トラブル、また。

ドコモの障害がここのところ多いような気がする。
今月1日には料金系システムの障害で料金アプリなどのデータ更新が遅れたほか、タイプリミット利用者にも影響が及んだ。

12月3日にはごく狭いエリアながら通信障害が起き、そして今日はSMSの通信不良が全国規模で起きたようだ。
ドコモの障害は、ドコモが何かをやっているときに起きやすい。
というか稼働中にシステム変更をするから色々起きるわけで、HSDPA展開時には毎週のように（これは障害というか工事ではあるが）通信断が起きていた。

無線チャネルが混んできてパイロット信号のパワーを下げたときも、つながりにくいとかハンドオーバに失敗するなどと言われた。
パイロット信号は通信する上では必要なものなのだが、通信が始まってしまうと少し邪魔なものになる。
そのパワーを下げると無線回線容量が増大して見えるので収容数を増やすことが出来る。
今は混雑エリアは1.7GHz帯なども使ってトラフィック分散を行っているが、毎月増え続けるというトラフィック対策は容易ではないはずだ。
しかし、だからといって障害が起きても仕方がないねとは言えない。
腐ってもドコモというか腐ったドコモかも知れないが、とにかく移動体通信事業者の親分だ。
信頼性のドコモであり続けなければならない運命を背負っているのである。