リサイクルショップでHP04を買ってきた。
エラーが出ると書かれているが、どんなエラーなのかは不明だ。
早速持ち帰って試してみると、!マークが表示されて風すら出てこない。

液晶ディスプレイにエラーコードが表示され、それを調べれば故障箇所が分かるかと思ったのだが甘かった。
とりあえず開けてみるか。
と言ってもどこからバラすのかよく分からないので、底部から外していく。
底板を外すと首振り制御用のギアが見える。

透明な板を外すとスラストベアリングがある。
これは挟まっているだけなのですぐに外れたが、黒い板が外れない。

これって分解失敗というヤツだな。
裏にはネジも何もないのでこれ以上の分解が不可能だ。
と言うことで、今度は楕円形の送風部分を外してみる。
ちなみにネジは全部トルクスなので外すのが楽だ。
プラスねじだとカムアウトが起きるので力が要るのだが、この点トルクスは楽で良い。
ただし3種類のサイズのトルクスドライバが必要だけど。
風の出る部分を外すと送風機が見える。
ドーム状のものがそれで、これはスプリング(上部3本・下部3本)でフローティング設置されている。

ネジで留まっているわけではないので、吸入部分の爪3箇所を押して上に引き上がると抜けてくる。

抜くとこんな感じ。
透明の円形のものが見えるが、それが吸入部分に引っかかって固定されている。

ファンがあるのだが、これが固着していた。
少し手で動かしたら、パキッっと回るようになった。
いったん回れば普通に回転するので、何かが引っかかって固着したのだろう。
ファンユニットの入るケース部分とハウジングのクリアランスがかなり狭い。
これはインペラだけが回るのではなく、インペラと白っぽいハウジングは一体で回転する。

この白い部分が、ファンを納めている黒いパーツに接触していた。
クリアランスが広いと多少は空気が抜けるかも知れないが、インペラとハウジングの関係とは違うのでもっと広くすれば良いのに。
しかも固定方法が、押さえ付けられているだけ(爪やネジは付いていない)なので、ファンユニットが少しずれると接触する。

上の写真右側、インペラの入っているハウジング(白い所)と、左のケース部分の接触がない事を確認して組戻した。
せっかく下部を開けたので、上部からネジを外して完全に分解してみることにした。
下部には電源と首振り用のモータが入っているだけで、面白そうなものは無い。
アルミの電極的ものは何だろう?

あとは組み立てていくだけなのだが、ファンユニットを装着するのに手間取った。
ファンユニットはスプリングで支えられているだけなので、押し込んで回転させるとスプリングが外れてしまう。
バネが外れるメカニズムが分かったので、透明のリングがずれないように、回転方向に力を加えないようにして嵌める。

モータの配線を上手く収めるには、ファンのユニットを押し込みながら回転させたい。
しかし回転させるとバネが外れるおそれがある。
回転させないと電線のコネクタやグロメットを嵌め込むのがちょっと手間だ。
ファンユニットと筐体側にはゴムのグロメットもあり、ここが結構固い。
ダイソン製としては掃除機も分解したことがあって、それに比較したら機構は良く出来ている。
掃除機は分解性も組み立て性も良くないのだが、この空気清浄機は意外に組み立て性が良い。
なのだが、この部分だけは少し苦労した。
組み立てが完了し、アプリから制御してみると正常に動作した。
何だ、簡単に直るではないか。
これだったら安価なジャンクを買ってくれば、ウチの古い空気清浄機をリプレイス出来る。
ちなみにダイソンのこれ、エアフィルタの通気抵抗はそこそこある。
エアフィルタ無しの場合と、エアフィルタ装着時では風量が結構違う。

ダイソンのアプリはかなり不安定で、強制終了が度々起きる。
ダイソンのページを見ても、最新のスマートフォンを使えとかアプリのアップデートを待てくらいしか書かれていない。
フィルタのリセットはアプリから出来ない(アプリが落ちてしまう)し、製品のファームアップデートも現状では出来ない。
古いスマートフォンでやってみてもダメだ。
ダイソンに聞いてみると…

結局の所アプリがアップデートされるのを待てとの事だった。
同様の症状は多く報告されているのか?たいした質問もされずにアプリ側の不具合みたいな話になった。
その後色々いじっていると、別の設定項目からフィルタのリセットを個別に(ペーパフィルタとカーボンフィルタを一緒には出来ない)行えば出来る事が分かった。
修理完了に気をよくした私は、再びジャンクに手を出したのだった。
今回修理したこれと異なるのは、電源を入れた途端に!マークが表示される事だ。
分解してみるとファンの固着はなく、どこが不良なのかが分からない。
そこでLCDの付いたコントロールボード自体を、今回直したものと入れ替えてみた。

修理した方は正常動作品なのだが、それでもエラー表示が消えなかった。
ボード内の不良だと思うのだが、CPU自体は(!が表示されるので)動いていると思われる。

CPUボードを元に戻せば動作するので、CPUボードの不良以外には考えられない。
これは修理が面倒というか、部品取り用にしてしまった方が良いかな。
ほら、もう一台ジャンクを買ってきて、それを修理するために使うとか。
エラーコードを見てみたくなって、リモコンを入手した。
サードパーティ製で7百円弱だった。
CPUボードがダメそうなのでフォルトコードが表示されるかどうかは分からないが、とりあえずやってみる。

リモコンから操作するとステータスを読む事が出来た。
iボタンを押すと次の画面に切り替わる。


内部のフィルタの情報だとか仕向地コードだとか、WiFiの接続状態なども読める。
オレンジの方がエラーコードで、006はメイン基板、009はWiFi PCBかヒータPCB関係だ。
Common Error Code Categories
Most error codes point to specific internal hardware components that may require a reset or professional repair:
- 002 codes: Motor or bucket assembly issues.
- 003, 005, 006 codes: Main PCB (Printed Circuit Board) assembly failure.
- 004 codes: LCD display or main PCB fault.
- 007 codes: Power supply unit or DC inlet assembly.
- 008 codes: Dust or internal sensor PCB malfunction.
- 009 codes: Wi-Fi PCB, heater PCB, or heating element fault.
CPUボードの不良は分かるのだがその内容までは分からない。
CPUボードはAliexpressで売られているのだが、価格的には中古動作品を買った方がお得だ。

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