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フランス車はお得?(1/13)
◆ フランス車というとシトロエンやルノーが思い浮かぶ。いわゆる猫足などと呼ばれるしなやかで柔らかめのサスペンション、ではあるが、ルノー トゥインゴにしろルーテシアにしろかなりの運動性を披露する。
◆ 無駄をちりばめたようなギミックというか悪い冗談もフランス車なら許せるよね、みたいな一風変わったおしゃれ感など、乗るものを虜にしてしまう(?)魅力が詰まっている。
◆ そんなフランス車なのだがリセールが悪い、3年後の残価率が5〜6割しかないので乗り換えるにしてもなぁと考えてしまうわけだが、フランス車に乗ろうという人はフランス車が好きなので、リセールがどうのこうのなどは考えないのである。
◆ 中古が安いと言う事はフランス車を試してみようかなと思っている人にとって敷居が下がる事になり、一度乗ったらフランス車はやめられないねとなるのか、一度乗ったから二度と乗りたくないとなるのか試すには絶好である。
◆ ちなみにリセールバリューの低さはEVが代表的で、テスラの残価率は3年後で4割くらいだと言うからフランス車以下、より不人気なものと比較してどうするのかと言われそうではあるが、フランス車を過度に悲観する事もない、かな。
◆ フランス人は合理的考えを持っていると言われるが、それだったらドイツの方が合理的じゃないのと言いたくなる。でもここではフランス人の合理的精神とドイツのそれはちょっと違う。表現は難しいがフランス人の合理性は精神に表れ、ドイツの合理性は製品に表れるみたいなものかな。
◆ フランスに於ける建造物や自動車デザインのどこが合理的なのかと言いたくなるが、例えば自動車に関しては無駄な税金を払わなくて良い最小の税額で最大の効果を発揮するモデルが良いとされるとか。まあフランスは税金が高いからね、合理性以前に生き方の問題のような気もするけど。フランス人はよく言えば合理的だけれど、単にケチなだけだとも言われる。(フランスの自動車関連税は、いわゆる馬力課税)
◆ 古い車の信頼性はそれなりだけれど、ここ10年くらいのプジョーの信頼性ランキングは日産より上じゃなかったかな。輸入台数の少ない車は部品の納期が問題(本国取り寄せが多い)になるが、希少性とまでは言わないまでも、そんなフランス車こそ拘りなのだというファンも少なくはないだろう。
◆ ミニに乗って思うのは、見かける台数が多い事。石を投げればミニに当たるいでもないけれど、そこら中に走っている。これがもっと少ない台数であれば、ひねくれたオッサンが乗るに相応しいと思われもするだろうが、現状ではそう思われる事も少ない。
◆ でもフランス車だったらどうだろうか。おしゃれでかわいらしい女性のイメージがある一方で、ひねくれたオッサンにも似合う気がする。フランス車の中を覗いてみたら、スカーフなんか巻いちゃってちょっと昭和が入っているよね?的なファッションに身を包んだオッサンが、サングラスを外しながら出てきた、なんて。
◆ 塗色にしても室内カラーにしても派手ではないけれど、かといってありきたりではないアクセントがあるような所が、日本車やドイツ車とは異なる部分だ。みんながエコカーを買うから俺もエコカーだという人には絶対に乗れない車、助手席の足下にしまい忘れたFACOMのスパナが転がっている、みたいな尖ったオッサンに。
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