今週の相場観

先々週の流れを引き継ぎ、静かに先週は始まった。
80円台半ばでウダウダかなと思っていたのだが、火曜には81円台に乗せた。

80円台半ばはサポートラインとなりそこから下には行きにくいとは言われていたが、ではそこで買えたかというと否だった。
火曜の欧州時間には81円台中盤を超えたが少し上昇速度が速いかな。

と思ったら調整と言うことなのか水曜の日本時間には80円台まで押した。
今後USDが上がっていくとするならば、このあたりをふらふらしながら上に向かうというのが素直な動きではある。
米指標の悪化などで余り下げなかったところを見ると上昇力は強い気がする。

FOMC議事録公開でUSDは上昇した。
一時期後退していた金利上昇期待からの買いである。
木曜日の東京時間は81円台半ばから、夕方には82円寸前まで付けNY時間には82円台に乗せた。

来週もどちらかに動くのではなく今週と同じような軌跡をたどるとするならば、下は80.5円から上は82.5円辺りがレンジになるだろう。
トレンドラインからすればその幅は徐々に小さくなり、やがてどちらかに突き抜けることになる。
それが上なのか下なのか。

ただ下は79.5あたりまで下げるのはそれなりのパワーが必要だ。
米指標などもあるので上を見た方が投資的には安全な気がする。