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過去の雑記置き場


パスワードマネージャ(5/1)
中高年のための本(5/2)
ガラケー・ガラカー?(5/3)
電力需要(5/4)
サポートのあり方(5/5)
スマートフォン比率(5/6)
使えなくなったコード決済(5/7)
今時の中学生(5/8)
PCは何故遅くなるのか(5/9)
週休3日制(5/10)
ゲーミング○○は高性能の証?(5/11)
住みたい町と人気の町(5/12)
昭和と令和(5/13)
ラクトフェリン(5/14)
単位の面倒さ(5/15)
動作が遅くなったPCのその後(5/16)
PC購入を検討した(5/17)
Core12世代は割高らしい(5/18)
PayPayは楽天を超えられるか(5/19)
3Dプリンタ(5/20)
グラフィックボード(5/21)
注文を間違えた話(5/22)
楽天からpovoに?(5/23)
PCを買った話(5/24)
PCを買った話(2)(5/25)
昔は普通だった事(5/26)
軽自動車税(5/27)
Magnate GE(5/28)
なぜMNOなのか(5/29)
観光客数は増えたのか?(5/30)
3割増えて3倍になる(5/31)


VC
3割増えて3倍になる(5/31)
◆ 熱海は新幹線で来る人が多いが、それ以外の伊豆半島各地を回るには車やバイクの方が便利だ。電車やバスもあるのだが、観光地が駅周辺に集まっているわけではない。

◆ ゴールデンウイーク以降は車も増えていて、休日などは混雑する道路もある。東京方面から伊豆半島に来るには、首都高速横羽線から横浜新道→藤沢バイパス→新湘南バイパス→西湘バイパス→箱根新道を通るか、東名高速で厚木まで来て小田原厚木道路を通るか、或いは(新)東名高速で三島か沼津の辺りまで来る事になる。

◆ その高速道路は休日には渋滞する。ゴールデンウイークの交通量は昨年より3割ほど増えたと言う事だが、3割交通量が増えた事によって渋滞(回数)は3倍になったのだそうだ。

◆ 夏休みやお盆の期間中も激しい渋滞が予想されるとしている。休みの期間は慣れない人が運転するので渋滞が起きやすいのは事実だ。上り坂になれば速度が落ちてしまい後続車が詰まってくる。AACなどを使えば良いのだろうが、車にそれらが付いていたとしても慣れない人はスイッチにすら触れないかも知れない。

◆ 渋滞の先頭と言えばプリウスだが、あの頃の定速走行の苦手なモデルも徐々に少なくなってきている。一部のハイブリッド車やEVも走行抵抗による速度の変化が大きいと言われる。確かに上り坂になれば速度は落ちるわけだが、パワーに余裕のない車は速度維持が難しい。

◆ ジムニーでも箱根や天城では後ろから来る車に道を譲らなければならないし、高速道路では一番左の車線を無理せず走る事になる。トラックなどを追い越す事はあるが、後ろから車が来ないタイミングで追い越し車線に入らないと迷惑になってしまう。

◆ ゆっくり走ろうとしているわけではなく、全開でもさほど速度が乗らないからだ。もっとも80km/hで走るトラックを85km/hで走るトラックが追い越す、みたいに馬鹿げた事にはならないし、そこが上り坂なら(速度が出ずに追い越しに時間がかかるので)右の車線には出ない。

◆ しかしそんな事すら考えないサンデードライバーが増えるので、各地は渋滞する。この周辺でも右折の出来ない車が渋滞を引き起こしている事がある。しかも他県ナンバーの車で、一体どうやってここまで走ってきたのかと思う。

◆ 都市部と違って信号のない交差点もあるし、だからといって交通量が少ないわけではなく、特に休日ともなれば観光の車で混雑する。なので、もしかすると(慣れない人にとっては)都市部より走りにくいのかも知れない。

◆ と言ったところで車で来てしまったのだから仕方がないわけで、こうして渋滞が生まれるのだ。以前にも書いたが軽自動車用の駐車スペースに普通車を止める人とか、まあ色々なのだ。だから地元の人は休日には余り移動しないのだと思う。

◆ スピード取り締まりは殆ど行われていないが、交通量の増える時期には行われる事もある。幹線道路ではなくバイパスと他の道路を結ぶ広めの道など、渋滞を避けて入り込んできた車が捕まっている。


観光客数は増えたのか?(5/30)
◆ 伊豆半島周辺は観光地と言う事もあり、コロナ禍における観光客数の減少は観光産業におおきなインパクトになった。しかし今年のゴールデンウイークは、3年ぶりに観光客数が増えたという。

◆ 場所によっては昨年の3倍、コロナウイルス蔓延前の8割程度まで客数が回復したそうだ。沼津には沼津港という観光地というか市場というか漁港があるのだが、そこも久しぶりに賑わったとニュースになっていた。

◆ 沼津港では生の魚や干物などが売られているのだが、店によっては干物が売り切れて売るものがなくなったとの事だった。干物は観光地価格ではあるのだが、観光客用に大型で質の良い魚が並んでいるので、まあそんなものかなと言う価格でもある。

◆ アジの干物が3枚で千円と聞くと高いような気もするのだが、海沿いの土産屋では1枚が500円以上したりする。沼津港を訪れる人は都内や埼玉、千葉県から来た人が多かったのだとか。

◆ 熱海も観光客で賑わったという。熱海は新幹線で来る人も多く、都内や神奈川県民が多いそうだ。店によっては行列が出来るなど、活気が戻ったと報じられた。新幹線の乗車率が100%を超えるのも3年ぶりだったそうだ。

◆ この先の感染者数がどうなるかだが、行動制限のない夏休みが来れば観光産業は息を吹き返すかも知れない。ゴールデンウイーク、夏休みやお盆休み、秋の観光シーズンが稼ぎ時になる。冬に伊豆半島に来るべき観光地やスキー場はないから、冬は余り関係ないかも。同じように海外旅行客も、伊豆半島には余り来ない感じがする。それでも円安によって観光客が増えれば、景気も刺激される。伊豆半島だけではなく、秋葉原にも活気が戻るかも知れない。

◆ 感染者数の高止まりはワクチン接種率の伸び悩みもあるだろう。コロナウイルス自体の毒性が弱まれば良いのだが、これに関してはもう少し見ていく必要がありそうだ。静岡県でも3回目の接種率は思うように上がっていないという。

◆ 伊豆市周辺は、少なくとも車は増えている。伊東の方にも出かけたが、海沿いは車が多かった。スーパーには北関東方面のナンバーの車が目立った。行動規制が行われている時には、休日でも余り車が増えた感じはしなかった。しかし最近は道路が混んでいるという感じを受けるくらい、休日には車が増えている。

◆ 春から夏にかけては自転車乗りやバイクの人々が増えるのだが、行動規制が行われている間は人が減っていた。バイク乗りは見かけたが、自転車で走る人はかなり減っていた。こうした人々が増えてくれば、コロナ前に戻った感じがより強く感じられるだろうし、例えば自転車で来る方用の宿なども賑わうはずだ。

◆ 伊豆は特に、静岡県でも自転車乗りを応援するみたいな事もあり、自転車乗りには優しい?町だと(自ら)言っている。以前にも書いた事があるが、ちょっとした工具などを用意している店舗や郵便局もあり、多少は、多少は役に立ちそうだ。

◆ 自転車を置く場所などを館内に用意したホテルもニュースになっていたりしたのだが、今でも営業しているだろうか。


なぜMNOなのか(5/29)
◆ 楽天モバイルは何故MNOを目指したのだろう。MVNOを続けていれば大赤字に陥る事はなかった。MNOがものすごく儲かるというのであれば話は別だが、終わりなき設備投資の道が待っている。

◆ MNO参入にあたって採算的にどうなのかくらいは計算しただろう。しかし(たぶん)計算通りには行かなかった。そもそも移動体通信事業を知らない人たちが計算するのだから、計算誤差が大きく出る。

◆ 楽天はコンプライアンスとは無縁の企業であり、その社風のまま移動体通信事業を始めたものだから、何度も総務省から注意を受ける事になる。適当にやれば済むと思っていたのに、結構面倒な世界だなと思った事だろう。

◆ この先の楽天モバイルは、まずはエリアを整備しなければいけない。
auローミングの完全停止までには全国をサービスエリアにしなければいけない。これには多くのカネがかかる。

◆ その一つの計画が衛星による接続だ。衛星は1.7GHz帯の基地局設備を乗せるので、いわゆる衛星用携帯電話は必要が無い。既存の携帯電話がそのまま衛星と通信をするというのが楽天の計画である。

◆ 低軌道衛星には巨大なアンテナ(投影面積100m2、当初予定では450m2)を搭載し、狭いビームを照射する。とは言っても地上でのセルは半径12km程度になるそうだ。なお450m2のアンテナはこのくらい大きいが、実際に衛星に搭載されるのはフラットパネルアンテナなので、厚みは少ない。

◆ 通常地上では通信が出来ない距離の通信を行おうとするのだから、遅延制御やドップラ補正も含めて興味はある。どの位空が見えれば実用になるのか、通信速度はどの程度なのか、地上局との干渉は問題が無いのか、など。

◆ 開口面積100m2のアンテナだと1.7GHzで45dB程度のゲインが取れることになる。しかし衛星と携帯電話の距離は600kmも離れているので、自由空間における伝搬損失は150dBを超える。これは2km離れた基地局との通信における伝搬損失よりも50dB以上大きくなる。当初の予定通り開口面積が450m2のアンテナであれば、ゲインは50dBを超えられた。

◆ アンテナが大きく出来るとビーム角も狭まるので、セル半径を小さく出来る。一つのアンテナでいくつかのセルを作るマルチビームを使うみたいな説明もあった。今から20年以上も前に巨大アンテナとマルチビームで、衛星から地上をカバーするアイディアがあり、2008年に試験衛星が打ち上げられている。

◆ 衛星サービスが予定通りにスタートすれば、空の見える場所であれば圏内になる可能性が高い。楽天モバイルは2022年にサービスを開始すると言っていたが、その後訂正された。なお衛星を打ち上げるASTは2023年以降にサービスを始めるという。

◆ 楽天は低軌道衛星により遅延が20msで済むと言っている。これは端末と衛星間の片道の遅延時間であり、衛星制御地上局と通信するのだからそこでも遅延が起きるが、楽天はそれを知らない…


Magnate GE(5/28)
◆ Magnateが配達されてきたので、とりあえず何もいじらずにセットアップを行い、時間のかかるWindowsUpDateなどを済ませておく。その後にまずはSSDを換装する。構築がうまくいかなかったら、元のSSDから書き戻せば良い。だがここでトラブルというか、困った事が起きた。

◆ 以前にクローンディスクを作る時に使用したのは、LBイメージバックアップ12Pro(以下LB12)である。LB12は有効化を解除してアンインストールしていた。有効化やその解除はLB12のメーカのサーバ?と通信するので、解除しないままソフトをアンインストールすると面倒な事になるのかな?と。というかなんで一々有効化とか解除とかが必要なのかなとは思っていた。

◆ まず旧PCでディスクのコピーを作っておくために、再度インストールして有効化する。次に旧PC側を無効化して新PCで使おうかと思った。ら、無効化回数を超えているから解除できないよとメッセージが出た。え?回数?何それ?と言う事でライフボートに問い合わせてみた。

◆ ライフボートの回答としては、何回か無効化と有効化を行うと使えなくなる仕様だ、それが何回なのかは分からないという。後出しでそんな事を言われても困ると言ってみたが、それが仕様ですとしか答えない。

◆ なおこの事は商品説明にも取説にも書かれていないが、FAQには何回か繰り返すと使えなくなるよと書いてあるそうだ。FAQって、トラブルが起きた時に目を通すんじゃないのかな。

◆ 他社のソフトでも最近はこのような仕様が一般的だと言われたので、私が使っている他のソフトでこのような仕様は見た事がないというと、他のソフトと比べられても困りますと言われた。

