IP契約数

純増数では以前トップを走るSBMだが、IP契約者数が落ちてきている。
孫さんも非通話端末で契約数を稼ぐ時期になったみたいな事を言っている。

ドコモはIP契約者数が多いが、これはiモードとspモードのダブりがあるので割り引いて考える必要がある。
SBMの先月の純増数は23.9万だったが、IP契約数は約13.7万しかない。
iPhoneは漏れなくIP契約されるので、月間販売台数は13.7万以下だと言える。

悲惨なのはKDDIで、IP契約者数は約1.4万しかない。
suはスマートフォンでの出遅れが契約者数の増加をスポイルしたというのだが、それだけではないと思う。
一時期言われていたネットワークの混雑やレベル2ロックなどと言われるおかしな仕組み、ドコモよりも実質的に料金が高くなってしまうシステムなどが嫌気されたのではないのか。
やはりこれはしばらく続いた純増の王者の自身と奢りが原因だったように思う。

もう一つは取り残されたN-CDMAだ。
いち早くcdmaOneを開始した後はシームレスな移行を武器に3G化に進んだ。
当時ドコモはPDCからFOMAへの移行が進まず苦しんでいた。
しかしW-CDMAが安定した今となっては、マイナーになってしまったcdma2000は弱い。