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通話トラフィック


  • Posted by: F&F
  • 2014年7月21日 13:13

通話定額が普通になり、各社共に通話トラフィックが増えているそうだ。
ドコモも3Gによる通話トラフィックの増加で2.1GHzの帯域が不足しているエリアが出てきたという。

そう言われればRSCPが下がったのか通話品質が悪化していると感じる。
LTEに帯域を取られる度に通話品質が悪化し、しばらくすると多少マシになる(マイクロセル化か調整か)事を繰り返してきた自宅付近だが、ここの所また悪化が見えてきている。
LTE帯域を広く持っているドコモなのだが1.5GHz帯や1.7GHz帯に対応していないスマートフォン利用者も少なくはない。
そうなると2.1GHz帯のLTE帯域をあまり削る訳にも行かず、だ。

買い換えが進めば状況は改善、特にこの夏モデルからは通話トラフィックをVoLTEに逃がせる。
しかし旧機種の投げ売りもやっているくらいで、一体何を考えているのかと言いたくもなる。

帯域が厳しいのはSBMも同様で、こちらは2.1GHz帯と900MHz帯しかない。
旧EMの帯域も15MHz幅しかないので音声に使えるのは5MHz幅だ。
1.7GHz帯に対応していないモデルでは2.1GHz帯と900MHz帯の5MHz幅のみで通話トラフィックを処理する必要がある。
このため112.5MHzを謳うエリアあるいは75Mbpsとされるエリアでも37.5Mbpsまで落とす(LTE帯域を削る)事で対処する。
SBMのページには112.5Mbps/75Mbpsのエリアでも37.5Mbpsになると注釈がある。

通話定額はLTE化を推進する必要性を高めるプランでもあるのだが、VoLTEやCAなどを推し進めないと3Gに戻ってしまう危険性がある。
これはインフラのみの話ではなく移動機の普及という面でも同じだ。

ドコモが旧機種の投げ売りをやめなければ、それはPDCは終わりにしますよと言いながらPDC移動機を売っているのと変わらない。
2年前に発売されたN-07DもLTEは2.1GHz帯のみの対応だったと思う。
従って、少なくともサフィックスがEかFのスマートフォンを普及させなければ2.1GHz帯のトラフィックは減っていかない。

   

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