◆ なお使い方に関しての注意事項は書かれていない。なぜ重要な事を取説やパンフレットに書かないのかの質問に対して、そういうものですとしか答えなかった。広告には永年ライセンス版と書かれているが、永年ではないのかと聞いても、解除や有効化を行わなければ永年ですとの事だった。

◆ PCが同じであれば有効化したままアンインストールしても問題はないそうだが、PCの構成が変わると(何を変えるとダメになるのかは不明だそうだ)無効化が不可能になり、PCをいったん元の構成に戻して無効化する必要があるらしい。PCが壊れたらどうするのかと問うと、壊れる前に無効化しておいてくださいと言われた。

◆ 解除や有効化を行って使えなくなったら、新たにライセンスを買って頂く事になります、ライセンスを買えばバックアップしたデータを復元する事が出来ます、と言われた。だが私はバックアップ用には使っていないので、この点は問題なかった。

◆ ディスクコピーはフリーソフトのMacriumReflect. を使った。特に問題なくクローンが作成できた。パーティションサイズの変更はEaseUSPartition Masterで行った。これで500GBのSSDであるWD Blueから1TBのSamsung980に移行が出来た。操作性というかUIに関しては、LB12よりもフリーソフトの方が新しいだけに出来が良かった。


軽自動車税(5/27)
◆ 軽自動車税は平成28年に改正されている。それまでの7,200円から旧車に於いては12,900円に値上げされた。約1.8倍の値上げなのだから凄いというか乱暴な話である。

◆ 確かに旧車は安全性の面でも排ガスの面でも現行車に劣る。普通に考えると、買い換えを促すならば補助金を出すという方向になる。民間で言えば下取り額アップみたいなものだ。しかし日本の場合は、買い換えを促すためには旧車を維持しにくい環境を作るという方向に行く。

◆ 原付の税金値上げの場合も同じように、税金を取るための経費が税金額より大きいから値上げするというのが理由だった。最も手っ取り早いのは、だったら税金を取るのをやめればいい。税金を取るという行為自体が赤字を生んでいるのだから、その行為をやめれば良いのだ。

◆ 自動車税だけでなく重量税も上がる。13年経過で軽自動車では20%、登録車は39%増しである。これらが平成の大増税、アベノミクスというヤツだ。景気の良い頃であれば代替需要の刺激になる策だとも言えるのだが、平成不況の中とあっては重税感が増したくらいにしかならなかった。

◆ この辺りは田舎なので、軽自動車が圧倒的に多いわけだし軽トラックでスーパーに来ている人もいる。乗れれば良い、走れば良い実用車として車を使っている人が多く、結構ボロボロの車も走っている。高齢者などは安全装備満載の車の方が良いわけだが、一方で操作が難しいから買い換えられないという人もいた。

◆ ディーラに車を見に行ったが、スマートキーに驚き、周辺警報に驚き、ライトスイッチがない事に戸惑うという。まあこの辺りは慣れるしかないわけだが、この先EV時代が来たら老人達はどうなるのだろうか。

◆ と言う話の先にでもないのだが、シニアカーの需要もある。シニアカーに関しては又書くが、高齢者の移動目的の多くが田畑での仕事や買い物だ。田植えの時期や稲刈りの時期には水田を回って稲の状態をチェックしたり、或いは畑の作物の様子を見に行ったりする。

◆ こうした用途に使われるのが軽トラックだったり、泥濘地に入り込めるジムニーやパジェロミニだったりする。全国的平均価格は分からないが、少なくともこの辺りでは中古の軽トラックの売価は高い。それこそ錆びて腐った軽トラックから、中古の軽トラックに乗り換える人も多いのだ。

◆ 農作業用の実用車だから傷があろうがへこんでいようが、とにかく安い方が良いと中古を見て回る人が多いそうだ。不具合の修理も修理屋泣かせというか、とにかく金をかけないで走れるようにして欲しいと言われるのだとか。

◆ そうした農業従事者にとって軽自動車税や重量税のアップ(商用車は1.5倍で乗用車よりもアップ率が低い)は痛いのではないだろうか。畑や山で使う車はナンバーなしのものもあるし、農道的所はそのまま走っちゃってる(違反)のも見かける。

◆ 小型車にかかる税金はガソリン関連税を含めると、年間平均約12万円だそうだ。軽自動車はこれより安くはなるが、税負担が重いと感じている人の割合は9割を超える(JAF調べ)。


昔は普通だった事(5/26)
◆ 米国では修理する権利に関しての動きが進む。修理する権利は最初は自動車関係で言われはじめた。最近の自動車は電子診断が普通になっていて、その診断コードなどが分からなければ故障箇所が分からない。

◆ しかし自動車メーカは系列の修理工場以外には診断ツールや診断コードに関する情報を流さなかった。これを問題と捉えた人が修理する権利を不当に制限するものだと、問題視した。

◆ そして(一部の州では)修理する権利が認められ、それは自動車以外にも広がりを見せた。こうして自分で買ったものは自分で修理する、あるいは自分が気に入った店に修理に出す事が普通になっていく流れが出来た。

◆ AppleはDIY修理キットなど、一部の部品販売を開始した。これにはサードパーティの部品を抑制する効果もある。勿論純正部品が入手できる事により、より確実で信頼性の高い修理が可能になる。

◆ しかし昔は皆自分たちで修理をしていた。街の電気屋さんはTVやラジオを修理した。書店に行けばTVやラジオの回路図集が売られていたし、各メーカは修理マニュアルとしてテストポイントや各部の電圧、波形などを書き入れたものを配布していた。

◆ 一部の家電製品には取説の最後の方に回路図が掲載されていた。部品表と部品コード(発注コード)が記されているものもあったという。パーツをオーダする事で、抵抗1本からケースやつまみといった機構部品まで入手する事が出来た。

◆ しかしSMDや高密度実装などによりメーカ以外での修理が難しくなったというか、メーカでも基板単位での交換が普通になった。勿論分かる人はパーツを交換して修理を行うわけだが、カスタム部品が増えた関係もあって直したくても部品の入手が出来ないなどの問題が出て来た。

◆ 修理する権利の獲得は、ある意味昔に戻ると言う事になる。中国などでは壊れたiPhoneから部品を外して移植し修理をする。SMDだろうがQFNだろうがBGAすらもリペアする。ハンダボールのセットも売られていたりする。

◆ どこまでの部品が供給されるのかは分からないが、壊れたiPhoneから部品を外して使うよりも新品の部品の方が安く手軽に入手が出来れば、中国の修理事情に変化が起きるのかも知れない。

◆ 中国に関しては本物なのか偽物なのか横流しなのか、通常入手の出来ないような純正(或いは酷似)パーツが手に入る。メーカ自身が純正パーツを供給すると、こうした市場にも変化が起きるのかも知れない。

◆ 日本ではどうなるのだろうか。無線機器に関しては技適の問題がある。サードパーティの無線部品に交換するなどした場合は、強制規定を外れてしまう場合があり、それは不法無線局になる。

◆ では純正部品ならば良いかというとこれも難しくて、極端に言えば半田付けの状態一つでも特性は変わる。無線部の部品を変えて直そうとする人がどの位いるかという問題はあるが、理屈から言えばそうなる。ここは直して良いけれど、ここは触らないでねと表示するくらいかな、妥協策は。


PCを買った話(2)(5/25)
◆ 拡張性に優れH670チップセットのMonarchには惹かれるものがあった。パフォーマンスや拡張性を求めれば、チップセットはH670か或いはZ690を選択したくなる。RAIDも組めるしSSDのインタフェースも高速だ。

◆ ではその高速なインタフェースを活かせるSSDは何かと言われるとよく分からない。ベンチマークテスト値が良いからと言って、実使用時にどれだけの差があるのかは色々なページを見てみたが結局はよく分からなかった。

◆ 大きなキャッシュを持ったSSDが良いのか、キャッシュレスの方がトータルとしては高性能なのかなど、使用状況などによっても異なるだろうし、更に言えばPCIe3と4の差となると、数字の上ではずいぶん違うなくらいしか分からない。

◆ ゲームにはこのSSDが良いとか、Windowsの起動はこれが速いとか、寿命はこれが長いとか色々なのだ。
最大転送速度が速いものが必ずしも高速ではないのは、キャッシュがいっぱいになったときの速度低下だとかメモリコントロールの方式などの違いがあるからだ。

◆ 実使用時に於いてはCPUの処理とSSDへの読み書きが起きるわけで、そのSSDが得意な状態では高速になるが、そうでない場合にはパフォーマンスが落ちる。

◆ そのSSDはSamsung980を買った。価格統制されているようで、どこで買っても同じ価格である。これは好評のSamsung970EVOのローコスト版的な扱いのようで、DRAMキャッシュレスだったかな。巨大なデータを連続的に読み書きした場合は速度の低下が大きいので、動画編集などでは影響が出るのかも知れない。

◆ 実使用時のパフォーマンスは状況によって異なるものの、970EVOとほぼ同じくらいの性能だそうなので、実売価格が多少安価な分お得と言う事になる。まあ、970EVOの後継と言う事なので、より速くより安くがコンセプトだろう。過熱によるパフォーマンス低下は無いと言うが、発熱は大きいのだとか。この点は4個で659円のヒートシンクを貼り付けておこう。

◆ この1TBのSSDをMagnateに取り付け、Magnateに付いている500GBのものをMonarchに移植してやろうと思う。Magnateに付属してくるSSDはウエスタンディジタルのBlueか同等品で、ベンチマーク値を見る限り高速ではない。

◆ SSDはドスパラで一緒に購入したが、RAMは別のショップで買った。ドスパラには32GBのRAMはCorsairのもの1種類しかなく、64GB分で3.5万円ほどになる。CorsairはゲーミングPCなどで使われる(LED付きのものもある)との事。メモリは他のPCショップでCrucialのものが2.7万円だったのでそれを買った。

◆ これもSSDと同じくMagnateに付いてきた16GB分のメモリをMonarchに移植しようと思っている。ハードウエアのセットアップは何と言う事はないが、使えるようにするまでが大変である。考えただけで頭が痛い。不要なソフトなどが消えて綺麗になるのは良い事だけど。更に言えばWindows11がどうなのかという事だ。Windows11と言えばタスクバーは下にしか置けないと言われていたが、変えられるようになったのかな。


PCを買った話(5/24)
◆ 結局ドスパラのMagnateGEを再度注文した。カスタマイズとしてはメモリ容量だけなのだが、これは別途購入する。標準仕様は8GBのメモリが2枚の16GB構成だ。これを32GB×2の64GBにするとオプション代が42,750円になる。

◆ 32GB×2枚の市場価格は3万円位なので別に購入した方が安い。標準で付いてくるメモリは、現在使っているPCに入れる。メモリを差し込みテストをする手間代などもあるのだろうが、オプションとして買うと高い。

◆ カスタマイズして買うと64GB分が42,750円だが、バラで買うと3万円で合計80GB分が手に入る事になる。カスタマイズの場合は16GB分を64GB分に交換するかたちになるので、48GB分を42,750円で買う事になってしまう。メモリ価格が1GBあたり500円位なので、カスタマイズすると随分高い。Lenovoは64GBへの換装代が79,400円(値引き後でも6万円弱)と更に高額である。

◆ 現在使用しているPCは16GBモデルを購入したのだが、その後別のPCで使わなくなった4GBのメモリを2枚増やした。ただメモリ速度が少し遅く、多少パフォーマンスが落ちた。この4GBの2枚を外して8GBを移植すれば32GBのメモリ実装量になる。

◆ 今のところは24GBで不足は感じていないが、ブラウザはどんどんメモリを食っていく。Blogに書くが、メモリ消費量対策(圧縮?)ソフトで対処している。メモリ実装量を32GBにすれば、もうしばらくは快適に使えるはずだ。今はWindows10で使っているのだが、新たに購入するPCがWindows11なので、現行PCもWindows11にするかな。

