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ファミリーカーの世代交代(2/11)
◆ 30プリウスの頃はかなりの台数が売れていた。いわゆるミサイル化しやすい最右翼な訳だが、発売から年数が経った事もあって最近では車ドロボーの外国人御用達みたいな感じになっている。台数が減った事で事故も減っているみたいな話もあるが、この辺りはどうなのだろうか。
◆ プリウスの牙城を崩したのはアクアだった。プリウスイメージの悪化やちょっと行きすぎたんじゃないの、あのテールデザインはと言われ始めた頃にアクアは売れた。ハイブリッド車と言えばプリウスだったのだが、アクアは3年連続で登録台数トップとなったのである。
◆ そんなアクアもやがて売れなくなる。こう考えると売れ続ける車の難しさが分かる。そしてアクアに代わって登録台数トップに躍り出たのがヤリスだった。ヤリスは見た目でアクアと見分けが付かないと言われたが、フロントマスクはよりアグレッシブになって刺激を与えた。
◆ アクアはマイナーチェンジを受けているのだが、トヨタ共通デザイン故に変化点が少なく新鮮味がなかった。同じデザインなら新型車の方が良いと言うわけで、顧客はヤリスに流れたのだった。ヤリスとアクアは共通シャーシだったかな、車自体もそう大きくは変わらず、見た目も余り違わないのであればヤリスを選ぶという人が多かったわけだ。
◆ アクアと共に売れていた日産ノートも、何故かアクアの衰退と共に売れなくなってしまった。ライバル車というか競合車が売れなくなった事でノートも売れなくなるのだから面白い。ノートはアクアの競合にはなったが、ヤリスとはぶつからなかった事になる。
◆ アクアが売れなくなった理由として競合が軽自動車になったという話もある。燃費の点でも軽自動車の追い上げは凄いものがあり、もはやハイブリッド代を払ってまでアクアを選ぶ理由はなくなった。勿論自動車そのものとしての違いなどはあるのだが、特に地方部においては軽自動車の燃費改善によってコンパクトカー人気が薄れたと言われる。
◆ その軽自動車も価格を考えると必ずしもお得とは言えないのだが、税金を含めたランニングコストは依然安い。ハイブリッド車となるとハイブリッド代がかかっているので、いくら高くなった軽自動車とは言っても絶対価格として考えれば安い。
◆ コンパクトカーを売って行くには軽自動車にはない何かが必要だ、と考えたのかどうかは分からないが、ヤリスにGRをくっつけたのはイメージアップにつながった。要するに松茸梅の商売で、あのGRと同じ車(実は違うんだけど)かと、安価なヤリスを買っていく。
◆ このGR戦略が成功すると何でもかんでもGRになってきて、トヨタはハイエースにもGRパーツをくっつけ始める。トヨタ共通デザインならぬトヨタ共通GR作戦だ。さらには別の車と言えるほど内容が異なる車にもヤリスの名を冠する辺りは、トヨタ全ヤリス化計画みたいな。
◆ 今は世界的にSUVが売れているのだが、これもやがて売れなくなる日が来る。EVは早々に失速してしまったのだが、だからといってEVが無くなってしまう事はない。おそらくはペースを落としながら各社共に売っていくだろうし、バッテリーに関してもNMCからLFPに、さらには固体電池やNa-ionバッテリーへと変わっていくかも知れない。
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