敬老祝い金は必要なのか?(5/14)
◆ 静岡県の各市町では敬老祝い金制度というものがあるそうだ。80歳になったら3千円とか、90歳なら5千円とかの祝い金が貰える。金額的にはたいしたことがないが、お祝いの意味を込めてと言うことらしい。この祝い金を静岡市が廃止すると言う事で、来年からは個人に配るのではなく敬老会などの団体に配るのだそうだ。
◆ 元々は生存確認と言っては変だが、独居老人の増加に伴う様子見みたいな意味もあったのだそうだ。個人に配らないのならばやめてしまえば良いと思うのだが、老人票の減少を恐れれば老人とりまとめの団体に渡す金の増額になるとか。
◆ これによって1億円の予算が6.3千万円に削れたと言っているのだが、だったら全部削って公平に福祉予算にすれば良いんじゃないのと思ってしまう。田舎の方だから余計なのかも知れないが、浪花節選挙みたいな昭和の風習を引きずっている感じだろうか。
◆ 伊豆市にもあるのかなと見てみたが、敬老会にはお金をあげるよ、みたいな申請の必要な事業はあった。Google検索は伊豆市も伊豆の国市も、南伊豆町も同じだと思っているようで、伊豆の国市の情報が色々出てくる。で、結局の所伊豆市がどうなのかは分からなかった。
◆ GROKに聞いてみると「静岡県伊豆市の敬老祝い金についての情報は、以下の通りです:敬老祝い金の制度:敬老祝い金は、長寿を祝い、これまで社会に貢献してきた高齢者への感謝の意味合いで、各自治体が進呈しています。伊豆市でも同様の制度が考えられますが、具体的な情報は現時点では見つかりませんでした。」と言うことなので祝い金制度はないのかな。ローカルTV放送では伊豆市も"ある"に分類されていたけど。
◆ 福祉予算の増大だなんだと言いながら、結局は予算は削られていく。予算を削っておいてから、あれもやりますこれもみたいに復活させて増税に結びつけるのかな。福祉と言えばカネを出すみたいな印象操作は消費税で味をしめたと言う事か。
◆ 増税と言えば通勤手当課税なんて話もある。財務省に言わせれば基礎控除があるのだからそれで何とかしろと言うことなのかも知れない。月額給与支給額30万円の人で月額2万円の交通費がかかっていた場合、所得税額は8,420円から10,140円に上がる。
◆ 社会保険料は従来から通勤手当にもかけられている。サラリーマンは文句を言わない(税額が見えにくい)からどんどん取ってしまおうという事かな。サラリーマンも特別徴収ではなく、自分で申告するようにすれば良い。こうすれば自分がどれだけ税金を払っているのかが明確になるわけだし、経費の算入や計算も自分でやることで知識が付く。
◆ 今はアプリなどでも簡単に申告ができるし、マイナンバーカードで医療費控除などの自動入力も出来るんじゃないのかな。何もなければ源泉徴収票の額を入力し、年末調整で申告するのと同様の保険料などを入力すればそれで完了になる。
◆ 通勤交通費だとか通勤用の服や靴や鞄や筆記用具、会社の飲み会で払った割り勘の費用なども経費算入出来る。自分で経費申告をすると、交通費以外は意外に経費って使わないものだなと感じるかも知れないし、外回りの人だったら靴やスーツ代が経費に出来て助かると思うかも。
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