グノシー

グノシーに関しては以前にも書いた、
なんだかよく分からないビジネスモデル、従業員や経営者が俺は東大出だから、東大から人を集めたからと自慢している変な団体だ。

そのグノシーも上場を果たして利益予想を上方修正した事もまた話題になった。
そしてこの裏にはアプリのダウンロード数水増しもあった。
○○ダウンロード達成みたいな、ダウンロード数競争はゲームアプリでも行われる。

グノシーのダウンロード数水増しのネタになったのはモンスターストライク、通称モンストである。
モンストはmixiのものだが、AppBANKのモンスト攻略というサテライトアプリを公認にした。
AppBANKはサテライトアプリがダウンロードされる事で利益を得るので、対価をmixiに払う。
一方でモンスト攻略内で使うネタを売って対価を貰う。

このネタの一つがグノシーであり、モンストとは全く関係のないグノシーアプリをダウンロードする事でモンストで使えるアイテムが手に入ると謳うわけだ。
ゲームをやっている人からするとグノシーがどんなアプリなのかは全く関係なく、アイテムを貰うためにダウンロードする。
これでダウンロード数が上がるという寸法だ。
ダウンロードも1回ではなく、ダウンロード数に応じて貰えるアイテムが云々となると何度もダウンロードする。
これがグノシーダウンロード数水増しの真相というわけだ。

AppStoreではこの手のダウンロード稼ぎを取り締まろうとしているのだが、なかなかうまく行かない。
携帯電話契約数と同じで数字だけが一人歩きする世界故に、あれやこれやの水増し策に札束が飛んでいく。