富士通の脱臭機のLEDが点滅している。
取説には故障だから修理に出せとしか書かれていない。
GROKに聞いた答えは明らかに誤っていて、geminiに聞くとイオン発生部の故障ではないかという。
そこで高圧電源を見てみる。

回路としては単純で、Tr1個の自励発振だ。
だったらトランジスタ1個で良いわけだが、裏面にはOpAmpも実装されている。

何を検出しているのか?
放電部にはカソードがあるだけで、何もセンシングはしていない。
発振回路の電流を見るならもっと単純な回路で良さそうだし、何をやっているのか。
何をやっているのか分からないが、回路を追うのも面倒なので修理は諦めた。
なお高電圧は発生していて、その電圧が正しいのか否かは不明なのだが、2mm位のギャップで放電する事は確認した。
この脱臭機の脱臭部はカーボンに見えるのだが、富士通は金属触媒だと言っている。
定期的にその金属触媒を加熱する事で、吸着した臭気を分解する。
このカーボン風金属触媒は、非公式には洗浄が可能で洗剤で洗うと性能が回復する。
イオン電極の他に放電管(185nmを放射する)による殺菌やオゾン発生(紫外線灯の所に活性炭フィルタがあるのでオゾンが出ていると思われる)の仕組みが搭載されている。
放電管の寿命は余り長くはないので、既に劣化が進んでいると思う。
だいぶ長い期間使ったので、このまま廃棄する事にする。
同型番のものは他に3台あるので、順次壊れていくんだろうなぁ。
脱臭機は他にTURNED Kがある。
これは光触媒と短波長光LEDで出来ていて、酸化チタンなどのプレートに紫外線を当てる事によって、プレート表面で正孔と電子が分離した状態となり、酸化及び還元が行われると説明されている。
数年前からこれが多く使われるようになったのは、短波長LEDの価格低下もあるだろう。
なお短波長LEDは寿命が長くはないので、やがて壊れる日が来る。
TURNED Kに関しては又後日。
富士通の脱臭機にはフィルタが付いているので、空気清浄機としても働く。
猫トイレの近くに脱臭機や空気清浄機を置いているが、猫トイレの粉塵がフィルタに溜まる。
微細な粉塵の除去という点では電気式集塵機が優れているが、家庭用としては余り売られていないのは価格が上がるからなのかな。
物理フィルタのメッシュを細かくしていけば集塵能力は向上するが、フィルタが詰まりやすくなる。
電気集塵式の場合は濾過と言うより吸着なので、フィルタ寿命が長い。
ウチの電気集塵式空気清浄機は30年近く前のもので、修理しながら使っている。
定期的に電極部分などは清掃しているのだが、ある時電極の汚れの少なさ、フィルタの汚れの少なさに気づいた。
いよいよ壊れたかと思って高圧を測ってみたら、電圧が出ていない。
高圧発生部が壊れると、当たり前ながら集塵能力は激減する。

通常のフィルタ式の空気清浄機もあるのだが、猫砂の粉塵などの集塵力は電気集塵式よりかなり劣るので、今は使っていない。
まあ電気集塵式空気清浄機の高圧発生部が壊れたので、今は普通のフィルタ式と同じなんだけど。
新品時価格が40万円以上もする電気集塵式空気清浄機の中古が売られている。
これでも良いのだけれど、高さ的に猫部屋(猫トイレの横)に置けないんだなぁ。
他にはダイニチの一部のモデルとか、AirDog位しかないのかな、電気集塵式は。

コメント