Home > 解約

解約


  • Posted by: F&F
  • 2011年9月27日 12:02

auからiPhoneの話なのだが、この報道によってSBMへの解約問い合わせが相次いでいるという。
街のケータイ屋でも似たような事を言っていたし、一部報道でも伝えられている。

そんなにSBMがイヤだったのだろうか。
解約を検討するならば、auからの具体的なiPhone発表の日が解ってからでも遅くはない。
確かに一部には解約準備に取りかかる人が居るとは思うのだが、解約殺到なんて事態にはならないような気がする。
この辺りはSBMの一部のページが重くなった事に惑わされた噂のレベルではないだろうか。
ただし風評被害という言葉がある通り、噂が噂を呼ぶ事をSBMは恐れるべきだ。

iPhone報道に加えて昨日はau版ホワイトプランも出されたわけで、これでSBMを追撃出来なかったらauはいよいよダメだなとまで言われる。
田中社長は「iPhoneに関してはノーコメント」としながらも「未来は、選べる」をテーマとして意味深長だ。
小野寺氏も雰囲気は固くはなかったが、施策はどこか官僚的だった。
田中氏の方がより民間のココロを持ち合わせているように感じる。

思えばSBMのスタート当時、同社はドコモやauの料金プランを劣化させて真似た。
劣化させた分だけ料金も安くはしたが、請求書の有料化などで差は殆ど無くなった。
24時間以内での追従を誇らしげに語ったが、真似の出来ないプランが登場してくるといつの間にか無かった事に。
その後一度だけだったかな、真似出来そうなプランが他社から出てきた時に真似方針を瞬間的に復活させたっけ。

あの頃のSBMにはiPhoneも無く、インターネットマシンだとかなんとか言ってみたり防水でなければケータイではないとしてみたり、迷走状態だった。
端末だけではなく料金体系も、サービスも、全てが口先先行だった。
ま、今でも相変わらずではあるのだが落ち着き度が違う。

やがてiPhoneの力も借りながら安定した純増者数をたたき出すに至る。
相当な顧客獲得費用は使っただろうが、それがインセンティブ額として出てこないように工夫もした。
iPhone3G登場から約3年、のべ700万台を売ったとされるiPhoneにも陰りが出てきた。
ここのところの月間販売台数は10万台を割り込んでいるという。

そこに来てauの猛追だ。
追う立場から追われる立場になったSBMは、無料より安いキャッシュバック作戦で契約者数を確保しようと必至だ。
SBMのエリアの狭さや圏外の多さは周知の事実であり、「auからiPhone発売か」のニュースなどでもそれは報じられた。
孫さんはエリア改善を約束するも、数字作りは出来てもエリア改善は容易ではない。
あのドコモですらFOMAはつながらないというイメージを払拭するために、相当な苦労をしてきたのだ。

ここのところ面白い事も少なくなってきたSBMなので、あっと驚くようなインパクトある施策を出してきて欲しいものだ。
良くも悪くも、いや、悪くも悪くもかも知れないが新鮮なネタが欲しいと思う今日この頃である。
守りはSBMには似合わない、ハチャメチャな攻めがあってこそのSBMなのだから。

   

Comments:1

handagiken 2011年10月 3日 13:37

解約騒ぎにはソフトバンクの被災地支援で解約が9月いっぱいまで無料だった影響も大きかったみたいです

コメント投稿には JavaScript が必要です。ブラウザのJavaScript 機能を有効にしてください。

サインインしなくてもコメントの投稿は出来ます。
サインインしている場合はお名前などを入力せずに、そのまま投稿できます。

登録は簡単&それによって何かが起きるわけではないのでお気軽にどうぞ。
登録ページ書き込み→確認メール送信→確認メールのURLクリックで承認、の手順です。
確認メールに書かれたURLにアクセスしないと登録は完了せず、正しいログイン状態に移行できません。
コメント フォーム
コメント投稿完了までには少し時間がかかります。
二重投稿にご注意下さい。

Home > 解約



VC