プリンタ (9)

知識に乏しいT氏は、今度は無線LANのAPを変えてみろと言ってきた。
どうやらNEC製の信頼性はキヤノン製MG3530よりも劣っていると判断したようだ。

ただコメント欄でも情報を頂いたとおりAPとの相性的なものが無いとは言えないので試してみる事にする。
だがAPを変えたからと言って接続状態が変わる事はなかった。

以前にも書いたとおり電界強度はスマートフォンをプリンタ近くに置いてアプリでも確認していて、それはプリンタが指示する電界強度とさほどの差はない。
妨害に関してはスペアナで問題のない事を確認しているし、電界強度も測っている。

無線LANの電波状況はプリンタのIPアドレスをブラウザに打ち込めば見る事が出来る事も分かった。
しかしこれ、T氏の説明通りには行かなかった。
T氏はIPアドレスを打ち込めば電界強度が表示されるというのだが、実際にはNetworkConfigurationをクリックする必要がある。
最初はメニューにばかり目が行き、メニュー内の全ての項目をチェックするという時間の無駄をしてしまった。
NetworkConfiguration項はメニュー一覧とは離れた場所、ソフトの名前かな？みたいな感じでページの一番下にある。
T氏に指示は正確にしてくれと書いたが、これも完全無視である。

そこには伝送速度も表示されるのだが、電界強度が67%と強いにもかかわらず12Mbps辺りまで速度が落ちる。
常にその速度ではなく54Mbpsになる事もある。

これに関して、強電界中にめまぐるしく速度変化があるのはおかしくはないかと質問したが無視された。
テストしていて電界を更に強く(80%以上)すると接続が少し安定するように感じたが、それでも駄目な時は駄目。
駄目になる確率が少し下がったかなと言う程度である。