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続トヨタデザイン(1/7)
◆ 豊田章男氏はプリウスとレクサスグリルが嫌いだ。「TNGAの第一弾として重要な今回のプリウスについても、私はずっと言ってますよ、『カッコ悪い』って。主査の豊島には最後までそう言い続けました。」デザインは好みの問題なのだが安全性はそうではない。プリウスは危険だと豊田章男氏が言えば、多くの人の命が救われたはずである。

◆ デザインは好みの問題なのでBMWの巨大グリルだって、ワンボックスカーのオラオラグリルだって、それを好む人がいるから売るし、売れる。モデリスタの電飾パーツにしても、DADのステッカーにしても、それを崇拝する人がいるから存在しているのだ。

◆ モデリスタは結構派手で、それでも車検に通るという所が人気だ。特に電飾パーツは法の隙を突いたでもないのだが、よく考えられている。勿論ずっと車検に通るかどうか、車検制度が変わってしまえばそれで終わりだ。メーカ製の車体に標準的に付けられたものの多くは車検適合になる可能性が高いが、後付けはそうではない。

◆ 豊田章男氏による共通デザイン化、それはヤリスで大きな成功を収めた。そして第二次トヨタ共通デザインにシフトし、トンカチ頭が増えてきている。新共通デザインは2011年のフェラーリFFを意識したような感じで、クラウンはプロサングエと同じ風なところに行ったのが面白い。

◆ 若い女性が皆同じ顔に見えるというのはメイクのトレンドによるところも大きいわけだが、共通デザインもその時代の代表格みたいな感じだ。これは勿論トヨタ車が売れているからであって、売れない車がトレンドを作ろうとしても無理がある。

◆ 豊田章男氏が格好悪いというプリウスだが、4代目は歌舞伎顔がモチーフだとか。このデザインは日本でも海外でも酷いと言われ、築き上げたプリウスのイメージをぶち壊したとまで言われた。ベストカーでは「例えば2012年登場の14代目クラウンアスリートの「イナズマグリル」や、2015年登場の現行アルファードの「巨大銀歯グリルは、4代目プリウス同様、クルマ好きの間で大不評。」と書く。

◆ そんなデザインも「今なら受け入れられるかも知れない」と同記事では書いている。車の形や色にも時代によって流行があるので、その時代にマッチしたものを見つけなければならない。トヨタの場合は販売台数を活かして、トレンドを作ってしまう的な事が出来るのは凄いと思う。しかしトヨタデザインを明確に真似するメーカは現れず、そこまでの冒険は出来なかったと言うことだ。

◆ ライトの形状ではなくライトそのものとして、車幅灯の点灯に関するリコールがあった。ノアやボクシーの車幅灯を、ウインカに連動させない改造車同様にしちゃったんだったっけ。ユーザには好まれたと思うが保安基準には適合しないとされた。ライト関係だと他にもアダプティブ制御不良(ハリアーなど)があったり光軸不良(ノートなど)もあった。

◆ ダイハツを筆頭とするトヨタグループ車全般でライトがまぶしいと言われている。カットラインは綺麗に出ているのだろうが、上方への漏洩光が多い感じはする。これも規定があるので来ていないにある事は間違いないが、現実的にはまぶしいと感じられるわけだ。もう一つは光軸調整機能の有無によるもので、国交省は光軸調整機能の必須化を規定した。

◆ 光軸制御の仕組みはヘッドライト内にアクチュエータ(モータ)と車高センサで構成される。部材のコストもあるが、ヘッドライトユニットそのものや車両にセンサを付ける組み立て工数も増えてしまう。これらは1円単位でコストを削減する自動車メーカにとっては重い負担になる。

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