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遅効性フラッシング剤の効果(3/12)
◆ バーダルの遅効性エンジンフラッシング剤の効果を検証しているページがあり、ほぼ効果がなかったと結論づけていた。バーダルリングイーズを投入してから3,000km程度走行し、カムカバーとオイルパンを外してエンジン内部を観察していた。
◆ 別の動画でもほぼ同じテストが行われていて、そちらではワコーズのeクリーンプラスよりもバーダルリングイーズの方が多少効果があるとなっていたが、目立った効果はないとの事だった。
◆ バーダルリングイーズのテストをした方が、その後ワコーズのeクリーンプラスのテストも同様に行っていた。eクリーンプラスを投入して3,000km走行し、カムカバーとオイルパンを外してチェックしている。
◆ 結果は他の動画同様でエンジン内部の汚れを落とす効果は認められなかった。遅効性のエンジン内部洗浄剤は、エンジンオイルに含まれているのと同様な清浄成分を含んでいるのだが、だったら新しいエンジンオイルを入れれば汚れが落ちるみたいなものだ。強力な清浄剤を入れると潤滑性が落ちるので、遅効性洗浄剤として成立しなくなってしまう。
◆ eクリーンプラスを検証した動画は他にいくつもあるが、いずれも効果は認められなかったとしている。カムカバーを開けて詳細な写真で比較したりしているが、全くと言って良いほど(スラッジなどの様子は)変化していない。
◆ ものすごくスラッジの多いエンジンであれば効き目が分かる可能性もあるが、複数のテストでいずれも効果無しとされているので、普通のエンジンには効果がないのだろう。即効性フラッシング剤にはカーボンを溶かす効果はあるが、固着したスラッジやオイル焼けが落とせるわけではない。
◆ スラッジが溜まると落とすのは大変なのと、オイル管理が悪いとシール類からのオイル漏れの原因にもなる。スラッジが多い場合はそれが落ちてオイルストレーナを詰まらせる事がある。マツダのディーセル車も年式によってはストレーナが詰まる事がある。ストレーナが詰まるとオイルを吸い上げられなくなるので、油幕切れによってエンジンが焼き付く場合がある。
◆ ディーゼル車はオイルが汚れるので早めの交換が推奨されているが、オイル交換を怠ったりするとスラッジが溜まる。それが剥がれ落ちてストレーナに引っかかり、油圧が低下して警告灯が点灯する。マツダ車はストレーナの面積を広げるなどで対策が講じられていたと思う。
◆ ガソリンエンジン車の場合は余程管理が酷くない限りストレーナが詰まる事はないが、新車から3年間オイルを換えずに乗りっぱなしだった車などは、年式が新しくてもエンジン内部は汚い。これでオイルが吸い上げられなくなる事は殆どないが、HLAの動作不良だとかVVTの動作不良が引き起こされたりする。
◆ いずれも修理にはコストがかかるし部品単価も高く、4気筒エンジンで16個のHLA交換だと10万円は超えるんじゃないのかな。エンジン内を綺麗に保っていれば普通は故障しない部品なので、中古車を購入するときにはオイルフィラーキャップから中を覗いてみた方が良い。
◆ 即効性のフラッシング剤はトルエンと灯油の混合物みたいなもので、スラッジを溶かす効果は ある。ただスラッジが多いと洗浄液が飽和してしまうので効果が限定的になる。シンナーと灯油でフラッシング液を作って、エンジンクリーナでブシュッと吹き付けた方が手っ取り早い。
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