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海外の林業(1/11)
◆ いわゆる管理された林業ではなく、そこらに生えている木を切って売ってしまう的な途上国の林業が多くの国の建築を支えているとも言われる。木を切ること自体は余り苦労もしないしコストもかからないが、それを運び出すには膨大な労力が必要だという。
◆ 勿論トラックで運ぶのだが、過積載状態で未舗装の山道を行くのだから、泥濘路での立ち往生だとか崖崩れによる事故も起きる。そうした道路というか仮設道路みたいな所は木を運び出すために多くのトラックが行き来するので、雨でも降れば深い轍が出来てしまってトラックの通行を妨げる。
◆ すると立ち往生したトラックを助ける為にブルドーザだとか大型のトラクタが活躍することになり、ブルドーザやトラクタの持ち主が割の良い仕事にありつけるわけだ。めったやたらに木を切るのは良いことでは無いにしても、木材を売るという一つの産業から多くの関連産業が生まれていく訳で、途上国にとっては、まあ必要な産業かも知れない。
◆ 木材の出荷量が増えてくると道路が整備されるのだが、その道路を作るために多くの人たちの雇用が生まれる。沢山の重機が運ばれるのだが、そこにもトラック輸送が活躍する。動画などを見ると日本製のトラックも使われてはいるが、SCANIAとかVOLVOが多いかなと思った。
◆ トラックの使われ方は過酷で泥濘地と言ってもタイヤがそっくり泥に埋まってしまうような場所もあり、そこに嵌まったトラックを別のトラックやブルドーザで引っ張って動かすという凄いことが起きる。引っ張って動かして良くフックがちぎれないものだと感心する。
◆ 急な坂道では登坂力が不足して登れなくなり、別のトラックで引っ張って登り続けるのだからトラックの重連だ。整備がどのくらいされているのかは分からないが、そんな使われ方をするのだからトラックも可哀想だし、それに耐えるのも凄い。
◆ 今の日本では過積載のダンプは少なくないと思うが、取り締まりの緩かった昭和中期など海外の過酷な運用と同じような感じだったのかも。印象にあるのは千葉県のダンプで、開発が盛んだったのか?千葉方面に行くとどこでもダンプを見かけた。
◆ 平成23年のトラック台数を見ると、関東周辺では千葉と神奈川が多い。とは言っても札幌地区の半分以下なので、東京近郊は全国のレベルから見ると余り多くはない。北海道や九州が多いので地価の問題などがあるのかも知れない。昭和の時代に千葉でダンプが多かったのは、住宅や工業地帯などが盛んに作られたことや、近県から土砂が運ばれ捨てられた事によるものだとも言われる。
◆ バブル崩壊以降は大規模開発も少なくなったし、宅地造成も減少した。千葉県内にはバブル期の売れ残りの住宅地が沢山あり、今や区画も分からないほど草が生い茂っているのだそうだ。逆に言えばそれだけの新興住宅地を作った訳だから、相当な規模の開発が起きていたわけだ。
◆ 東京だと多摩ニュータウンなどがあり、あそこは集合住宅方式になっているのだが、町田市の奥の方とか川崎市の山側などは住宅地が凄い勢いで作られ、今でも売れ残りの区画が残ったままになっている。バブルを急激にぶっ壊して不況に陥れた橋本氏は、後に消費税の低減策を練るものの財務省の反対に遭って撃沈したのだった。
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