうが渡すまいが関係なく金がかかるものだという。
また新しい薬が出た時だけに課金されるところもあれば、毎回(つまり同じ薬を継続的に貰う時でさえ)課金される所もあるというがこれは少しおかしくはないだろうか。課金を拒否するにはその薬は従来から貰っている事にするのが一番良いと思う。つまり、はじめて行く薬局でもあらかじめ「他の薬局で貰っていたがついでがあったのでここに寄った、なので薬情は要らないです」と先手を打つ事だ。ちなみにこの300円(30点分)は2つに別れている。

◆ 薬剤服用歴管理料が22点で、これは患者ごとに作成された薬剤服用歴に基づいた投薬に係る薬剤の名称、用法、用量、効能、効果、副作用及び相互作用に関する主な情報を文書等により患者に提供し、薬剤の服用に関して、基本的な説明及び指導を行った場合に算定される点数。

◆ 服薬指導加算が22点で、これは処方された薬剤について直接患者又はその家族等から服薬状況等の情報を収集して薬剤服用歴に記録し、これに基づき薬剤の服用等に関して必要な指導を行った場合に加算されるもの。

◆ つまり上の文書等による提供が薬情に相当するもので両方の適用時には割引価格で30点になると言う事なのではないか。ならば印刷物が不要であるとすれば全額の拒否は出来ないにしても22点分だけの支払いで済むのではないだろうか。保険点数は複雑怪奇で細かくできているのでよく分からない部分は多い。医師が言うのだから、薬剤師がそう言うからと信じてしまうケースが殆どだと思う。しかし騙されているとまでは言えないが、不要なものを押し売りされる事はない。スーパーのレジ袋不要論どころの話ではなく、総支払額からすればスーパーのレジ袋が50枚も買える価格を支払っているのだ。日本全国の患者がこれを断れば、いったいどれだけの保険料が節約出来るのか。

◆ 勿論貰いたい人は貰えばいい訳で、本来はオプションでありながら(断れるという点で)、あたかも強制徴収のようなフリをされているようで気分は良くない。ちなみに私は薬を入れる袋も要らないと言った事がある。
手持ちの袋に入れればいいし、そもそも名前入りの袋なんて捨てるのにも気を遣うからだ。が、アレは断れないそうで、薬は袋に入れて渡すべしとされているのだと薬局では言っていた。まあ薬情問題もあるので私自身は薬局の言う事を鵜呑みにはしていないけど。


和解?(5/21)
◆ 和民と魚民の看板紛争は有名である。魚民は和民のを真似た店を作って、客が勘違いで(つまり和民だと思って)入ってくる事を狙ったのではないかとされた。そのために看板や店の構成までも似たような真似作戦を徹底した。マネは中国人ばかりではない、魚民を経営するモンテローザもその例に漏れなかったのである。これだけならば真似疑惑は疑惑で済んだのかも知れないが、やがて今度は月の雫を真似た店舗を出す事になる。店名は月の宴で、メニューまでそっくり真似たという事でこれも紛争になった。
いずれも和解という事で一応の解決はしているのだが、和民がモンテローザを批判した事に対してモンテローザが和民を訴えるという事態も起こった。これもまさしく中国人チックで、自分は他人の権利を侵害しているが、他人が自分の権利を侵害しようものなら頭から湯気を出して怒りまくるというヤツだ。

◆ これもその後和解という道になっている。モンテローザは急成長を遂げた企業であり、それはソフトバンクや楽天、ライブドア同様に相当あくどい事をしなければ成し遂げられなかった事なのかも知れない。
法に触れるか触れないか、いや、触れると解っていても突っ走らなければならない。その上に築き上げられたのが現在の姿だと言える。数々の紛争、それは対企業だけではなく労働問題を引き起こしたり、不確実なメニューなどの表示があったりと、新興企業のどれにでも当てはまるような数々の問題を、おそらく今も何かやっているに違いない。和解するなら紛争を起こさなければいいようなものだが、それでは気が済まないというのが両者なのだろう。まあ紛争を度々起こす/起こされる事が知名度アップにはなっても企業イメージ向上になるとは考えにくいが。

◆ 紛争なども老舗的企業が多かった業界に、突如として毛色の違ったモンテローザが参入し、世の中の居酒屋料金は複雑すぎるとか言いながら、他店の真似プランを出したり引っ込めたり、あ、なんか似てるな。要するにそういうことなのだろう。SBMがマクドナルド商法やモンテローザ商法を真似するのも同じという事で、でもなぜモンテローザは文句を付けなかったのだろうか。他社を真似するのはウチがはじめた事だ、ウチのビジネスモデルを真似する気か、と。え?そんな事をしたら墓穴を掘ってしまうって?掘った墓穴を埋め戻す事くらい何でもないような気もする。総務省を訴えるというでっかい穴を埋め戻したつもりが、実は埋めた後の土壌が柔らかくて自分がそのぬかるみに足を取られちゃったみたいな事もあるし。

◆ 急成長企業の全てが悪いとは言えないのだが、マルチまがいな布団屋さんとか、例を挙げればきりがないような気がする。以前にも書いたがヨドバシカメラなどもものすごい成長をした企業だ。新宿の淀橋の小さな店が、今や大企業なのだから。そのヨドバシは訴える側でヨドバシポルノ裁判ってのがあった。
これはヨドバシカメラ側が負けていたのではないかな、単なる地名を使っただけと言う事で。ヨドバシなどは薄利多売で成長した企業で、カメラのみではなく家電他の分野にも進出した。まあここでも労働問題とかメーカに対する様々な問題とかが見え隠れしているのだが、少なからず黒い部分が存在しているという事なのかな。


BT4.0(5/20)
◆ Bluetooth4.0仕様案から案が取れて仕様が確定したようだ。日本では普及が今ひとつな感じがあるが、低電力版や高速通信版の登場で市場は変わるのだろうか。低消費電力版はボタン電池級の電力で長時間の利用を可能にするためのもの。センシングだとか健康機器とのインタフェースなどを行う目的に用意されたものだ。現状のBluetoothは3Mbps程度が限界なので高画質動画伝送というわけにはいかないが、高速版ではWiFiを使って(ようするに無線LANの上位層を改造したようなもの)伝送するので無線LAN並のパフォーマンスが得られるというのだが、だったら無線LANじゃ駄目なの?みたいな感じを抱かないでもない。まあIPの概念だとかそういったものを廃除したいとする気持ちは分かるが、逆にプロファイルなどが面倒さを増しているようにも思える。

◆ Bluetoothイヤフォンなどもあって私も所有しているが電池が必要な事が何となく嫌だ。まあ仕方がないと言えばそうなのだが、充電しなければならない手間を考えるとコード付きイヤフォンの方が手軽かな、と。
当然Bluetoothを使えばケータイ側も電力は消費するし、接続のタイムアウトをマツダとか云々、特にNEC製は制御がアレなので使いにくい。何となくみんな付けてるから使えるようにしてみました程度のもので、だから便利になったでしょというレベルに達していない。PCとのインタフェースを行うにしてもデータ系のプロファイルがないとか、そもそも速度が遅いとかで何となく地味な感じ。N-06Aの場合は無線LANのAPになれるので、データ系インタフェースはそれを使った方がずっと良い。

◆ vaioにはBluetoothが付いているのだが、従来はマウスに使っていたくらいで今は使っていない。マウスにしても2.4GHz帯ではあるが独自通信方式を使った低消費電力版を今は使っているからだ。もっとも低消費電力版Bluetoothが出来てマウスに使える程度のインタフェース速度を持っているとするならば、今後はそれが普及する可能性もある。
が、現状ではそんな感じなので余り使い道がない。独自インタフェースのマウスがとびきり高額かと言えば決してそのような事もなく、そればかりか面倒な設定も無しに端子に挿入すればすぐ使えるというのも有り難い。
と考えると、Bluetoothの使い道がますます解らなくなってくるのだ。

◆ 無線や有線のシリアル通信規格は様々なものがある。有線にしてもSATAやUSBやIEEE1394と色々あるし、無線にしてもLAN系アリBluetoothありUWBはどうなったみたいな話もありで乱立状態だ。勿論それぞれで使用目的は異なるのだが、よりフレキシブルな規格とするためにだんだん似通ってくる部分もある。LTEもWiMAXもXGPもOFDMを使っているというのと同じように、しかし上位層や接続プロトコルなどの違いで利用目的が違ってくるみたいなもので。じゃあまとめて全部同じにしちゃえばいいじゃないかというのが無線LANにBluetoothプロトコルを乗せるみたいな話なのだろう。無線で言うと、面倒だから世の中は全部LTEにしてしまって、そこにWiMAXでも地デジでも何でも乗せちゃえばいいじゃないか、みたいな。
まあ放送用と通信用は違うとか、エリア設計だ何だと制約が多いので本当の物理層程度しか合わせる事は出来ないのだが。


iRemote(5/19)
◆ iRemoteに関しては何度も書いている。ウチには常時稼働しているPCが6台ある。1台はF&Fサーバ、もう一台は気象サーバ、そして常用のPCやら電源を入れてあるType-Pとか、データのバックアップやUPSの監視係のIBMとか。その中のデスクトップはF&Fサーバと常用のDellのみ、あとはノートPCでVNCが入れてある。これらはLANからしかアクセスできないように設定しているので、外から制御したい時にはフロントのPCにまず入り、そこから更にVNCで接続する恰好だ。フロントのPCも特定のホストからしか接続できないように設定してあるので、それ以外からアクセスしたい場合はiRemoteでまずログインして設定を変更する必要がある。

