GPS付きレーダ探知機を買う(2)


久々にレーダ探知機を買ってみた。
とは言っても、今まで使用していたものに不満があるわけでは

なく、単に2年半前のこちらとの相違が見たかったに過ぎない。

と書いたのが2年前の1998年だった。

そして今2000年の10月も終わろうとしている今、又新たなレーダ探知機を買ってみた。

と書いてから1年以上が過ぎた。

そこでまたレーダ探知機を買ってみた(笑)
と、先月書いた。
が、そのRGP-10Nはどうも気に入らない点が多い。
で、RGP-10NはA160用になったという訳だ。
ただ、RGP-10NとRE-571Nを比較すると、感度や基本動作の点ではRE-571Nの方が優れている。
さて、今回購入したのはセルスター工業製のもの。
カタログスペック的にはサンヨーテクニカのものに惹かれたが、サンヨーテクニカの探知機には良い想い出がないのと、売価が3.8万円近くするという事で候補から外れた。
GPS搭載機としてはマルハマもいくつかのモデルを出しているが、こちらも価格が安いとは言えない。
こうして安物を買うから不満が多いのだという向きもあるだろうが、それが人柱ってモンよ(笑)購入したものはセルスターのSKY-03Mと言うもの。
価格は2万円+だった。

ユピテルのもののように速度感応型感度調整機能は付いていない(走行時間感応型は同社の特許)のが不満ではあるが、その代わりGPSによる速度関知LSC機能搭載だ。
これは40Km/h以下では警報を発しないようにするというもので、その速度は任意に設定出来る。
他の機能も盛りだくさんで、RGP-10Nにある機能は(自動感度調整以外)全て網羅されていると言っても良いほどだ。
他にもGPSによるNシステム警報(直前では赤外線受信による警報もある)なども付いていて、速度取り締まり機600箇所、Nシステム1400箇所のデータが内蔵されているという。
7セグLEDが付いていて、これによって(相当見にくいけれど)緯度と経度の表示も可能だ。
RGP-10Nと違って、バックアップ用バッテリは外付けされていない。
衛星の再捕捉速度は意外に早く、トンネルを抜けた後などはRGP-10Nより遙かに早い。
(但しコールドスタート時のそれは遅い※後述)感度も良好なようで、RGP-10Nが捕捉出来ない場所でもSKY-03MはGPSモードで動作していたりする。
これは、GPSアンテナがレーダ受信アンテナ側(つまり、通常の取り付けでフロントガラスの前方側)に付いている為かも知れない。
GPS衛星受信チャネル数はRGP-10Nの12チャネルに対して、SKY-03Mは16チャネル。
ま、これの違いは大きくないと思うけどね。
欲を言えばサンヨーテクニカ製のように、外部アンテナが使えれば文句ないのだが…と言うのも、レーダ探知機はLEDの点き方がハデなのでフロントガラス下部に付けていると目障りで仕方がないのだ。
RGP-10Nのように点滅表示ではない(レーダ受信機能が働いていることを示すLEDのみ点滅)のは良いが、それでも夜間はフロントガラスにLEDの光が写り込んで邪魔になる。
気に入らない点は、アラームだ。
レーダ探知部がブザーによる警報(ピッ)ではなく、単音メロディーか音声警告(危険です!、みたいな、聞いてて恥ずかしくなるような女声)しか選択出来ないのである。
私としてはピッチ可変のブザー音の方が良いのだが…RGP-10Nとの比較になるが、RGP-10Nはバックアップ用の電池が付いている。
このSKY-03Mには電池は付いていない様子で、コールドスタート時には衛星捕捉までに5分以上を要する場合がある。
高速道路のパーキングに車を停め、そこからスタートして1Kmも走った所にオービスがあるような状況だとヤバイかも知れない。
なので、電源をシガーライターから取らず常時電源とした方が良いだろう。
消費電流は100mA程度なので、長時間の駐車時のみスイッチを切っておけば良いのではないだろうか。
内部の写真は撮っていない(一部半田付けを外さないと、写真を撮っても基板の裏だけしか写らない)のだが、構造はRGP-10Nと大きく違う。
最大の違いはGPSアンテナである。
これが基板上に付いているのではなく、基板とは別体の金属板に付けられていて、基板とは電源重畳ケーブル一本で接続されている。
金属板に付けるのは、おそらくこれをグランドプレーンとして利用したいからだろう。
これのあるなしで随分感度が変わる。
と言う訳で、コイツはアンテナを分離&延長する事が出来そうである。
なおアンテナに関してはこちらのページが参考になるかも。


レーダ感度の方だが、やはりRE-571Nには及ばない。
SKY-03Mの感度を"中"に設定すると、RE-571Nの最大感度の半分程度の距離でしか警報が鳴り始めない。
とは言っても、直線路のレーダ式オービスでは1Km程度手前から鳴るので不満は少ないのだが…感度を"高"にした場合で、RE-571Nの最大感度の3割り落ちと言う所。
これはRGP-10Nとほぼ同じレベルであると言える。
首都高速狩り場線上りのレーダ式オービス(道路は直線ではない)では、RE-571Nが約1Km手前から鳴り始め、SKY-03Mは700mと言った所。
所がHシステムでは逆にRE-571Nの1割り増しほどの感度がある事が解った。
環状7号線葛西付近のHシステムで試した所、SKY-03Mの方がかなり手前から警報を発するし首都高速の13号地出口付近のHシステムでも同様だった。
CWレーダでの感度が低いと言うことは、街中で自動ドアに反応する機会が少ない事を意味していて、GPS利用のLSCと相まって極めて静かなのだ。
これは非常に有り難い。
何と言っても、恥ずかしい「危険です!危険、危険!!」の女声を聞かずに済むのだから。
もちろんLSCが働く、GPS衛星補足時に限られるのは言うまでもない。
ちなみに感度設定は(手動でしか変更出来ない)最高感度状態で常用している。
Nシステム受信感度も手動変更が可能なのだが、どうやらこれは単に特定の赤外線パワーを検出しているだけなのかもしれない。
RGP-10NやRE-571NがNシステムだけに反応するのに対し、SKY-03Mは高速道路料金所の赤外線カメラにもシッカリ反応して「Nシステムです!」と言う。
ちなみにNシステム検知はユピテルが特許出願中らしい…

GPS機能搭載レーダ探知機は、いわば第三世代。
最初のレーダ探知機はダイオードによる直接検波であり、次がスイープオシレータを使ったヘテロダイン式のもの。
そしてGPS搭載機として、このSKY-03Mは「価格の割には使える」と、私は評価する。