満足度

移動体通信事業者の満足度調査で今年もドコモがトップになった。
満足度と言えばauな感じもあったのに、いったいどうしたことか。

最下位はSBMで、何とWILLCOMよりも満足度が低い。
桁違いに低いのがエリア関係で、屋内屋外を問わず非常に悪い評価になっておりWILLCOMやEMよりも使えないと判断されている。
例え圏内でも満足度が低いという項目が通信通話品質で、いずれも満足度が低い。
端末は確かに高額なので満足度が低いのは解るが、月額料金でも満足度が低くなっている。
おそらく安い・安っぽいイメージには騙されないぞと言う人が増えてきた結果だろう。
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/release/mobile100525.html

それでも純増数を稼いでいる、稼げているのは何故か。
おそらくは投げ売りやキャッシュバックなどでの強引な客引きによるものだと思う。
まあスリープ純増もかなりの割合は占めると思うのだが、その双方が相まって純増数を稼ぎ出し、しかし解約率も高止まり。
確かに撒き餌をすれば客は集まるのかも知れないが、本質的に満足度が低いので解約率は下がらない。

これが分離プラン商売ならともかく、SBMの場合はインセンティブ商売なのでロスが多い。
縛りが解ければさっさとやめて言ってしまう。
そもそもローンが終わるとローン肩代わり金が無くなって割高になると言う、ここでも分離プランと逆のことが起きているのだから仕方がない。
そしてこの顧客獲得にかかる費用、月月割りのコストは当然ながら全て既存加入者が支払っている。
確かに網内準定額はあるが、それ以外通話費用は高額だ。
ドコモやauなど、支払った料金以上の無料通話分が付いてくる時代なのだから。