◆ iRemoteはルータでドコモネットワークからの接続限定にしておけばセキュリティは保てる。ルータ設定を行わなくても長い暗号キーとパスワードがあるから安全性は高いだろう。mobile2pcはポート変更が出来ないので1台のPCにしかインストールが出来ないが、iRemoteなら何台にでも入れられる。
外からログインできるVNCを動かしているPCもWindowsなので常に生きている保証はない。もしもコイツが止まると外からのアクセス手段はなくなってしまう。
なのでiRemoteも入れているという訳だ。これがあればフロントPCが止まっても、他のPCをその代用に設定し直す事も出来るし、そもそも外から確認したい時にiRemoteで直接ログインできればたいていの用事は済んでしまう。従来はPCのパワーの問題で入れていなかった気象サーバもType-Tになったので早速入れた。

◆ iRemoteを動作させるにはドメイン名が必要で、F&Fは自宅サーバだから良いが、それ以外だとDDNSなどで名前を確保する必要がある。これは簡単なので誰にでも設定できるだろう。あとはiRemote本体をダウンロードして解凍し、適当なディレクトリに突っ込む。Windowsでファイアウォールを有効にしている方はコイツの設定で特定のポートを開けてやらないといけない。設定に自信がなければまずはファイアウォールを無効にしたらいいかも。もう一つはそのポートが外部からアクセスできるようにルータを設定する事。これも簡単で、NATの設定とかその辺りで、例えばPCのIPアドレスが192.168.0.5でiRemoteが使うポート番号を9999に設定したと仮定すると、ルータの9999番ポートにやってきた信号を192.168.0.5のPC向けに伝達させるようにすればいい。
この状態まで来たらiRemoteを起動してケータイでアプリをダウンロード、そのアプリを起動してOKだ。

◆ mobile2pcはUPnP対応で楽そうなのだが相性なのか何なのかうまく行かないケースもある。なので私としては自分でポートを開ける方が解りやすくて有り難い。iRemoteはWindows7でもちゃんと動作する。
複数のPCに入れたい時はポート番号を変えると共にiアプリの名称も変えておく。これを変えないとケータイ側でごちゃ混ぜになる。私が最もよく使うのはPC上のメーラをケータイで見る事。返信もそのままPCをリモート制御して書いてしまう事もある。
あとはPC用のページでの調べごとくらいだろうか。
これのおかげでノートPCを持ち歩くケースはかなり減少した。サーバにもPC経由のTelnetで入る事が出来る。iPhoneでTelnetもどきを使った事があるが、何せキーがないので文字を打とうとすると画面が小さくなってしまって全然ダメだった。需要があるかどうか解らないが、iRemteのX版とか、あ、でも要らないかなWindowsを経由すればいいし。


独自の文化(5/18)
◆ 携帯電話によるデータ通信の先駆けとなったiモードは日本の通信環境を大きく変えたと言える。その後スタートしたezwebなどもiモード互換モードを装備するに至り、WAP2ではCHTMLが標準化されるなどドコモの威力を見せつけた格好だ。
しかし今、iPhoneに端を発したスマートフォンブーム、いや、未だブームとは言えないか、市場シェアがもう少し増えてこなければ仕方がない訳で、しかしもしもシェアが5%程度になってくると事業者も今のままのスタイルではいられなくなるのかも知れない。iモードにしてもezwebにしても、クローズド網の中で商売をするスタイルだ。事業者の敷地にテナントが入るかのごとく、事業者はそのショバ代で稼ぐ。PCで見れば無料な天気予報やニュースも有料にして稼ぐ。これが事業者の大きな収入源になっている。一方で公式網の整備が遅れていたSBMは、この部分をiPhoneに頼った。コンテンツもアプリも全部Apple任せというわけで、しかしこれでは儲からない。もちろんAppleは儲かる。世界中を相手にMVNO、いや最初にもVをくっつけてVMVNOみたいな世界を築き上げた。

◆ 世の中がスマートフォンシフトしてくると、ドコモもauもSBMのように儲からなくなる可能性がある。そこでAndroidMarketなど、アプリ売りの分野にも積極的に進出しようとするがiモードの収益に比較したら儲からないだろう。ではどうするのか。スマートフォンにjavaVMでも乗せてiアプリ互換環境でも作ってみせるのか。
或いはスマートフォンで動くケータイブラウザを作り、スマートフォンユーザを公式網に誘導するのか。セキュリティなどの面は考慮する必要はあるが、この、スマートフォンをケータイにするVMは良いような気がする。結局iモードにしてもezwebにしても、独自性と囲い込みで勝負してきたようなものだ。サービス競争あり、コンテンツ競争ありで。しかしスマートフォンとなるとそうした事業者の色が出せなくなる。まさに土管屋になってしまうのだ。
おそらくこれをもっとも嫌がるのがドコモな筈で、それはiモード市場が大きいからに他ならない。SBMは元々公式網の整備を余り行っていなかったのでインパクトは少ないが、土管屋として勝負をしろと言われるとその土管の品質と総延長距離が劣るのだから勝ち目がない。

◆ 果たしてiモードからの脱却なのか、或いはiモードへの引き込みなのかはいつ頃起き始めるのだろうか。LTEが普及をはじめる来年以降は各事業者にとってもビジネスモデル再考の試練になるのではないのか。下手をすれば今まで開発、開拓してきたオリジナル技術を活かす道が無くなってしまう。スマートフォンを日本独自の仕様に変化させる手もあるだろうが、それは時代にそぐわない気がする。もう一つは世の中全てがスマートフォンになる事は絶対にないという事だ。小型軽量な電話としての電話需要は必ず残る。もちろんそれを機能限定版スマートフォンと呼ぶ日が来るのかも知れないが、いずれにしても日本においてはケータイとスマートフォンの境目がハッキリしていない訳で、iPhoneを安いからと買った人が低機能ケータイだと言っているような、そんな市場なのである。スマートフォンだから凄いなんて事はなくて、凄くないのがスマートフォンみたいな、ケータイより安いのがスマートフォンみたいな、それが日本のケータイ事情ではないのだろうか。


偽物(5/17)
◆ 偽物と言えば中国である。あらゆるもののコピーが街に溢れていて何が本物なのかの区別も付かない。
一般消費者向けの商品もそうだし、薬だって偽物が沢山出回っている。偽物と言ってもゼネリックなどとは違い、本当の偽物だ。薬効の方もオリジナルより強すぎたり弱かったりと管理がされていないのだから恐ろしい。他にも勝手に別の成分を混ぜて「良く効く」(ただし独自基準では)ように改良(改造とか改悪だと思うけど)したと堂々と謳うものまで様々だ。食品だって成分表の通りのものが入っているなどと思ってはいけない。成分表はいわばパッケージデザインのようなもので、そこは美しく見せるべく目的で貼り付けられている。何も内容を示しているものではないというのが中国通の言い分だ。偽物と言えば食品や医薬品や化粧品やブランドものみたいなイメージもあるが、もっと細かなものにも偽物支配は広がっている。

◆ 電子部品もその例に漏れず、デバイスをそっくりコピーして作った偽物にオリジナル販売企業のマーキングを施して市場に流す。これはもう、中身もマークも本物そっくりで、ただし信頼性や不良率には大きな差があったりする。しかし中身もパッケージもマークさえもコピーされているので不良のクレームはオリジナルデバイスの企業に行く。が、下手をすると出荷個数以上の不良デバイスが返品されてきたりして、いかに偽物市場が大きいかが解るという。
今だとバッテリとか太陽電池板とかも偽物マーケットの稼ぎ口だ。これらは一見良さそうに思えるのだが耐久性や信頼性などが著しく劣っている。当然ながら製造メーカは一流企業のそれを名乗っている訳で、故障すれば一流メーカにクレームが行く。しかし調査してみるとコピー品だという事が解るそうで、それは材料や製造工程に違いがあるからだという。
特に太陽電池板やバッテリは製造技術も必要なため、半導体のように容易な模造が出来ないらしい。

