エンジンオイルを買った(6/21)
◆ エンジンオイルはMOTUL8100を使っている。昨年はポート清掃とか燃料添加剤の実験をしたし走行距離も伸びたので、何度かオイル交換をした。今年は2月だったかな?オイルを換えた。1回のオイル量が4.5リットルくらいなので、4回換えると残りわずかとなる。現在の残量がどのくらいか?測ったわけではないが、あと1回分くらいだと思う。
◆ 次回のオイル交換で足りなくなると困るので、20リットル缶を買った。別の銘柄でも良いのだが、今のところ特別使ってみたいと思うオイルがない。認証オイルだと価格的にも似たような感じだがFUCHSは少し高めかな。
◆ スクータに入れている鉱物油も残りが5リットルくらいになった。殆ど乗らないとは言っても年に1回は交換しないと。交換しても排出されるのは新油みたいな感じなのだが、吸湿もしているだろうし。CLSの時も年間走行距離が1,000km以下が何年か続いたりしたので、オイルはさほど汚れなかった。
◆ 汚れはエンジンオイルが余りかからない場所に溜まる。例えばカム周りはオイルが行き渡るので余り汚れないが、そのオイルが飛び散って飛沫がくっつくカムカバーは汚れる。オイルが供給されていて汚れるのはピストンかな。排ガスの吹き抜けもあるし温度も上がるので、スラッジがつきやすい。
◆ スラッジがつくと言っても堆積するわけではないので害はないが、ピストンの裏側などは結構オイル焼けする。焦げ付き性の良いオイルを使うとか、清浄作用の強いオイルを使えばマシになるとは思う。高温でスラッジ発生の少ないオイルはSUNOCO SVELTで、いくつかのテストを見た中では一番良かった。
◆ 清浄作用が強いのはCastrolEDGEだが、ディーラ向けのオイル(名称は同じだったと思う)は更に性能が高い。ただ一般には販売されていないので入手性が良くない(入手できないわけではない)。
◆ 軽自動車や小排気量エンジンのターボ車はオイルにとって結構過酷なので、ターボ付きエンジン搭載の軽自動車こそ良いオイルを入れてあげた方が良い。最近の軽自動車は化学合成オイルが指定されているので、メーカの指定オイルを使っていれば問題はない。軽自動車だから安いオイルで、交換も2年に1回でいいやみたいな乗り方だとトラブルが起きる。
◆ ターボ付き軽自動車だとターボチャージャの軸受けの焼き付きだとか、オイルリターンパイプの詰まり(スラッジによるもの)が起きて、ターボチャージャ交換となると結構お金がかかる。
◆ 鉱物油の時代にはワイドレンジのオイルは焦げ付き性が悪いと言われていた。例えば20W-40よりも10W-50の方が焦げ付き性が悪い。これはワイドレンジにするための添加成分が、他の性能を圧迫するからだ。粘度変化特性が良好なトヨタGRオイルも、焦げ付き性が余り良くない。だからなのか、銘柄によってはターボ付き車両への使用が推奨されていない。
◆ GRオイルは良く出来ていると思う。交換サイクルが短めに指定されているなどはあるのだが、摩擦低減作用や粘度変化などの特性がチューニングされている。GRヤリスとかGRカローラ搭載のエンジンはチューニングレベルが高く、結構ちゃんと作られているというのは言い方がおかしいが、値段なりの手間がかけられている。そのエンジンに使えるEnduranceシリーズは考えられて作られているのだろう。
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