中古価格下落がニュースになるのか

アルファードの価格下落はだいぶ前から言われていた事だが、一般ニュースになるにはこの位のタイムラグが必要と言うことだ。

新車を買ってすぐに売りさばく人々が、既に儲けられなくなっていると嘆いていたのが1年以上前だ。
車両価格600万円の車が650万円で売れたぞと自慢げに語っていたのだが、税金だとか登録諸費用だとかオプション代を入れたら明らかな赤字である。

そんな話を聞いて、買って売れば儲かると思った人もいるはずだ。
しかし儲かるぞ儲かるぞと言われる頃に美味しい商売は終わっている、というのが転売にしても株にしても同じだ。
儲かるのならば他人に教えたりせず、自分でせっせと儲けるはずではないか。
自分で儲けたその後は、儲けのノウハウを有料で教えます的な情報商材ビジネスに走り、LINE登録して貰えれば秘密の情報を教えますと誘い、高額セミナーへのご招待だ。
これが情報商材ビジネスの最終形態だろう。

これはアルファードだけではなく他車でも言えたことで、新車転がしは既に美味しくなくなっていた。
中古価格下落は残クレ販売強化による需給バランスの変動だとか、イメージの悪化もある。
車の販売台数など流行と廃りの典型なので、飽きられたとか新型に人気がなかった程度の話で、しかしいずれの理由もこじつけに過ぎない。

プリウスにしたって一時期を過ぎれば売れ行きが鈍り、それがミサイル化のせいなのかどうかは分からない。
視界が悪く乗りにくいと言われながらも売れていた時期、視界が悪くて乗りにくいと言われて売れなくなった時期、車自体に変化はなくても需要に変化は起きる。
プリウスに変わって売れたのがアクアなのだが、そのアクアもヤリスの後塵を拝することになる。

トヨタ的には社内で販売数を食い合っていたのでは始まらない。
とは言ってもトヨタ車以外で売れているのは軽自動車くらいなので、これまた仕方がないか。

2026年8月の車名別新車ランキング

アルファード中古価格下落は、白タク摘発が原因だと唱える人もいる。
中国人による白タクがどのくらいの台数で、どの位の廃業率で、どれだけのアルファードが中古車市場に流れたのだろうか。
ちなみに昨年の白タク摘発数は132件だったそうだ。
コンサルを名乗る人の多くは、データを示さずに原因を確定しようとする傾向がある。

アルファードの新車販売台数は大きく変化していない。
しかし中古車の査定件数は大きく増加している。
この事から、新車需要は一定数があるのに対して売り急ぐ傾向が増えたと見ることが出来る。
従来は残価率が高かったので残クレ満期まで乗るとか、残クレでない場合でも1回車検を取るケースが多かったと言われる。
しかし中古価格が下落し始めたことで、早く手放さないと損失が増えると考える人が増える。

しかしDQNの数は一定数あるので、これまで買えなかった人が値の下がったアルファードに手を出すケースが増える。
こうして一定の価格が保たれるのが普通なのだが、その価格が高かったのがまさに需給バランスであったと言える。

コメント

タイトルとURLをコピーしました