◆ 半導体のコピーもの今に始まった事ではなく、以前は半導体メモリがリマーク品だ何だと言っておかしなものが沢山出回った事がある。いわゆるブローカみたいな人たちがいて、品薄で入手に苦しんでいる企業にメモリはありますよと話を持ちかける。実際に使えるデバイスもあれば使えないデバイスもあり、そんなものを大枚はたいて買った企業は大損、ブローカは既に行方をくらましているといった具合だ。メモリの容量を誤魔化すのはバレバレなのだが、製造メーカやスピードレンジを書き換えるのなど中国ではわけない、普通の事なのである。安いデバイスを買えばカタログ通りの速度でアクセス出来ないのも当然の話なので設計に余裕を持つ。結局メーカ品の安いデバイスと同じになってしまいそうなのだが、これには○○が使ってありますよと謳えるところがメリットか。

◆ 中国製には気をつけろと言ったところで、そもそも一流メーカ品の模造品なのだから中国製かどうかも解らない。本物のデバイス屋が本物識別回路を入れたとしても、中国人はすぐにそれをまねて作ってしまう。何しろ日本から中国に持って行った日本製の携帯電話のファームを書き換え、中国版を作ってしまうと言うのだから凄い。それだけマーケットが大きいという事なのだろうが、中国人も最近では中国製は信用出来ないと言い始めているという。特に化粧品などは、富裕層は国外に買いに出かけると言われているほどで、中国国内ではどこで買っても本物はないという事なのか。


収穫期(5/16)
◆ 孫さん自らが収穫期というのだから収穫期なのだろう。収穫しなければ自慢のFCFも増えなくなってしまう。現時点だってFCFを増やすために設備投資削ったりと涙ぐましい努力を重ねている。まさに"寄せて上げて"無理矢理作り出しているFCFなのだ。社債の発行額も大きいし金利もバカ高い。そうしなければならない程内情は厳しいのだろう。ADSLの時がそうであったように、携帯電話事業を存続させるためにはあらゆる手段を使って金を集めなければならない。
金集めに関しては収穫期だからという以前からも行われていた。VodafoneからSBMになって改悪或いは値上げされたものがいくつもある。取説有料化やメール代の値上げ、保証サービスの内容改変、他社の追従だと言ってみたもののやがて追従出来なくなって密かに中止したり、突然又このワードを叫んで再会した風を装ってみたり、しかし販売店ではこのマネプランの契約が事実上不可能になっていたり、ソフトバンクショップなどで契約しようにも実質負担額がバカ高くなってしまうので諦めざるを得なかったりする。
そんな中で「ホワイトプラン○○○万契約」なのだ。

◆ 実際にはホワイトプラン以外は契約出来ないに等しいので、ホワイトプランが増えるのは当たり前だ。そのホワイトプランも改悪された。今度は2年縛りが漏れなく付いてくるのだ。同じ2年縛りや無料通話無しならばドコモやauの方が安いが網内準定額は付いてこない。孫さんは携帯電話事業参入時に料金体系が解りにくい、複雑すぎるとした。しかし今となってみれば(いや、今になってみなくても当初からか)SBMがもっとも複雑怪奇な料金システムになっていると思う。目に見えないところでも、SBM同士のメールは無料であるとしながらもSBMから送られてくるメールは有料だったり、当初は完全無料だったそのメールも今や実質315円を負担しなければならなくなったりと、どんどん収穫されていく。

◆ そんな努力もあって利益は順調に伸びているようなのだが、その分インセンティブも多く出さなければならず困ったものだ。iPhone等はお金を付けて配っているような状態で、それでも販売数量は伸びなかった。そんな中でのSIMロック解除議論はSBMの打撃の元とばかりに松本氏は屁理屈で応戦する。曰く、SBMはスーパーボーナスシステムでいち早く分離プランを導入したとしながら、SIMロック禁止になるとインセンティブが出せなくなって端末価格が上がるが良いのか?という訳だ。既にドコモは分離プランを推進しているのでSIMロック禁止論に抵抗は見せていない。SBMの場合はインセンティブプランしか持っておらず、しかしSBM独自の基準ではこれを分離プラント呼ぶ。スーパーボーナスを分離プラント言わないのは頭の悪いアンチだけなんて言うのかも知れない。しかしそんなSBMに業を煮やした総務省がSIMロック解除の推進に走ったとしてもおかしくはない。SBMの矛盾を突くにはこれが一番の方法であり、前述のように松本氏の論はガタガタに崩れてしまっている。

◆ もう一つは虎の子iPhoneだ。これがドコモネットワークで使えるとなるとSBMのエリアの狭さからも解放されるし自動時刻調整も効くようになる。MMSとかそのあたりの事情がどうなるかは解らないのだが、iメールがXperiaでも使えるように、冬までには考えたいとしている事からも、あるいはこのSIMフリー化に備えたMMS対応と思えない事もない。


自動運転?(5/15)
◆ 北部九州自動車150万台生産拠点推進会議が高齢者用の自動車開発を検討するとか何とか。この先の高齢化に向かって信号や一時停止場所などでアラートを出すとか自動停止させるなどのシステムがなければ危険ではないかというのが発想の原点だ。都市部ならば公共交通機関があるから未だ良いが、地方部などでは車がなければ生活が出来ない。しかし高齢化によって判断力や運動能力が低下し、交通ルールの理解力も低下するとなれば自動車自身が安全運転を行う以外にないとなる。まさしくITS的な話なのだが、そこまでして老人を車に乗せるべきなのかという議論も当然あるだろう。ITS開発のために使う金、車を買わなければならない老人の懐事情、その金を福祉事業に回した方が良いのではないかとか。その方が箱物作れるしと役人も考えるに違いない。

◆ 高齢者向けの自動車需要が今後拡大傾向にあるとする自動車関連団体と、高齢者の免許返上を訴える警察庁の間にも溝はある。実際お高齢者による重大事故は増加傾向にあり、深刻だ。だから免許を取り上げようとするのが警察型の考えで、だから車が自動的に走ればいいじゃないかとするのがメーカだ。まあ自動的に走ってくれれば文句はない。高齢者ばかりではなく、これなら一般人も楽で良い。それこそSF映画に出てくるような未来の車で、どこに行きたいのかを告げれば勝手に車がそこに連れて行ってくれる。車車間通信などによって周りの車と協調し、ビーコンなどによって位置を芝べたり渋滞を回避し、これも他の車両との協調によって渋滞の集中が起きないように制御される。

◆ 自動運転というと路面に埋め込まれた見えないレールの上を走る的な感じだ。しかしこれには金がかかる。誘導用のシステムを全道路に設備しなければならないからだが、しかし自立的に車が自分で動くようになるのはナイト2000以外では実用化されていない。センシング技術の発達で今後はレーンキープの親分みたいなシステムが登場しないとは限らないが、完全自動運転にはなり得ないのだろう。標識や停止線などもカメラで関知は出来るが、じゃあ立木に隠れた標識はどうするのかなんて事になると人間の判断能力が勝る事になる。
それに万一事故が起きた時に誰が責任を取るのかという話もある。標識を認識出来なかった車なのか、その車を売ったメーカなのか、立木を放置した道路管理者なのか、そんなところに標識を立てたのが悪いのか。

◆ 民間レベルでも高速道路の逆走防止とか、色々な研究は進んでいる。おそらく画像認識による標識検知は難しくはないと思うのだが、その信頼性や確実性をどこまで保証するかがここでも問題になるのだろう。単なるアクセサリレベルでは逆に危険になるケースもある。
それに頼って運転していたら誤検出だったという具合に。このあたりは行政ぐるみで標識にビーコンを仕込むくらいの事がないと難しい。と言うと、標識じゃ金が余り使えないから全部の道路を掘り返してLCXでも埋め込んで、でも早急にやるとこれも又金が余り使えないから50年計画で、なんて国交省のスーパー堤防計画みたいな事になるのが関の山か。カメラ検出を考えるならビーコンではなく画像でも良いはずだ。赤外線LEDの16×16ドット構成のユニットに、特定のパターンを表示してコマンドにしても良い。


火星に行く(5/14)
◆ オバマ大統領は月よりもっと遠くの宇宙を探査するとして2030年代半ばにも火星に行く計画を実行するとした。2025年あたりまでに30億ドルを投じたロケット開発などを行うという。30億ドルと言えば3千億円弱であり、グリンピアで官僚達が無駄に使った約4千億円よりは安い。まあ箱モノに使うか宇宙開発に使うかは賛否の分かれる所だろうし、そんな事をするカネがあったら他に使えって、他に使いましたよ、しごと館に700億円みたいな。あ、そうじゃなくてグリンピアに4千億円使ってしごと館にも700億円近くをぶっ込んで、他にも様々な無駄事業をせっせとこなすのが官僚達のお仕事感なのだ。

◆ 話を火星に戻そう。火星まではそこそこ距離があるので速く飛ぶロケットを用意するか、宇宙船内で長期滞在が出来る仕組みを用意する必要がある。速く飛ぶロケットは大型のエンジンで沢山の燃料を燃やせば良い事になり、燃料を宇宙船本体とは別に運ぶなりすれば不可能ではないと思う。しかし持って行かなければならない燃料もある。宇宙船を高速で飛ばすとすれば、それを減速させるためには同じくらいの燃料が必要だし、じゃあ帰りはどうするのかとなる。あらかじめ別の低速大型宇宙船で火星軌道に燃料を運び、セルフの給油所を作っておくなんて事も必要かも知れない。燃料だけではなく水や食料などもあらかじめ運んでおけば安心だ。

