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軽自動車乗り出し350万円(12/26)
◆ 軽自動車も高くなったわけだが、新車の乗り出し価格で300万円は驚くに値しないようだ。車両本体価格は2百万円ほどなのだが、オプション類や諸経費を積み上げていくと最大では150万円もかかってしまう。メーカオプションはアラウンドビューモニタなどのセットで約30万円、これにカップホルダーとかプラズマクラスタとかUSB充電ポートとかが5万円、ディーラオプション?のドライブレコーダやETCが付くとオプション合計が40万円ほどになる。
◆ 他にETCセットアップ代だとかガラス撥水剤とかボディコーティング、これらはディーラの儲けになる部分だが、金額約30万円、高いなと思ったのは登録費用や税金関係で15万円弱だ。登録に関しては司法書士依頼が必須になるので、又金額が上がりそうだ。
◆ デリカミニが270万円以上で高いと言われたわけだが、アラウンドモニタが含まれていることを考えるとそんなものなのかも。それでも軽自動車が売れるわけだから、手頃なサイズが求められているのか?それとも税金の安さや車庫証明が要らない(都市部では必要)事が好感されているのか。
◆ 軽自動車でなければいけないから高くても軽自動車を買うわけだが、値段からしたらモデル3の中古が十分に買える。2020年モデルで走行が2.5万km、車検2年付で250万円以下だ。古いモデルやモデルSなら100万円前後でも買えるが、これは価格以下の価値しかないと思う。
◆ EVを中古で買うなら国産車にするか、テスラを買うなら修理代の覚悟が必要だ。バッテリー系が駄目になったらゴミにしかならないので、この点ハイリスクである。国産車であれば中古バッテリーを使うなどして修理が不可能ではないが、テスラはそうは行かない。
◆ 日産サクラも中古が増えてきていて、2年落ちで100万円位、安価なものだと80万円台で買える。軽自動車の中古としてはスズキのアルトより少し安いくらいの価格だ。どちらが実用的かと言ったらアルトになってしまうのだが、近所の買い物用と割り切れば、ガソリンスタンドに行くのが面倒だと思うならサクラもありかな。
◆ 軽自動車の新車価格が上がったので中古車価格も上がる。これは登録車でも同じなのだが、相場全体が上がっている感じだ。ただし1〜2年前と少し違ってきているのはハイパフォーマンスカーやアルファードなどの相場が下がったことではないだろうか。
◆ 残クレの秘密が暴かれたりDQNの数以上に市場に車が増えたりで、一時期のような強気の商売でもなくなった。ハイパフォーマンスカーは中古価格が新車以上だったわけだが、これも供給の安定を境にして下落することになる。下落と言っても極端に下がっているわけではないのだが、新車が買えるようになればあえて中古を選ぶこともなく、転売屋が買わなくなると新車が手に入りやすくなるというフィードバックだ。
◆ 中古相場はコロナ期の半導体不足などによってかき乱された感じだ。そのコロナ期の新車に関しては、ナビが付いていないとかACCが付かないとか、納期のかかる装備を省いた車も多く販売された。それらは中古市場でも値が落ちるわけなので、そうした車を狙えばお得というか割安感が出る。まあナビくらいであれば社外品を付けても良いとは思うが、社外品でカバー出来ないメーカオプション的なものが省かれていると本当に低価値になりそうで、日本市場で値が付きにくい車は海外に持って行かれるのだそうだ。
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