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電気柵用の電源を実験してみる


  • Posted by: F&F
  • 2019年12月10日 13:10

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シグナス用のイグニションコイルを探し出した。
シグナス用は自動車用などに比較すると小さいコイルだ。

これに接続するのは以前に作ったCDIである。
元々は中華HIDバラストの改造であり、更にはオリジナル回路で作り直した。
シリコンがあちこちに塗られているのは振動対策である。
振動試験機で実験すると、足が細く背の高い部品は面白いように振動して外れてしまう。
加振周波数に共振するとパーツの足は折れて吹っ飛んでいく。
細い電線1本にしても、その電線が共振すればムチのようになって周辺の部品をぶっ壊す。

CDIをイグニションコイルに接続して火花を飛ばしてみる。
コイルへの印加電圧は450Vに設定、火花は約22mmまで飛んだので40kV位は出ているだろう。

CDIはコイルにディスチャージしない限りは電流を食わない(コンデンサの電圧が上がったら駆動を停止する)ように構成している。
多少でも電力を無駄にしないようにと考えた。

えーと、コンデンサに蓄えられているエネルギは、Q=CVだから0.68μ×450=306μクーロンとなる。
仕事量は1/2QVだっけ、これで計算すると68mJかな。
トランスの効率が5割くらいだとして30mJ前後は出ているかも。
CDIの場合はイグニションコイルをパルストランスとして使うので、どの位の効率になるのかはよく分からない。

とりあえずこれでやってみるかなぁ。
中華タイマーを使って毎秒1回放電させれば良い。
その中華タイマーの方も実験してみなくては。



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