◆ 火星は遠くの星ではあるが、昔から火星人なんてヤツがSFには登場するし、その表面は月ほど悲観的な形状ではないから人の興味も集めやすいと思う。みんなが興味を示せば予算も付くだろうが、そうでなければ予算が組めない。無駄事業を延々と推進出来るのは日本くらいのものかも。アポロ宇宙船が月に行ったのは40年以上も前の話だ。冷戦時代の軍事つながりみたいな格好で開発が進んだわけだが、時代を考えるとあれは凄い事だと思う。以前にアポロ宇宙船の搭載コンピュータのエミュレータみたいなものを紹介した事もあったが、そもそもディジタルICなんてものが余り存在していなかった時代ではないのか。文献によれば司令船搭載コンピュータは数千個の単純ロジックICを使って構成されたという。おそらく今なら小型のFPGAに軽く入ってしまう程度のロジック量であったに違いない。回路図やファームなども解説されているので作ろうと思えば作れるというか、エミュレータが作れるのだからハードウエアでロジックを動作させる事は難しくはないだろう。
動作させていったい何になるのかは別として。

◆ TTL(74シリーズのロジックIC)以前の、DTL(DiodeTransistorLogic)はあったのかなぁ。当時の本にはトランジスタを組み合わせてロジック回路を形成する記事があった。ようするにフリップフロップをトランジスタで組み、ANDやORもトランジスタで組み、それでロジック回路を作るという、今考えるととんでもないというか、それが今はICの中身になっているというか、そんなシロモノである。メモリにしても、果たして半導体メモリが実用的に使えるレベルにあったのかとか、アポロのコンピュータと呼ばれるロジック装置は磁気メモリか何かだったかな。そんな時代に月に行った事を考えると、今なら火星へひとっ飛びと思ってしまう。


Type-P(5/13)
◆ Type-Pは何度か会議に持って行った。配付資料がpdfだったり、メモを取る時にエディタを使ったりする程度ではあるがバッテリがちょっと厳しいかも。さすがに薄く軽く容量の小さなバッテリではType-T並のスタミナがあるとは言えない。その反面小さく軽いことは有り難い。アタッシュに入れても邪魔にならないし、今まででは不可能だった折りたたみ傘との同居もOKだ。確かにCPUパワーを考えるとType-Tには遠く及ばないのだが軽いから許そう、そんな感じである。
私は基本的にACアダプタは持って歩きたくはない。だってノートPCには電池が付いているわけで、それは決してUPSの代用ではなく電池駆動用のものであると考えるからだ。まあType-Pの場合はバッテリが軽いから未だ良いが、重いバッテリも持って大きな充電器も持ってと言うのは何ともばからしい。Type-Tなどもバッテリを外すと随分軽くなるわけで、ACアダプタや充電器を持ち運ぶなら電池は要らないではないかと。

◆ その充電器も小さく軽くなったのがType-Pのメリットでもある。まあ持ち運びに不便を感じないかというと、今度はケーブルが邪魔とか言う話にはなるのだが従来品より大幅に体積が小さくなったのは有り難い。10.5V/1.9Aは従来品より低電圧化している。それでも20Wの電源なのだ。携帯電話の充電器がおおむね3W程度、そう考えるとType-Pの充電器はパワーの割に小型という感じがする。でも欲を言えばもっと小型に軽量に、ACアダプタで使用中は充電が出来ないとか或いは逆に赤字になる(バッテリも使っちゃう)程度でも良いから。
これを使うとバッテリ駆動時間を延ばせる、本体の電源がOFFの場合はバッテリに充電出来る程度のパワーで。
iPhoneのコンセント型充電器程度の体積で、もっと薄い方が良いな、そうすると携帯電話の充電器サイズか。
そんなものがあれば持ち運びに苦労はしないかも知れないが、そうなると急速充電はどうしたとか色々文句も出るんだろうな。ACアダプタの場合は安全性などや広い入力電圧範囲が求められることもあるし、ドコモの充電器も以前は国内線用品だったのが今は入力電圧範囲の広いものがスタンダードになっているはず。
そういう時代なのかも知れない。

◆ 持ち歩き用にソフトケースも購入した。Type-Tは低反発素材入りのケースを利用していて調子が良かったので似たような感じのものを。アタッシュの中とは言っても動いたりこすれたり衝撃を受けたりするので、その緩和という事で。確かにせっかく小型なのにケースに入れたら台無しじゃないかとか、セミハードケースの方が薄くて軽くて良いんじゃないかとか思う所もあるのだが、携帯電話などと違って重量のあるものだけにやはり保護しておきたい気持ちはある。Type-Tで使っていた低反発素材のクッション入りケースは、その低反発素材のむにむに感が良くて、爪で押してみたりして遊んだり。いや、その用途じゃないか、無限プチプチじゃないんだから。ケースはSONY純正みたいなものもあり、デザイン性とかそのあたりを考えるとこれが良いのかも。私の場合はあくまでも持ち運ぶ時の保護が目的であって、それ自体のデザインや機能は重視していないので選択はしなかったが、すっぽり入れてしまうもの以外にかぶせて使うタイプとか、結構色々あるんだなと言う印象だ。


デザイン(5/12)
◆ 以前にフランス車の話でも少し書いたのだが、その国の文化や風土によって車や家具や家電製品その他、食事から何から何までが変化する。その中でもっとも解りやすいというか違いの分かるのがデザインではないだろうか。車にしても建造物にしても洋服などにしても目で見て違いがすぐに分かる。そして日本人は海外デザインのものが好きと来ている。というか日本人は日本人が好きなデザインを提案出来ないのかなとすら思うことがある。しかし以前欧州に行った時、そこに並べられている腕時計の数々は欧州市場で人気のブランドのコピーとまでは行かないが、相当に似通ったものだった。つまりマネは出来るのだ。マネは出来るのだがオリジナリティを出すことが出来ない。

◆ Panasonic系企業は、従来は機構設計屋が工業デザインも一緒にやるみたいな感じだった。従って機構的には優れたものが安価に作れるのだが見た目が余り良くない。その後その企業は世の中の流れもあって工業デザイナを使うことになるのだが、そうすると機構屋との間で意見の食い違いが起きる。つまりデザインを優先すると機構設計が大変になるというのだ。同じ事はイタルデザイン社もコメントしていた。
日本の自動車メーカと一緒に仕事をやるのは良いが、コスト制約のためにオリジナルデザインが使えなくなってしまうのだという。例えばプレスに2度の手間がかかるのは駄目で、一発でプレス出来るようなデザインに変更しろとか、共通の材料で構成出来るようにしなければならないとか。デザインたるもの、外的要因でそこを修正した時点でそれはデザインではなくなる。しかし日本のメーカはそれを理解してくれないのが悲しいと。

◆ イタリアやフランスのデザインは、たぶん日本人が好むタイプのものだろう。ドイツの車などはどちらかというと日本のそれに近いようなものなので道具として見える要素が大きいかも知れない。ではフランス車やイタリア車をまねて日本車が作れるのかというとそうではなく、そこには大きさが云々とかトランクのスペースがどうのとか、冗長な部分を許さない、コストアップを許さない文化が邪魔をする。よって優雅であるとか伝統的であるとか、そうした抽象的に形容されるようなスタイルテイストが生まれないのは致し方ないのだろうか。

◆ 日本のデザインは日本古来の製品には活かされる。つまり日本家屋や旧来からの日本家具などがそれだ。しかし世の中が洋風になり、リビングが床張りになったそこに、ロココ調っぽい日本風イミテーションを並べても今ひとつしっくり来ない、みたいな。その意味では自動車も洋風文化の一つであり、日本風な成熟が未だに出来ていないのか?それとも今の日本車が完成されたスタイルなのか。確かに以前のトヨタ車などは(トヨタだけではないが)いわゆるガイシャのデザインを十分すぎるくらい取り入れましたみたいな、今の中国製自動車みたいな感じだったのだから。軽くて安くて燃費が良く信頼性が高い。おそらくこれは世界に誇れることだろう。残念ながら安全性はトヨタがダメダメにしてくれたが、そもそも日本の自動車メーカは安全には無関心だ。で、デザインにも無関心?うーん…