◆ Magnateのメモリ構成を変えないと、他にいじる部分がなくなる。Monatchと違って変更可能な部分も多くはなく、結局は標準仕様のままの13万円弱の買い物となった。今度は間違えないように、何度も見直す。注文確認画面には型番しか出てこず、内容(CPUやメモリ構成など)は表示されない。

◆ 別途購入するのはメモリで2.7万円ほど、ドスパラだと3割くらい高いし1種類しかないので他に発注した。現在使用しているPCのSSDは、使用時間は長いのだが書き込みデータ量は余り多くはなく約47TBである。書き込み保証値が160TBなので、4年間で1/3くらい使ったと言う事か。

◆ 現在使っているMonarch-XZKもPCIe3のスロットがあるので、SSDをそこに挿せば多少の改善になる。ベンチマーク値ではM.2接続が圧倒的に速いのだが、実使用では極端な差は出ない。HDDをSSDに換えた時のような劇的変化は起きない。MagnateのSSDを1TBにするオプションは12,980円なので、単体のSSDとすれば極端に高いわけではない。でも標準仕様の500GBのものと交換なので、メモリ同様割高だ。なおMagnate付属の500GBのものはウエスタンディジタルのBlueか同等品だ。

◆ 現時点だと500GBで7千円くらい、1TB版で1万円前後、高速版で1.5〜2万円くらいだ。容量辺りの単価だと1TBが一番お得な気がする。1TB版のSSDを新たに購入し、Magnateに付いてくる500GB版を現在のPCに使うのが良さそうだ。メモリ増設とSSDの変更で、現在使っているPCもほんの少しだけ快適さが増しそうだ。


楽天からpovoに?(5/23)
◆ 楽天モバイルの値上げにより、povoへの移行が多いそうだ。povoでは申込数が2.5倍に跳ね上がり、開通までに時間がかかると案内していた。楽天モバイルは、流出数は多くないと考えていたようだが、ライトユーザが続々と抜けていると言われはじめた。楽天モバイルに顧客を取られたMVNO各社も、楽天モバイルの値上げにより客が戻ってきたという。

◆ 元々楽天モバイルのゼロ円は、サービス開始の遅れがきっかけだった。無料試用というかたちで加入者を集めた訳だが、商用サービス開始時にも1年無料とした。その1年間の無料試用は中止されが、UN-LIMITではデータ使用量が月間1GB以下の場合は無料とし、TVCMでもこれを強調した。無料はキャンペーンなどではなく、正式な料金プランだ。

◆ 今になって思えば、これをキャンペーン扱いしていれば良かった。しかし三木谷氏は、例えゼロ円の顧客であっても楽天経済圏には大きなメリットをもたらすとした。だがこれも1年ちょっとで崩れ去る事になる。携帯電話料金を安くする、仮想化だから安く出来ると言った、その言葉さえも陽炎となる。

◆ 楽天は赤字が嵩み、無料化廃止やデータ追加料の2割値上げも行う。しかも利用者への個別告知もなく、自動的に無料を有料にするなど前代未聞である。モバイル事業以外でもポイント付与率を下げるなどを開始した。楽天証券だったか、ポイント付与率が減少して利用者数が減ったのは。

◆ 楽天の加入者数がどう推移するのか、楽天モバイルは自社発表だけでTCAでは数字を出していない。現時点での加入者数は400万〜500万だとの事だが、数十万規模の解約は覚悟する必要があるのかも知れない。解約率は当分発表しない(出来ない)だろう。

◆ 無料の廃止で株価が上がる説を唱えた人もいた。今が楽天株の買い時だ、俺はこれだけ買ったぞと書いた人もいた。金を払わない利用者がいなくなれば楽天にとってプラスしかない、カネも払わないくせに文句を言うなと豪語していた人もいた。

◆ その株価は5月12日の789円、5月17日の781円が直近の安値であり、値上げ発表後何日間かは800円台をさまよった。しかし長続きはせずに、その後今年の最安値となった。例えカネにならない利用者でも、居るといないとでは大違いなのだ。だからこそソフトバンクもタダ回線をばらまいた。

◆ 楽天が携帯電話事業への参入を決めた2019年に株価は1,269円のピークを付けている。しかし正式サービス開始の2020年3月には672円に落ち込み、中期的には今もダラ下がりである。一方でKDDIもiijも加入者増期待からか、株価は上昇と対照的だ。

◆ 『普通に考えてスマホを1円も払わずに使おうとするような人達が「解約してやったからな」と騒いでも、楽天からしたら「ありがとうございます」って感じよね』と書いた人もいたが、全くありがとうではなかったというオチである。

◆ 三木谷氏は1Qが赤字のボトムだとしたが、アナリストは赤字拡大ペースがまだ強い、業績推移自体がネガティブ、純増数は限定的だった、無料廃止によるARPU上昇は300円程度であり加入者減のデメリットを埋められないなどとした。


注文を間違えた話(5/22)
◆ 新たにPCを買う事にしたのだが、注文を間違えてしまった。何故間違えたのかよく分からなくて、よく分かっていたら間違えなかった。

◆ 具体的にはi7搭載モデルを注文する予定だったのだが、i5とグラフィックボード搭載モデルを買ってしまったのである。しかもそれに気づいたのが配達されて開封してからと言う、全く情けない状況に陥った。

◆ i5でも今使っているPCよりは速いし、グラフィックボードはGTX1650なので平均消費電力は70W位だろうか。速度的には今となっては見るべきものはないが、CPU内蔵GPUよりは高速だ。

◆ CPU内蔵GPUでは動かないゲームでも、軽いものであればGTX1650でプレイする事が出来る。と言っても高速性を要求されるゲーム自体プレイしないんだよなぁ。精々動画を観るくらいで、動画視聴時にもグラフィックボードは多少役には立つのかな。

◆ でもなぁ、そうは言っても動画を観るのはCPU内蔵グラフィックで十分、GPUは要らないしなぁと思いながら、一応ドスパラに相談してみる事にした。サポート系はドスパラは結構親切で安心感がある。ただ今回に関しては自分の間違いである事、開封してしまった事(電源は入れていない)、通販では基本的にはクーリングオフが効かない事など、下手をすると"面倒な客"になってしまうなとは思った。

◆ それでも一応相談してみると「答えを持ち合わせていないので、明日までお待ちいただけますか」との事だった。翌日になって担当者から電話が入ったのだが、楽天モバイルのスマートフォンの番号に着信したので音が悪くて話が通じない。で、ドコモの方にかけ直して貰ったという、余計な手間をかけさせてしまった。

◆ 担当の方は、通常は客の注文間違いに関しては保証が出来ないのだが、今回は箱を開けたのみと言う事もあり、例外的に対応しますとのお答えを頂いた。手続き的なところもあったのだが、総じて親切な対応をしていただけた。モデル違いに交換と言う事ではなく、返品・返金処理なので新たにi7の入ったPCを注文する事になる。

◆ 会計処理上同時に購入したSSDもいったん返送の必要があるとの事で、これも新たに購入した。SSDは開封してしまったよと言ったのだが、それでも大丈夫だと言っていただけた。返品した事にして新たに買うのはどうかと提案はしてみたが、会計処理が絡む部分なので融通を利かせる事が出来ないとの事だった。返品不可能ならそのまま使わざるを得ないなと思っていたので、ドスパラの対応には感謝である。

◆ 同じような事を楽天でも経験している。最初に買ったときと次に買うときで品物を変えていたのだ。楽天の規約でこれは禁止されている。ようするに売れ筋商品で多くのレビューを集め、そこで商品を入れ替えてしまう。すると沢山のレビューが集まっている状態で新たな商品を売り出す事が出来る。

◆ それでもよく見れば別の品物だと気づく事が出来たのだが、似たような商品だったので購入履歴からポンと注文したら別のものが届いた。販売店は、自分たちに非はないとして返品は受け付けなかった。


グラフィックボード(5/21)
◆ 先日のPC選びの時にグラフィックボードをいくつか調べた。グラフィックボードを使うような作業はしないので、これまでは全く関心が無かった。

◆ 動画編集などを行うとかゲーム用途であれば、積極的にGPUを使ったかも知れない。FPGAの配置配線など、昔は非常に時間がかかった。まあ、あの時代にはPC用のGPUなどはなかったわけだし、配置配線にGPUパワーが有効なのかどうかもよく分からないけど。

◆ 最近だとマイニング需要だろうか。高速なGPUほど多くの金を稼ぎ出す事が出来る。ただし高速なGPUはCPU以上に電力を食う。電気代の高い日本では余り商売にならないような気もする。

◆ 1ヶ月に2万円のカネを稼ぎ出すためには35万円くらいのグラフィックボードが必要なのだそうだ。マイニングに関しては専用機(ASIC)もあって、GPUマイニングよりも高速にカネを稼ぎ出せるそうだ。

◆ GPUマイニングでも、グラフィックボードを8枚搭載したような機械がある。GPU1枚あたり月額2万円程度の稼ぎだそうだが、ASICマシンであればGPUマシンよりも小型で月あたりの収益が300万円を超える。消費電力は5kW位だそうで、これもGPUマシンよりも少ない。冷房を含む電気代を相殺したとしても、月に250万円は凄い。

◆ Core i7-12700にはUHD770GPUが内蔵されていて、そこそこの性能を発揮する。今でも売られているグラフィックボード、例えばGeForce GT730よりもUHD770の方がベンチマーク値は高い。CPU内蔵GPUを超える性能のグラフィックボードを買うとなると3〜5万円は出さなければいけない。

◆ ゲーム用などに、最高性能とは言わないまでもそこそこの性能のものとなると、5〜7万円くらいで消費電力も200W〜300Wとなる。現在最もベンチマーク値が高いのはGeForce RTX 3090 Tiで、450Wもの電力を食うので冷却も重要になる。電源もそれに合わせて1kW以上のものを搭載するという。

◆ ベンチマーク値が2倍になると実使用時で1.5倍くらいのパフォーマンスなのだとか。ソフトの対応も必要だそうだが、更にグラフィックボードを複数枚使う場合もあるのだから凄い。ゲームの世界ではミリ秒が勝負、みたいに言われたりする。

◆ 確かにスマートフォンに於いてもタッチパネルの反応速度だとか、ディスプレイのフレームレートが問題になったりする。ウデが同じだとすれば機械の性能が高い方が勝つという世界だそうだ。ネットワークゲームでは回線速度は勿論の事、伝送遅延なども重要だという。

◆ ハイエンドグラフィックボードは用途も特定されるわけだが、普通の?性能のグラフィックボードは以前にDELLのPCに入れていた事がある。既に型番は忘れてしまったが、グラフィックボードをセットしても特段変わった感じはしなかった。

◆ ベンチマークテストをやればスコアには違いが出たのだが、体感的に(例えばゲームソフトが)変わったなと感じる為にはCPU内蔵GPUの2倍とか3倍くらいの性能が必要なのだろう。余り高速なPCではなかったので多少は違いが出るかと思ったのだが、逆にPCの性能が十分でないとGPU性能が生かし切れないのだろう。


3Dプリンタ(5/20)
◆ 個人でも買える価格で3Dプリンタが登場してから随分時が経った。個人でも手軽(?)に物体を作れる事は、様々な趣味の分野で使われる事になる。

◆ 小さなパーツも作れるしデザインされたパネルなども作れる。強度や耐熱性などの問題もあるので、動力伝達系は難しいものもあるが、それでも歯車的なものは作る事が出来る。

◆ 3Dプリンタが活かせているなと思ったのがジオラマである。作った直後は単なるプラスチックなのだが、そこに色づけなどがされると素晴らしい出来合になる。

◆ フェンスだとか玄関の引き戸など、従来は1mm角やそれ以下のプラスチック棒を組み立てて作っていたそうだ。これが3Dプリンタを使えば、より細かな部分も作る事が出来る。

◆ タイルだとか石板、レンガ造りの建物なども作る事が出来る。3Dプリンタで作り上げた直後のものは何の変哲も無いのだが、それに色づけされるとまさにホンモノのようになる。

