−AD-
専門家がやるべき仕事(5/12)
◆ 台湾では各大臣はその分野での専門的知識が必要とされるそうだ。これは当たり前の事ではあるのだが、少なくとも自民党政権では専門知識は重視されない。官僚に言わせれば知識のない大臣を言いくるめる事など簡単となる訳だし、大臣など任期が終われば去ってしまうが、我々はずっと仕事をしているから知識のレベルが違うと。
◆ 不況の日本の中で何の方針も示せなかった大臣に2012年〜2021年まで財務大臣の椅子に座っていた麻生太郎氏がいる。議員経験が長いと政治的な財務のあり方みたいなものは分かると思うのだが、数字の上での適正性などは中々難しい。岸田内閣では鈴木俊一氏が財務大臣となったが、この方も財務が専門ではない。
◆ 石破内閣では加藤勝信氏となり、この方は財務関係の知識があったわけだが総理が的確な指示を出せないという、もう何が何だか分からない内閣だった。そして高市内閣では片山さつき氏が財務大臣となり、総理の方針に従って財務省のコントロールが出来ている。
◆ 大臣候補なんて年功序列ではないが権力序列的に決められるとか、派閥の中での順番があるとかそんな風なのだからマトモな政治が出来ない。だから官僚が、日本を動かしているのは我々だと言うようになり、大臣がそれに理論的反論が出来なくなる。で、官僚の言っている事が理解出来ないので怒鳴り散らすしかなくなったのが、Xで法的制裁を加えるぞとやっている某議員だ。
◆ 政治家の多くは政治というか政治家になるための努力はするのだが、何が専門なのかと聞かれて明確に答えられる人が少ない。専門ではないにしても、少なくともその分野に長けていないとどうにもならない。族議員は族としての活動は得意だろうが本質には迫れない。族活動がメインになってしまうので、族の中では長であっても周りから見れば訳の分からない族なのだ。
◆ 若い人なら勉強をして知識を身につける事は出来ると思う。何も難しい計算をやれと言っているわけではなく、全体が見渡せて意味が分かれば良いのだから。所が爺さんとなるとそうは行かなくて、新しい事を覚えるのが難しい。官僚の言う事が理解出来ないようでは、どうにもならない。
◆ 民間の大企業の経営者は専門家でもある訳だが、KDDIの社長は技術屋で通信関係もよく分かっている。ドコモの前社長はサラブレッドと言えばサラブレッドで、電気光学を学んだものの後は事務屋として出世している。この差がネットワーク品質の維持に大きな違いを生んだのではないのか。
◆ 安いイメージで売るユニクロ、ソフトバンクも同じような手法で加入者を増やしたが、ソフトバンクは安っぽいイメージも作った。エリアが狭くても安いから仕方がないみたいなイメージだったが、結局最終的に利用者は他の事業者同様の金額を払う事になりソフトバンクは儲かった。ユニクロは一時期高級路線を目指したが失敗した。ユニクロはユニクロとして儲けるのが一番だったのである。
◆ トヨタ80点主義で若者が離れていったが、豊田章男氏は(時間はかかったが)それを取り戻した。万人受けはしないけれど、爺さん向けやDQN向けとターゲットを絞った。対する日産は何も出来ないまま失速した。大きな組織のトップに立つには、それなりの知識や経験が必要だと思う。当選回数が多いからとか資産家だからとか、そんな理由で大臣になっても何も出来ない。
昨日までの雑記は雑記置き場に移動しました。
Tnx! 117,041,522 Access