介入(5/11)
◆ 子供とインターネットを巡る議論は各所で行われている。何度も書いているようにEMA等が暗躍するから余計に話が面倒になってくる。あげくには子供へのケータイ不所持推奨条例みたいなものが出来たり、フィルタリングの安易な解除を禁止する条例が出来たりする。規制が起きなければEMAは出来なかったわけで、規制を行おうとするからそれをかいくぐるようにEMA認定サイトが出来る。規制を厳しくすればするほどそれを回避しようとする団体が出来るのは、中高生というアクティブユーザ無くしてSNSの名を借りた出会い系と言われるmixiなどが存在出来ないからだ。そしてこうしたサイトがある以上、さらに規制が強化されることになる。東京都では『知事は、青少年がインターネツトを利用して自已若しくは他人の尊厳を傷つけ、違法若しくは有害な行為をし、又は犯罪若しくは被害を誘発したと認めるときは、その保護者に対し、当該青少年について再発防止に必要な措置をとるとともに、そのインターネットの利用に関し適切に監督するよう指導又は助言をすることができる。』なんて条例を作ろうとしている。さらにこの条例には後があり『知事は、前項の指導又は助言を行うため必要と認めるときは、保護者に対し説明若しくは資料の提出を求め、又は必要な調査をすることができる。』と続く。

◆ これが穏やかな知事の下での発動ならばまだしも、鷹派の代表みたいな石原知事の元でというと何とも恐ろしい感じがしてならない。知事が「あの家の子供はけしからん、直ちに家宅捜索しろ」と言えば、警察でも立ち入れない非犯罪領域への行政の介入が行われることになる。フィルタリング自体も検閲と似たような性格のもの、特にEMAなどにあっては自分たちの商売を邪魔するヤツは全部悪質サイトだみたいな雰囲気がにじみ出ている。中国のインターネット検閲を批判している一方で、日本の行うフィルタリングは良いというのか。こうした検閲だフィルタリングだという話が進めば、当然携帯電話以外にも波及すると思う。携帯電話でのアクセス制限は行う一方で家庭でのPCでは何でも見放題はいけないという話になり、これを規制するとなる。規制が確実に行われるように各PCには本人確認機能が搭載されることになり、その管理と運営を天下り団体が引き受ける。
こうすればETC収入と同じように莫大なカネが転がり込んでくる。各ISPは認証コード無くして接続は出来ない風な規制を作り、ここでも天下り団体が金を集める。

◆ ワンクリック詐欺サイトなどを取り締まらないのはカネにならないから。一方でフィルタリング強化や立ち入り調査をしようとするのは、行政の権力維持等のためか。このあたり、明らかに方向性が間違っていると思う。F&F掲示板にしつこく宣伝を書こうとする大阪の業者も、そのサイトを見るとワンクリック詐欺サイトだ。宣伝書き込みを見てURLをクリックするとカネを寄こせとなる。これが延々続いている(書き込みは出来ないがアクセスは続いている)現状を行政はどう見るのか。むしろこうした悪質サイトの取り締まりを強化した方が余程良いと思う。だが文句を言いそうな相手は知らんぷりし、行政だぞコノヤロウと脅せば何とでもなる一般市民には強く出るといういかにも的なお役所風味そのままなのが何とも。


Placeengine(5/10)
◆ Placeengineとは無線LANのSSID等を元に自位置を割り出すための技術だ。元々はソニーコンピュータサイエンス研究所が開発したものを、クウジットという企業が提供している感じになっている。以前blogにも書いたのだが、第三者のSSIDと住所を結びつける仕組みは利用者の意図しないものだろう。Googleのストリートビューが問題視されたように、これは問題にならないのだろうか。Type-Pにはこれを使った自位置検索システムがある。GPS搭載モデルもあるが、私は無料のワンセグチューナを選択したのでGPSとWANインタフェースは付けられない。小型PCとは言っても地図を見るならケータイの方が楽で定額だし、まあワンセグを見る機会も無いとは思うのだが無料だったから。

◆ と言う話ではなくプレースエンジンだ。試しに自宅近辺でこれを稼働させてみると数百メートルの誤差で自位置を表示した。付近のFONのAP等も表示していて、これも目標APになっているのだろうか。感覚としては意外に精度があるもんだなと思った。まあ都市部であれば無線LANのAPは沢山見えるだろうし、色々な人がその位置をサーバに送っているとすると測位精度も上がるに違いない。逆に無線LANのAPが見えないような場所では当然ながら測位は出来ない。このプレースエンジンを有名?にしたのはAppStoreの審査基準変更の話題ではなかっただろうか。このシステムを使用して測位を行っていたセカイカメラの配信が突如停止された事がニュースになった。その後プレースエンジンを使用しないタイプのセカイカメラは配信が可能になったようだが、なぜAppleがプレースエンジンを嫌ったのかは謎のままだ。

◆ 一つはSSIDから場所や所有者が特定されてしまうと言うセキュリティ上の問題があるとは思う。芸能人の住所だってSSIDと結びついているわけだから。他にはAndroidを開発しているソニー関連だからとか、色々な憶測はありそうだ。携帯電話などのGPS感度は非常に高くチューニングされているのだが、iPhoneのそれは一昔前のケータイ並みでしかない。従って空の見えない場所ではGPS以外の測位方法を考える必要があった。セカイカメラ自体もプライバシーなどという点においては褒められたものでもなく、それこそ芸能人の住むマンションに芸能人名を貼り付けることさえ簡単にできてしまう。ITmediaなどのエディタはかなりこれがお好きなようだが、実際に使ってみると特に面白いものでも何でもないことが分かる。

◆ おそらくは情報に敏感であることを自負する、実は一日の多くの時間に空きの存在を許している(平たく言えば暇人って事ですな)人たちの楽しみなのかも知れない。今後iPhoneのGPS感度がチューニングされるなどすればセカイカメラなどのアプリや地図アプリもより使いやすくなるだろうし、逆にカメラ性能の向上などで、その場所の画像から位置を特定出来るようになったら面白いかも知れない。ちなみにプレースエンジンはサーバとの通信が必須なので、屋内圏外の多いSBMでは通信路の確保という点で問題がありそうだ。
そして、いくらGPS感度を上げたところで衛星が見えなければGPS測位は出来ない。ギャップフィラー的なものも無いではないが、設置場所は限られている。auなどは地下街などの位置情報検出などを行っているし、ドコモも似たような構内での測位システムを開発していたはず。基地局を使った測位では同期拡散コードのcdma2000が有利とも言われているが、ドコモやSBMの測位もそう悪いものではない。(iPhoneは基地局を使った測位が出来ないのか)


Gmail(5/9)
◆ spamフィルタが優秀はGmail、これは独自ドメインでそのまま使うことが出来る。50アカウント以内であれば無料なので、ドメインを取りさえすればすぐに使えると言って良いほど設定は簡単だ。設定の要はDNSサーバで、このMXレコードをGmailに向けなければならない。DNSが自分で設定出来る所は少ないが、DDNSサービスなどのDNSサーバを利用するとこれも簡単にできる。あとはドメイン管理事業者の設定を、このDDNSサーバに向けて貰えばいい。ここでDNSの設定が一番面倒というか、私などはJPRSで取っているので自分で勝手に変更出来るが、格安系のところでドメイン取得などをしているとそのISP以外のサーバにDNS内容を設定しようとすると有償になったりする場合もある。またその会社が倒産した場合に登録情報の維持が出来なくなるなどの問題もある。ドメイン取得と管理は信頼出来る業者か、或いは自分の手の届く範囲で行いたい。

◆ DNSの設定が済んでGmail側の設定も終われば、いつものGmail画面が独自ドメインで使えるようになる。もちろんPOPアクセスも可能なのでいつものメーラをそのまま使うことも勿論可能だ。ホームページサーバは自宅に置き、メールはGmailなんて事も普通に出来る。F&Fの場合は情報配信メールの関係もあって自分のサーバ内にメールシステムがないと困る部分はあるのだが、でもサブドメインを使うなどすればサーバを分割することは十分に可能だ。少なくとも自宅サーバよりはGmailの信頼性の方が高いわけで、しかしサブドメインを使うとなるとそれ用のMXレコードを追加しなければいけない。
F&Fでは自宅サーバ内にDNSを置き、もう一台はISPのサービスを利用しているのでこの部分の書き換えが必要になるわけだ。DDNSを使う場合はサブドメインが指定出来ないとか、MXレコードが1つしか設定出来ないなどの制約がある。有償のDNSサービスを使えば自由に出来ると思うのだが、このあたりは考えどころだ。

◆ GmailではMXレコードを居着くか指定することが推奨されている。これは最初のメールサーバにトラブルが起きている場合には、次のサーバにメールを配信するという設定で、信頼性を上げることが出来る。ただしこれもDDNSの無料サービスなどではMXレコードが一つしか設定出来ない事が多いので、もっとも優先順位の高い(数字の小さい)サーバのみの指定になる。しかしこうした独自ドメインまでを含めて無償で利用出来るメリットは大きいと思う。blogの方も含めて何度かgooメール酷さを書いているが、これだってPOPアクセスが許可されていればどうしようもないほど使いにくいWebメールにアクセスしなくて良くなる。少なくともspamの廃除だけはYahooメールよりgooメールの方が良いわけだが、あのシステム変更以来私は殆ど使わなくなってしまった。