◆ モックアップとは木型の事なので、3Dプリンタでモックアップを作るというのは少し違うのだが、3Dプリンタとフライス盤があれば大抵のものが作れるとも言う。3Dプリント後の表面の粗さなどをフライスで削る事で整えるそうだ。

◆ 逆にレンガ造りの壁などは、表面の粗さだとかレンガとレンガの隙間の粗さがホンモノっぽく見えるそうだ。同じものを作るにしても、機器の設定によって出来上がりの質感が変わる。ジオラマにおいては、その質感を設定によって作り出すわけだ。

◆ 家庭用のフライスでは曲面処理は出来ないと思うが、曲面に関してはアセトンなどで処理し、面精度が目立つ平面をフライスです上げれば綺麗になる。3Dプリンタの方式や機械としての精度でも面精度や造形精度が異なってくるが、位置精度に関しては従来よりかなり高くなったとの事だ。まだまだ高額だが金属素材を使う3Dプリンタや、紫外線硬化樹脂を使うものなど、応用範囲が広がる。

◆ 鉄道模型のスケールに合わせたビルや橋など、橋のトラス構造もプリントできるのか、凄いなと見とれてしまう。色づけがされるとまさに鉄橋そのものに見える訳で、リベットも再現されていた。どこまでがプリントされたもので、どこからが色づけで作られたものなのか、見ても分からない。

◆ ミニチュア自動車はホイールまで再現されていて、これも凄い。自動車のウインドゥは透明な板を後からはめ込むのだろうか。ミニチュアだとかジオラマは全く知らない世界なので、それがどうやって作られているのかすら想像が出来ない。何をどう加工したらそんなものが出来るんだ、みたいな感じである。

◆ 趣味の世界の3Dプリンタは工業製品より、ミニチュアだとかフィギュアの世界に活躍の場があるのではないかとすら思ってしまう。


PayPayは楽天を超えられるか(5/19)
◆ 共通ポイントとしてのTポイントをソフトバンクが荒し、独自ポイント化した話は以前に書いた。共通ポイントという事で取り扱い店舗数などが拡大するが、ポイントの発行と消費のバランスが崩れると、損失や利益のバランスも崩れる。この共通ポイントの私物化への反発は強かったわけだが、Tポイントに対するソフトバンクの貢献度は強大尾だった。

◆ そのTポイントを捨てて今はPayPay化を推進している。そしてPayPayの共通ポイント化的な商売にも乗り出す。これは共通ポイントのように見えるが実際はそうではない。

◆ PayPayポイントを発行する企業は、ソフトバンクからPayPayポイントを購入する必要がある。共通ポイントの場合は発行数と消費数のバランスで損益が出るが、PayPay方式であればソフトバンクは損をせず、PayPayポイントを配る企業は損しかしない。

◆ 楽天ポイントにしても加盟店は損しかしないので、まあ同じ様なものだ。楽天ポイントの発行費は加盟店が支払っている。楽天が利益を削ってポイント還元を行うわけではなく、全て加盟店に請求される。しかもそれは使われたポイント数に応じたものではなく、○○キャンペーン代的に徴収される。徴収額の中身は非公開なので、単に金を取られているだけかも知れない。

◆ PayPayはポイント商売で楽天を抜こうと意気込む。PayPayのシェアを考えれば不可能な事ではないと思うし、PayPayモールなどでは度々キャンペーンを行うなどしている。PayPayモールの買い物のしやすさも以前よりはマシになっていて、テナント料の安さから楽天よりも安価な販売価格を付けている出店者も多く、取引額は増加しているのではないだろうか。

◆ ポイント発行額は楽天ポイントが最多、PayPayはその8割程度に達しているらしい。今年度中には楽天ポイントに追いつき、来年度にはトップに躍り出るべくキャンペーンなどを行うと言う事だ。

◆ PayPayはばらまきによってシェアを拡大した訳で、その流れを止めないためにも色々考えてくるだろう。楽天ポイントも取扱量を拡大したいわけだが、楽天自体が赤字では余力が少ない。楽天の場合は自らの利益を削る事が出来ないので、出店者に負担がかかる。こうなると出店者の楽天離れが起きる事になり、楽天モールの売り上げ低下の要因になる。

◆ 楽天は送料無料騒ぎなどもあったし、とにかく出店者の支出を増やす方向しかない。ページ構成も相変わらずのスタイルで、バナーを貼りまくってどこに何があるのか分からないような感じだ。一時期はヤフーショップも同じようなページ構成、楽天からの出店ページコンバータなどを使うと同じような感じのページになったわけだが、最近はスッキリしたページの出店者が増えた。

◆ 楽天のページに慣れている人は良いのだろうが、Amazon世代などには受け入れられない。ただ三木谷氏は、spma攻勢とバナーを貼りまくるページこそが一番だと思っているらしく、今後も楽天スタイルは貫かれるのだと思う。楽天の営業も、ここのページをコピーして使えば良いとか、あそこのページをコピーすれば良いなどと言ってくる。


Core12世代は割高らしい(5/18)
◆ 現在は第10世代、11世代、12世代のCoreプロセッサ搭載モデルが販売されている。12世代は昨年登場したもので、未だ割高という事だ。世代ごとの比較などもあり、最新が最良に違いは無いがコストとの兼ね合いもある。

◆ 4年前に購入したPCはi7-8700Kなので最新のi3-12100と同等か少し遅いくらいだ。CPUの性能上昇率が鈍ったとは言え、4年の月日の流れはプロセッサを大きく進化させた事になる。

◆ i7同士で比較するとi7-8700Kはi7-12700の半分以下の処理能力という事になる。見た目の部分としてはクロック周波数が少し上がり、コアが少し増え、キャッシュが少し増えた。

◆ スマートフォン用のCPUは、従来は2年で2倍くらいのパフォーマンスアップになっていたが、今はIntelのCPUと同じように4年で2倍くらいだろうか。これもPCと同じように、では4年経ったらダルいほど遅く感じるかと言えばそうでもない。

◆ Intelにはi9もあるのだが、消費電力的にも価格的にも一般的PC利用者が求める性能よりも高いところにある。というより性能向上率に比較して高額になり、極限性能を追求する人向けみたいな感じがする。

◆ AMDのプロセッサを使ったPCは殆ど使った事がないが、演算性能を求める向きはXEONよりもRyzen Threadripper 3990Xを求めるのだとか。動作クロック周波数はさほどでもないのだが、データバス幅だとかコア数でパフォーマンスを稼ぐ。CPU内のキャッシュが大きい事なども有利に働くのだろう。

◆ 現実的なプロセッサ搭載のPCに話を戻そう。昨日も書いたようにBTO PCではグラフィックボード搭載品が多い。i3やi5ではCPU内蔵GPUを使うものが多いので、普通に使うなら(つまり、ゲーム用途でないのなら)i7は要らないでしょうと言う事だ。

◆ ウチにあるDellのInspironは2枚までしかメモリを挿す事が出来ず、最大メモリ搭載量は16GBだ。ただチップセットがH110ではないかと思われるので、そうであれば最大メモリ実装量は32GBになる。Dellの常でチップセットの最大メモリ認識量よりも仕様上の最大メモリ量が少ない。CPUはi5-6400なのでi7-7700に換装すると5割くらい性能がアップする。今更古いInspronにお金をかけるのかと言われると微妙だし、消費電力が増えるとますます電源が心配になる。

◆ 電源のファンに手をかざしてみると、結構温かい排気が感じられる。電源容量が小さいので、仕様的にもギリギリなのだ。コストの問題もあるので、容量の余剰分は削らなければならない。これはVostroでもInspronでも同じ、電源の発熱量に対して冷却能力が足りないというより余裕度がない。ファンや内部に埃が溜まって抵抗となると、冷却力が不足する。

◆ ショップブランドのPCは汎用パーツが使われているので、パーツ単位の交換は容易だ。現在使っているPCも謎のモニタ消灯&スリープ解除があって電源を交換した。電源が不安定になっていたのか、外来ノイズの影響かは分からないが交換して今は安定動作している。マザーボードがダメかと思ったのだが、電源交換だけで済んだ。


PC購入を検討した(5/17)
◆ やたら動作が遅くなったPCが復活した事は書いたが、そろそろ新しいPCを買っても良い頃かなとも思った。新しいPCは少ない電力でより多くの仕事が出来る。更に言えば一番古いPCを廃棄して順番に入れ替えていく事になるから、全てが高効率家に向かう。

◆ DELLのPC、特に小型のものは電源が弱い。Vostroは何台も使ってきたが、全て電源が壊れて廃棄の道を辿った。電源ユニットのみを別途購入して交換し、使い続けたものが2台あったが、その交換した電源もやがて壊れた。

◆ 現在使っているものはドスパラのMonarch-XZKで、約4年前に購入したものだ。当時使っていたPCのRAM8GBに対して16GB版を買った。当時は16GBで良いかなと思ったのだが、やがて不足を感じるようになった。MonarchはRAMが4枚挿せるので、現在は24GBの構成としている。

◆ ドスパラでMonarchを見ると、現在使っているものと同じような構成、CPUは12世代のものになり、RAM64GBを選択して価格は18万円を少し超える。

◆ 安価な事で話題になるLenovoも見てみる。ThinkCentre Neo 50t Gen 3は小型ケースでコンパクト、電源容量が260WとMonarchの半分、拡張カードもロープロファイルのものしか実装できない。チップセットはB660なのでメモリスロットは2つ、メモリ容量は64GBと同様にして価格は17万円ちょっとだ。と書いていて気づいたのだが、Lenovoはイギリス英語表記を使うのか。

◆ DellはInspironがメモリ16GBで約10万円だ。メモリを2枚実装して仕様最大の32GBにすると約12万円になる。電源は180Wと更に小さいし、Dellの電源には不安がある。

◆ ドスパラでMagnateGEを見ると、こちらはチップセットがローエンドのH610なのでメモリスロットは2つ、最大容量は64GBとなる。MonarchはH670が乗っているのでメモリスロットが4つ、最大128GBまで実装できる。

◆ チップセットの違いが拡張性の違いでもあり価格の違いにもなる。Monarchにディスプレイが3台付けられれば良いのだが、物理コネクタが2つしかなくUSB3.2からの出力も出来ないとの事だ。Magnateは拡張性は低いがディスプレイコネクタは3個付いている。Monarchにグラフィックカードを付ければディスプレイは増やせるが、そもそもGPUを活躍させるアプリケーションを使わない。CPU内蔵のUHD770(GPU)より明確に高いベンチマーク値のグラフィックボードだと、3万円くらいの費用と100W前後の電力は必要だし、単にモニタをつなぐだけの安価なボードだとCPU内蔵のGPUより遅い。

◆ チップセットはH610→B660→H670と拡張性やパフォーマンスが上がる。H610はローエンドでPCIe4.0が無くRAIDも組めない。PCIe3.0とPCIe4.0のNVMeSSDでは実使用上で1割くらいの差が出ると言われる訳だが、H610だとチップセット経由での接続なので少し遅い可能性もある。ベンチマークテストではかなりの差になるが、実際には様々な処理を伴う事、フラッシュメモリの制御、キャッシュ容量やその制御方法などで、メーカや製品ごとの実速度には違いが出る。


動作が遅くなったPCのその後(5/16)
◆ やたらに動作が遅くなったPCのその後である。いつから遅くなったのかはよく分からず、ソフトの起動に分単位で時間がかかる、スリープからの復帰に5分以上を要する事があるなど遅い。文字入力も明らかに遅く、タイピングに文字表示が追いつかない。メールの返信などでも、メールの返信ボタンを押してから返信用のウインドゥが開くまでに時間がかかる。

◆ これはもう故障と言って良いレベルなのだが、ハードウエアの故障かどうか判断できないのはOSがWindowsだからだ。クリンインストールすれば直りそうだが、再インストールすると所定の手続きの必要なソフトがあり、面倒なのだ。

◆ OSではなくハードウエアの異常がないとは言えない。でもどこが壊れたら遅くなるだろうか。メモリ不良ならもっと大事になりそうだし、CPUの温度が過上昇しているわけでもない。でも一応ケースを開けてみようと思った。

