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去年の春先


  • Posted by: F&F
  • 2020年5月10日 12:07

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写真は去年の3月に伊豆半島の西側で撮ったものだ。
海に沈む夕日は冬場の方が見やすい。

湿度が低く空気が澄んでいることもあるし、西よりも南寄りに日が沈んでいくからだ。
伊豆半島の真西約50km先には御前崎があるので陸地が見えてしまう可能性がある。
伊豆大島までは30km程度でハッキリ見ることが出来るし、55km先の神津島も見えるのだから。

昨年の今頃、いや今年の初めですらコロナウイルスが世界を脅かすなどとは誰も思わなかった。
2019年の11月には中国では感染者が出現し、1月9日はWHOが集団発生を認知した。
だが対岸の火事そのもので現実味はなく、日本では余りニュースにもならなかった。

日本ではその後中国からの旅客抑制などによって、中国経由での感染の拡大は抑えられたとしている。
しかし欧州からの旅客や帰国者が持ち込んだウイルスはあっという間に蔓延を招いてしまった。
そして緊急事態が宣言されることになる。
行動が抑制出来れば感染者は減少するのだが、それでは経済が駄目になってしまう。
現状においても飲食店や旅行業などは壊滅的な打撃を受けているわけで、この状態が続けば様々な業種にそれが及ぶ。
JR四国が悲鳴を上げているがこれは四国だけの問題ではなく、程度の差こそあれ各地域同様だ。

静岡県の一部では自粛要請が解除されたのだが、飲食店に客は戻ってきていないそうだ。
以前の活気を取り戻すには多くの時間を必要とするだろうし、客が戻れば戻ったで感染のリスクが高まる。
実際問題私にしても3月頃であれば外食に出かけたこともあった。
しかし今は外食にもリスクがあるわけで、わざわざ出かけようとは思わなくなった。
ちょっとマクドナルドでと思ったところで、店内での飲食は休止中である。

緊急事態が解除されて感染者数が極端に増えなければ、感染に注意しながらの生活になるのだろう。
感染者が増えてくれば、再び緊急事態を宣言することになるかも知れない。
さらには全世界で感染者が管理出来なければ、人の移動は感染リスクになる。
2019年から2020年、或いはそれ以降のこの事態は歴史に大きく刻まれるはずだ。

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