プリウス電池

7年ほどプリウスに乗っている人がいる。
聞こう聞こうと思いながら聞くのを忘れていたのだが、先日電池に関して聞いてみた。

すると4年目に闇交換(本人談)されたので、まだ使えているとの事だった。
何故闇交換かというと、整備記録などにも載らないしディーラも電池を替えたとは一言も言わなかったからだそうだ。
では何故電池を替えたのが解ったかというと、その痕跡があったからだった。
で、ディーラに聞くと最初はバッテリの状態を確認したとかなんとか言っていたそうだが、やがて再生バッテリに交換しておきましたと言ったと。

交換したらな交換したと言えば良いようなものなのに、何故だろう。
保証は5年なのだから保証期間内での交換という事で隠す必要もない。
もっともトヨタはバッテリは5年持つような事を言っているので、それ以前に性能が低下したとは言いたくないのか。

で、バッテリを交換して何が変わったかというと燃費が良くなったという。
ハイブリッド率？が新車に近い状態に戻ったのだろう。
最高速も新車の頃に近づいたそうで、バッテリが駄目になってくると最高速が出ないうちにバッテリ切れで頭打ちが来るそうだ。
ただ街乗りで不便を感じるほどバッテリが駄目になっていたわけではなく、ディーラに交換を要求したいとも思わなかったと言っていた。

BENZもケア期間が切れる前に交換出来る消耗品はみんな交換しちゃうみたいな事をディーラはやるわけで、それのトヨタ版か。
問題はこの先である。
バッテリが交換されて既に3年、再生バッテリと新品バッテリの性能は不明だがオーナは気にしていた。
EVはバッテリがダメになると実用性が極度に失われるが、ハイブリッド車の場合は走らなくなるわけではないから我慢すれば我慢出来る。
単に"重量物"を積んだ車になるだけだから。