◆ Gmailは当然ながらメーラからのメール送信も出来る。これもモバイル用途では重要かも知れない。送信認証が厳しすぎて契約ISP以外のネットワークからメールが送りにくいシステムもあるし、spam対策は様々な面で利用者に不便を強いるような所もある。だがGmailの場合は基本的にはどのネットワークからでもメールが送信出来る。送信認証も一般的なものなので問題はないだろう。受信にしても他の契約などへのPOPアクセスも可能なので、そこに全てのメールを集めることも出来る。独自ドメインでメールアカウントを作ると、自分の好きな(当たり前)アカウントが作成出来るメリットもある。@gmail.comな既に大量のアカウントがあり、解りやすいアカウントを取ることが出来ないからだ。


EV-neo(5/8)
◆ 昨日の続きみたいになるが、ホンダはEV単車のEV-neoを12月に発売する。電動単車は珍しくないというか、日本初というわけではない。しかし従来モデルは航続距離や出力の点でガソリン単車に見劣りしている部分があった。これがEV-neoでどの程度改善されているのかが楽しみだ。販売は企業ユース主体と言うことで環境問題を考慮しての導入が大部分を占めるだろうとしているが、これで販売台数が伸びれば更なるコストダウンが可能になるのかも知れない。試乗レポートによればトルク感は十分で荷物を載せての登坂も問題ないのではないかとなっている。

◆ バッテリはLi-ionで、20分の急速充電で80%までの充電量が得られるという。航続距離は公称30kmと長くはないが、配達などの用途考えれば使えないほど短くはない感じかも知れない。電動アシスト自転車でも公称航続距離が20kmとかなっていても、実際にそんなには走れない。計測条件の違いもあろうが電動単車も半分くらい、15kmだとするとちょっと足りないか。回生ブレーキはいわゆるエンジンブレーキと同様な感じでの動作だという。ブレーキによる積極的な回生制御は行っておらず、これは効果とフィールとコストを考えた故の仕様なのだろう。カタログ燃費を向上させるには回生制御を積極的に行う必要もあろうが、低コストで整備製を良くして、しかも信頼性を確保するとなるとコンベンショナルなシステムの方が良い。

◆ 電動単車で比較的安価なものは中国からの輸入品で、定格出力600W(最大出力は800W〜1.5kW程度)の原付一種、鉛バッテリが1kWh程度搭載されている。鉛ではエネルギ密度が低いので航続距離は長くはないと思うが、カタログ数値だけを見れば30km〜40kmと立派な値になっている。なおお値段は12万円〜20万円あたりだ。
実験によれば1kWhあたりの走行距離が20km前後となっているので1kWhのバッテリで30km〜40kmの走行は無理そうな気がする。あくまでも中国独自基準による計測値かも知れない。中国では電動原付も電動自転車も沢山走っている。この普及がなまりバッテリの価格を下げたと言われるほどで、モデルによってはステップ下に密閉型鉛バッテリむき出しみたいなスタイルのものもある。中国では排ガス規制のためにガソリン単車が使いにくいエリアもあるとのことで普及しているが、果たして日本ではどうなるのだろうか。今までにもいくつかのモデルが出ては消えていった経緯がある。

◆ ディーゼル車の排ガス規制も強化されていない時期に、政府は単車の排ガス規制を強化した。これによって2サイクル単車は姿を消すことになるわけだが、その時の政府の言い分が「排気量は小さいが台数が多いから」だった。しかし台数と排気量と航続距離を考えたら単車の影響はディーゼル車の何分の一なのかという程度だったはずだ。しかしそう言いながらも排ガス強化を行ったのならば、電動単車に対して補助金を出すくらいのことがあっても良いと思う。エコカー減税ではないが、一定の基準を満たしているモデルに対しての購入補助などがあると、商用車を中心に代替が進むと思うのだ。こうして台数が出ればコストダウンや信頼性の向上にもつながるわけで、或いは研究途上だと言われる燃料電池単車なども出てくるかも知れない。
今後のEV時代にたいするインフラ整備のあり方など、社会実験的要素も含めた取り組みも必要なのではないかと思う。


価格に敏感(5/7)
◆ ガソリン価格の変動によって自動車販売台数、特に中古車の動きが敏感だという。ガソリン価格が比較的安いと、不人気の代表みたいな大型車や大排気量車が価格の安さも手伝ってそこそこ売れるようになる。しかしガソリン価格が上昇に転ずると多少割高感はあっても小型車が売れるようになる。新車販売台数もおそらくはガソリン価格に関係はしているのだろうが、より価格に敏感なのは中古車市場だ。特に大型ワンボックスなどはガソリン価格高騰とエコカーブームで値が付かないほどだった(つまり割安感がある)事から、ガソリン価格が下がると動きが良くなったという。新型も中古もスタイルが大きく変わるわけではなし、用途を考えれば安い中古で十分でしょうとセールスするのだとは某中古車店の話である。

◆ 同様にレクサスになる前のセルシオとか、クラウンや輸入車なども「この価格でこの車に乗れるのは今だけ」みたいな売り方だそうだ。特に輸入車に関してはモデルサイクルが長いので古さ感が出にくいこともあり、安ければ何とか売れる状態だそうだ。半分は本当でもあるのだが、大排気量車や大型ワンボックスを売る為の文言は「新車なんか売れていないんですから、今走っているのは全部中古なんですよ」って、まあそういう見方も出来るか。所がガソリン価格が上昇に転ずるとそれでも売れなくなってくるそうだ。購入者は、これからガソリン価格が又急上昇してしまうのではないかと不安になるという。そうなれば大型車はさらに肩身の狭いことになり、買い換えるにも値が付かないという、あの夏のガソリン高値が記憶によみがえるのだろう。

◆ 中古車を買う人の中には、今新車を買ってもどうせ売れなくなる(数年後にはハイブリッドや電気自動車全盛になる)と見る人もいる。確かにプリウスなどは爆発的に売れはじめたわけだし、リーフなどのEVやインフラ整備も進んでくる気配だ。例えば5年先を考えた場合に、今よりガソリン価格が下がっているとは思いにくい。確かに物価変動に対してガソリン価格は安定していたのだが、今まで安定していた(安かった)分が一気に上がるかも知れない。環境を巡る様々な議論もあり、或いは自動車離れが今よりも進む可能性も否定は出来ない。だとするとリセールバリューを含んで自動車所有の経費を考えるとするならば、新車は買うべきではないと判断しても不思議ではない。

◆ ハイブリッド車にしてもエネルギの元はガソリンであり、その価格が上がれば維持は難しくなる。電気自動車全盛になるにはまだまだ時間がかかりそうだが、果たして電気自動車の普及はガソリン価格をどう変動させるのだろう。ガソリン自体は他の石油生成物の副産物みたいなものなのだが、ガソリン車が減ってガソリンを売るガソリンスタンド(と言うのもヘンだが、将来は電気を売るスタンドになるかも)が減ってくると流通コストなどが割高になる可能性はある。今は電気スタンド(電気スタンドって、アレじゃなくて充電スタンドね)よりガソリンスタンドの方が数が多いが、それがもし逆転したらどうだろう。ガソリン車も良いけど、スタンドを探すのがねぇ、みたいな、プロパン車オーナの嘆きみたいなことが聞かれるようになったりして。5年後にどうなるのかは解らないが、10年後にはEVシフトが本格化している可能性は十分考えられる。


CPU(5/6)
◆ 昨日Type-PというかAtomの話も書いたが、Atomは低価格/低消費電力/小型を狙ったCPUだ。従ってパフォーマンスに期待は出来ない。単純な演算能力としてはクロック並みの実力は有するわけで、それはHDベンチなどで計測すれば明らかとなる。しかしその能力がクロックあたりいかほどかというとAtomはこれが低いと言わざるを得ない。過去にBlogにも書いているが、もう一度比較してみよう。ここではSuperπを基準にしているので浮動小数点演算能力やディスクアクセス時間、メモリアクセス時間などが影響するがグラフィック能力には影響を受けない。
クロックあたりの命令実行効率が最も低いのがAtomであり、これはPemtium-IIIや同時期のCeleronにも3割ほど劣る。Pentium-MはAtomの約2倍のパフォーマンスを示し、シングルコアとしてはおそらく最高の部類ではないかと思う。Core2Duoはさらにその2倍なのだがデュアルコアであることを考えると妥当と言えるのか。クアッドコアやAMDだと12コアとかもあって、マルチプロセッサの結合アーキテクチャの改善などもあり従来のマルチプロセッサシステムより余程効率的な動作をするようになったとは思う。マルチプロセッサ化はクロックアップによらず処理能力を上げる、つまりクロックあたりの命令実行数を引き上げる一つの策だ。

