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ジムニー:アイドリング回転数を下げる


  • Posted by: F&F
  • 2017年11月22日 12:06

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ある時気づいた、アイドリング回転数ってこんなに高かったっけ?
ボンネットを開けてみると950±50回転と書かれている。

しかし実際には1750回転もある。
単気筒じゃないんだから、いくらなんでも高いだろう。
アイドル回転数はECU制御になっているので、メカニカルな調整箇所はないようだ。
電気制御されるのはISCバルブだ。
ISCはステッピングモータを使うメーカとリニアソレノイドである。

コイツが汚れるとバルブの密着不良でアイドリング回転数が上がる。
と言う事で外してみる。
少し汚れていたのでパーツクリーナで掃除、受け側のスロットルボディ側も掃除した。
で、気づいたのだがOリングが無い…
Oリングだけのパーツ番号が無いので、整備で無くしたか切れたかした時にそのまま組んだな。
で、密着している間は良かったが時間が経ってエアを吸い始めたのだろう。
しかしここからエアを吸っても問題は無いような気がする。
Oリングが付いているのはスロットルバルブの大気側になるからだ。

もう一つは先のバルブのゴム部分が少し減っている事だ。

さてOリングをどうするか。
最も簡単なのは輪ゴムを切ってアロンアルファで接着する事だ。
ゴムはシアノアクリレート系接着剤で強力に接着出来る。

が、机の上を眺めるとLED懐中電灯が…
コイツは防水である。
と言う事はOリングが付いているかも。
で、電池ボックスの蓋を外すとOリングがあった。
これ、貰っちゃおうっと。
直径はぴったりである。
おそらくこれは20φ×1.5φのものだと思う。
写真などを見ると純正品はもう少し太そうなので20φ×2φが良いかもしれない。
Amazonで探してみると↓があった。
http://amzn.to/2yXoUtr

Oリングを付けてアイドル回転数は下がったが規格より少し高い。
いや、Oリングを付けてと言うよりもISCVを掃除したからだろう。
やはりバルブの密着不良かな。

ジムニーに関する記事は多くあるがテキトーなものが多くて面白い。
ISCVを掃除すると壊れるとか、ISCVが壊れるとECUまで壊れるので修理代が高いとか。
ISCVの先の黒い部分(樹脂製のバルブに相当する部分)がセンサになっているので触ってはいけないとか。
他にもホーンを交換するとABSだかエアバッグが作動しなくなるとか、もうメチャクチャである。

   

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