タイヤチェンジャのビードブレーカは中々強力である。
レバー比が2倍くらいになっているのだが、それでも3t位の力が出る。
この大きな力は大きな直径のシリンダから生まれるわけで、ちょっと中身を見てみたくなった。
トラブルがあるわけではないので開けることもないのだが、でも開けてみた。
この大きなアクチュエータはネジ2本で留まっているだけだ。
ネジを外してシリンダのシャフトを外せば取り外すことが出来る。

シリンダ部分とシリンダヘッド(蓋)は沢山のネジで留められている。
12本のネジを外していくと、デカいピストンが現れる。

シリンダの底を見てみるとグリスが見える。
黄色いグリスと黒いグリスが見えるので、黄色が元々付いていたもの、黒いのはモリブデングリスでも補充したと言うことだろうか。

荷重のかかる場所ではないのでモリブデングリスの必要は無い筈だが、何故だろう?
他の小さなアクチュエータにはアセンブリグリスみたいな、ブルーのものが塗られていた。
この底に溜まったグリスは綺麗に拭き取り、新たに少量のグリスを塗っておいた。
ピストンのシールも、このようにモリブデングリスっぽいものが見える。
このグリスを拭き取って綺麗にした。
特に硬化している様子もないので、適度にメンテナンスされていたのだろう。
ラベルを見ると製造から13年が経過しているので、使いっぱなしだとゴム類は硬化していても良い頃である。

ビードブレーカは手動のものも持っている。
スクータのタイヤ交換に活躍してくれたのだが、金属プレートがタイヤを面で押すような方向に付けられているので、相当力が必要だ。

最近のものはビードとホイールの間に金属板が入っていくようになっているので、上の写真のものよりは良いと思う。
上の写真のものはスクータのタイヤのビードを落とすのでも、レバー比が小さくて大変だった。

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