Home > 低損失ドライバ

低損失ドライバ


  • Posted by: F&F
  • 2011年2月26日 13:02

照明やバックライトとしてLED全盛な感じだが、その駆動には定電流回路が必要になる。
電球のような定抵抗デバイスであれば電圧駆動すればいいのだが、電圧デバイスであるLEDはそうはいかない。

定電流駆動を行うためには電流検出を行わなければならず、これには損失が必ずつきまとう。
たとえば1Aの電流が流れるLEDの電流検出を1Ωの抵抗で行うと、その両端の電圧は1Vであり損失は1Wとなる。
抵抗を小さくすれば損失は小さくなるが、両端に発生する電圧が小さくなるので低電流の精度を高めにくくなる。

最近では低ノイズのアンプなどを使い、数十ミリボルトの検出電圧を元に定電流制御を行うデバイスも出てきた。
例えば1Aの定電流駆動LEDの電流検出抵抗が10mΩで済めば、そこでの損失は10mWであり1Ω抵抗を使う場合の1/100だ。
この手の帰還電圧が数十ミリボルトのタイプはノイズ抑制のための簡単なフィルタなどが必要だ。
一方で一般的な、帰還電圧0.2V〜0.5V程度のデバイスならば特別なフィルタ無しで制御出来る。

   

Comments:0

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 低損失ドライバ



VC