奥野ダムに行ってみる

旅行など

昨年に引き続き異例に暖かい冬、奥野ダムに行ってみた。
奥野ダムは伊東市にある小さなダムで、その割に観光客が多いのかいつも駐車場に車がいる。
そんなに良いところなのかなと思いながらも、いつも側の県道を通るだけだった。

天気も良いし暖かいというか暑い位なので、スカイウエイブでちょっと出かけてみた。
土曜日と言うことでダムの近くの駐車場は満車だった。
半袖の人もいて、11月も終わりが近いというのにその日の気温は20℃を超えていた。
ちなみに何日か前には静岡県で最も遅い夏日を記録した。

奥野ダムは昭和33年の狩野川台風による洪水で伊東市に被害が出たことから、水害対策や利水用(その後発電も)として作られたそうだ。

貯水量は1.1万トン460万トンだそうで、大きなダムではない。
奥多摩湖(小河内ダム)の貯水量は約1億トン、有名な黒部ダムは最大約2億トンである。

雨の多い時期にダム湖を見たこともあるが、さほど水は溜まっていなかった。
放水するほど水が溜まることがあるのかな?と思ったものだ。

放水路は横?に作られている。

堤防部分には放水用の施設がないので、なだらかな盛り土的な構造だ。

ダム湖の反対側を見ても、コンクリートの壁が立ちはだかるようなものではなく、そこにダムがあるよと言われなければ気づかない程度だ。

暖かい11月ではあるが、一部紅葉も見られた。
気候の関係で伊豆半島は余り紅葉が綺麗ではないが、モミジと銀杏は色づく。

ダムの堤防から離れた場所、ダム湖の上流側に散歩コース的な所がある。
ここにも駐車場があり、多くの車が止まっていた。
駐車場から少し歩くと吊り橋があった。
奥野ダムエコーブリッジと言うらしい。

銀杏が綺麗に色づいている。

この橋、下は川なのだが意外に高い。
観光用というか、遊歩道用に作った吊り橋のようだ。
地元の人がここを通る訳ではない。

銀杏の木はここだけで、他は普通の山である。

もっと上流に行ったところには、たぶん桜の木だと思うのだが、沢山植えられている。
春には花見が楽しめそうだ。
上流側にも、小さいながら何カ所か駐車場があった。

ダムには違いないのだが、ダム湖の周りを一周できるような道が出来ていたりするので、ちょっとした公園として整備されている感じも受けた。
小さなダム湖の周りの道は、一部は自動車が入れない遊歩道的な感じに整備されている。

花の広場、松川湖展望広場、梅の広場などと名付けられた場所がある。
ダムには必ずと言って良いほどある、資料館も出来ている。
資料館の周りにも桜の木がある。

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コメント

  1. レオナルドクマー より:

    >貯水量は1.1万トン

    さすがに、もっと多いようです。
    総貯水容量 5,100,000 m³
    有効貯水容量 4,600,000 m³
    日量33,250トンを伊東市の水道用に供給してるそうです。

  2. F&F より:

    本当ですね、ありがとうございます。
    どこを見て1.1万トンが出て来たんだろう…
    修正します

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