BMW/TYPE-FXS(4)

使えるものかどうなのか?実際に取り付けてみることにする。
取り付けは車両のディスプレイ部分を外して行う。
外し方はこちらにある。
このページではLCDディスプレイの付いていない車両を分解しているので、実際には少し異なる。
ただ分解は難しいものではなく、手順通りに外していけば良い。

ディスプレイ側を外すと、車両側のコントローラ部が見える。
RF系と思われるコネクタもあり、WiFiのアンテナコネクタには何も付けられていなかった。
確かこれ、アンテナを付けてソフトの設定を変えるとWiFi経由でスマートフォンの画面のミラーリングとかAppleCarPLAYが出来るんだったかな。 AppleCarPLAYは追加ソフトを購入する必要があり、US$70ほどの価格だそうだ。
メーカオプション価格は13万円位だったかな。

車両側コネクタの配線は図の通りなので、線を半田付けして信号を横取りする。
このコネクタはロックレバーが付いているので、それを起こしてコネクタを外す。
TYPE-FXSはCAN信号を読んでいるだけで、CANに対して信号は出していない。

何かを操作してTYPE-FXSのリレーが動作すれば、TYPE-FXSの画像が映る状態になったと言える。
DIP SWをいじりながら車両側のショートカットボタンを押すと、リレーが動作してAV1の表示が現れた。
DIP SWは2/4/9/10をONにした。
たぶんこれでNTSCのビデオ信号を入れれば映ると思うのだが、ウチにNTSC出力の機器がない…
だったらバックモニタでも付けてみようか。
とりあえずAmazonで安物の防水カメラを買ってみることにした。

純正オプションではバックカメラとフロントカメラがあるらしい。
フロントカメラって何に使うんだろう?
サイドカメラなら未だ分かるけど。

山道で他の車とすれ違うことを考えると、サイドカメラは役立ちそうだ。
ジムニーは四角い車だったので、サイドミラーで視界が確保出来た。
しかしミニはそうではない。

純正バックカメラには線(ガイドライン)が表示されて、ステアリングを切るとその線も曲がる。
つまり車両が走行するラインを示している訳だが、それって線がないと分からないものなのかな?
a/tackのインタフェースではこのラインが表示されるが、TYPE-FXSは表示されないのかも。

設定は大丈夫だと思うので、元通りに組み付ける。
TYPE-FXSは車両のコントローラのヒートシンク面に貼り付けた。
LVDSインタフェースには同軸ケーブルも含まれていて、これが少し長いのでスポンジテープを巻いておく。
スポンジテープは隙間テープの高級版?みたいなもので、線が振動などで他のものに触れてカチカチ音がしたり、擦れ音がするのを防止する為だ。 いつでもバラせる所なら良いが、そうでない部分は異音対策をしておいた方が良い。



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コメント

  1. kaz3 より:

    フロントカメラは、見通しの悪い路地から出るときに先の状況がわかるように180度見えるカメラが付いているようです。

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