◆ しばらく開けていないので掃除もしたいし、クーリングファンに積もった汚れも取っておこう。そう思って久しぶりに電源を切った。通常は再起動を行うので電源を切る事は希である。再起動を行うのはメモリ残量が減少するからだ。

◆ ブラウザ系はブラウザの再起動でメモリは解放してくれるが、Windows自体のメモリ消費は再起動しないとダメだ。PCのメモリ実装量は24GBと、今の時代のスタンダードからすると十分とは言えない。なのでたまに再起動はしていた。

◆ PCの電源を切り、ケースを開ける前にシステム情報を見ておこうかと再度電源を入れた。すると何故か空きメモリが少ない。通常電源を入れた状態では16GB以上の空きはあるのだが、10GB位しか空きがない。

◆ ここでもう一度電源を切り、再度電源を入れた。すると通常の再起動時と同じくらいの空きメモリになった。何が起こったのかはよく分からないが、何かの(目に見える)不具合は感じられなかった。そう言えばデスクトップウィンドウマネージャが10GBもメモリを食っていた事もあったっけ。これは再起動で直った。

◆ メモリ使用量がいつも通りになった状態でシステム情報を見ようと歯車マークをクリックすると、いつもよりずっと速く画面が表示された。試しに、いつも起動するソフトのアイコンをクリックすると4秒ほどで立ち上がった。これなら正常である。電源のOFF→ONを行う前は、このソフトを立ち上げるのに1分ほどかかったのだ。

◆ 結論から言えば電源の入れ直しで、PCの異常な遅さは解消された。再起動では解消されなかったので、チップセットなどデバイスレベルでのイニシャライズが効いたのだろうか。電源を入れ直せば各デバイスの設定は最初から行われるだろうが、再起動だけだとWindowsがリセットされるに過ぎない。

◆ Windowsが悪いに違いないと思っていたので、再起動と電源の入れ直しに差はないだろうと思い込んでいたが違った。何が原因かは不明だがハードウエア側の設定なりが壊れる事もあると言う事だ。しかもその状態で(ハングアップもせずに)動作していた訳だ。少なくともモニタソフトで見る限りはCPUのクロックや温度や負荷の状態、メモリの状態に異常はなかった。


単位の面倒さ(5/15)
◆ アメリカでは未だにヤードだポンドだと言っている。液体の量はガロンであり、距離はマイルだ。小さなものの大きさはインチだし、フィートなんて単位もある。

◆ インチやフィートは良いとして原油の量などに使われるバレルは少々厄介だ。これは各国によって少し容量が違っていて、米国のバレルは42ガロン、約158.987リットルになる。英国のガロンは10ポンドだというのだから凄い違いである。英国ガロンは凄い違いだが微妙な違いのガロンもあるとのことだからややこしい。

◆ 米国のガロンでも液体用のガロンとか、石油用のガロンとか穀物用のガロンがあるのだそうだ。何故リットルで表さないかと言ったって、ガロンに慣れているからガロンなんだよで話が終わってしまう。

◆ そもそもネジだって、未だにインチねじが使われている。長さはSI単位系ではメートルを使えと言っている。
PCのネジは未だにインチなのだろうか。コネクタの止めねじなどもピッチが違ったりして困る。

◆ SI系では容積ににリットルを使うことは規定されていない。リットルが望ましいとされながらも、規定がないのでガロンでもバレルでも良いと言えば良いのだ。ちなみにccは使わずにmlを使えと言っているので、エンジンの排気量などの表記もccは余り使われなくなっている。

◆ マイルだとかガロンなどに接していると、当然ながらそれに慣れる。時速40km/hだろうが25MPHだろうが、メータがそこを指していればそうなんだ位の感じになる。ガロンにしても1ガロン入りの牛乳か、デカいな、くらいの感覚だろう。それが3.78リットルだからなんて事は、お菓子やパンを作るときに考えるくらいだ。

◆ それはリットルでも同じであって、牛乳パックも1リットルのものもあれば1リットル弱のものもある。でもかたちがこの位だから1リットルくらいだろうなで済んでしまう。生活に於いて正確な長さだとか重さだとか容積は、意外に必要が無いものだ。

◆ まあ、だから単位がバラバラになっている。電子デバイスの足のピッチだってインチがスタンダード(最近はミリメートル表記も増えた)で、これを変えるのは結構大変だったりする。

◆ 今はCADがmmにも対応しているが、以前はインチ表記でミリメートルピッチのパターンを作った。なので積算誤差が増えると部品がうまく入らなくなってしまう。多ピンのコネクタなどのパターンを作るのに、基板設計屋が苦労していた。

◆ 日本では土地の面積をアールなどで表示する。米国だとエーカーとかになるのかな。1アールは100平米、1エーカーは約4047平米、4840平方ヤードである。アールは平米に換算できるのに、エーカーとヤードでは半端が出るというかキッチリゼロが並ぶわけではない。

◆ キッチリ行かない日本の単位に坪がある。1坪は3.30579平米と半端な数だ。
でも土地の面積などには坪が使われるので、英米でエーカーが使われているのは不思議ではない。これもその単位に慣れてしまえば、数字を言われるとその広さが想像できると言うことだ。


ラクトフェリン(5/14)
◆ ラクトフェリンとは哺乳類の乳汁中に存在する鉄結合性の糖タンパク質であり、免疫力などへの影響が期待出来るとして様々な分野で使われる。発見は1939年だそうで、鉄に結合した、牛乳の赤いタンパク質と呼ばれたそうだ。

◆ 人間用としては免疫食の改善、余剰脂肪の分解、腸内細菌の適正化などの効果が謳われる。この辺りは最近の機能性ヨーグルトも同様であるが、ラクトフェリンと乳酸菌は異なる。

◆ 人間用としてよりも動物用としての研究データが色々あって、例えば魚の養殖用に使用した場合には魚の重さ(体重)の1%〜10%を毎日与えると、体表粘液の分泌量が真鯛では最大2倍に増えたという。体表粘液の増加は免疫力の増加であり、ラクトフェリンの投与による有意な差が現れたと言うことだ。

◆ 養豚などでも餌に混ぜるなどして使われている。いずれも免疫力の向上による病気の排除が目的だ。ただしラクトフェリンは安くはないので餌のコストがかかる。

◆ 猫用のラクトフェリンもあり、与えたことがあるのだが食べてくれなかった。ウエットフードに低濃度で混ぜるなどすれば食べるのだが、ラクトフェリン自体は美味しものではないわけだ。

◆ 魚用の餌や餌に混ぜて使うラクトフェリンもある。これは横浜時代にも使ったことがあるのだが、餌に混ぜたり乾かして粒状にしたりと手間がかかった。水槽に撒けばそのままバクバク食べてくれるような魚であれば、給餌と一緒にばらまくだけで手間はかからないと思う。

◆ ラクトフェリンではなく乳酸菌も様々な種類が研究されている。飲むヨーグルトの明治のR-1も免疫力に効果があると言われるものだ。私自身は飲んでいないのだが、ウチでは定期的に買っている。価格にばらつきはあるが、メガドンキホーテのクーポン価格は999円〜1,100円くらいだ。

◆ 乳酸菌というとビオフェルミンも連想される。これは人間は勿論犬やネコの整腸剤としてもよく使われる。主成分はビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌だ。これも動物の餌に混ぜたり養殖の現場でも使われている。

◆ 金魚や鯉を飼っている方だと、水槽内の環境改善や魚の便秘防止にビオフェルミンを与えている方もいる。魚が病気になったり傷ついたりすると、体表の粘液が減ってボロボロになってしまう。こうした時に、水槽水にビオフェルミンを溶かしておくと(魚に直接与えなくても)効果があるそうだ。

◆ また乳酸菌が水槽内のバクテリアバランスを整えると言うことで、サンゴなどに発生するRTN(Rapid Tissue Necrosis)の予防、シアノバクテリアやダイノスが消えたというレポートもある。こうしたことが元となったのか、ナチュラル(ショップ名)では乳酸菌などを主体とした粉末状の添加剤を発売している。ビオフェルミンを水槽に投入する場合は、水槽水100リットルあたり2〜3粒が良いらしい。

◆ ウチでは猫には定常的にビオフェルミンを与えている。スコティッシュフォールドはお腹が弱く、下痢をすると血便につながったりする(猫種的に粘膜が弱いらしい)ので、その予防である。


昭和と令和(5/13)
◆ 古いドラマに古くない自動車が映っていたなんて話は良くある。一つは当時の自動車が用意できない場合、もう一つはたまたま一般車が映り込んでしまった場合だ。

◆ スタジオ撮影であれば管理は出来るのだろうが、ロケとなるとそうも行かない。そのドラマなりを作る或いは撮る人がその時代に詳しければ良いが、必ずしもそうではない。

◆ 今は古い車に高額が付く時代でもあり、一部スポーティモデルなどは数百万円という新車以上の値が付くのだとか。玉数が少ないと言う事もあるだろうが、旧車人気もあるのだろう。

◆ その時代と描写の関係はアニメでも同じで、サザエさんにデジカメが登場したという話もある。嘘か本当かは分からないし、カメラを見てデジカメに違いないと判断した、観る側の問題かも。カメラの形をしたものは全てデジカメに違いないと、最近の人は思うのか。

◆ それこそ映画を撮るような大型カメラがフィルム式だと思っているかも知れない。普通の人が使うのはディジタルカメラに違いないと。サザエさんを書く側にしても、デジカメがいつ頃市場に登場したのかなど、詳細にチェックしていなかったりして。

◆ 他のアニメでも、その時代にはスマートフォンは無いんじゃないの?と思うようなシーンがあったりする。スマートフォンはともかくとして、30歳前後の人なら物心ついたときには携帯電話があったわけで、それがいつ出来たかなど、調べたりするのだろうか。回想シーンなどにスマートフォンが出て来たりとか、そうしたシーンも観た事がある。

◆ サザエさんなどに関してはブラウン管式のテレビとかダイヤル式の電話が出てくるわけで、それを観て現代の子供達はどう思うのだろう。時代の固定されたアニメの場合は、こうした部分に難しさがある。

◆ それが20年前とか30年前であれば何となく分かる感じがすると思うが、50年前となれば想像の範囲を超えそうだ。特に家電製品や電話やPCに関しては、著しい進化を遂げているだけに難しさがある。アニメを観た子供が、どうしてこの人スマートフォン持っていないの?と親に聞き、しかし親もスマートフォンはなかったにしても、どうして携帯電話を持っていないのだろうと疑問に思ったりして。

◆ ドラえもんの初期の誕生日は2012年だったそうだ。しかしそれだと過去から来た事になってしまうので、今は2112年になっている。ドラえもんの連載開始は1969年だったそうで、当時は21世紀は遠い未来だったに違いない。

◆ この辺りは長寿アニメ故の苦労とも言える。まあアニメのキャラクタの性格や行動なども時代を意識したものになっていて、暴力的表現だとかイジメ的なシーンを見せないようにしなければならない。

◆ アニメだけではなくポスターにすら文句が付く世の中なので、作者も色々苦労があるだろう。アニメの中の世界とは言っても、それを現実にもってきて批判が起きる世の中だ。そのうち戦争シーンはダメとかとなると、SFものなどは困った事になる。


住みたい町と人気の町(5/12)
◆ 住みたい県のランキングだとか、住みたい町のランキングがある。調査団体によっても結果が異なるので何とも言えないところではあるが、東京→神奈川→福岡→沖縄の順だと書いている所があった。別の調査では神奈川→東京→北海道→京都→沖縄の順だった。

◆ 首都圏人気は揺るがないにしても、それ以下は結果がばらつきすぎている。何を以て住みたい町と判断するのか、人それぞれだからだ。住みたい町も同じように結果は様々である。この手のランキングは住宅関連業者が調査している場合が多く、その企業の営業範囲が結果に表れているみたいなところもある。

