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キットもの(12/1)
◆ 組み立てキットがある。今時は電子機器での組み立てキットは多くはないが、昔はラジオだとかオーディオアンプだとか、現JVCケンウッドの前身のTRIOはアマチュア無線家用の無線機のキットも販売していた。こうしたラジオだとか無線機の組み立てキットは、作る楽しさよりも組み立て工数分だけコストが安いことが魅力だったのだと思う。昔の雑誌を見ると完成品よりも組み立てキットの方が、販売価格が安い。
◆ プラモデルも組み立てキットなのだが、組み立てたあとは眺めるだけ?色を塗ったりして自分なりに楽しむ方もいると思うのだが、私自身はどうもその、何というか、眺めるだけみたいなものはすぐに飽きてしまう。
◆ ジグソーパズルも組み立てキットなのだが、アレもプラモデル同様に完成品を見て楽しむ感じだ。見て楽しむものだったら最初から出来上がっている方が、すぐにそれを見て楽しめるのに、なんて思ってしまう。まあパズルだから組み立てる楽しさというか苦しさというか、それを楽しむという点ではプラモデルとは少し違うかも。
◆ ゲームにしても何かと戦うとかスコアを上げるとか、あるいはゴールを目指すとか脱出するとか、目標が設定されている。その目標に向かってプレイするわけだが、パズル系のゲームはゴールがないものが多い。この場合は目的というか目標もないまま、その場面というかステージを楽しむ感じかな。
◆ 私はゲームもプレイするがあまり熱中しない。だってゴールが分からないものに対していったい何をしろというのだ、みたいな。私の場合は何かをやろうとするときに、目的というか目標がハッキリしていないと力が入らないみたいなものかも。
◆ 逆に何かを作っているときに、より性能を上げようとか、より安定性を上げようとか、そういう事を考え始めると熱中度は上がる。熱中度は上がるのだが、目標が高すぎると挫折する。まあ自分で目標を決めるわけだから、挫折するほどの高い所は望まないんだけど。
◆ 魚を飼うにしても魚を見て楽しむと言うよりは、手をかけずに魚が買えるシステムを作る方に興味が行く。車関係だと、昔は走ること自体が好きだったので、休みとなればどこかに出かけた。そのうち渋滞が嫌になって余り車に乗らなくなるが、スクータに乗り始めると又色々なところに行き始めた。
◆ でも本質的には走ることよりも、何か?どこか?をいじっている方が好きかも知れない。整備だとか修理を自分でやるのも、それをやってみたいからだ。整備工場に任せた方が余程安く仕上がるみたいなことも多々あるのだが、だってやってみたいんだからしょうがないではないか。
◆ 何かの物体を使った楽しみ方は人それぞれなので、プラモデルが好きな人はそれを組み立てれば良いし、組み立てずに保存してそれを眺めるのが好きは人は箱を眺めれば良い。PCを自分で組み立てる人は以前より減ったのかな。出来合の物を買ってきた方が安くて安定みたいな感じだ。
◆ 自分で作ったり改造したりして性能を上げるのは楽しいのだが、今や必要十分な性能を持っているPCや車が簡単に買えるのだから、自分で何かをしようと思うきっかけが少ないよなぁ。
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