◆ ここで思うのは命令実行効率を上げた方が得なのか、それともクロック周波数を上げた方が得なのかだ。IntelにしてもPentium-Mの頃にはクロック周波数競争から方針転換みたいな感じのアナウンスをしていた。CMOSデバイスの消費電力はクロック周波数と回路規模の積なので、どちらかを押さえれば低消費電力化が出来る。
回路規模に関しては、その時動いている(クロックが供給されている)ロジックの量と言うことになるし、回路によってはより低いクロックで動作しているかも知れない。いずれにしてもAtomは組み込み用に近いプロセッサであり、Windowsを動かすにはいささか荷が重いと言える。が、それを今度はどんどんクロックをあげてパフォーマンスを上昇させるという流れになっている。

◆ 個人的には命令実行効率なりメモリアクセス効率なりを追求していくような感じの方が好きなのだが、これは回路規模やコスト(キャッシュメモリ量など)に影響を与える。勿論メモリだって電力を消費するのでキャッシュが多くなれば比例的に電力消費量も増大する。
だがこれらの部分、回路規模の増大は配線の微細化によって吸収出来る割合が多いのも又事実だ。CPUの処理能力と電力に関しては年々進化するわけで、組み込み用というか携帯電話用などを取ってみてもそれは同様だ。ソフトウエア処理は増えることはあっても決して減らないわけだ。Windowsに関しては例外的?にVistaより7の方が軽くなるという変化を遂げた。の性能向上がVistaに追いつかなかったというか、そもそも速度以外の点でもVistaは駄目だったか。7にしてもVistaにしても管理者より強大な権限をOSが持っているみたいな部分があって今ひとつな感じがする。何か外から制御をしていてもOSが気に入らないと判断すると制御をブチ切っちゃう。この場合はPCの前に行って操作するとかしないといけないわけで、もしかしたら設定で何とかなるのかも知れないが今のところ勉強不足なのでいちいちPCのコンソールまで出向いている。


小さいもの(5/5)
◆ 思えばいくつもの小型PCを買っているという話は以前blogの方に書いた。そして今手元にあるのは、これもblogで報告したとおりvaio Type-Pなのである。
CPUがAtomの2GHz、チップセット内蔵のグラフィックコントローラもロクな性能ではないので遅いのだが小型軽量でファンレスでSDDで静かとあって持って歩くには良いかなと思っている。パフォーマンス的にはType-Tでこれもそこそこ小型なので今まではこれを持ち運んで使っていた。出張や会議などでも電池動作時間が長いので便利に使えた。Pentium-Mは処理能力もさほど低くはなく、XPを動作させるには十分だったし自宅でも長い間これを使っていた。Type-Tが壊れた時にその後のモデルでもあるType-TXも買った。

◆ しかしこのType-Tが再度壊れ、CF化実験PCと化している。これを機会にType-Pを購入したわけで、処理能力的にで大丈夫なのだろうかとさんざん悩んだあげく小型軽量なところに惹かれたというわけだ。解っていた事ではあるが処理能力はミニマムである。キャッシュが小さいからなのかクロックあたりのパフォーマンスも良くないが低消費電力には間違いない。発売開始時にはVista搭載と言うことで不評だったらしいが、その後XPダウングレードモデルも登場し、私が購入したのはWindows7版である。まあVista寄りは余程良いとは思うがグラフィック性能の低いモデルだけに何かとダルんば印象はぬぐえない。それでも600ccに満たない体積と600g以下の質量は魅力的だ。

◆ 過去に購入したWindowsCEマシンが426cc/400gだった訳で、これはモノクロ液晶で乾電池動作だった。いわゆる普通のWindowsマシンとして小さく軽かった部類だとリブレットとかType-Cとかなのだが、それでも1kg級だった。消費電力は20W〜30Wであり、バッテリの大きさと重さが支配的だったとも言える。家に置いておくなら大きさや重さはどうでも良いが、持ち運びするとなると小さすぎるくらい小さい方が好みだったりする。つまり、小さすぎて操作しにくいのはそれを買った自分が悪いわけで我慢出来るが、もしも世の中に小型軽量なPCが無かったとすると、重いものを文句を言いながら持って行かなければならなくなる。

◆ Type-Pは画面が小さく高解像度なので見にくいとよく言われるのだが、それはType-Tでも似たようなものだと思う。というかType-Tに慣れていた私はデスクトップPC用の液晶モニタでフォントのギザギザが見えてしまって結構不満なのだ。これはメイリオなどのフォントを使うと改善されるが重くなる。Type-P位になると携帯電話の液晶と同じく、人間の目の限界にドットピッチが近付いてくるので気にならなくなる。液晶の解像度が十分にあると字がつぶれないので(目が悪かったとしても)解読しやすいのではないだろうか。解像度が低いとどんなに目の良い人が見たとしても字はつぶれて見える。

◆ Type-Pの大きさでそこそこ使える程度のパフォーマンスがあれば嬉しいのだが、それはいつの時代でも同じか。従来はノートPCというとCPUクロックはそこそこでも全体的にはもっさいりのっそりな感じが否めなかった。それが最近ではハイパフォーマンス系のノートPCも登場するなど、デスクトップと遜色のない性能を発揮するモデルも出てきている。勿論そうしたハイエンド?ノートは大きく重く熱いわけで、その対極にあるのがAtom搭載のモバイルノートだろう。でもやっぱりその中間も欲しい。まあ人間の欲は無限だから仕方ないんだけど。


電動(5/4)
◆ 今や軽自動車にもパワーウインドゥは普通に搭載されている。メカニカル開閉装置と価格がそう変わらずに大きな付加価値が得られるとなれば、メカニカルな機構を使う理由はない。もっとも過酷な使い方で壊れたとしても、簡単に修理や応急措置が出来るという面ではメカニカルな機構の方が良いとも言える。最近ではパワーウインドゥのみならず自動ドア搭載車もあるし、CLSはトランクリッドの開閉が自動だ。BENZの場合はパワーウインドゥもそうなのだが異物の挟み込み検出がかなり敏感に出来ている。それは時に何も噛み込んでいないのにパワーウインドゥが自動停止してガラスが少し下降する(挟み込みの場合を想定し、動作が止まるだけではなく少しガラスが下がって停止する)事も起きる。
トランクリッドも同様に、わずかでも何かが挟まっていると動作が止まる。ごく当たり前の動作なのだが動作が敏感なので度々その動作停止に遭遇するのだ。それは買い物袋の取っ手の紐が挟まっているとか、その程度でも。

◆ 一方で子供がパワーウインドゥに手や指を挟んで重大事故になるという事も発生している。実はこれは最近起き始めた事ではなく、以前にも雑記で取り上げている。ようするにカネにならない安全性は実装しないという日本メーカの考え方通り、規制でも出来ない限り放置というのが実態なのだ。
BENZのようにセンシティブにすれば動作不良のクレームが来るだろうし、かといって摺動抵抗を一定に管理するのも大変だ。光学センサなどを使えば確実だろうがこれもコストアップになる。ならばオプション設定でも良いのではないだろうか。
パワーウインドゥなどの挟み込み防止装置を。まあ後席シートベルトの3点化オプションも無いのだから多くを望むのは無理か。

◆ 事故は使う側の不注意でもあるのだが、安全装備というのはそうした部分を担保するものだと思う。
ワンボックス車などだと窓がはめ殺しみたいなものもあり、これなら指を挟む危険はない。しかし普通の乗用車だとはめ殺しという訳にも行かないだろう。車の利用形態の多様化は、それまで考えもしなかったような事故につながる場合もある。
これは家電製品でも同じ事で、あらゆる事を想定して取説に記載するなどの苦労がメーカにはある。
PCやケータイでも同じで、一般の人が広く使うようになれば様々な安全対策が必要になる。PCは知識を持った人が使うものだからと言うような言い訳は通用せず、サポート体制も修理体制も家電並みのものが求められる。

◆ 電動制御は人間の作業を軽減する。掃除機にしても洗濯機にしても同じだし、パワーウインドゥや自動ドアだって、エスカレータやエレベータも例外ではない。最初はそれがあるだけで有り難く思え、使う側も注意をしたはずだ。しかしやがて一般化すると、それがあるのが当たり前で安全に使えるのが当たり前になる。パワーウインドゥに何かを挟んだら動作が止まるのが当たり前で、そのまま動き続けてケガをするのは不良品だという事になる。ではいつの時点で安全性を重視した設計に変えなければならないのか。それは設計者や販売企業の考え方一つだと思う。余計な?機能を付ければコストアップになるし、省略しすぎれば安全性が担保できなくなる。


goo(5/3)
◆ NTT系の運営するgooはロボット型検索エンジンの走りである。今でこそロボット巡回型検索エンジンが全盛だが、従来は登録型が主だった。gooが出来た当時には結構話題にもなったのだがやがて廃れる。アイディアというか運営自体は良かったと思うのだがメンテや改善が行われずに放置状態だったため、後発検索エンジンに負ける事になったのだ。検索エンジンというとiモードメニューの中にも検索があるが、あれは酷い。検索語に関係のないサイトや宣伝は多く出るが検索語にマッチした結果が出てこない。あれを検索と称するのだからドコモはどうかしているとしか言いようがない。なぜGoogleの検索をトップに持ってこないのかと言いたいのだが、実は検索結果の中の広告で収益を上げているからなのだろう。
リンクの順番で金を取るみたいな事も行っているので、検索順位も売っているのかも知れない。いや、それでも良いと思うのだが広告なのかそうでないのかの区別は欲しい。このあたりもGoogleを見習うべきだ。

