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東電OL(3)


  • Posted by: F&F
  • 2011年8月 3日 11:03

クラブ勤めから、やがてSMの世界に足を踏み入れる事になる。
堕ちていくとする報道もあるが、趣味性に変化が見られたとも考えられる。

勿論昼間の顔は当然のエリートOLである。

斎藤学さんの『家族の闇をさぐる』による分析では、いわゆるファザコンが深層にあるのではないかとしている。
頼るものを亡くし、出世競争に敗れ(と思っていたと推測される)、抑圧された社会から逃げ出そうとする生活。

売春生活はその後も続く事になるが、年齢と共に輝きを失ったその姿は円山町の白塗り妖怪といわれた。

佐野眞一氏の「東電OL症候群」によれば、彼女は「セックスはあまり好きじゃない」と語っていたという。
求めるものは他にあったのだ。

彼女は渋谷付近のラブホテルを出入り禁止になっている。
ホテルの部屋を糞尿で汚す汚濁癖の為だ。
しかしこれとて、教授など他人の上に立つ人に愛好家が多いと言われる赤ちゃんプレイと大きく異なるものなのかどうか。
もしも殺人事件が起きなければ、おそらく今も彼女は趣味と妄想の世界に生きていたのかも知れない。

   

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