◆ また住みたい町と住んでみたい町、住んで良かったと思う町は違う。住んでみたい町はイメージの良い街、人気の街、便利な街という事になる。しかし必ずしもそこに住む事が幸せであるとは限らない。

◆ 家賃を含めた物価が高いとか、利便性と引き換えに治安が悪かったり、渋滞が激しかったりするとか、個々人の都合として通勤電車が混んでいるとか、電車の接続が良くないなどもあるかも知れない。朝の通勤の時は全く不便を感じなかったのに、残業したら終電に間に合わなかったとか。

◆ 都内などでも地下鉄系は終電の時間が早い路線があり、日付が変わる前に電車に乗らないと帰り着けなくなってしまう。しかしそれはその時が来て気づく事が多く、事前にそこまで調べる人は少ないのではないだろうか。

◆ コンビニが近くにあって困るという意見もあった。暇なときについついコンビニに行ってしまい、お菓子やジュースを買い込む。コンビニに行くのが面倒なほど遠ければ我慢が出来るのに、なまじ近くに店があるから言ってしまうと言うもの。

◆ コロナ禍でコンビニ族が減ったと言われるが、一人暮らしの暇の解消にコンビニにフラフラと立ち寄る人は少なくはない。
コンビニに出かけてそこに人がいると何となく安心するみたいな、コンビニに行けば何かを買いたくなり、新製品のお菓子でもあればそれを手に取ってしまうと言うわけだ。

◆ まあコンビニが近くにあれば便利には違いが無い。だいぶ前になるが、猫がドアのロックをかけてしまった事があった。ドアに飛びついたりして、レバーのロック(チェーンロック的なもの)を動かしてしまったのだ。

◆ こうなると外から開けるのは難しい。そもそも外から開けられないように出来ているのだ。でもコンビニに行ってビニールヒモを買い、それをごにょごにょして3分ほどでドアを開ける事が出来た。たまたまコンビニが近くにあったから良いが、そうでなかったらガラスを割って入るとかしなければならなかった。

◆ コインランドリーなども、それが近くにあれば洗濯機は要らないという人もいる。週に一度コインランドリーに行けば良くて、洗濯機など買ったら次に引っ越すときに荷物が増えて面倒だと。まあコンビニにしても、そこに買い物に行けば冷蔵庫は要らない論もある。寝るためだけに部屋に帰ってくるような単身サラリーマンなら、そうした生活でも良いのかもしれない。それが、狭い部屋だけれど利便性が良い場所が人気という事なのだ。


ゲーミング○○は高性能の証?(5/11)
◆ ゲーミングPCと呼ばれるモデルが登場して久しいが、スマートフォンの世界でもゲーミングスマートフォンがいくつか登場している。パフォーマンスの最適化やリフレッシュレート、画面のタッチセンシングの高速化、放熱対策などが盛り込まれる。

◆ PCの方はGPUで描画速度を稼ぐ方向で、高性能なGPUは消費電力も価格もそれなりだ。高性能なGPUを実装するための大容量電源やケースのクーリング対策、更にはクーリングファンにLEDをちりばめるなど、いや、これは性能ではなくて見栄えだけれど。

◆ スマートフォンのSoCは決まったものしかないので、ゲーム用だからと言ってハードウエア性能を極端に上げる事が出来ない。それに比較するとCPUもGPUも選択肢のあるPCの方が自由度はある。とは言ってもその時点での最高性能を求めれば、行き着くところは同じになるのかも知れない。

◆ スマートフォンの場合はゲーム用だから特殊というわけではなく、ゲームのみならずヘビーユーザには使いやすいかも知れない。PCの場合は、例えばWeb閲覧とか動画再生ではGPUのパワーは殆ど使わない。

◆ 高精細動画再生ではGPUの効果は発揮されるはずだが、殆どの場合はCPU内蔵のもので事足りる。そうなるとGPUは電力を食って発熱しているだけみたいな(負荷が軽ければ発熱は少ないとは思う)事になる。

◆ 従ってゲーミングPCが高性能だからと言って、誰もがその恩恵を受けられるわけではない。カネを持っている爺さんが、一番高いスカイラインをくれとディーラに言ったら(当時)R33GT-Rを売られたという話は嘘か本当か。爺さん、GTーRは乗りにくいと文句を言ったという。

◆ ライブ配信者が家電量販店に、一番高いPCをくれと買いに行く動画を配信していた。確かに価格の高いものはそれなりに高性能なのだが、それが活かせるかどうかは使う側による。俺のPCは高いんだぞという自慢用なら、それこそ中国あたりにありそうな金メッキのケースとか、そういった方向の方が良いかも。

◆ ZTE傘下のNubiaが発売するゲーミングスマートフォンのREDMAGICはAndroidベースながらもOSにも手が入っているそうだ。放熱設計も万全だと言い、クーリングファンにはお決まりのLEDも装備されている。

◆ ゲーミング云々ではないがXperiaのPROシリーズは、一般品よりも放熱設計をしっかりとやっている。その為に筐体の厚さや質量、価格が上がっているが、連続使用時のパフォーマンス低下は最小に抑えられている。

◆ PCでは一般民生用といえども連続高負荷運転に耐えられるようになっているが、スマートフォンでは一般的な使用方法で破綻しないように(破綻するものもあるけれど)設計されていると言える。コストや大きさなどを考えると、使用方法を限定するのは仕方ないですよと言うところなのだろう。

◆ ゲーミングスマートフォンのREDMAGIC7(RAM18GB+ストレージ256GB)は約12万円、3眼カメラも最近のモデルの性能に達していて、ゲーミングスマートフォンだからカメラは二の次みたいな感じでもない。


週休3日制(5/10)
◆ 日立とPanasonicが週休3日制を取り入れる事がニュースになった。週に3日の休みがあれば、生活にも余裕が出来るというものだ。この週休3日制度に関して、日立とPanasonicでは考え方が異なる。

◆ 日立の方式は給料を維持するというもので、月間労働時間は週休2日の場合と変わらない。毎週週休3日を得ようとすれば、出勤日の労働時間は10時間必要になる。日立の場合は毎週3日を休みにするという規定ではなく、フレックス制度の拡大みたいな感じなので、週休2日も選択できる。

◆ Panasonic方式は一日の労働時間を維持するというもの。つまり1日休みが増えた分だけ、月間労働時間が減少する。これは労働力の減少になるので給料が下がるわけだが、Panasonicでは今後交渉などを通して決めていきたいとする。

◆ いずれにしても週に3日休むためには、その休みの分にあたる20%をどう処理するかが問題になる。企業側としては労働時間を短縮しながら給料を変えないとなれば、2割の賃上げと同じではないかという。

◆ 安倍政権時代に法人関連税減税が行われたが、多くの優遇を受けたのはいわゆる大企業だ。中小企業に対するメリットはさほど無かった。その大企業は減税のメリットを活かして内部留保を増やした。

◆ 法人関連税が高額だと、税金を払うよりは設備投資に回そうとか、決算賞与を出そうという風にカネを使う方向に考える。しかし法人関連税が安いのなら、無理してカネを使わずに蓄えようと考える。

◆ 高齢者の貯蓄問題は古くから言われていて、貯め込んだカネを使わないから経済が回らない論だ。これと同じ事が企業減税によって起きたと言える。勿論企業がカネを貯め込むのだから潜在体力は増加する。

◆ アベノミクスの失敗は景気回復の失敗であり、企業は積極的な設備投資をしにくく、更には法人関連税減税が設備投資の増加抑止に働くという、景気にとってはダブルパンチとなった。

◆ 政治は結果な訳だし、平成のあの頃にネジを巻き戻してと言うわけには行かない。勿論一人の政治家が全て悪いというわけではなし、外的要因も多々ある。消費税増税を決めたのは民主党ではないかという論もあるのだが、結局その当時の総理は誰なのかという話になる。

◆ 安倍政権は皆中流の世界から、格差を生み出す方向になった。これが意図されたものなのかそうなってしまったのかは不明だ。一方で現政権はばらまきと言われる中で、住民税非課税世帯や子育て世帯への給付を行う。勿論使ったカネは後で取り返される訳だから、それが良いのかどうかなんて後にならなければ分からない。まあ一種のベーシックインカムだと思えば悪くはないか。

◆ ヤフーなども週休3日制度があるが、休んだ分だけ給料は減るよと言うシステムである。本業で週休3日を選択し、ダブルワークをするなんて話もある。本業では営業職だが、アルバイトでは部品の箱詰めなど、全く違った業種に入れば息抜きにもなるのだとか。家でゴロゴロしているよりも、違った世界を見て金を稼げるのなら、その方が有意義だと考える若者も多いそうだ。


PCは何故遅くなるのか(5/9)
◆ Blogにも書いたのだが、新たにセットアップしたPCが快適に動作した。CPUパワーも低いしメモリ搭載量はこのPCの1/3だし、SSDも積んでいないのに。というよりこのPCが遅いのだ。

◆ Windows11が出たからWindows10は遅くするよ、そうしないとWindows11が普及しないからね、なのかなと思ったが、そうでもないようだ。起動が遅いというのであれば様々なファイルの肥大化が考えられるわけだが、起動後のソフトの起動が遅いのは何だろう。

◆ レジストリが大きくなったとしても、CPUパワーがあるのだから極端に遅くなる事はないと思うのだが、そうでもないのだろうか。そもそもソフトの起動で複雑な処理があるわけでもなく、SSDからのデータ転送時間だって無視できる程度な筈だ。

◆ もう一つ遅いと感じるのは文字入力だとかマウスのボタンのクリックの反応もある。この辺りも明らかにおかしい。まるでCPUクロックが極端に下がっているかのような感じがするが、CPUクロックも負荷も異常はない。

◆ クリンインストールすれば話は早いのだが、設定だ何だで時間を取られるのが嫌だ。PCはほぼ毎日使っているので、停止時間が出来る事での影響が無視できない。とりあえず使えれば良いというのであればノートPCを持ってくれば良いのだが、色々な専用のソフトなどを動かしている関係でそれもうまくは行かない。

◆ そもそもWindowsを再インストールすると使えなくなるソフトがあるのだから面倒だ。使えるようにするには、ソフトが通信するセンター側に連絡をしてサーバ側の設定を書き換えて貰う必要がある。まるで昔のオンラインバンキングのソフトみたいだ。

◆ セキュリティが云々という類いのソフトではないので、センター側の仕組みがそうだから仕方がない、くらいな話なのだろう。こうしたソフトがあるので、Windowsを再インストールして、ソフト類を全て入れて、正常動作を確認して、ソフトの通信先に連絡をするという手順になる。

◆ ソフトとしてはダウンロードできないものがいくつかあって、それはCDからインストールする必要がある。で、この元ネタCDがどこにあるかなと探すのも面倒なのだ。これはキヤノンのユーティリティソフトなのだが、ダウンロードは(少なくとも以前は)出来なかった。

◆ と思ってみてみると、今はダウンロードが出来そうだ。以前はダウンロードは出来ず、アップデートしか出来なかった。ダウンロードしてインストールが出来るのならば楽で良い。このEOSユーティリティは、PCに接続するカメラによって操作が変わる。

◆ カメラに合わせたいくつもの設定があるのか?単に使えない機能がグレーアウトするというのではなく、メニューなどが全く違う。カメラごとに作っているものを全部混ぜたのだろうか。

◆ まあそんなわけで。このPCのWindowsを新たに入れ直すか、そろそろ新しいPCの買い時なのか、迷っている。i7のCPUと64GBのメモリを積んだとしても、ハイエンドスマートフォン程度の価格なのだ。


今時の中学生(5/8)
◆ 今の中学生はCADを使い、3Dプリンタで物作りをする、凄いという記事があった。私が思うにこれは中学生が凄いわけではなく、工作環境が整っていると言う事だけだ。

◆ 20年前の中学生はPCのゲームプログラミングを行っていたかも知れないし、30年前の中学生はBASICでStarTreckを動かしていたかも知れない。

◆ 私が中学生の時には周波数カウンタを作りたいと思っていた。今ならワンチップで出来る訳だが、当時は(一般に出回りはじめたばかりの)TTL ICを並べるか、或いはトランジスタでロジックを組んでいくしかなかった。

