久しぶりに木を切った

暖かい秋で落葉が遅く、しかし太陽高度は下がるので日陰が増える。
邪魔な木は何本もあるのだが、まずは枝の向きと倒す方向が一致している1本を切った。

幹の太さ自体は30cm位だが、ひょろ長くて15m位あるかも知れない。
幹の太さが30cm以上になるとチェーンソーの刃が届かなくなるので両側から切っていかなければいけない。
30cm以下の木ならば片側から切っていけるので楽なのだ。

ここに引っ越してきた年に枝を切った木がある。
根元から切らずに上の方だけを、自作超高枝切りノコギリで苦労して切った。
しかし時がたてば木は生長するわけで、切った所から生えた細い枝が1m以上も伸びてしまった。
そこで再度超高枝切りノコギリを登場させたのだが、細い枝を1本ずつ切るのは相当面倒なのだ。
で！
根元からバッサリと倒してしまった。
斜面に生えた木は地盤を支える意味もあるので根元から切るのはどうかなと思ったのだが、すぐ隣にも木が生えている(同じ種類のようなので根で分岐して生えているのかも)ので潔く切ってしまった。

苦労したと言えば、太い枝を何日もかかって切り落としたその木は何故か翌年までに枯れてしまった。
ものすごくハードに切ったわけではないのだが、枯れた。
ただ枝を落としたおかげで根元から切る事が出来た。
枝が付いたままだと巨大すぎて安全に倒せなかったかも知れない。
何しろ太い木だったので。

あと3本切りたい木はあるのだが、1本は枝の方向が悪い。
木の重心が倒したい方向と逆になっている。
ただ幹が細い(20cm位かな)ので、くさびで何とかなるかなぁ。

もう1本は余り邪魔ではないのだが、根元の所に穴が開いている。
古い木などに良くある、幹に大きな穴が開いた感じだ。
木自体は、葉の数は少ないながらちゃんと生きている。
他の木に比較すると枝や葉が少ないから、元気度は低いのかも知れないけど。
これは風で倒れると危ないので切った方が良さそうだ。

木を1本切っただけでもソーラーパネルへの陽当たりは結構違ってきて充電電流が増えた。
今までは150W前後だった発電電力が、一気に300Wを超えるようになった。