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N-07D(49)


  • Posted by: F&F
  • 2012年9月 4日 11:05

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バッテリの減りの実験である。
画像左は3GをOFFにしておいたもの。

約7時間で1%しか減っていないので0.14%/h以下だ。
他の計測と異なり、静止状態での電池消費量だ。

左から2番目はJuiceDefenderで通信を30分ごとに最大5分間に制限したもの。
約5時間で9%減ったので1.8%/hとなる。
なお何度かのメール受信とそれの確認は行った。

左から3番目は特に対策は行わなかったもの。
約5時間で10%減少したので2%/hとなる。
メール受信は数通あった。

一番右は通信をOFFにした場合で、約2.8時間で4%を消費したので1.4%/hという事になる。

共通なのは、
WiFi=OFF
Bluetooth=OFF
GPS=ON
オートGPS=ON
K-9:30分ごとにポーリング
である。

この5(2.8)時間は常に移動していた訳ではなく、GPS圏外(ビル内)を多少歩き回った程度だ。
なので常に移動していて位置登録を繰り返すような状況よりは条件は良いが、LTEと3Gはたまに切り替わっている。
たまに圏外になりその時に電力を消費しているのは、ビル内の一部で電波が弱いからだ。
この時にLTE⇔3Gが切り替わり始めると、一定時間圏外になってしまう。
そもそもLTEは弱いのでLTEに切り替わって通信が始まると、延々リトライを繰り返すような時もある。

位置登録は通信は行うが、いわゆるユーザによるデータ通信ではないのでデータ通信を切っていても電力は食う。
従ってデータ通信を切った状態でも圏外ギリギリの所やLTE⇔3Gが切り替わるところを持って歩けば、それなりの電力消費量にはなる。
連続待ち受け時間のカタログ値に「静止時」と明記されているのはこの為だ。

今回の実験では、
データ通信OFFの静止時:0.14%/h
データ通信OFFの通常時:1.4%/h
データ通信ONの通常時だがJuiceDefender使用:1.8%/h
データ通信ONの通常時:2%/h
となった。

データ通信OFFの静止時と移動時の違いは3G⇔LTEの切り替えやハンドオーバの有無とオートGPSが動いているかどうかだ。
ステータスで見ると全体の3割をオートGPSが食っていることになるので、1%/hが基本的無線通信が使用する電力で0.4%/hがGPSということになる。
オートGPSの測位は5分ごとに行われても、データ通信がOFFなので通知は行われていない。

データ通信ON時とデータ通信OFF時の差は0.6%/hであり、これが通信に使われた電力だ。
勿論この通信が100%オートGPSのものとは言えない(明確ものでは30分ごとにメールをポーリングしている)のだが、そう仮定した場合は通信用電力が0.6%/hで測位電力が0.4%/hの合計1%/hとなる。
これは以前に比較検討して求めたオートGPSのバッテリ使用量に一致する。

勿論使用条件や電波状態によっても異なるのは当然なのだが、オートGPSによるバッテリ使用量は1%/h前後と言えそうだ。
(N-07Dの電池容量は公称1.8Ah)

   

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