◆ TTLはそう高額ではなかったが、1ヶ月分の小遣いでICを1個しか買う事が出来なかった。そんな時代に比較するとPCや3Dプリンタが身近(と言っても当時のICの価格よりずっと高額だけれど)になった。

◆ 電気や機械の分野でなくても、芸術の世界だって設備や環境が異なるだけではないだろうか。音楽を作る人が、昔はピアノやギターを弾きながら鉛筆で譜面を書いた。今ならPCで全てが完結するし、何なら歌わせる事も出来る。

◆ DTM(Desk TopMusic)が凄いのかとどうかは、DTMを作った人は凄いと思うがDTMを使うのは一定の知識があれば可能だ。スマートフォンは凄いかも知れないが、スマートフォンを使う人は特別凄くはない。

◆ 3DプリンタにしてもPCにしても一つの道具なので、その道具を上手く使って何かを作る。昔だったら鈑金で作るか、削り出すか、型に樹脂を流し込んで固めるかだったものが、樹脂を溶かして成型していく方法が採れるようになった。

◆ 3Dプリンタも出始めの頃は、とても個人が買えるような価格ではなかった。ある企業が3Dプリンタを導入し、製品の形状サンプルなどを作っていて、凄いなぁと思ったものだ。その3Dプリンタが故障して修理の話が出たらしいのだが、既に修理より買い換えた方がずっと安いという位に価格が下がっていたそうだ。

◆ 現在でも金属をプリントできるものは高額だし、単にプリンタだけで全て完結というわけではないが、やがては手軽な機械になっていくのだろう。様々な材質のものが使えれば応用範囲も広がる。

◆ レーザ加工機や彫刻機も安くなった。青色高出力レーザが安価になった事で、数ワットクラスのレーザ加工機が個人で買える価格になった。プラスチック板などの切断や金属への彫刻などが出来る。

◆ 精度は価格みたいな所があり、X-Yステージの送り機構などの違いで分解能や誤差が違ってくる。送りねじ(ボールネジ)を使ったものは精度は高いが価格も高い。安価なものはコグドベルトなどを使う。高精度なX-Yステージだと位置決め精度が1μm、分解能自体はその1/10以上が可能だ。

◆ 家庭用のフライスや旋盤は以前からあるが、剛性不足による精度の悪化はある。一定以上の精度を求めようとすると工作機械の価格は凄く高くなる。これは測定器でも同様だ。オシロスコープも波形を見るだけであれば非常に低価格で実現できるが、精度を求めれば価格が上がる。


使えなくなったコード決済(5/7)
◆ おそらくは決済手数料の関係だと思うのだが、電子決済が特定のものしか使えなくなった店が増えた感じがしている。私はコード決済は殆ど使わないのだが、店には使用可能な電子決済の一覧が掲示されている。

◆ その一覧に×印が付けられたり、紙が貼られてマークが隠されていたりする。PayPayはシェアトップなので使えるところが多いのだが、最近使えなくなりつつあるのが楽天Payやメルペイ、ゆうちょPayなどだ。

◆ MMDに言わせれば楽天PayはPayPayに次ぐシェアであり、今後利用したい電子決済としてはトップを誇るとなっている。メルペイは何かのポイントだか何かで貰った残高があって、それをメルカリで使ったんだったかな。なのでメルペイ自体は使った事がないかも知れない。ゆうちょPayは名前は知っているが使った事はない。ちなみに楽天Payも存在は知っているが使った事はない。

◆ LINE Payは税金支払いに使っているが、これはPayPayに統合される。そうなるとLINE Payカードは無用となる。LINE Payのチャージにしか使っていないわけで、まあ手数料が無料だから良いと言えば良いのだが、機会を見て解約かな。

◆ 楽天に関しては二段階認証が実装されていないなど、セキュリティ面での不安がある。これは楽天市場でもそうだし楽天モバイルも同様だ。共通IDなので、どこかで突破されると被害が大きくなる。楽天は以前にパスワード漏洩事件も起こしており、特に金融絡みでは心配だ。

◆ ゆうちょPayはゆうちょ銀行からの自動引き落としだそうだが、ゆうちょ銀行のオンラインサービスは非常に使いにくい。これも以前に書いた事があるが、セキュリティが甘いので注意する必要がある。

◆ ゆうちょの認証用アプリは、特定の情報が分かれば再登録が出来てしまう。つまりスマートフォンを紛失したような場合は、再設定に必要な情報がスマートフォンに格納されている場合が多いので、生体認証の再登録が可能になる。ゆうちょは生体認証があるから安心だと言っているが、その実装がザルなのである。また顔認証は写真でもOKだ。

◆ ゆうちょPayは還元率も低いし、使えるところも多くはないので積極的に使おうと思う人は少ないだろう。全国の郵便局員には、ゆうちょPayアプリを強制インストールさせているかも知れない。何故ゆうちょがコード決済をはじめようと思ったのかも謎だ。後発で還元率も低くお得感のないサービスなので利用者が増えるとも思えない。

◆ 携帯電話事業者系のd払いだとかauPayは認知度が高い事から、一定の利用者数はあるだろう。PayPayのトップシェアは揺るがないとして、その後に続くのは移動体通信事業者のコード決済かなとも思う。アプリをプリインストールしたり、ショップで利用を進めるなどの押し売りも推進している。

◆ 決済手数料は各社共に(表向き)3%くらいで大きな違いはない。決済サービス会社によって手数料が異なったり、入金までの日数が異なったり、入金の手数料が異なったりする。銀行振り込みの手数料は200円〜300円くらいかかるので、売上が少ないと手数料代がバカに出来なくなる。なお特定銀行や特定金額以上ならば手数料が無料などもあるのだが、その特定の銀行からメインの銀行に移すのに手数料が必要になる。


スマートフォン比率(5/6)
◆ 日本のスマートフォン比率は94%以上に達している。NTTドコモモバイル社会研究所によれば、2010年におけるスマートフォン比率は4.4%だったそうだ。

◆ 日本のスマートフォン普及を牽引したのはソフトバンクのiPhone配りだったと言える。iPhone3Gをソフトバンクが扱いはじめたのは2008年だが、当初は全くと言って良いほど売れなかった。

◆ 独自の進化を遂げて多機能となっていた携帯電話に比較し、iPhone3Gの機能は明確に見劣りするものだった。孫さんは売れずに山積みにされたiPhoneの箱を蹴飛ばして怒りを露わにしたという。

◆ 孫さんは後に言っているが、あんなもの(iPhoneの事)が高い価格で売れるわけはないと。ソフトバンクはADSLモデムの押しつけ商法でADSL加入者を増やしたわけだが、同じようにiPhoneをタダで配りはじめた。

◆ 当時は加入と引き換えに携帯電話をタダにするような商法は珍しくはなかったが、2008年頃には第一次分離プランが始まっている。しかし法規制が行われたわけではなく、ソフトバンクはタダ配りに加えて高額キャッシュバックなどを行い、iPhoneの販売数と加入者数を増やした。

◆ こうしてスマートフォンが認知されはじめると、徐々に市場が拡大する。ただしAndroidスマートフォンなどはまだまだ使いづらかった。2011年から2012年にかけては殆どスマートフォン比率が上がらず、Androidが4になった頃から普及に弾みが付く。

◆ 2013年以降は順調にスマートフォン比率が上がりはじめるわけだが、3GからLTEへの移行、バッテリーの持ちの悪さ、安定度や発熱の問題など、満足に使える状態ではなかったとも言える。

◆ 2016年頃にはスマートフォン比率が5割を超え、iPhoneは6sが発売された。2019年頃にいったんスマートフォン普及率が停滞する。第二次分離プランは2018年頃からスタートしていて、iPhoneのタダ配りがなくなる事による普及率の停滞が起きたとも考えられる。

◆ スマートフォン普及率が8割を超えるとカーブは寝てくるが、これは普及率の上昇に伴うものである。業務利用や従来型携帯電話の方が通話がしやすいなど、スマートフォンに変える必要を感じない層が一定数あるからだ。

◆ 従来型携帯電話が市場から消えれば別だが、そうでなければスマートフォン普及率が100%になる事はないだろう。ただ3Gの終焉によるスマートフォン移行もあるだろうから、スマートフォン普及率が直ちに頭打ちと言う事でもない。

◆ スマートフォンの買い換え年数は長くなっていて、平均使用年数は4年を超えている。iPhoneはOSバージョンアップが4〜5年は行われるが、Androidは2年で終わりになるのが一般的だ。機能云々ではなく、セキュリティパッチの対応もなくなって良いのかの問題もある。

◆ 欧州ではバッテリーの寿命も問題視されている。バッテリー非交換型スマートフォンは、バッテリーの寿命によって製品の寿命が来てしまうという訳だ。こうした問題をメーカがどう考えるのか、Googleはどう考えているのだろうか。


サポートのあり方(5/5)
◆ 物やサービスを売る企業にとって、その物やサービスに関する問い合わせを処理する部門が必要になる。極めて安定かつ堅牢なもので、完全に売りっぱなしに出来るものは別として、それ以外では使い方の案内から故障対応までサポートが必須になる。

◆ 家電製品に関してはPanasonicのサポートが優秀だと思っていた。サービスセンターも親切だし、出張修理も早い。この辺りは町の電気屋さんネットワークの延長にあるというか、家電販売のシステム自体が顧客に近いところにあると言える。

◆ 修理対応ではなく製品に関する問い合わせに関しても、各社で差が付く。プリンタに関しては、少なくともキヤノンよりEPSONの方が優秀だ。というかキヤノンのサポートは酷すぎる。プリンタの用紙の汚れに関して質問すると、キヤノン純正紙以外はサポート外だと言ってくる。仕方がないのでキヤノン純正のA4のコピー用紙を買って試して再度連絡すると、修理に出せと。

◆ サポートの質の低さというか、おそらく客が何を求めているのかも分からない、人工無能と同じなのだ。nuroのサポートからの返事が話題になっていたが、まさにこれなのだ。サポート要員は定型文を探して貼り付けるのが仕事であり、自ら何かを考えるような事をしてはいけない。

◆ Googleでも同じというか、質問したところで質問とは全く関係ないテンプレートが貼られた返事が来るという、何とも酷いものだった。Googleから突然来た個人情報の確認で、公的証明書を送れとあった。何のためにそれが必要なのかを問い合わせたが、それに関する回答はなく、送ってこないとアカウントを使えなくするぞと書かれているのみだった。

◆ 楽天モバイルのサポートも相当酷い。問い合わせに対する回答も統一性がなく、問い合わせる度に回答が異なったりする。最初は「部署が違うから応えられない」→部署を教えてくれ→「回答は非公開です」みたいな、何が何だか分からない状態になる。

◆ 楽天本体のサポート品質も悪い。ページでエラーが出ているよと報告しても、エラーを出しているのはブラウザだからブラウザのメーカに問い合わせろと返事が来た。

◆ ドコモも結構酷かったが、今は随分マシになった。スマートフォン時代になってサポート要員もそれなりの知識を身につけた。難しい質問でも、担当部署が変わって回答してくれる。もっともそのドコモが分からなかった問題を、JRが明確に回答してくるみたいな事はあった。(Felicaの設定(Suica)に関して)
◆ Amazonのサポートは24時間対応が凄い。世界各地に日本語の分かる要員を配しているのだろう。中国メーカも顧客対応に力を入れはじめていて、下手な日本のメーカより親切なんじゃないのみたいに感じる事がある。

◆ メーカにとってサポートコストの増大は気になるところだろう。サポートコストを下げたければ、サポートの不要なサービスや製品を心がければ良い。ローコストでの量産を得意とする日本のメーカは、サポートコストも"量産化"で低減しようとしているのか。


電力需要(5/4)
◆ 3月22日に東京電力管内で電力供給量が不足する可能性に陥った。内閣府再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検 タスクフォースのレポートには、事実ではない噂に注意としていくつかが挙げられていた。

