バランス

iOS4で外部キーボードがサポートされた。
あの孫さんもiPhoneでは文字入力がつらいと言っている訳で、外部キー対応はiPhoneをより使いやすくするのではないかと思った。

だが現実には文字入力だけの問題ではないという。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/column/minna/20100720_381267.html
まずは使えるアプリが少ないこと。
何万本だか何十万本あるのだか分からないが、エディタは無いって事か。
Documents To Goが重いと書かれているが当然だろう。
pdfの閲覧ですら息切れ状態に陥るのだから、もっと単純なエディタでなければ実用的な速度で動かない。

もう一つはデータ転送に関してだ。
外部メモリが無いのでPCに転送するのが大変だと書かれているが、だったらPC使えば良いんじゃないの？みたいな。
あとはメールに添付という方法もあると思うがどうなのだろうか。

日本語変換のだめさ加減に関しても書かれている。
キーボードを使うなら予測変換はOFFにした方が良いと思う。
予測させるよりも文字を入力していった方がよほど速いからだ。

日本語変換に関しては他のIMEが使えるようなシステムにならないと難しいだろうなぁ。
日本語変換は特殊というか複雑というか、ワープロと変換エンジンを独自開発していたシャープもNECもアレだし…
それこそiWnnだとかATOKを買ってくるなりしないと難しい。

シャープがオペレータパック関係でiWnnになったことを喜ぶ人は多い。
富士通が同様にATOKからiWnnになったことに不満を漏らす人も多い。
こんなアホな変換エンジンは使っていられないと。
そのくらいの差がATOKとiWnnにはあるわけで、私はNEC製からiWnnに変わったので少し使いやすくなったかな程度に感じている。