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ポータブル電源が安くなっている(4/21)
◆ 12VやAC100V出力の、Li-ionバッテリー内蔵電源の価格が下落傾向だ。EV失速でLi-ionバッテリーの価格が下がったことや、LFPが主流となりつつある事からLi-ionバッテリー搭載モデルの在庫処分が行われていることで安価に買うことが出来る。

◆ 以前にも書いたがNMCをLFPと表示して売るのが中華なので、ポータブル電源に関しては中を見てみないと分からない。単体のセルであれば電圧が表示されているので分かるのだが、組み込み品に関しては外からバッテリーセルを見る事が出来ない。

◆ Li-ionバッテリーでも全部が燃えるという事ではないのだが、何しろ1kWh程度の容量のものなので火を噴いたらただ事では済まない。モバイルバッテリー程度であれば床をこがすとか壁が黒くなった程度で済む場合もあるが、ポータブル電源が燃え始めたら相当ヤバいことになる。

◆ 使用しないときにはコンセントから外す(充電モードにしない)とか、長期間の保存の場合は充電率を下げておくなどの注意が必要だと取説に書かれているものもある。いつでも使えるように常に満充電状態を維持したくなるとは思うのだが、怪しげなものはこうした使用に耐えない。

◆ Li-ionバッテリーだからといって全てが危険なわけではないのは、例えばRoombaとかダイソンの掃除機は常に充電器に接続されている。したがって常に充電モードであっても過充電にならない仕組みがちゃんとしていれば、めったやたらに燃えるものではない。ただしそうした制御がどうなっているのかは分からないし、メーカの信頼性だって分からない。

◆ ウチでソーラーシステム用に使っているのはEV用のバッテリーなのだが、これだって燃やせば燃える。常に100%充電というわけではないのとセルバランサは付けているが、たまには各セルの電圧のばらつきくらいはチェックしないと行けないかも。

◆ ポータブル電源も1セル分の電圧で動いているものは、セルバランスが崩れようがないので安全性が高い。まあモバイルバッテリーも燃えるのだからセルバランスだけの問題ではないんだけど。3.7Vでポータブル電源を動かそうとすると1kVA出力だと300A近くの放電電流になるのでインバータの効率が上がらない。なので内部は12Vとか24Vやそれ以上の電圧になるようにセルを直列にしている。

◆ ポータブル電源によっては内部にサービス端子的な、各セルの電圧がチェック出来るような接点があるものがあるので、定期的にセルバランスをチェックすると安心感が増える。ポータブル電源をUPS代わりにしている人もいるようだが、これは常時通電状態になるので信頼出来るメーカのもの以外はやめた方が良い。

◆ 中身は中華製だと思うのだが、米国メーカのものも燃えているので、どれが危険かなどは分からない。発火事故を起こしてリコールになったメーカが5社あるが、その中の2社は既に姿を消している。その中にエコフローという企業があるのだが、ページを見ても会社概要などはなく特商法での表示を見ると銀座に拠点がある事は分かるがその程度だ。いずれの企業のページも要らぬ宣伝ダイアログが出てくる構成が似ているのは、ポータブル電源業界での流行とか?LFPが燃えないかと言えばそうでもなくて、燃えるときは燃える。ただ正帰還的に燃え方が激しくなっていくわけではないので、爆発的な燃焼にはなりにくい。

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