ステアリングが外れない(2)

外れてしまえばあとは簡単、ステアリングホイールをシャフトから抜く。
止められているボルトは対辺16mmだ。
16mm?
そんなソケットは持っていない…
困ったなぁ。
ウチにあるソケットを引っかき回すと、プラグレンチがあった。
これが対辺16mmだったので、コイツを使ってステアリングホイールのボルトを抜いた。
ミニには対辺16mmとか18mmのネジが他でも使われているようなので、工具を買っておかなくては。

あとは新しいステアリングをはめ込むが、BMWはスプラインが均等ではないので、ステアリングの位置は狂わない。
新しいステアリングにはマルチファンクションスイッチが付いている。
コネクタは同一で、スイッチ情報はCANに流す仕組みだ。

コネクタを接続し、テープで落ちないように止めて動作テストをする。
CANが2本と電源の線が1本増えている。
マルチファンクションスイッチを有効にするには、VO(Vehicle Order)の書き換えが必要だ。
これはBimmerCodeアプリでは出来ず、別のソフトウエアで行う必要がある。
BimmerCodeで出来るのは音量のUP/DOWNの有効化位だ。
従ってテストはホーンが鳴るか、スイッチのバックライトが点灯するか、程度になる。
なおバックライトコントロールも、一応CANベースでの制御の筈だ。

最後にエアバッグユニットをパチンとはめ込んで完成だ。
構造的にはネジ止めにして貰いたいところだが、新車組み立て時の手間を考えるとはめ込みなんだろうな。


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