iコンシェル(2)

従来型ケータイの頃は中々役に立つなという部分のあったiコンシェルだが、時代が徐々にそこに追いついてきた。
一方でiコンシェルの方は進化していない。

オートGPSを使ったサービスにしても然りで、どうもやる気が感じられない。
現時点で使えるサービスは終電情報と雨雲の接近お知らせだ。
気象情報もそのほかのものは情報が遅いので余り役に立たない。
つまり、iコンシェルが進化をサボっている間に世の中の情報伝達速度が上がったわけだ。

終電情報は"一発終電"アプリによって得る事が出来る。
iコンシェルでは設定できなかった複数目的地の設定も出来る。
ただし起動を忘れると通知してくれない。
iコンシェルの場合は常に動いているので、その場所に応じた終電情報を通知してくれる。

気象情報の方は今のところ良いアプリが見つかっていない。
地域設定型のものはあるのだが、GPS利用型となると有料になる。
有料になるならばiコンシェルの方が安いとなってくるのだ。

iコンシェルの不満な点は以下の通りだ。

WiFi接続では動作しない(しにくい)。
ドコモからのお知らせと称する広告が配信されてくる。
オートGPSのインターバルが5分固定でバッテリ消費量が気になる。
オートGPSの測位タイムアウト時間が固定で、屋内で動作させているとバッテリ消費が更に気になる。
ニュースや気象情報の鮮度が悪い。
交通情報や列車運行情報が場所設定型で、GPSなどに対応していない。

その一方で、
月額105円は安い。
電話帳やスケジュールのバックアップ機能がおまけで付いてくる。
しゃべってコンシェルと連動しているらしい。

が、ある。