◆ gooの話に戻そう。メールシステムの変更で重大な事象が発生した兼はblogにも書いた。とてもではないが使うに耐えるシステムとは思えないので、登録していたメールアドレスなどはGmailに変更した。gooによれば日々改善の努力をしていますという事になるが、ならば改善されてから移行して欲しかった。或いは旧システムと並行に運用するとか。何しろ旧システムとは互換性がないばかりか、旧システムのメールが新システムに移行されるまでに数ヶ月を要するという、まさに馬鹿げた事をやってくれた。
私は無料ユーザなので未だ良いが、金を払って使っている人は怒りが収まらないだろう。
なぜこんな酷いシロモノが出来たかと言えば、おそらくはドコモのWebメールをgooにやらせるという商売上の理由から納期を急がれたからだと思う。ちなみにgooを運営するNTTレゾナントは従業員数約400名、資本金額250億円のNTT系企業だ。決して小さくはないこの企業がなぜこんな馬鹿げた事をやらかしたのか、え?NTTだからだって?!

◆ gooメールのページにアクセスすると何度もリダイレクトを繰り返す。何をやっているのかよく分からないが何かの実装が下手なのだろう。メールは本文も件名も宛先もないものが大量に配信されてくる。それを拒否設定も出来ないのだから、これはもう壊れているとしか言いようがない。この中身のないメールはいったい何なのかという事だが、たぶんspamだと思うのだけれどどこで中身が消失しているのか解らない。何度も問い合わせは行っているが返事は来ない。障害のお詫びは掲載されているが内容は掲載されていない。もしかして何が起きているのかgoo側でも解っていないのではないのだろうか。

◆ フリーメール系のシステム変更はさほど珍しいものでもない。他のメールシステムも変更されたりはしているが、その多くは使いやすくなったり機能が充実したりと進化する。gooの場合は検索システム同様にメールシステムはこれまで殆ど放置されてきた。ケータイからアプリでアクセスするものにしても、903時代あたりでアプリ開発は止まっていたのではないかな。なんかもう数年前のレベルという感じで。今回は新アプリになったようで対応機種も増えたようだが、旧システムの方にアクセスしたり旧システムのメールが読めなかったりと、こちらも使うに耐えない状態らしい。


A/F制御(2)(5/2)
◆ 昨日の続きである。何を今更空燃比かと言えば、プリウスの整備書を見るとリニアO2センサが使われていて懐かしく?思ったからなのだ。通常のO2センサも使われているし、空燃比センサと称されるリニアタイプも使われている。酸素ポンプタイプというか従来型に比較するとリニアリティが悪いのだが、それでも空燃比は測定出来る。おそらくは絶対精度が不足するために従来型O2センサを併用し、ストイキ点のキャリブレーションを行っているのではないかと思う。これも従来型のリニア空燃比センサならばそこそこの絶対精度が得られたわけだが、コストが許容出来なかった可能性は高い。もちろん通常のO2センサも決して安いものではなく、輸入車などはV型エンジンだとこれを二個使う(国産はまとめて一カ所で測る場合が多い)のだからカネもかかる。
プリウスの例を見ると、高精度のリニア空燃比センサを使うより、通常のO2センサと新型?リニアセンサを共用した方がお得との結論なのだろう。まあこれならばリニア空燃比センサが壊れても最低限機能は守られるメリットもある。

◆ 二重化というか、その意味ではインテーク側も2つのセンサを使っている。吸入空気量はホットワイア式のエアフロメータで計測するが、マニホールド圧力も検知している。プリウスのエンジンはミラーサイクルで、もしも吹き返しがあるとするとエアフロメータは正確な空気流量を計測出来なくなる。勿論圧力センサのみでも検出しにくく、その双方を使うと何とかなるのだろうか。圧力センサはそう高額なものではないがエアフロメータは安くはない。そのため現在ではマニホールド圧力を元に燃料噴射料を決めるDジェトロニック方式が小型車などでは主流になっている。トヨタがコストのかかる事をやるという事は、そこまでしてでも何かを行いたかった場合と、そこまでしないとどうにもならなかった場合の二つだ。コストをかけるというか後ほんのわずかの燃費データ改善ならば気筒内直噴の採用も考えられたはず。ただ高圧ポンプやピエゾインジェクタなどコストが上がる要因が多く、そこまでは出来なかったのか。

◆ 空燃比センサは温度の影響を受けやすいので、通常はマニホールドやエンジンの近くに取り付けられる。センサ周囲温度が低いと反応しなくなってしまうためで、ヒータ付きのセンサも過去には使われた例が多い。日本の排ガス規制の場合は未だマシらしいが、欧州ではコールドスタート時の排ガスレベルなども問題にされていて、触媒やセンサの反応時間をいかに短くするかが勝負になる。BENZが3バルブエンジンをしばらく使っていたのも、建前上は排ガスの温度低下を防いでエミッションコントロールを行いやすくするためだった。
空燃比センサの動作は、AFが希薄側である時には残留酸素を測定し、リッチ側に行くとその燃料を燃やしきるのに後どの程度の酸素が必要であったかという不足分を測る形になる。意外なのは酸化や還元触媒を通した後でも空燃比が計測できることで、まあ二次空気導入などがあったら駄目だとは思うのだが、触媒の後ろにセンサをくっつけても正確な計測が出来るというのがちょっと意外だった。


A/F制御(1)(5/1)
◆ 排ガス対策や燃費の関係の元となる空燃比制御は重要だ。排ガス規制の概念が日本と異なっていた欧州では全体的にこの制御技術が進んでいた時期があり、日本のエンジン関係のエンジニアも感心するほどの特性だった。日本の場合は10・15モードが低速寄りのテストとなるため、高回転高負荷時の排ガスレベルは問題にされない。従ってその領域では日本の多くのエンジンが高公害化してしまう。しかし欧州モードではそんな事は出来ず、まさに全域理論空燃比みたいな制御が求められたのである。

◆ 希薄燃焼が流行ったというか、希薄燃焼濾すが燃費改善になるとされた時期があった。これは燃料を薄くすれば燃費が良くなるという単純なものではなく、燃料を薄くする事によって発生トルクが小さくなり(パワーダウン)、するとドライバーは同じ速度を維持するためにより多くスロットルを開ける。これによってポンピングロスが減って燃費が改善するわけだ。
なので燃費グッズにありがちな説明、パワーアップするのでアクセルの踏み込み量が少なくなり燃費改善につながりますという説明は真っ赤な嘘だと解る。
ちょっと誤魔化されそうな雰囲気が漂う文言だが、冷静に考えればすぐに嘘だと解ってしまう。

◆ 希薄燃焼にはそれ用の空燃比センサが必要になる。通常のO2センサは理論空燃比付近で出力電圧がディジタル的に変化するのみであり、希薄側では電圧が張り付いたままでどのくらい希薄なのかは解らない。そこで日産はサニーに酸素ポンプ型のリニアO2センサを採用した時期があった。これは排ガス濃度によってリニアに電圧が変化する(正確には内部抵抗が変化する)ために、空燃比をダイレクトに測定する事が出来た。だがセンサが高額な事、リッチ領域ではセンサ寿命が著しく短くなってしまう事などでその後使われなくなる。
余談ではあるが、このサニーは点火系も凝った仕組みを使っていた。高圧電源を用意した連続放電型のイグナイタがそれで、放電電流も放電時間も自由に制御が出来た。しかしこれもやがて姿を消す。
ひとつは連続放電によってディストリビュータやプラグの摩耗が無視できないこと、もう一つは点火系を強化してもエンジン特性にさほど変化がなかった事で、金をかけた割に効果が少なかったと言う訳なのだ。

◆ 点火系を強化して燃費改善○○%なんて広告もあるが、過去にメーカは点火系の強化も市販車で行った事があり、そして効果的でない事が結果として実証された。
空燃比制御はその後様々な手法で制御精度が増し、いくつかの特許の対象にもなっている。希薄燃焼に関しても、今度はNOx吸着型触媒が必要になるなどのエミッション関係もあり下火になった感がある。また気筒内直噴エンジンなども使われはじめていて、これは壁面流の影響がないので排ガス制御が行いやすく結果として空燃比制御を楽にしていると言える。過去には燃焼状態をモニタするような技術もあった。これも日産車が使っていたもので、プラグの座金に圧電センサを仕込んだような構造で、ノッキングも検出するしプラグへの圧力変化から燃焼圧も推定出来るというものだったはず。これもその後姿を消しているが、ユニークかつハイテクっぽい様々なトライがされていた事がお分かり頂けるだろう。