iPhone6

予定通りiPhone6が発表された。
SIMフリー版の価格を見る限り予想されていたほど高額ではない。

NFCがやっと搭載された。
これでやっと従来無理矢理的にカメラを使ったり音を使ったりしてインタフェースしていた分野をスマートに出来る。
アンテナがどうなっているのか、感度はどうなのかは今後情報が出てくるだろう。

VoLTEやCAにも対応、日本のTDDバンドにも対応している。
バンド28(700MHz帯)にも対応していて、このバンドはドコモとKDDIが来年1月からの開始を予定している。
ただ予定通りに行くのかどうかは微妙だ。
YMは来年末からの開始予定なのでiPhone6sが出てからと言う事になる。

SBMの900MHz帯LTEにも対応しているが、そのプラチナLTE自体が開始されていない。
噂によると一部離島では電波が出ているらしいが多くの利用者が使える状態ではないのであまり意味は無い。
VoLTE位は対応しても(出来ても)良さそうなのだが、音声によるトラフィック増を嫌っているのか。
高音質を謳うには26kbps程度の速度が必要だが、現状SBMは5kbps程度まで帯域を絞っている。
動画サイトのスロットリングや画像圧縮などでトラフィック減を行う同社故、音声トラフィックが5倍になるなど許せないのかも。
でもまあ時代の流れなので「やりました」宣言位はしたいだろう。
VoLTEでも帯域を絞れば音質が劣化するだけでサービスが出来ない訳ではない。
例によって高音質を宣言はするが注釈に「全ての地域、全ての状態で高音質になる訳ではありません」と書けばいい。
もっともメディアなどで音質比較テストなんかをやられると一発でバレてしまう。
スピードテストと同じように、テスト場所を限定してそこを狙って貰わないと、文字通り話にならない。