◆ 電力自由化による問題は、発電量とは無関係である事。原発稼働の後れは、そもそも原発が稼働していない状態で電力供給量は不足しておらず、更には3月22日の最大需要は冬季のピークより5GWほど低かった事から、原発稼働との関係はないとされる。

◆ 他にも連系線の容量不足だとか、日が差さなかった事で太陽光発電所の出力が上がらなかったためではないかなどの話が出たという。しかし太陽光発電の有無にかかわらず、最大需要分の発電能力が確保されているので、日照で電力不足に陥る事はないとした。

◆ 電力供給量の低下は地震による被害であり、そうした事を予測した供給量の確保は余り意味が無い。何故ならいつどこでどの位の地震が起きるかが分からないからだ。電力供給を過剰にする事は出来ないので、予備系を考えるとすれば瞬時に立ち上げられる発電方式である必要がある。

◆ 電力需要の増大抑止に供給電圧を下げる方法があるそうだ。また電源周波数を下げて負荷を軽くするとも言われる。交流電動機の場合は周波数を下げると回転数が低下して負荷が軽くなる。抵抗負荷などでは電圧を下げる事によって消費電力が下がる。

◆ しかし最近はスイッチング電源が多く、電圧を下げても消費電力は減らない。周波数に関しては何とも言えないが、AC同期モータはかなり使われている筈なので、気づかれない程度周波数を下げれば節電に繋がる。

◆ 電力供給量が不足する場合に、負荷が1%軽くなるだけでも相当助かるはずだ。そう考えれば電圧を下げる作戦や周波数を下げる作戦も有効だと言える。

◆ 電力供給量がギリギリの時に大電力を必要とするリニア新幹線が走行中だったらどうなるのだろうか。電力供給が途絶えたとしても危険な状況に陥る事はないはずだが、トンネル内で立ち往生は困る。

◆ 逆に電力不足時にリニア新幹線を止めれば、数十万キロワットの余裕が生まれる。非常用の負荷調整として使えるなんていうとJRは拒否するだろうけど。

◆ 電力の安定供給という点で見れば、災害に強い発電所が必要だ。3月の地震では火力発電所が稼働を停止したわけだが、もっと耐震強度を上げられないものか。新幹線が脱線する位なので仕方ない部分はあるにしても、停止時間が長くなるような故障は問題だ。

◆ 今後も火力発電を使い続けるのか、それとも出力調整の容易な方式が開発されるのかは分からないが、少なくとも今後10年くらいは火力発電所が重要になり続けるはずだ。原発稼働数が増えたところで、出力調整の容易な発電所は必要だ。

◆ 電力不足も問題だが、最近は電力余りも問題になっている。太陽光発電所が増えた事により、天気の良い日は電力が余ってしまう。ソーラー発電所は出力調整が容易なので、全てのソーラー発電所が電力会社の要求通りの出力に調整すれば話は早い。


ガラケー・ガラカー?(5/3)
◆ 日本で独自の進化を遂げた従来型携帯電話、それを牽引したのはドコモのiモードであり、iアプリだった。KDDIやソフトバンクもこれに追従し、当時のJ-PHONEは写真を添付できるメールシステムを実装した。これが写メールである。

◆ 今となってはガラケーという言葉も写メールも死語である。auはガラスマという言葉を使ったが、全く流行らなかった。日本独自のという意味で"ガラ"を付ける傾向はその後も続くわけだが、若い世代には通じないと思うんだなぁ。

◆ で、ガラカーは日本製のハイブリッド車だそうだ。確かに日本ではハイブリッド車が流行った。これは日本人の性質による部分もあり、隣の家がハイブリッド車を買ったらウチも買うみたいな、みんなと同じなら安心という考え方だ。

◆ そのハイブリッド車を流行らせたのがトヨタである。海外ではハイブリッドの燃費向上効果はうまく行っても2割だと言われた。しかしJC08燃費に特化したチューニングによって、トヨタのハイブリッド車は優れたカタログ燃費を叩き出した。

◆ 勿論実燃費との乖離が激しすぎるとやり玉に挙がったのは言うまでもないが、カタログの数字勝負の世界でもあり、ミサイルはヒットモデルとなった。トヨタはEV開発の中止を発表し、ハイブリッドこそベストだと言い続けた。SONYがCDに拘り、BD陣営に入れなかったようなものだ。

◆ しかしトヨタはSONYとは違い、ハイブリッドの限界も勿論考えていた。しかし他社のEV開発レベルに追いつくまでは、ハイブリッドハイブリッドと言い続けるしかなかったのである。

◆ だがEV開発がある程度進むと、時代はEVだねと、言う事をコロッと変えた。豊田氏は、EVがダメだと言っていた頃の私は、車が何であるかを知らなかった。しかし今は知っている、EVが素晴らしい事を。みたいな、何とも豊田氏らしいお言葉を吐き出したのだ。

◆ ハイブリッド車は日本を中心に売れたわけだが、欧米ではコストに対するメリットが小さいという理由で余りはやらなかった。そんな事もあり、急速に拡大するEV車に販売台数で追い越されてしまった。

◆ トヨタにしても国内ではハイブリッド車を売り、海外向けにはEVをという方針のようだ。勿論国内でもEVは売るとは思うが、豊田氏がハイブリッドハイブリッドと叫んでいる時には、チャージスポットなどいくら作っても無駄だ、EVなど売れていないのだからと言い続けた。
こうした、世界のトヨタの発言が日本のインフラ整備を遅らせたとも言える。

◆ 豊田章男氏は今までのトヨタの社長とは違い、孫さんのようなしたたかさを持っている。
ユーザの高齢化にも、もしかしたら歯止めがかかるのではないかと思うような、トヨタらしくない車も作りヒットさせる。GRMNヤリスなど800万円を超える"ビッツ"なのだが、これがさらりと売れてしまうすごさだ。

◆ 豊田氏は余り本当の事は言わないと言われるが、本当の事を言っていたら次の商売が露呈してしまう。何も言わないのではなく、嘘を言っておく方が秘匿性が上がる。この作戦がいつまで通用するのかは不明だが、その頃にはまた別の作戦を考えるだろう。今までのトヨタとは違ったトヨタの動きに、他のメーカも注視しているのではないだろうか。


中高年のための本(5/2)
◆ 書籍は売れない時代だが、そんな中で中高年向けの本が売れているという。タイトルは50歳からのiPhoneだとか、60歳からはじめるスマートフォンみたいな感じだ。

◆ この年代の方は、会社でPCを使うと言ってもパッケージソフトを使うくらいであり、いわゆるITには取り残され感が強い年代だ。iPhoneの使い方など自分で調べれば良いじゃないかとか、使えば分かるでしょと言われた所で分からない。そもそも何を使って調べたら良いの?となる。

◆ そんな世代が頼るのは書籍とばかりに、いくつもの本が売られている。まあ本を見て分かるかどうか、この手のものは習うより慣れろそのものであって文字を読んで理解したからと言ってスマートフォンが使いこなせるわけではない。

◆ それでもiPhoneは初心者向けだから分かりやすいはずだ。これがAndroidとなったら、バージョンごとに操作方法が変わってしまうのだからややこしい。せっかく徹夜で本を読んで覚えたのに、OSがバージョンアップされたら分からなくなりました、みたいな人が慣れるよりも習った典型である。

◆ 女子中高生と言えばiPhoneが当たり前だったのだが、最近ではiPhoneを使うのは子供と老人みたいに言われるのだとか。まあ、色々な事をやりたいお年頃でもあるだろうし、柔軟な思考はOSの変化にも迷わずついて行ける。

◆ iPhoneにキャッシュバックが付いていた頃は、主に親の都合でiPhoneを買い与えるなどした。何しろゼロ円よりも安いというキャッシュバック付きなのだ。ただiPhone自体は安くてもアプリが高い傾向にある。Androidなら無料で使えるアプリが、iOS版は購入しなければならない。

◆ もっともそんな事は中高年向けの本には書かれていないと思う。アプリが高くても安くても、そもそもアプリって何?何に使うの?みたいなお年頃だ。何に使うのかではなく、自分が何を求めるかなんだけどね、本当は。

◆ 調査会社のデータを見ると、中高年のスマートフォン利用率が年々上がっているという。って、当たり前でしょ、全てのものは1年ごとに1歳年齢が上がっていくのだから。去年の60歳と今年の61歳を比べるならまだしも、毎年同年齢を比較してグラフにしているのだから、およそ賢いとは思えない。

◆ 年齢が更に上がって老人世代となると、ホーム画面の制限が出来るなどするAndroidの方が良い。iPhoneはドロワーの概念がないので、自分が使う以外のアイコンも並んでしまう。

◆ Androidであれば、電話とLINEとメールだけをホーム画面に貼り付けておく事が出来る。これで画面の変更をロック(そうしたモードの付いているモデルがある)しておけば、誤って他の画面に行くとか、何かのアプリを起動してしまって訳が分からなくなる事もない。

◆ 事業者に言わせれば、スマートフォンは便利なのだから、今時従来型携帯電話を使っている場合じゃないよとなる。それはスマートフォンを便利に使える人であって、電話だけが出来れば良いと考える人には単なる押し売りだ。


パスワードマネージャ(5/1)
◆ パスワードマネージャは相変わらずB-FOLDERS5を使っている。今や随分と古くさくなってしまったし、最新の機能を備えたものも登場しているわけだがそのまま使っている。

◆ 不便なのはブラウザの認証フォームへの自動入力プラグインが更新されないなどで、一々パスワードを入力せざるを得ないブラウザが増えた。この辺りは他のパスワードマネージャもプラグインに頼っているので、更新が停止すると使い勝手が悪くなる。

◆ パスワードをブラウザに記憶させておくことも出来るのだが、これは読み返しが簡単なので危険性が高い。Chromeに拡張機能を入れれば、保存してあるパスワードを表示させることが出来る。

◆ ブラウザへの入力は平文で行うのが普通なので、例えパスワードが暗号化されて保存されていても、ブラウザへの認証情報の入力は平文だ。なので、これを読み取れば(表示だけは****** になっているが)パスワードは簡単に知ることが出来る。

◆ ブラウザには保存したパスワードを復元するためのマスターパスワード的な機能はなく、この点でもセキュリティは甘い。最近は二段階認証が普通になっているので、これらであればブラウザに記憶させておいてもさほど不安はないかも知れない。

◆ ブラウザへのパスワード入力用として、最近RoboFormを使ってみている。基本的にパスワードはB-Folders5に保存しているのだが、頻繁にログインするサイト(或いはログインCookieの寿命が短いサイト)の認証情報をRoboFormに記憶させている。

◆ RoboFormはブラウザの拡張機能としてインストールするもので、ブラウザごとにプラグインをインストールする必要がある。プラグインをインストールしてログインすると、登録したメールアドレス宛に確認コードが送られてくる。これを入力すれば設定は完了する。

◆ RoboFormが使いやすければ全部を移行しても良いのだが、B-Foldersはパスワード情報がローカルストレージにあるという安心感がある。ローカルストレージにあるのでネットワークが不通時でもパスワードの確認が出来る。

◆ RoboFormは未だ使い始めたばかりなのでよく分かっていない部分もあるが、基本的にはログインIDとパスワードを記憶するものではないかと思う。B-Foldersは自由に書き込める部分がいくつかあるので、登録情報などを書き込んでおくことが出来る。

◆ ログインサイトによっては2ndパスワードがあったり、PINがあったりする。それ以外でも例えばパスワードの有効期限や登録メールアドレス、契約番号などなど、これらを書き込んでおける部分があるのでそれはそれで便利だ。

◆ 最近はヤマト運輸のサイトですら二要素認証が可能だったりして、それはそれで良いことではあるが面倒でもある。セキュリティレベルを高める必要のないサイトでは、二要素認証はDisableにしている。

◆ セキュリティレベルの甘い楽天も楽天ウォレットだけはGoogle Authenticatorを使うことが出来る。楽天ウォレットとは楽天の株取引用のもののようだ。