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韮山反射炉とは


  • Posted by: F&F
  • 2017年11月 8日 12:09

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韮山反射炉はお隣伊豆の国市にある。
道路などにも韮山反射炉が云々と看板が出ている。

一体何なんだ、韮山反射炉って。
炉と付いている所から連想するのは溶鉱炉とか原子炉とか…
反射炉となると通常の原子炉よりもっと効率を上げるための何かとか…
しかしそれが保護される?
見学の対象になる?

いつか調べようと思ってすっかり忘れていた。
調べてみると溶鉱炉のようなものだ。
鉄などを溶かす炉なのだが、反射構造とする事で効率を上げようという構造だ。

で、これが古い。
幕末期の代官江川英龍が作ったとか何とかで、現存するのはここだけなのだそうだ。
今は崩れないように周りが鉄骨で補強されていてオリジナルの外観とは異なる。

   

Comments:1

してん Author Profile Page 2017年11月 9日 20:09

燃料、熱と鉄を分けられる反射炉は、西洋でパドル鋼など質が高い高温炉として使われたようです
純鉄の融点は1500度以上ですが、
炭素還元等の不純物過多では1000度超ぐらいで解け、不純物が減ると凝固します(パドル鋼)

もっとも文献によると、韮山反射炉の鉄、銅は大砲製造に使われたようです
江戸時代の日本には近代製鉄が入っていなかったので、日本刀のように部位を最適化は出来ても
均一の組成の大きな大砲は製造が難しかったといわれています

鉄の製造としては当時でも時代遅れでしたが、改質技術は戦後の平炉法まで長く使われた技術のようです
(現在は純酸素吹き転炉)

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